ZWO AM3N 入門・初期セットアップ完全ガイド|開封からファーストライト前準備まで【2026年最新】
ZWO AM3N 入門・初期セットアップ完全ガイド|開封からファーストライト前準備まで【2026年最新】
ZWO の AM3N(ストレインウェーブギア赤道儀)を購入したら、最初にやることは「ホームポジションの理解」「EQ/Alt-Azモードの選択」「電源・制御方法の3択(ハンドコントローラ/Wi-Fi/Bluetooth)」「ファームウェア最新化」の4点です。本ガイドでは ZWO 公式マニュアル V1.0 と公式製品ページの一次情報のみを根拠に、開封→三脚装着→鏡筒搭載→電源 ON →時刻・位置 Sync →ファーストライト前チェックまでを、初めての方でも迷わず進められる順序で完全解説します。所要時間は最初の組立で 30〜60 分、2回目以降は 10 分程度に短縮できます。
要点|セットアップ12ステップ
- 同梱品確認(本体・USB×2・PEレポート・HC・HCケーブル・M6六角レンチ)
- 三脚(TC40 推奨)を設置・水平を取る
- マウント本体を 3/8 インチ ボルトで三脚に固定
- ホームポジション(鏡筒が天の北極/ウェイト軸が真下)を理解
- EQ(赤道儀)/Alt-Az(経緯台)モードを選択
- 緯度に合わせて高度ギア(First/Second gear)を切替
- 方位調整 ±6° で大まかに北を向ける
- 鏡筒を Vixen / Losmandy サドルに搭載・バランス確認
- 12V DC(3-5A)電源を接続・電源 ON
- 制御方法を選ぶ:HC直操作/Wi-Fi(SkyAtlas APP)/Bluetooth(AM3N 限定)/ASIAIR/PC(ASCOM)
- 時刻・観測地を Sync(インジケータ赤緑交互点滅が消えるまで)
- ファーム最新版(2026年4月時点 1.8.8)に更新
目次
- ① 同梱品の確認
- ② 三脚への組付け(TC40 / 他社 3/8 インチ ボルト互換)
- ③ ホームポジションの理解(最重要)
- ④ EQ vs Alt-Az モードの選択と切替
- ⑤ 高度ギアの切替(First gear / Second gear)
- ⑥ 方位調整 ±6°
- ⑦ 鏡筒の搭載とバランス(カウンターウェイト要否)
- ⑧ 電源接続と電源 ON
- ⑨ 制御方法の選択(HC/Wi-Fi/Bluetooth/ASIAIR/PC)
- ⑩ 時刻・観測地の Sync
- ⑪ ファームウェアの最新化(1.8.8)
- ⑫ ファーストライト前チェックリスト
- ⑬ 関連商品(弊社取扱)
- ⑭ どこよりも安く買うなら公式 LINE|商品ページ・公式 LINE のご案内
- ⑮ よくある質問(FAQ)
- ⑯ 参考にした一次情報
① 同梱品の確認
箱を開けたら、まず同梱品リストと照合します。AM3N の Packing List(マニュアル §Packing List)に記載されている同梱品は以下の9点です。
- フォームパッケージボックス × 1
- マウント本体 × 1
- USB 2.0 ケーブル(Type-B to Type-A)2m × 1
- USB 2.0 ケーブル(Type-C to Type-A)1m × 1
- ASI Mount 周期誤差テストレポート × 1(個体ごとの PE 実測値)
- Quick Start Guide × 1
- ハンドコントローラ × 1
- HC 接続ケーブル(2m)× 1
- M6 六角レンチ × 1(本体に格納)
マグネット式の六角レンチホルダーが本体に組み込まれており、レンチを失くしにくい工夫がされています。出典: ZWO AM3N User Manual V1.0 §Packing List
② 三脚への組付け(TC40 / 他社 3/8 インチ ボルト互換)
三脚は ZWO 純正の TC40 カーボン三脚(本体 2.3kg/最大ペイロード 50kg/3/8 インチ ボルト互換)が最も無難な選択肢です。脚パイプは2段(40mm 上段/36mm 下段)、伸ばすと 47-80cm の高さに調整可能、収納時は約 50cm に折り畳めます。
iOptron / Celestron / Sky-Watcher など他社の 3/8 インチ ボルト互換三脚にも装着できます。重要なのは ① 三脚の水平を取ることと ② マウント取付ボルトを確実に締めること。三脚の脚を均等に伸ばし、付属または社外の水準器で水平を取った上で、マウントを乗せて 3/8 インチ ボルトで固定します。子午線越え時のクリアランスを確保したい場合は、三脚とマウントの間に PE160(軽量・短)または PE200(標準・長)のハーフピラーを挟むと運用が楽になります。出典: 弊社 TC40 商品ページ(ZWO 公式仕様準拠)、AM3N Manual §3.3.1 Mount Installation
