ZWO T2-Tilter-II 使い方・撮影設定|チルト補正アダプター完全ガイド
ZWO T2-Tilter-II 使い方・撮影設定|チルト補正アダプター完全ガイド
ZWO T2-Tilter-II は、カメラのセンサー面をわずかに傾けて「星像の四隅崩れ」や「Hα 太陽撮影のニュートンリング」を軽減するための、T2(M42×0.75)ネジ両面インターフェイスの補正アダプターです。本記事では、ZWO 公式マニュアル・公式ブログの記述だけを根拠に、対応カメラ/組み立て順序/Hα 撮影用途/ディープスカイ用途/ASTAP を用いた計測手順/M54-Tilter や Sensor Tilt Plate との使い分けまで、実際の撮影に必要な使い方と設定を通しで解説します。
① そもそも T2-Tilter-II は何を解決する道具か
ZWO 公式製品ページでは、T2-Tilter-II の用途は次の 2 点だと明記されています。「mainly used to reduce newton ring when imaging ha-solar(Hα 太陽撮影時のニュートンリング低減のために使用)」と、「also used to adjust the camera imaging plane by rotating the six bolts(6 本のボルトを回してカメラの結像面を調整する)」。前者は太陽撮影特有の干渉縞対策、後者はディープスカイ撮影で「四隅の星が伸びる/片流れする」ときのセンサー傾き補正です。
出典: ZWO 公式 New T2 Tilter 製品ページ(Description)/ZWO USA 公式製品ページ(両ページに同文の用途記述あり)
用途 A|Hα 太陽撮影のニュートンリング低減
症状:Hα の狭帯域撮影で、画像に虹色ではない濃淡の同心円状のリング(ニュートンリング)が乗る。フラット処理では消えない。
原因:Hα フィルターやセンサー保護ガラス・AR コート面が互いに近接する平行な光路上にあり、単色光下で干渉が発生する。
対処:本アダプターでカメラをごく僅かに傾け、干渉条件を崩す。ZWO 公式が明記する「本製品は主に Hα 太陽撮影でのニュートンリング低減用途」に沿った使い方です。
出典: ZWO 公式 T2 Tilter 製品ページ(Description 冒頭「mainly used to reduce newton ring when imaging ha-solar」)
用途 B|ディープスカイ撮影のセンサー傾き補正
症状:ピントが合っているのに、画面の特定コーナーだけ星が伸びる/流れる/膨らむ。フラットナーやレデューサーの推奨バックフォーカスは合わせているのに崩れが直らない。
原因:ZWO 公式が挙げる Field Tilt の主因は「光軸ズレ、フラットナー/レデューサーそのもの、間のアダプター、センサー面の傾き」。センサー起因かどうかを切り分けたうえで本アダプターで補正します。
対処:6 本のボルト(3 組の押し引き)を回して結像面を回転させ、四隅の星像が揃うポイントを探す(後述の④・⑥参照)。
出典: ZWO 公式ブログ Reason of Field Tilt problems and how to solve it(Field tilt の原因列挙)
② 製品仕様と付属品
本体スペックと同梱物は ZWO 公式ページ(US/本家とも同一記述)で確認できます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 本体直径 | 78mm |
| 本体厚み | 11mm(T2-T2 アダプター無し時) |
| 同梱 T2-T2 アダプター厚み | 2mm |
| インターフェイス | T2(M42×0.75 ネジ)両面 |
| 調整ボルト | 6 本(3 組の押し引き構造) |
| EFW 接続 | ZWO 2" EFW 用の複数ネジ穴を搭載(新バージョンでの追加機能) |
出典: ZWO 公式 T2 Tilter 製品ページ Specifications/ZWO USA 公式製品ページ
付属品リスト
| アイテム | 数 | 用途 |
|---|---|---|
| T2 Tilter 本体 | 1 | 中核部品 |
| T2-T2 アダプター | 1 | 非冷却機(ASI178/290/224/120 など)で必要 |
| 六角レンチ | 1 | 調整ボルト回し用(同梱) |
| 調整ネジ | 6 | 押し引き調整用の本体ネジ |
出典: ZWO 公式 T2 Tilter 製品ページ Package(T2 tilter ×1、T2-T2 adapter ×1、Hexagon wrench ×1、Screw ×6)
③ 対応カメラと接続方法
ZWO 公式ページは、対応可否と接続方法を機種ごとに明示しています。ここは購入前に必ず確認すべき点です。
| カメラ区分 | 代表機種 | T2-Tilter-II の使い方 |
|---|---|---|
| 冷却機(対応) | ASI294/ASI1600/ASI183/ASI533 | 本体に 直接ねじ込み(T2-T2 アダプター不要) |
