RedCat 51 III vs Askar SQA55 vs SQA60 Pro 徹底比較|250〜280mm ペッツバールの選び方
RedCat 51 III vs Askar SQA55 vs SQA60 Pro 徹底比較|250〜280mm ペッツバールの選び方
焦点距離 250〜280mm・F5 前後のフルサイズ対応ペッツバールという同じ土俵に立つ 3 機種、William Optics RedCat 51 III(公式の現行名称は Cat 51 WIFD)、Askar SQA55、Askar SQA60 Pro。カタログの数字は近く見えますが、実際に運用したときに効いてくる差は「ZWO EAF の付け方」「総重量」「イメージサークル」の 3 点に集約されます。RedCat 51 III と SQA60 Pro はラック&ピニオン式で EAF をシャフトに直結でき、SQA55 はヘリコイド式のため MXL タイミングベルトを介します。総重量は SQA55 2.18kg → RedCat 51 III 2.38kg → SQA60 Pro 3.54kg と、SQA60 Pro だけが 1kg 以上重い階層です。本記事はメーカー公式製品ページと公式マニュアル PDF のみを根拠に、3 機種を全項目で並べます。
取扱状況について先にお断りします。本記事執筆時点(2026 年 8 月)で、天体ショップがお取り扱いしているのは Askar SQA55 のみです。RedCat 51 III(William Optics)と Askar SQA60 Pro はお取り扱いがございません。それでも本記事は、公平な比較材料としてご覧いただけるよう、3 機種を同じ基準で並べています。SQA60 Pro のお取り扱い可否については記事末の公式 LINE からお問い合わせください。
① 全項目スペック比較表
すべてメーカー公式製品ページおよび公式マニュアル PDF の値です。販売店サイトにしか載っていない数値は採用していません。
| 項目 | RedCat 51 III (Cat 51 WIFD) |
Askar SQA55 | Askar SQA60 Pro |
|---|---|---|---|
| 口径 | 51mm | 55mm | 60mm |
| 焦点距離 | 250mm | 264mm | 276mm |
| F 値 | f/4.9 | f/4.8 | f/4.6 |
| 光学構成 | 4 枚玉ペッツバール | 5 枚玉エアスペース ペッツバール APO (SD 1 枚+ED 1 枚) |
6 枚玉エアスペース ペッツバール APO (SD 2 枚) |
| イメージサークル | 48mm | 44mm(フルサイズ対応) | 44mm(フルサイズ対応) |
| フォーカサー方式 | WIFD ラック&ピニオン (公式に「EAF 対応」明記) |
二速ヘリコイド (微動・粗動を独立操作) |
高精度ラック&ピニオン 二速 (公式に電動フォーカサー対応明記) |
| フォーカス行程 | 0〜23mm | 微動 ±1mm(粗動は距離目盛) | 25mm(ドローチューブに精密目盛) |
| EAF の取付方式 |
シャフト直結 ZWO EAF Mounting Bracket + 5〜6mm フレキシブルカップリング |
ベルト駆動 粗動ハンドホイールの MXL 歯 + SQA55 AF Kit |
シャフト直結 モーターブラケット(M4)+ フレキシブルカップリング |
| バックフォーカス | 55 ± 3mm 推奨 | 50〜60mm(推奨 55mm) | 41〜66mm(推奨 55mm) |
| OTA 重量 | 1.77kg | 1.84kg | 2.79kg |
| 総重量 | 2.38kg | 2.18kg | 3.54kg |
| 全長 | 298mm | 316mm(フード込)/244mm(フードなし) | 283mm |
| フード | 公式仕様表に記載なし | スロット固定・逆付け収納可 | 固定式 |
| 前面フィルターねじ | 公式仕様表に記載なし | M67 | Ø82mm |
| 後端接続 | M48 カメラアダプター付属 | M48×0.75 アダプター (2 インチフィルターねじ内蔵) |
M48 アダプター(M48×0.75) (2 インチフィルターねじ内蔵) |
| 絞り | 公式仕様表に記載なし | F4.8〜F22 段階調整リング(目盛付) | 公式仕様表に記載なし |
| 360° ローテーター | 公式仕様表に記載なし | あり(独立ロックスクリュー・目盛刻印) | あり(ロックスクリュー付・公式寸法図に明記) |
| アリガタ | Vixen ↔ Arca-Swiss 両対応 | Vixen 規格 200mm | Vixen 規格 290mm |
| 付属ケース | ソフトキャリーケース | 軍用グレード防水ハンドキャリーケース | オックスフォード布ケース |
| 天体ショップ取扱 | なし | あり | なし |
出典: William Optics 公式 Cat 51 WIFD("4-Element Petzval" / "48mm image circle" / "WIFD R&P Focuser Compatible with EAF" / "0-23mm focuser travel" / "298mm tube length" / "1.77kg OTA, 2.38kg total" / "Vixen ↔︎ Arca-Swiss")/William Optics 公式サポート Cat 51 WIFD("a back spacing of 55 ± 3 mm is recommended")/Askar SQA55 User's Manual("aperture of 55mm, a focal length of 264mm, and a native focal ratio of F4.8" / "quintuplet air-spaced design, including 1 piece of SD glass and 1 piece of ED glass. It supports 44mm full-frame imaging" / "between 50mm and 60mm connection