③ ホームポジションの理解(最重要)
AM3N を含むすべてのZWO ASI Mount 系赤道儀で、ホームポジションは「鏡筒が天の北極を向き、カウンターウェイト軸が真下」の姿勢を指します。マウントは電源投入時の姿勢を「ゼロ位置」として記憶するため、ホームポジション以外で電源 ON すると以降の GOTO・追尾の座標が全部ズレます。
これは ZWO 公式マニュアル §Tips §3 で「If the mount is powered on while not at the zero position, please return it to the home position before performing any operation. After use, also return the mount to the home position before powering it off.」と明記されている運用上の最重要ルールです。
AM3N は機械式ホームポジションセンサを搭載しているため、すでに ON 済みの状態でも ハンドコントローラの Cancel ボタンを 3 秒長押しすると「Go to Zero」機能で自動的にホームに戻ります。最初のうちは「電源 OFF 前にホームに戻す → 次回もホームの状態で電源 ON」を癖づけることが、トラブルを未然に防ぐ最大のコツです。出典: AM3N Manual Tips §3 / §2 Performance Parameters(Mechanical zero position)、AM5 Manual §3.3.3 of HC(Long press the cancel button for 3 seconds to go to zero position)
④ EQ vs Alt-Az モードの選択と切替
AM3N は EQ(赤道儀)モードと Alt-Az(経緯台)モードの両方で動作します。長時間露光の天体撮影なら EQ、眼視観望や昼間の地上観察を優先するなら Alt-Az が便利です。
モード切替手順:
- マウントの電源を OFF にする
- ハンドコントローラの Cancel ボタンを押し続けながら 電源スイッチを ON
- モードインジケータの色で確認:赤=EQ モード/緑=Alt-Az モード
- 希望のモード色になった瞬間で Cancel ボタンから指を離す
切替後にインジケータの色が 5 秒間点灯し、その後赤と緑が交互点滅した場合は「時刻/位置情報がマウントに同期されていない」サインです。ASIAIR / SkyAtlas APP / PC(NINA・SGP 等)から接続して時刻・座標を Sync すると通常表示に戻ります。出典: AM3N Manual §3.4.3、AM5 Manual §3.3.3(press and hold the Cancel Button while turning on the AM5 mount power / flashes red and green when the time and location information are not synchronized)
⑤ 高度ギアの切替(First gear / Second gear)
AM3N の緯度調整は First gear(0°〜60°)と Second gear(45°〜90°)の2段階構造です。日本国内(北緯 24°〜 45° 付近)であれば多くの場合 First gear でカバーできますが、極軸を 60° 以上に上げたい場合や Alt-Az モードで天頂を向けたい場合は Second gear への切替が必要です。
Second gear への切替手順:
- 高度テンションノブを両側とも緩める
- 付属の M6 六角レンチで「高度ギア調整ねじ」を両側とも完全に緩める
- マウント本体を動かして調整ねじを 65° 位置までスライド
- 調整ねじを再び両側とも締める
- 高度微調整ノブを時計回りに回し、目盛りが 90° まで動くことを確認
マニュアル §3.4.1 の「Note: After adjusting the altitude gear, be sure to tighten the gear screws firmly, otherwise the equipment may become loosen and the gear adjustment function can be easily damaged.」に従い、調整ねじの締め付けは確実に行ってください。緩んだ状態で運用するとギア機構を破損する恐れがあります。出典: AM3N Manual §3.4.1 How to Adjust the Altitude from the First Gear to the Second Gear