| 非冷却機(対応) | ASI178/ASI290/ASI224/ASI120 | 同梱の T2-T2 アダプター(2mm)を先に噛ませて装着 |
| 非対応 | ASI071/ASI2600/ASI6200 | 本アダプター使用不可。M54-Tilter または Sensor Tilt Plate を用いる(後述⑨) |
出典: ZWO 公式 T2 Tilter 製品ページ Compatibility(All ASI cameras except ASI071, ASI2600 and ASI6200 と記述)
④ 光路組み立て手順
ディープスカイ用の代表的な光路順序は「カメラ ← T2-Tilter-II ← (EFW/フィルターホイール)← OAG ← レデューサー/フラットナー ← 鏡筒」です。T2-Tilter-II はできるだけカメラに近い側に入れます(センサー面そのものを傾けるために、Tilter より後ろにレンズ系が入らないようにします)。
組み立て時の必読ポイント
- バックフォーカス管理: ZWO の「ASI Camera 55mm Back Focus Solution」ページでは、「バックフォーカス 56mm」を典型構成として提示し、T2-M48(16.5mm)+ M48-M42、または M48-M48(16.5mm)の組合せが基本と明記されています。T2-Tilter-II 本体 11mm+(該当機では)T2-T2 アダプター 2mm の分をアダプター構成から差し引いて、フラットナー/レデューサーの推奨バックフォーカスを維持してください。
- フィルターサイズ: APS-C 冷却カメラでは、ZWO は 2" または 36mm フィルターホイール/フィルタードロワーの使用を推奨しています。小口径フィルターはビネッティング(周辺減光)の原因になります。
- T2 は M42×0.75: 見た目は同じ M42 でも、レンズマウント側の M42×1.0 とはピッチが異なります。取り違えて無理に締めないでください。
出典: ZWO 公式「ASI Camera 55mm Back Focus Solution 2025 Updated Version」(バックフォーカス 56mm/T2-M48 16.5mm+M48-M42/APS-C は 2" or 36mm フィルターホイール推奨)
⑤ Hα 太陽撮影:ニュートンリング低減の使い方
ZWO 公式が明記する本製品の第一用途です。Hα の狭帯域(単色光)撮影では、フィルターとセンサー保護ガラス・AR ガラス面が近接した平行光路を形成し、干渉によって濃淡の同心円状リングが撮像に現れます。フラット補正で消えないのが特徴で、光路そのものに変化を与える必要があります。
Step 1|Tilter を装着して素の撮像を取る
まずは 6 本のボルトが均等な状態で 1 枚撮影し、リングの位置・強度を確認します。ボルトが均等な段階ではセンサー面はほぼ平行のままなので、ここではリング低減効果はまだ期待できません。
出典: ZWO 公式 T2 Tilter 製品ページ Description(「reduce newton ring when imaging ha-solar」)
Step 2|ごく僅かに傾ける
3 組(片側 2 本ずつ)の押し引きのうち、1 組を選び、片方を 少しだけ押し込み、対向側を同量だけ緩めます。これでセンサー面が僅かに傾き、干渉条件が崩れます。太陽像本体のピント位置は殆どずれない程度の量から試すのがコツです。
出典: ZWO 公式 T2 Tilter 製品ページ Description(「adjust the camera imaging plane by rotating the six bolts」)
Step 3|再撮像 → 消えなければ別方向・別量で試す
ライブビューで再撮像し、リングが消えるか薄れるかを確認します。効かない場合は同組で押し引き量を増やす、または別の組に切り替えて方向を変えます。ZWO の公式ページはこの反復手順を「rotating the six bolts」で行う設計と説明しています。フラットフィールドではニュートンリングは消えない性質のため、光学系側で干渉条件を変えるこのアプローチが用途に合っています。
出典: ZWO USA 公式 T2 Tilter 製品ページ(同記述の英文原本を掲載)
⑥ ディープスカイ撮影:センサー傾き補正の使い方
四隅の星像が伸びる/片流れするとき、原因はセンサー傾きだけでなく光学系側にもあります。ZWO 公式ブログ「Reason of Field Tilt problems and how to solve it」に沿って、切り分け → 補正 の順で進めます。
Step 1|180°回転テストで起因を切り分ける
ZWO 公式は次の手順を明記しています。「Rotate the camera 180 degrees while the telescope remains stationary, then photograph the same field.」(鏡筒を動かさず、カメラを 180°回して同じ天域を再撮影する)。
| 180°回転後の見え方 | 起因 | 対処方針 |
|---|---|---|