distance" / "Total length:316mm (including dew shield); 244mm (without dew shield)" / "OTA weight:1.84kg" / "Total weight:2.18kg" / "M67 filter thread" / "The aperture range of the SQA55 is from F22 to F4.8")/Askar SQA60 pro User's Manual(2026-05-20)("a 60mm aperture, 276mm focal length, and f/4.6 focal ratio" / "sextuplet air-spaced design that includes 2 pieces of SD glass and supports full-frame imaging" / "Between 41mm and 66mm connection distance" / "Total length: 283mm" / "OTA weight: 2.79kg" / "Gross weight (Including tube ring&dovetail plate): 3.54kg" / "built-in Ø82mm filter thread at the front" / "standard Vixen-style 290mm dovetail plate")/Sharpstar 公式 SQA60 Pro 製品ページ
② 光学設計とイメージサークル — 「枚数」より「四隅の余裕」を見る
3 機種とも「フラットナー不要のペッツバール」で共通
まず前提として、3 機種はいずれもペッツバール構造です。像面を平坦化するレンズ群を鏡筒内に内蔵しているため、別売のフラットナーやレデューサーを買い足さずに単体で撮影に入れます。SQA55 と SQA60 Pro の公式マニュアルは、この点を「ユーザーはバックフォーカスの具体的な計算をする必要がない」と明記しています。
出典: Askar SQA55 User's Manual("The SQA55 is a petzval lens structure, due to the self-flattened design, users do not need to calculate specific back focus")/Askar SQA60 pro User's Manual("The SQA60pro has a Petzval structure, eliminating the need for additional calculation of the back focus.")
レンズ枚数は 4 → 5 → 6 と増える
RedCat 51 III が 4 枚玉ペッツバール、SQA55 が SD ガラス 1 枚と ED ガラス 1 枚を含む 5 枚玉エアスペースペッツバール APO、SQA60 Pro が SD ガラス 2 枚を含む 6 枚玉エアスペースペッツバール APO です。
ただし「枚数が多いほど良い」と単純化するのは誤りです。枚数はあくまで設計手段であり、実際の星像性能は各社の公表する評価値や実写でしか判断できません。弊社では 3 機種を同一条件で撮り比べていないため、本記事では星像の優劣について断定的な比較は行いません。
出典: William Optics 公式 Cat 51 WIFD("4-Element Petzval")/Askar SQA55 User's Manual("quintuplet air-spaced design, including 1 piece of SD glass and 1 piece of ED glass")/Askar SQA60 pro User's Manual("sextuplet air-spaced design that includes 2 pieces of SD glass")
イメージサークルは RedCat 51 III の 48mm が最大
ここは明確に差がつきます。RedCat 51 III のイメージサークルは公式値 48mm、SQA55 と SQA60 Pro はともに 44mm です。フルサイズセンサーの対角は約 43.3mm ですから、3 機種すべてフルサイズをカバーします。そのうえで 48mm は四隅により余裕がある、という関係です。
実務的な意味は次のとおりです。
- APS-C(対角約 28mm)・4/3 型(対角約 21.6mm)が主力なら、44mm と 48mm の差は実質ゼロ。この軸で選ぶ必要はありません。
- フルサイズで四隅までシビアに追い込むなら、余裕のある 48mm が有利です。ただしイメージサークルはあくまで設計上のカバー範囲であり、四隅の星像品質そのものを保証する数値ではありません。
出典: William Optics 公式 Cat 51 WIFD("48mm image circle"、フルフレーム/APS-C 対応)/Askar SQA55 User's Manual("It supports 44mm full-frame imaging.")/Askar SQA60 pro User's Manual("Format specifications: Full frame(44mm)")
焦点距離の差は「選び分けの理由」にならない
250mm・264mm・276mm。最も短い RedCat 51 III と最も長い SQA60 Pro の差は 26mm、率にして約 10% です。北アメリカ星雲やアンドロメダ銀河のような大型天体を狙う焦点距離帯において、この差でフレームに入る・入らないが変わることはまずありません。焦点距離ではなく、この後の ③〜⑤ の軸で選んでください。
③ ZWO EAF の付け方 — 3 機種で最も大きな実務差
本記事で最も重要なセクションです。電動フォーカサーの取り付け方は鏡筒のフォーカサー方式で決まり、必要な部品も手順も変わります。3 機種は「直結型 2 機種」対「ベルト駆動型 1 機種」に分かれます。
共通の前提|EAF 本体だけでは、どの鏡筒にも付かない
症状:EAF 本体が届いたが、鏡筒に固定する手段がない。