⑥ 方位調整 ±6°
AM3N の方位調整範囲は ±6°。本体下部の方位微調整ノブを左右で反対方向に回すことで、マウントの向きを左右に微調整できます。マニュアル §3.1 ⑦ で「It is best to keep the knobs slightly tightened to prevent wobbling.」と明記されており、両ノブを少しだけ締めた状態を保つことで「ぐらつき」を防止できます。
初回設置時は方角アプリ(iPhone 標準のコンパス等)で大まかに北を向け、極軸合わせフェーズ(後述の ⑫)で本格的に追い込むのが定石です。出典: AM3N Manual §2 / §3.1 ⑦ Azimuth gear fine adjustment knobs / §3.4.2
⑦ 鏡筒の搭載とバランス(カウンターウェイト要否)
AM3N のサドルは Vixen と Losmandy の両方に対応するデュアルアリミゾです。鏡筒のドブテイルプレートをサドルに差し込み、両側のテンションノブを均等に締めて固定します。
カウンターウェイトの要否はシンプルです。鏡筒+カメラ+ガイド系+ASIAIR等の合計重量が 8kg 以下ならカウンターウェイト無しで運用可能、8kg を超える場合は 5kg 以下のカウンターウェイトを 20cm〜30cm の腕長(トルク 10〜15 N·m)で取り付けることが公式に推奨されています。総重量の上限は 13kg(カウンターウェイト併用時)です。
設置後は 3 軸(垂直・水平・斜め)でバランス確認を行ってください。マニュアル Tips §2 で「A strain wave gear mount without proper balancing may cause the center of gravity of the telescope to shift, increasing the risk of tipping.」と警告されています。ハーモニックドライブ自体はバックラッシュが少ないため厳密なバランスは不要ですが、転倒防止のための重心確認は必須です。出典: AM3N Manual §2 / §3.1 ⑧ / Tips §2 / Counterweight specs、AM3N 公式製品ページ(counterweight ≤5 kg, lever arm 20-30 cm, torque 10-15 N·m)
⑧ 電源接続と電源 ON
AM3N の電源仕様は 12V DC / 3-5A、コネクタは DC 5.5×2.1mm センタープラス(外側マイナス)です。電源を入れる前に、必ず ホームポジションの姿勢になっていることを再確認してください。
電源接続手順:
- 12V 5A の AC アダプタまたはポータブル電源の DC 12V 出力にケーブルを接続
- マウント本体の ⑬ DC 12V Power Input port(DC 5.5×2.1mm)に差し込む
- 本体の ② Power Switchを ON にする
- 電源インジケータが点灯し、初回起動時は短時間のブザー音
低電圧警告:入力電圧が 10.8V を下回ると本体内蔵ブザーが連続で鳴って警告します。シガーソケット経由のポータブル電源だと低負荷時に電圧が変動して警告が出ることがあるため、なるべく 安定化された 12V DC 出力ポート直結での運用を推奨します。
サドル上には Type-C ポート + 12V DC 出力が一体化されており、ASIAIR を載せるときの配線が大幅に整理されます。出典: AM3N Manual §2 / §3.1 ⑬ ⑰ ⑱(Power port DC 5.5×2.1 mm, center positive, 12V no less than 3A / low voltage warning when below 10.8V)
⑨ 制御方法の選択(HC/Wi-Fi/Bluetooth/ASIAIR/PC)
AM3N は 5 つの制御方法から選べます。複数を併用することも可能で、用途に応じて使い分けるのが定石です。
9-1. ハンドコントローラ単体(最もシンプル)
ハンドコントローラを HC ケーブルで本体に接続し、ジョイスティックで赤経/赤緯を直接動かします。眼視観望で「ちょっと動かしたい」程度であればこれが最速です。Tracking ボタンで追尾の ON/OFF、Cancel ボタンで GOTO キャンセル・3秒長押しで Go to Zero(ホーム復帰)。出典: AM3N Manual §3.2 Introduction to the Hand Controller
9-2. Wi-Fi(SkyAtlas APP)