| 崩れが同じ位置に残る | カメラセンサーの傾き | T2-Tilter-II で補正(本記事の Step 2 以降) |
| 崩れが 180°回転して追随する | 鏡筒・光学系側の傾き | フラットナー/レデューサー/アダプター側の点検(先に疑わしいアダプターを外して直結で再撮影) |
出典: ZWO 公式ブログ Reason of Field Tilt problems and how to solve it(180°回転テスト/疑わしいアダプターを外して直結の記述)
Step 2|6 本ボルトの押し引き構造を理解する
6 本のボルトは、対向する 2 本が「押し引きの 1 組」として働きます。片方を押し込むと反対側は同じ量だけ緩める、というのが基本操作です。これを 3 組行うことでセンサー面をあらゆる方向に傾けられます。
出典: ZWO 公式 T2 Tilter 製品ページ Description(「rotating the six bolts in the main camera body when the sensor plane is uneven」)
Step 3|微調整して四隅の星像が揃うまで反復
ZWO 公式ブログは、調整のワークフローを「星像を撮る → 該当するフランジ調整ネジを動かす → 再撮像して比較 → 四隅が揃うまで反復」と明示しています。1 回に大きく動かさず、少量ずつ動かして再撮像することを推奨しています。
出典: ZWO 公式ブログ Reason of Field Tilt problems and how to solve it(「Take another image after the sensor tilt adjustment, compare the new image」)
⑦ ASTAP でチルトを測る(測定ツール)
「星像で判断」だけでは主観が入ります。無料の ASTAP(Astrometric Stacking Program)は、公式ドキュメント上で HFD(Half Flux Diameter)を用いた画像品質評価と、Curvature and tilt indication 機能を提供しています。撮って出しのライト画像 1 枚をドラッグして Inspector を回すだけで、視野各所の HFD 分布から傾きの傾向を読み取れます。
ASTAP でチルトを確認する手順
- ASTAP 公式サイトから本体と G17 スターデータベースをダウンロードして導入する。
- 調整前のディープスカイのライト画像(できれば FITS)を 1 枚 ASTAP に読み込む。
- Inspector タブ(または F5)を開いて解析を実行する。HFD の値(小さいほど良い)と、視野内の分布を確認する。
- T2-Tilter-II を微調整して同じ天域・同じ露出で 1 枚撮影する。
- 再度 ASTAP の Inspector に読み込み、HFD 分布が均一化する方向に向かっているかで、調整の当たり方向を確認する。
出典: ASTAP 公式ドキュメント(hnsky.org)(HFD は "the image median HFD. The lower the value, the better" と定義/Curvature and tilt indication 機能を明記)
なお、ASTAP のティルト百分率の「合格閾値」を巷では見かけますが、hnsky.org の一次ドキュメントには具体閾値の明記が確認できませんでした。本記事では数値を出さず、「調整前と調整後の傾向比較」に絞って運用することをおすすめします。
⑧ 調整のコツ・注意事項
コツ①|1 セッションで完結させる
気温変化や機材の付け外しで結果が変わるため、可能なら 1 セッション内で「初期撮像 → 補正 → 再撮像 → 微修正」を通しでやります。
コツ②|Hα 太陽用途はごく僅かでよい
ニュートンリング低減のための傾きはごく僅かで足りるとされます(干渉条件を崩すのが目的で、大幅にセンサーを傾ける必要はない)。太陽表面の解像感を保つため、押し込み量は最小から試すのが安全です。
出典: ZWO 公式 T2 Tilter 製品ページ Description(用途「reduce newton ring when imaging ha-solar」)
コツ③|ネジは付属の六角レンチで扱う
付属品は「Hexagon wrench ×1」とだけ記載されています。サイズは同梱品を用いれば確実で、市販のミリレンチで代用しない方が締結精度と塗装の観点で安全です。
出典: ZWO 公式 T2 Tilter 製品ページ Package(Hexagon wrench ×1 のみ記載)
注意①|ASI071/ASI2600/ASI6200 は本アダプター非対応
センサー内蔵のチルトプレート(M42/M48/M54/M68 Sensor Tilt Plate)を使う設計です。T2-Tilter-II を無理に噛ませず、Plate または M54-Tilter を使ってください(⑨参照)。
出典: ZWO USA 公式 T2 Tilter 製品ページ Compatibility(「All ASI cameras except ASI071, ASI2600 and ASI6200」)