原因:ZWO EAF はモーターユニット単体で、鏡筒ごとに異なるブラケットまたはキットが別途必要。
対処:ZWO 公式マニュアルの汎用手順は「鏡筒フォーカサーの粗動ノブを適切なサイズのレンチで外す → フォーカサーシャフトにフレキシブルカップリングを取り付けてロックスクリューを締める → EAF 本体をカップラーに取り付ける → EAF 本体をブラケットに固定し、ブラケットをフォーカサー側の対応する取付穴に固定する」。この「ブラケット」と「カップリング」が鏡筒ごとに異なります。
出典: ZWO EAF Detailed Installation Manual V2.4("Remove the coarse adjustment knob of the telescope focuser using a suitable sized wrench" / "Install the flexible coupling on the telescope focuser shaft and tighten the lock screw" / "Attach the focuser body to the flexible coupler and tighten the lock screw" / "Secure the EAF body to the bracket and the bracket to the matching mounting holes in the focuser assembly")
RedCat 51 III|ラック&ピニオン直結(専用ブラケット必要)
方式:シャフト直結。
手順:フォーカサー下部のテンションスクリューを外す → 温度計付きノブ近くのトップカバースクリューを外す(2025 年 6 月以降のモデルではこのスクリューは省略)→ 内側のノブスクリュー 2 本を緩める → 温度計ノブを外す → シャフトの平面(フラット面)を穴側に向ける → 5〜6mm のフレキシブルカップリングを取り付け、ロックスクリューの 1 本がフラット面に噛むようにする → EAF 本体を取り付け内側スクリュー 2 本で固定 → M4 ブラケットスクリュー 4 本を位置合わせして締める。
必要部品:公式アクセサリー欄に「ZWO EAF Mounting Bracket」が掲載されています。
出典: William Optics 公式サポート Cat 51 WIFD(EAF 取付手順・アクセサリー欄)
Askar SQA60 Pro|ラック&ピニオン直結(公式マニュアルに 7 手順を図解)
方式:シャフト直結。公式マニュアルは「高精度ラック&ピニオン二速フォーカサーで、市販のほとんどの電動フォーカサーのアップグレードに対応できる」と明記しています。
手順(公式マニュアル図解):① サムスクリューを外す → ② 2mm の六角レンチで粗動調整ノブを外す → ③ モーターブラケットを載せ、指定の穴に標準 M4 ネジをねじ込む(この時点ではまだ固定しない)→ ④ 適切なフレキシブルカップリングを選んでネジを締める → ⑤ EAF(別売)をフレキシブルカップリングに挿入し、カップリング端のロックスクリューを締める → ⑥ EAF 取付ネジを締める → ⑦ 最後に M4 固定ネジを締める。
補足:マニュアルの「フォーカサーロックスクリュー位置図」には、②が Bottom Load Adjustment Screw、③が Bottom Locking Screw、そして①④⑤の 3 箇所が電動フォーカスブラケットの取り付けに使用できると記載されています。
出典: Askar SQA60 pro User's Manual(2026-05-20)("The SQA60 pro focuser is a high-precision, rack-and-pinion dual-speed focuser that can be compatible with most electronic focuser upgrades." / "Steps of Installing EAF" ①〜⑦ 図解 / "The Focuser Locking Screw Position Diagram" の "①④⑤ can be used for electric focusing bracket installation")
Askar SQA55|ヘリコイド+ MXL タイミングベルト駆動(AF Kit 必要)
方式:ベルト駆動。
原因:SQA55 は微動と粗動を独立して回せる二速式ヘリコイドフォーカサーで、外に出るシャフトがありません。そのかわり粗動ハンドホイールに MXL 型のタイミング歯があらかじめ切ってあり、タイミングベルトで電動フォーカサーを取り付けられる設計になっています。
対処:純正の「SQA55 AF Kit」を使います。長さの異なる MXL 同期ベルト 4 本、MXL 同期プーリー 2 個、アダプターブラケット 1 個、L 字中空プレート 2 枚、六角レンチ 3 本、各種ネジがセットです。公式ページは対応フォーカサーとして ZWO EAF Pro と ToupTek 製電動フォーカサーを実名で挙げ、加えて「ブランド制限なくほぼすべての電動フォーカサーに使える」としています。L 字プレートが中空設計なのは、Pegasus Astro のようにネジ穴間隔が広いフォーカサーにも間隔を調整して対応するためです。テンショナープーリーによりベルトのバックラッシュを抑える構造も備えます。
出典: Askar SQA55 User's Manual("The SQA55 adopts a dual-speed focuser design, with both fine and coarse adjustments that can be adjusted independently." / "The coarse adjustment handwheel is equipped with MXL-type timing teeth, which can be used with a timing belt to mount an electronic focuser.")/Sharpstar 公式 SQA55 AF Kit("4 MXL synchronous belts of different lengths, 2 MXL synchronous pulleys, 1 adapter bracket, 2 L-shaped hollow plates, 3 different types of Allen wrenches" / ZWO EAF Pro・Touptek を実名記載 / "almost all brands of electronic focusers")