ハンドコントローラは 独自の Wi-Fi ホットスポット(SSID: AMH_XXXXXX)を発信します。スマホで Wi-Fi 一覧から AMH_XXXXXX を選び、デフォルトパスワード 12345678 で接続。SkyAtlas APP からマウントの向きを GOTO 操作できます。SSID の末尾4桁とデフォルト PW はハンドコントローラ背面の銀色銘板に印字されています。出典: AM3N Manual §3.4.6 Step 3、AM5 Manual §3.3.3 Note(default password: 12345678)
9-3. Bluetooth(AM3N の独自機能)
AM3N は AM5N と異なり、本体側に Bluetooth モジュールを内蔵しています。本体 ⑪ BT ボタンを押下するとペアリング待機に入り、SkyAtlas APP の Bluetooth 検索でマウントを選択。ペアリング成功で本体の青色 LED が消灯します。ハンドコントローラを持っていきたくない徒歩遠征に最適な選択肢です。出典: AM3N Manual §3.1 ⑪ / §3.4.6(Note: Bluetooth connections can only be made through the ASI Mount APP interface)
9-4. ASIAIR(撮影母艦として一括制御)
ZWO の ASIAIR Plus 256G をフォトファインダーシューに装着して、USB 2.0 ケーブルでマウントと接続。ASIAIR APP から 「ZWO ASI Mount」を選択すると、極軸合わせ・GOTO・プレートソルブ・オートガイド・スケジュール撮影まで全てスマホ/タブレットから操作可能になります。スマート天体撮影の本命構成。詳細は別記事「ZWO AM3N と ASIAIR Plus で始めるスマート天体撮影 完全ワークフロー」を参照。出典: AM3N Manual §3.4.5 How to Control via ASIAIR、ASIAIR Plus User Manual V1.2 §03 ASIAIR App / Mount Connection via Cables
9-5. PC(ASCOM / INDI)
付属の USB 2.0(Type-B to Type-A)または USB Type-C ケーブルで PC に直結し、ZWO 公式の ASCOM ドライバ(最新版 V6.5.35, 2026-02-10)または INDI 経由で NINA / SGP / MaxImDL / KStars 等から制御します。長時間露光・スクリプト撮影をしたいユーザー向け。出典: AM3N Manual §3.4.4 How to Control on PC、ZWO Software ページ(ASCOM Driver V6.5.35, 2026-02-10)
⑩ 時刻・観測地の Sync
マウントが GOTO・追尾を正確に行うには、現在時刻と観測地の緯度・経度がマウントに同期されている必要があります。同期されていない状態ではモードインジケータが 赤と緑で交互点滅して警告します。
同期方法は使う制御アプリによって異なります:
- SkyAtlas APP:マウント接続後、APP がスマホの現在地と時刻を自動取得して Sync
- ASIAIR APP:マウント接続後、APP がモバイル端末の GPS と時刻を Sync
- PC(ASCOM / NINA 等):撮影ソフト側で観測地座標を設定し、ASCOM 経由で Sync
同期が成功するとインジケータの交互点滅が止まり、現在のモード色(赤=EQ/緑=Alt-Az)の点灯に戻ります。出典: AM3N Manual §3.1 ⑭(flashes red and green when the time and location information are not synchronized)
⑪ ファームウェアの最新化(1.8.8)
購入時のマウントは出荷時のファームのまま届きます。初期セットアップの最後に最新版に更新しておくのが安心です。2026年4月末時点の最新ファームは 1.8.8(2026-01-26 リリース)。
更新方法は3つあります:
- SkyAtlas APP 経由(最も簡単):APP でハンドコントローラ Wi-Fi に接続 → 設定画面 → AMH Management System → NETWORK で家の Wi-Fi にブリッジ → FIRMWARE で更新
- PC + ASCOM 経由:USB ケーブルで PC に接続 → ASCOM プラットフォームを開く → Connect → Firmware Update → Online Update(または事前ダウンロードの .bin を Open File)