注意②|T2 は M42×0.75、レンズマウント M42×1.0 と混同しない
ネジピッチが異なるため、無理に締めるとネジ山を潰します。両面 T2(M42×0.75)で統一されている ZWO のイメージング系アダプターと組み合わせるのが基本です。
出典: ZWO 公式 T2 Tilter 製品ページ Specifications(「Interface: T2 (M42×0.75 thread) on each side」)
⑨ M54-Tilter/Sensor Tilt Plate との使い分け
| 製品 | 口径 / 厚み | 主な対応カメラ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| T2-Tilter-II | T2(M42×0.75)/ 11mm+2mm | ASI294/ASI1600/ASI183/ASI533/ASI178/ASI290/ASI224/ASI120(ASI071/ASI2600/ASI6200 は非対応) | Hα 太陽撮影のニュートンリング低減と、小・中判 ASI 冷却/非冷却機のセンサー傾き補正が主用途。2" EFW 用のネジ穴あり。 |
| M54-Tilter | M54 系(M2.5 皿ネジ×6、M3 皿ネジは 120°配置) | ASI2600MC Duo/ASI2600MM・MC Pro/ASI6200MM・MC Pro/ASI2400MC Pro(7×50mm EFW と併用可) | APS-C/フルフレーム冷却機向け。ZWO 公式が「カメラを鏡筒から外さずに後端で調整できる」と明記。 |
| Sensor Tilt Plate | M42/M48/M54/M68(厚み 5mm) | M42=APS-C(ASI2600)、M48/M54=APS-C・フルフレーム(ASI2600/6200/2400)、M68=フルフレーム冷却機(ASI6200MM/MC Pro) | 55mm バックフォーカスを維持する薄型プレート。フィルターホイールや OAG へのネジ穴あり。 |
出典: ZWO 公式 M54-Tilter 製品ページ/ZWO USA Sensor Tilt Plate 製品ページ(M54-Tilter の対応機種と 120°配置/Plate の 5mm 厚と口径ラインアップ)
使い分けの目安
- Hα 太陽撮影のニュートンリング低減: T2-Tilter-II。ZWO 公式が第一用途として明記。
- 小・中判 ASI 機のセンサー傾き補正: T2-Tilter-II(対応表参照)。
- ASI2600/6200/2400 系のセンサー傾き補正: M54-Tilter(撮影中もカメラを外さず後端調整)または Sensor Tilt Plate(薄型)。
- フルフレーム M68 系統: M68 Sensor Tilt Plate(ASI6200MM/MC Pro 対応)。
⑩ 関連商品|商品ページ・公式 LINE のご案内
本記事で扱った ZWO T2-Tilter-II の在庫状況・価格は、商品ページで最新情報をご確認ください。ASI2600/6200/2400 系のオーナー様は M54-Tilter または Sensor Tilt Plate、Hα 太陽撮影で構成をご検討中の方は Quark 系フィルターや ADC との組み合わせなど、公式 LINE で個別に構成相談を承ります。
関連商品
- ZWO T2-Tilter-II(本記事の主役)
- ASI2600/6200/2400 系: M54-Tilter または M42/M48/M54/M68 Sensor Tilt Plate(各商品ページで対応口径をご確認ください)
- 2" EFW(5-position/7-position): T2-Tilter-II のネジ穴から接続可
本記事で扱った商品ページはこちら
どこよりも安く買うなら公式 LINE
最安値をご案内します。ご購入前に公式 LINE で最新価格と在庫状況をご確認ください。「T2 Tilter」とメッセージをお送りいただくだけで、すぐに個別でご案内します。
- ASI294/1600/183/533/178/290/224/120 のどれに使うかで最適構成をその場でご提案
- ASI2600/6200/2400 系(T2-Tilter-II 非対応機)向けの M54-Tilter/Sensor Tilt Plate ご相談も歓迎
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初めてのお客様へ
LINE 登録が難しい方向けに、メールで対応いたします。support@tenbundo.com までお気軽にご連絡ください。
最終更新: 2026-07-20/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式製品ページ・ZWO 公式ブログ・ASTAP 公式ドキュメントに基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。
FAQ|よくあるご質問
Q1. T2-Tilter-II は ASI2600MC Pro でも使えますか?