どちらの方式が有利か
結論を先に言うと、「直結型のほうが手数が少なく、ベルト駆動のほうが汎用性が高い」という関係で、優劣ではありません。
| 観点 | 直結型(RedCat 51 III / SQA60 Pro) | ベルト駆動型(SQA55) |
|---|---|---|
| 介在する部品 | ブラケット+フレキシブルカップリング | ブラケット+プーリー 2 個+ベルト+テンショナー |
| 調整箇所 | カップリングの軸芯とロックスクリューのフラット面合わせ | ベルト長の選択とテンション調整 |
| 取付位置の自由度 | フォーカサー軸の位置に固定される | ベルト長を変えれば取付位置をずらせる(他アクセサリーとの干渉回避に有利) |
| 他ブランド機との互換 | カップリング径とブラケット穴に依存 | L 字中空プレートで穴間隔を調整でき、対応幅が広い |
出典: William Optics 公式サポート Cat 51 WIFD/Askar SQA60 pro User's Manual/Sharpstar 公式 SQA55 AF Kit(取付位置の変更可・L 字中空プレートによる穴間隔調整・テンショナーによるバックラッシュ抑制)
EAF 本体はどちらを選ぶか
ZWO の現行 EAF は標準モデルと EAF Pro の 2 機種で、耐荷重 5kg・ステップ分解能 約 2.812μm/ステップ・USB Type-C(5V 500mA)は共通です。EAF Pro のみ Bluetooth 5.0、内蔵リチウム電池、本体側の手動フォーカスボタン、電源スイッチを備えます。重量は標準 215g/Pro 258g。
本記事の 3 機種は OTA 1.77〜2.79kg で、いずれも耐荷重 5kg に対して余裕があります。したがって選択の基準は耐荷重ではなく「鏡筒まわりの配線を減らしたいか」です。無線とバッテリーで 1 本減らしたいなら EAF Pro、有線でシンプルにまとめるなら標準モデルで十分です。
出典: ZWO 公式 EAF 製品ページ(Max Load "5kg(11.02lbs)" / "≈2.812μm / per step" / USB Type-C 5V 500mA / EAF Pro のみ Bluetooth 5.0・内蔵リチウム電池・本体手動フォーカスボタン・電源スイッチ / 215g・258g)
④ 総重量 3.54kg の壁 — SQA60 Pro だけが別階層
スペック表で最も見落とされやすく、しかし購入後に効いてくるのが重量です。
| 機種 | OTA | 総重量(バンド・アリガタ込) | SQA55 との差 |
|---|---|---|---|
| Askar SQA55 | 1.84kg | 2.18kg | — |
| RedCat 51 III | 1.77kg | 2.38kg | +0.20kg |
| Askar SQA60 Pro | 2.79kg | 3.54kg | +1.36kg |
出典: William Optics 公式 Cat 51 WIFD("1.77kg OTA, 2.38kg total")/Askar SQA55 User's Manual("OTA weight:1.84kg" / "Total weight:2.18kg")/Askar SQA60 pro User's Manual("The SQA60pro OTA weighs 2.79kg, and the standard package (including the dovetail plate) weighs 3.54kg.")
この 1.36kg が意味すること
症状:鏡筒だけを見て赤道儀を選び、カメラ・EAF・ガイド鏡・ASIAIR を載せたら搭載可能重量を超えていた。
原因:鏡筒の総重量に、撮影系一式の重量が上乗せされることを計算に入れていない。
対処:SQA60 Pro を選ぶ場合は、総重量 3.54kg に「カメラ本体+アダプター類」「ZWO EAF(215g または 258g)」「ガイド鏡+ガイドカメラ」「ASIAIR 等のコントローラー」「ケーブル類」を積み上げた合計を出し、赤道儀の搭載可能重量と突き合わせてください。SQA55 なら同じ計算のスタート地点が 2.18kg で、1.36kg 分の余裕があります。
出典: 重量値は上記 3 機種の公式仕様。撮影系を積み上げて赤道儀の搭載可能重量と突き合わせる考え方は、各社公式マニュアルに個別の記載はなく、一般的な運用上の考え方として記載しています
ポータブル運用・遠征では SQA55 が有利
SQA55 はフードを逆向きに鏡筒へ収納できるため、不使用時は全長 316mm から 244mm まで縮みます。ハンドルはクイックリリース設計で工具なしに着脱でき、Vixen 規格 200mm アリガタの底部にも手回しネジとクイックリリースノブが付いています。付属ケースは軍用グレードの防水ハンドキャリーケースです。
対して SQA60 Pro のフードは固定式で、全長 283mm は縮みません。アリガタは 290mm と長く、付属はオックスフォード布ケースです。収納サイズと展開の速さを重視するなら SQA55、剛性と据え置き運用を重視するなら SQA60 Pro という性格の違いが出ます。