- PC + ASIStudio 経由:ASIStudio をインストール → USB 接続 → Serial Port 選択 → 矢印アイコンで Firmware Update ページへ → Install Manually(.bin 指定)または Online Update
更新中に電源・USB 接続が切れるとブリック状態になる恐れがあるため、ポータブル電源残量を確認の上で実行してください。出典: AM3N Manual §3.4.7 ファーム更新(APP / ASCOM / ASIStudio の3方法)、ZWO Software ページ(最新ファーム 1.8.8 / リリース日 2026-01-26)
⑫ ファーストライト前チェックリスト
ここまで完了したら、いよいよ夜間のファーストライトに進めます。出発前に以下のチェックリストを確認してください。
12-1. 機材チェック
- マウント・三脚・カウンターウェイト(必要なら)
- 鏡筒・ドブテイルプレート・カメラ
- 12V DC 電源(ポータブル電源 ≧ 300Wh 推奨)と DC ケーブル
- ハンドコントローラ(Wi-Fi / HC 直操作で使う場合)
- ASIAIR Plus 256G(使う場合)と USB ケーブル一式
- スマホ/タブレット(バッテリ満充電)
- 付属六角レンチ(本体に格納されているはず)
12-2. 環境チェック
- 気温が動作範囲内か:通常モードは 0-40℃、低温高負荷モード(ソフトウェア有効化)で -20〜40℃
- 湿度・潮風(沿岸部)への対策:使用後に拭き取り、防水バッグで保管
- 太陽が完全に沈んでいるか(眼視時の太陽直視は専用フィルタなしでは絶対禁止)
12-3. 初回起動シーケンス
- 三脚水平確認 → マウント装着 → ホームポジションで仮固定
- 鏡筒搭載 → 3軸でバランス確認
- 電源接続 → ホームポジション再確認 → 電源 ON
- HC または Wi-Fi / Bluetooth / ASIAIR で接続
- 時刻・観測地 Sync(赤緑交互点滅が消えるまで)
- 方位を北方向に大まかに合わせる
- 緯度を観測地に合わせる(東京なら約 35.7°)
- 極軸合わせ → GOTO で恒星を導入 → 追尾開始
極軸合わせ・GOTO・オートガイドの詳細は、ASIAIR を使う場合は別記事「ZWO AM3N と ASIAIR Plus で始めるスマート天体撮影 完全ワークフロー」、トラブル時は「ZWO AM3N / AM5N が動かない・接続できない・追尾がおかしい|切り分けフロー完全版」を参照してください。出典: AM3N Manual Tips §1 §5 §6 §9(太陽観測・湿度塩害・温度範囲の警告)
⑬ 関連商品(弊社取扱)
- ZWO AM3N ハーモニックドライブ赤道儀 ― 本記事の主役
- ZWO TC40 カーボン三脚 ― AM3N に最も無難な純正三脚
- ZWO PE200 ハーフピラー ― 子午線越え時のクリアランス確保(長焦点向け)
- ZWO PE160 ハーフピラー ― 軽量パッキング優先の徒歩遠征向け
- ZWO ASIAIR Plus 256G ― スマート天体撮影母艦
- ZWO AM5N ハーモニックドライブ赤道儀 ― より大型の鏡筒(130mm APO・C8 級)を載せたい方の選択肢
⑭ どこよりも安く買うなら公式 LINE|商品ページ・公式 LINE のご案内
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最終更新: 2026-05-01/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式マニュアル・公式製品ページ・公式ソフトウェアページ に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。
⑮ よくある質問(FAQ)
Q1. AM3N の組立で最初に気をつけることは?
A. 「ホームポジション(鏡筒が天の北極/ウェイト軸が真下)で電源 ON する」ことです。これを守らないと以降の GOTO・追尾が全部ズレます。電源 OFF 前にも必ずホームに戻すクセをつけましょう。出典: AM3N Manual Tips §3
Q2. ハンドコントローラを使わずスマホだけで運用できますか?
A. はい。AM3N は本体に Bluetooth を内蔵しているので、SkyAtlas APP から Bluetooth ペアリングすればハンドコントローラ無しで運用可能です。本体の BT ボタンを押下してペアリングを完了させます。出典: AM3N Manual §3.1 ⑪ / §3.4.6
Q3. 経緯台モードと赤道儀モードはいつ切り替えればいいですか?