いいえ。ZWO 公式ページに「All ASI cameras except ASI071, ASI2600 and ASI6200」と明記されており、ASI2600 系は非対応です。ASI2600 系は M54-Tilter または M54 Sensor Tilt Plate をお使いください。
Q2. T2-T2 アダプター(2mm)はどのカメラで必要ですか?
ZWO 公式の記載では、ASI178/ASI290/ASI224/ASI120 などの非冷却機で必要です。冷却機(ASI294/ASI1600/ASI183/ASI533)は本アダプターを介さず T2 直結でよい設計です。
Q3. Hα 太陽以外(普通のディープスカイ撮影)でも使えますか?
使えます。ZWO 公式の第二用途「adjust the camera imaging plane by rotating the six bolts」に該当します。四隅の星像流れがセンサー起因(180°回転テストで同じ位置に残る場合)なら、本アダプターで補正できます。
Q4. バックフォーカスはどれだけ食われますか?
本体 11mm、T2-T2 アダプターが必要な機種ではさらに 2mm。ZWO の「ASI Camera 55mm Back Focus Solution」ページでは典型構成が 56mm 前提で組まれているため、フラットナー/レデューサーの推奨バックフォーカスから、アダプター側の厚みを調整して合わせてください。
Q5. ネジは六角レンチしか同梱されていませんか?
はい。ZWO 公式のパッケージ記載は「T2 tilter ×1/T2-T2 adapter ×1/Hexagon wrench ×1/Screw ×6」です。付属の六角レンチをそのままお使いください。
Q6. 2" EFW(フィルターホイール)と一緒に使えますか?
使えます。ZWO 公式は「本製品には 2" EFW(フィルターホイール)と接続するためのネジ穴が追加された(新バージョンでの改良点)」と明記しています。カメラ側に T2-Tilter-II を直付けし、そのネジ穴経由で 2" EFW を接続してください。
Q7. OAG と 2" EFW を T2-Tilter-II 経由でスタックできますか?
光路的にはカメラ → T2-Tilter-II → EFW → OAG の順で並びますが、EFW と OAG の同時取り付けは干渉することがあります。ZWO 公式は「小口径フィルターはビネッティングの原因」として、APS-C 冷却機での 2" または 36mm フィルターホイール使用を推奨しています。
Q8. 保証は付きますか?
ZWO 社の製品保証が付きます。加えて弊社独自の初期不良 60 日+3 年保証も付帯します。
参考にした一次情報
- ZWO 公式「New T2 Tilter」製品ページ(Description/Specifications/Package)
- ZWO USA 公式「New T2 Tilter」製品ページ(Description/Compatibility)
- ZWO 公式「ASI Camera 55mm Back Focus Solution — 2025 Updated Version」
- ZWO 公式ブログ「Reason of Field Tilt problems and how to solve it」
- ZWO 公式「M54-Tilter」製品ページ
- ZWO USA 公式「Sensor Tilt Plate(M42/M48/M54/M68)」製品ページ
- ASTAP 公式ドキュメント(hnsky.org)(HFD/Inspector/Curvature and tilt indication)
本記事で扱った商品ページはこちら
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最終更新: 2026-07-20/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式製品ページ・ZWO 公式ブログ・ASTAP 公式ドキュメントに基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。