出典: Askar SQA55 User's Manual("The lens hood is fixed by a slot, when it's not in use, it can be stored on the lens barrel in reverse to reduce the overall volume" / "The handle is a quick-release design and can be removed and installed without additional tools." / "standard Vixen-style 200mm dovetail plate is designed with hand screws and a quick-release knob" / "a military-grade waterproof hand-carrying case")/Askar SQA60 pro User's Manual("The SQA60pro designs a fixed lens hood" / "Total length: 283mm" / "standard Vixen-style 290mm dovetail plate" / "an Oxford cloth bag")
⑤ バックフォーカスの許容幅 — 機材を挟むほど SQA60 Pro が効く
症状:フィルターホイールやオフアキシスガイダーを追加したら合焦しなくなった、または四隅の星が伸びた。
原因:ペッツバール/フラットナー設計は所定のバックフォーカスを前提に補正が最適化されており、光路長がその範囲を外れると補正が崩れる。
対処:3 機種の許容範囲を把握したうえで、カメラ本体+アダプター+フィルターホイール+ OAG の合計光路長を先に計算してください。
| 機種 | 許容範囲 | 推奨値 | 幅 |
|---|---|---|---|
| RedCat 51 III | 55 ± 3mm(=52〜58mm) | 55mm | 6mm |
| Askar SQA55 | 50〜60mm | 55mm | 10mm |
| Askar SQA60 Pro | 41〜66mm | 55mm | 25mm |
出典: William Optics 公式サポート Cat 51 WIFD("a back spacing of 55 ± 3 mm is recommended to limit drawtube extension and reduce the risk of light leakage.")/Askar SQA55 User's Manual("between 50mm and 60mm connection distance ... (The recommended connection length is 55mm.)")/Askar SQA60 pro User's Manual("Rear-end connection distance: Support 41-66mm range (Recommended connection length is 55mm)")
SQA60 Pro の 25mm という幅は、RedCat 51 III の 6mm に対して 4 倍以上です。冷却カメラ+電動フィルターホイール+ OAG のように光路長が積み上がる構成や、複数のカメラを付け替えて運用する方にとっては、この余裕が実用上のメリットになります。逆に、カメラ 1 台を M48 で直付けするだけの構成なら、3 機種とも推奨 55mm で組めるため差は出ません。
フォーカス行程の違いも押さえておく
RedCat 51 III のフォーカストラベルは 0〜23mm、SQA60 Pro は 25mm でドローチューブに精密目盛が刻まれています。SQA55 はヘリコイド式で、微動の行程が ±1mm(中央指標点とロックスクリュー付き)、粗動側にはインチとメートルの両方で撮影距離の目盛が刻まれています。SQA55 の粗動を無限遠マークまで回すと天体撮影用の合焦位置になり、無限遠マークを超えてもまだ余裕が残る設計と公式マニュアルは説明しています。
出典: William Optics 公式 Cat 51 WIFD("0-23mm focuser travel")/Askar SQA60 pro User's Manual("It features a 25mm travel with a finely engraved scale on the drawtube.")/Askar SQA55 User's Manual("The fine adjustment designs a central indicator point, a focusing travel of ±1mm, and a locking screw." / "The coarse adjustment is engraved with a reference scale for focusing distance in both imperial and metric markings." / "For astrophotography, the coarse adjustment can be rotated to the infinity mark for focusing, and there is still a certain amount of leeway after the infinity mark.")
⑥ 取り回しの差 — フィルター・ローテーター・ファインダー・絞り
前面フィルターねじ|M67(SQA55)と Ø82mm(SQA60 Pro)
SQA55 は前面に M67 のフィルターねじを備え、カメラ用フィルターを装着できます。SQA60 Pro は前面に Ø82mm のフィルターねじを内蔵しており、公式マニュアルは「ほとんどの写真用フィルターに対応し、撮影の必要に応じて自由に交換できる」と説明しています。すでに手持ちの写真用フィルターがある方は、この口径の違いが実費に直結します。
出典: Askar SQA55 User's Manual("The front of the lens is designed with an M67 filter thread which can be connected to camera filters")/Askar SQA60 pro User's Manual("The SQA60pro features a built-in Ø82mm filter thread at the front, compatible with most photographic filters, allowing users to freely swap filters based on their shooting needs.")