A. 撮影なら EQ(赤道儀)モード、眼視や昼間の地上観察なら Alt-Az(経緯台)モードが便利です。切替手順は 電源 OFF →「Cancel」を押しながら電源 ON →目的の色(赤=EQ/緑=Alt-Az)になった瞬間に指を離す。出典: AM3N Manual §3.4.3
Q4. ハンドコントローラの Wi-Fi のパスワードはどこに書かれていますか?
A. ハンドコントローラ背面の銀色銘板に SSID(AMH_XXXXXX)とデフォルトパスワード(12345678)が印字されています。パスワードを変更後に忘れた場合は 「Tracking」と「Cancel」を 5 秒長押しでデフォルトに戻ります。出典: AM3N Manual §3.4.6 Note、AM5 Manual §3.3.3 Note
Q5. 緯度を 60° 以上に設定したいのですが調整ノブが固いです。
A. AM3N の緯度調整は First gear(0-60°)と Second gear(45-90°)の2段階構造です。Second gear に切り替えるには付属の M6 六角レンチで調整ねじを緩めてマウント本体をスライドする必要があります。マニュアル §3.4.1 を参照。出典: AM3N Manual §3.4.1
Q6. 同梱の PE テストレポートは何に使うのですか?
A. 各個体ごとに測定した周期誤差(Periodic Error)の実測グラフです。撮影時のガイディング戦略を立てるときの参考になり、AM5N など PEC 補正が可能なモデルでは PEC データ適用の元データとしても使われます。AM3N の場合は実用上、参考値として保管しておけば十分です。出典: AM3N Manual Preface(each AM3N unit undergoes a 360° Periodic Error test)
Q7. ファームを更新したらマウントが起動しなくなりました。
A. ファーム更新中に電源・USB 接続が切れるとブリック状態になる可能性があります。更新前に ポータブル電源残量・USB 接続を必ず確認してください。動かなくなった場合は ZWO 公式サポートに RMA 申請、または弊社 LINE までご相談ください。出典: AM3N Manual §5 After Sales(RMA code)
Q8. 使い終わったら毎回ホームポジションに戻すべきですか?
A. はい。マニュアル Tips §3 に明記されています。使用後はホームに戻してから電源 OFF、次回起動時もホームの状態で電源 ON。これを守るだけで「GOTO がズレる」「追尾方向が逆になる」といったトラブルの大半を予防できます。出典: AM3N Manual Tips §3
Q9. AM3N と ASIAIR を組み合わせるときに注意することは?
A. ASIAIR の取付は ZWO finder bracket をマウントの finder shoe に装着し、ASIAIR をブラケットに固定するのが定番です。サドル上の Type-C / 12V DC ポートから ASIAIR 給電・通信できるので配線がきれいにまとまります。詳細は別記事「AM3N + ASIAIR Plus 完全ワークフロー」を参照。出典: AM3N Manual §3.3.3.3 / §3.4.5
Q10. 太陽観測に AM3N を使えますか?
A. マウントとしては可能ですが、必ず専用の太陽フィルタ(オフアクシス または D-ERF 等)を装着してください。マニュアル Tips §1 で「肉眼/ファインダで太陽を直視すると永久的かつ不可逆的な眼の損傷を引き起こす」と警告されています。出典: AM3N Manual Tips §1
⑯ 参考にした一次情報
- ZWO 公式 AM3N 製品ページ
- ZWO AM3N User Manual V1.0(PDF)
- ZWO AM5 User Manual V1.0(PDF・HC 仕様の参照)
- ZWO ASIAIR Plus User Manual V1.2(FCC 公開版 PDF)
- ZWO 公式 Software & Manuals ページ(最新ファーム / ASCOM ドライバ)
- ZWO Blog: Small and Lightweight - The Fresh Face of the ASI Mount series (2023-08-18)
- ZWO 公式サポート(RMA 窓口)
- 弊社 ZWO AM3N 商品ページ
- 弊社 ZWO TC40 三脚 商品ページ
- 弊社 ZWO ASIAIR Plus 256G 商品ページ
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最終更新: 2026-05-01/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式マニュアル・公式製品ページ・公式ソフトウェアページ に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。