360° ローテーター|SQA55・SQA60 Pro はともに内蔵
SQA55 は鏡筒本体と 360° ローテーターがそれぞれ独立したロックスクリューを持ち、日中撮影では全体を回し、天体撮影では高精度ローテーターだけを独立して回せます。ローテーターには目盛が刻まれており、角度の調整と再現が容易です。SQA60 Pro も公式寸法図に「360° rotator」と「360° rotator locking screw」が明記されています。
RedCat 51 III については、William Optics 公式の仕様表・サポートページにローテーターに関する記載が見当たらないため、本記事では有無を断定しません。
出典: Askar SQA55 User's Manual("The SQA55 lens tube and 360° rotator both have independent locking screws. ... the rotator is engraved with a scale, which is convenient for adjusting and saving the angle.")/Askar SQA60 pro User's Manual(Product Size Diagram に "360°rotator" "360°rotator locking screw" を明記)
ファインダー台座|SQA60 Pro はフォーカサー両側に配置
SQA55 はハンドルに多機能ファインダー台座スロットを備え、各種天体用アクセサリーを取り付けられます。鏡筒後部には 4 つの多機能クイックリリース台座もあります。SQA60 Pro は鏡筒バンド上部のキャリーハンドルに多機能ファインダースロットがあるほか、フォーカサーの両側にファインダーベースが配置されており、分解せずにファインダーの位置を変えたり他のアクセサリーを取り付けたりできます。
出典: Askar SQA55 User's Manual("The handle features a multifunctional finder scope base slot that can mount a variety of astronomical accessories." / "Four multi-functional quick-release bases on the rear of the lens tube")/Askar SQA60 pro User's Manual("SQA60 pro tube rings feature a multi-function finder slot on the top carry handle" / "Finder bases are located on both sides of the focuser, allowing you to switch the finder's position or mount other accessories without any disassembly.")
絞り|段階絞りリングを持つのは SQA55 のみ
SQA55 は F22 から F4.8 までの段階調整リングを備え、鏡筒に目盛が刻まれています。公式マニュアルは、この段階式リングが「誤って触れてしまうことを防ぎ、調整したパラメーターを保存できる」設計だと説明しています。昼間の風景撮影に転用する際に効く機能です。RedCat 51 III と SQA60 Pro については、公式仕様表に絞り機構の記載がないため本記事では触れません。
出典: Askar SQA55 User's Manual("The aperture range of the SQA55 is from F22 to F4.8, with a graded adjustment ring and a scale labeled on the lens tube to prevent accidental touching and save the adjustment parameters.")
鏡筒バンドの向きに注意(SQA60 Pro)
症状:鏡筒バンドを締めても座りが悪い、鏡筒が正しく固定できない。
原因:SQA60 Pro の鏡筒バンド内側には段付き構造があり、向きが決まっている。
対処:公式マニュアルは「段付きの側が必ずフォーカサー端を向くようにしてください」と明記しています。組み立て時に確認してください。
出典: Askar SQA60 pro User's Manual("On the inside of the tube rings there's a stepped structure. Please make sure the stepped side faces the focuser end.")
⑦ 用途別の結論 — この 3 機種はこう選び分ける
フルサイズで四隅を最優先するなら RedCat 51 III
イメージサークル 48mm は 3 機種で唯一の数値です。総重量 2.38kg と軽量な部類で、フォーカサーは公式に EAF 対応と明記されたラック&ピニオン。バックフォーカスの許容幅は 55±3mm と最も狭いため、カメラを M48 で直付けするシンプルな構成に向きます。ただし天体ショップではお取り扱いがございません。
軽さ・収納性・昼夜兼用なら Askar SQA55
総重量 2.18kg は 3 機種で最軽量。フードを逆付けすれば全長 244mm まで縮み、工具不要のクイックリリース機構と防水ハードケースで遠征運用に向きます。F4.8〜F22 の段階絞りリングは 3 機種で唯一で、昼間の風景撮影にも転用できます。EAF 化には SQA55 AF Kit が必要ですが、ベルト駆動ゆえに取付位置をずらせるため、ガイド鏡やコントローラーとの干渉を避けやすいという利点もあります。3 機種のうち、天体ショップでお取り扱いしているのはこの SQA55 です。
拡張性・機材の積み増しを見込むなら Askar SQA60 Pro
バックフォーカス 41〜66mm の余裕、25mm のフォーカス行程、フォーカサー両側のファインダーベース、Ø82mm の前面フィルターねじ、そして EAF をシャフト直結できるラック&ピニオン二速フォーカサー。冷却カメラ+フィルターホイール+ OAG まで積み上げる本格構成を前提にするなら、この余裕が効きます。代償は総重量 3.54kg と固定式フード。赤道儀の搭載可能重量を先に確認してください。こちらも天体ショップではお取り扱いがございません。
選び分けの早見
| こだわりたいこと | 向いている機種 | 理由 |
|---|---|---|
| フルサイズの四隅 | RedCat 51 III | イメージサークル 48mm(他 2 機種は 44mm) |
| とにかく軽く小さく | Askar SQA55 | 総重量 2.18kg・フード逆付けで全長 244mm |
| 昼間の写真にも使いたい | Askar SQA55 | F4.8〜F22 段階絞りリング(3 機種で唯一) |
| EAF 取付を最短手数で | RedCat 51 III / SQA60 Pro | ラック&ピニオンでシャフト直結(ベルト不要) |
| 機材を積み増したい | Askar SQA60 Pro | バックフォーカス 41〜66mm(幅 25mm) |
| 小型赤道儀に載せたい | Askar SQA55 / RedCat 51 III | 総重量 2.18kg/2.38kg(SQA60 Pro は 3.54kg) |
出典: 本表の根拠数値はすべて ① のスペック比較表に同じ(William Optics 公式 Cat 51 WIFD/同公式サポート/Askar SQA55 User's Manual/Askar SQA60 pro User's Manual)
⑧ 発注前チェックリスト
チェック 1|EAF の取付キットを見積もりに入れたか
症状:EAF 本体は届いたが、鏡筒に固定できない。
原因:EAF はモーターユニット単体で、鏡筒ごとのブラケットまたは AF Kit が必ず別途必要。
対処:SQA55 なら SQA55 AF Kit、RedCat 51 III なら ZWO EAF Mounting Bracket 相当品とフレキシブルカップリング、SQA60 Pro ならモーターブラケットとフレキシブルカップリングを同時に手配してください。
出典: Sharpstar 公式 SQA55 AF Kit/William Optics 公式サポート Cat 51 WIFD(アクセサリー欄に "ZWO EAF Mounting Bracket")/Askar SQA60 pro User's Manual("Insert the EAF(optional) into the flexible coupling" = EAF は別売)
チェック 2|赤道儀の搭載可能重量に収まるか
症状:追尾が乱れる、風でぶれる、極軸合わせが安定しない。
原因:鏡筒+カメラ+ EAF +ガイド系の合計が赤道儀の余裕を超えている。
対処:鏡筒の総重量(SQA55 2.18kg/RedCat 51 III 2.38kg/SQA60 Pro 3.54kg)を起点に、撮影系一式を積み上げてから赤道儀を選定してください。
出典: 重量値は各機種の公式仕様(上記 ④ 参照)。積み上げ計算の考え方自体は各社公式マニュアルに個別記載がなく、一般的な運用上の考え方として記載しています
チェック 3|合計光路長がバックフォーカスの許容範囲に入るか
症状:ピントは合うのに四隅の星が伸びる。
原因:ペッツバール設計の前提バックフォーカスから外れている。
対処:カメラ本体+アダプター+フィルターホイール+ OAG の合計を計算し、RedCat 51 III は 52〜58mm、SQA55 は 50〜60mm、SQA60 Pro は 41〜66mm の範囲に収めてください(推奨はいずれも 55mm)。
出典: William Optics 公式サポート Cat 51 WIFD/Askar SQA55 User's Manual/Askar SQA60 pro User's Manual
チェック 4|フォーカサーのテンションを締めすぎていないか
症状:電動フォーカサーが脱調する、異音がする、動きが渋い。
原因:フォーカサーのテンションスクリューを締めすぎている。
対処:William Optics は公式サポートで「電動フォーカサーで運用する際はフォーカサーのテンションを締めすぎないこと。過度なテンションはフォーカサー機構を破損させる可能性がある」と明記しています。ラック&ピニオン式全般に通じる注意点です。
出典: William Optics 公式サポート Cat 51 WIFD("When operating the telescope with a motorized focuser, do not overtighten the focuser tension. Excessive tension may damage the focuser mechanism.")
チェック 5|手持ちの旧世代 EAF を使う予定か
症状:手持ちの EAF を繋いだが電源が入らない。
原因:旧世代 EAF と現行世代で電源方式が異なる。
対処:ZWO EAF Manual V2.4 に記載された旧世代 EAF の電源要件は 11〜15V(DC 12V @0.5A 推奨)、コネクタは 5.5mm × 2.1mm センタープラス、データは USB 2.0、センサー/ハンドコントローラー端子は 3.5mm オーディオです。現行世代の USB Type-C(5V 500mA)とは別物のため、12V 電源ケーブルの用意が必要です。
出典: ZWO EAF Detailed Installation Manual V2.4 §EAF Specifications("Power Requirements: Voltage Range: 11~15V. DC 12V@0.5A Recommended. Connector - 5.5mm*2.1mm Centre Positive" / "Data Interface: USB 2.0" / "Sensor/Hand Controller Interface: 3.5mm audio, Centre Positive")/ZWO 公式 EAF 製品ページ(現行世代は USB Type-C 5V 500mA)
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本記事で扱った商品(天体ショップ取扱分)
- Askar SQA55 鏡筒 — 264mm F4.8・5 枚玉ペッツバール・F4.8〜F22 段階絞り・防水ハードケース付属。
- Askar SQA55 AF kit — SQA55 を電動フォーカス化する純正キット。MXL 同期ベルト・プーリー一式。
- ZWO NEW EAF オートフォーカサー スタンダードモデル — 有線構成でシンプルにまとめたい方向け。
- ZWO EAF Pro オートフォーカサー — Bluetooth 5.0 とバッテリーを内蔵し、鏡筒まわりの配線を減らせるモデル。
RedCat 51 III(William Optics)と Askar SQA60 Pro は、本記事執筆時点で天体ショップのお取り扱いがございません。SQA60 Pro のお取り扱い可否については、公式 LINE またはメールでお問い合わせください。
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最終更新: 2026-08-19/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は William Optics 公式製品ページ・William Optics 公式サポート(Cat 51 WIFD マニュアル)・Askar SQA55 User's Manual・Askar SQA60 pro User's Manual・Sharpstar 公式製品ページ・ZWO 公式製品ページ・ZWO EAF Detailed Installation Manual V2.4 に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 3 機種のうち、天体ショップで買えるのはどれですか?
A. 本記事執筆時点(2026 年 8 月)では Askar SQA55 のみお取り扱いしております。RedCat 51 III(William Optics)と Askar SQA60 Pro はお取り扱いがございません。SQA60 Pro のお取り扱い可否については公式 LINE またはメールでお問い合わせください。
Q. 焦点距離 250mm・264mm・276mm の違いは撮影に影響しますか?
A. ほとんど影響しません。最も短い RedCat 51 III と最も長い SQA60 Pro の差は 26mm、率にして約 10% です。この焦点距離帯で狙う大型天体において、この差でフレームに収まる・収まらないが変わることはまずありません。焦点距離以外の軸で選んでください。
Q. ZWO EAF が一番簡単に付くのはどれですか?
A. RedCat 51 III と Askar SQA60 Pro です。どちらもラック&ピニオン式で、粗動ノブを外してフレキシブルカップリングでシャフトに直結できます。Askar SQA55 はヘリコイド式のため、粗動ハンドホイールの MXL 歯にタイミングベルトを掛ける SQA55 AF Kit が必要です。ただし、どの機種でも EAF 本体だけでは取り付けできず、鏡筒側のブラケットまたはキットが別途必要な点は共通です。
Q. SQA55 のベルト駆動は精度で不利になりませんか?
A. SQA55 AF Kit にはテンショナープーリーが含まれており、Sharpstar 公式ページはこれが同期ベルトのバックラッシュを解消するためのものだと説明しています。またベルト駆動には、取り付け位置をずらして他のアクセサリーとの干渉を避けられるという直結型にはない利点もあります。
Q. SQA60 Pro の 3.54kg はどのくらい重いのですか?
A. SQA55 の総重量 2.18kg に対して 1.36kg 重く、RedCat 51 III の 2.38kg に対しても 1.16kg 重い計算です。ここにカメラ・EAF・ガイド鏡・コントローラー・ケーブルが加算されますので、小型のハーモニックドライブ赤道儀やポータブル赤道儀をお使いの場合は、搭載可能重量を先にご確認ください。
Q. イメージサークル 44mm でフルサイズカメラは使えますか?
A. 使えます。フルサイズセンサーの対角は約 43.3mm なので 44mm のイメージサークル内に収まります。RedCat 51 III の 48mm は四隅により余裕がある、という関係です。APS-C(対角約 28mm)や 4/3 型(対角約 21.6mm)が主力であれば、実用上の差は生じません。
Q. バックフォーカスの許容幅が広いと何が嬉しいのですか?
A. カメラ本体だけでなく、電動フィルターホイールやオフアキシスガイダーを光路に挟むと合計光路長が増えます。SQA60 Pro は 41〜66mm と 25mm の幅があるため、こうした機材を積み増しても許容範囲に収めやすくなります。カメラを M48 で直付けするだけの構成であれば、3 機種とも推奨 55mm で組めるので差は出ません。
Q. 3 機種の星像はどれが一番良いのですか?
A. 天体ショップでは 3 機種を同一条件で撮り比べていないため、星像の優劣について断定的な比較は行いません。レンズ枚数(4 枚/5 枚/6 枚)は設計手段であって、枚数が多いほど良いという単純な関係ではありません。本記事はメーカー公式が公表している仕様のみを比較対象としています。
Q. 昼間の風景撮影にも使いたいのですが、どれが向いていますか?
A. Askar SQA55 です。3 機種で唯一 F4.8 から F22 までの段階絞りリングを備え、鏡筒に目盛が刻まれています。前面には M67 のフィルターねじがあり、カメラ用フィルターも装着できます。
参考にした一次情報
- William Optics 公式 Cat 51 WIFD 製品ページ(RedCat 51 現行世代の仕様表)
- William Optics 公式サポート Cat 51 WIFD(マニュアル・バックフォーカス・ZWO EAF 取付手順・アクセサリー)
- Sharpstar(Askar)公式 SQA55 製品ページ
- Sharpstar(Askar)公式 SQA55 AF Kit 製品ページ
- Sharpstar(Askar)公式 SQA60 Pro 製品ページ
- Askar 公式ダウンロードセンター(Askar SQA55 User's Manual/Askar SQA60 pro User's Manual〈2026-05-20〉の入手元)
- ZWO 公式 EAF(EAF / EAF Pro)製品ページ
- ZWO EAF Detailed Installation Manual V2.4(PDF)
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最終更新: 2026-08-19/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は William Optics 公式製品ページ・William Optics 公式サポート(Cat 51 WIFD マニュアル)・Askar SQA55 User's Manual・Askar SQA60 pro User's Manual・Sharpstar 公式製品ページ・ZWO 公式製品ページ・ZWO EAF Detailed Installation Manual V2.4 に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。