ふくろう星団 NGC 457|カシオペヤ座の散開星団の見方・撮り方【観望・撮影完全ガイド】

ふくろう星団 NGC 457|カシオペヤ座の散開星団の見方・撮り方【観望・撮影完全ガイド】

秋、頭上高くにカシオペヤ座の「W」が昇ってくる季節。その W のなかほど、δ Cas(ルクバー)からわずか 2 度南南東を双眼鏡で覗くと、二つの明るい「目」を持つ小さな散開星団が浮かびます。これが NGC 457(Caldwell 13、通称ふくろう星団・E.T. 星団)。北緯 34° 以北で沈まない周極領域にあり、8〜10 月に空高く上るため、ベランダの短時間観望から本格的な撮影まで初心者〜経験者を問わずおすすめできる散開星団です。本記事では、この星団の基本諸元・「W」からの星ホップ・双眼鏡と望遠鏡での見え方・ZWO ASI585MC を使った撮影構成・露出設計まで、公式カタログとメーカー公式の一次情報だけで解説します。

① NGC 457 とはどんな星団か

NGC 457 は北天のカシオペヤ座にある散開星団です。散開星団は同じ分子雲から生まれ、まだ重力的にゆるく結び付いた若い星の集団のことで、球状星団と違って形が乱れています。NGC 457 は 1780 年 8 月 18 日にウィリアム・ハーシェルが 6.2 インチ反射望遠鏡で発見しました出典: Wikipedia — NGC 457(Discovery セクション)

カタログ的にはパトリック・ムーアの「Caldwell 13」としても知られ、Melotte 7 / Collinder 12 の別番号を持ちます出典: SEDS NGC/IC Project — NGC 457(Alternate designations)。愛称も豊富で、Owl Cluster(ふくろう星団)、E.T. Cluster、Dragonfly Cluster、Kachina Doll Cluster、Phi Cassiopeiae Cluster などと呼ばれます出典: Constellation Guide — Owl Cluster(Names and designations)

基本諸元は次のとおりです。

項目 出典
カタログ番号 NGC 457 / Caldwell 13 / Melotte 7 / Collinder 12 Wikipedia, SEDS
天球位置(J2000.0) 赤経 01h 19m 32.6s / 赤緯 +58° 17′ 27″ Wikipedia
見かけの等級 6.4 等 Wikipedia, SEDS, Freestarcharts
角直径 約 13〜20 分角(資料により差) Wikipedia(20′), SEDS(13′)
距離 約 7,922 光年(2.429 kpc) Wikipedia
年齢 約 2,100 万年(21 Myr) Wikipedia
メンバー星 9〜13 等の星が約 150 個、うち約 60 個が真のメンバーと同定 Wikipedia
最も明るいメンバー星 約 8.4 等(青色 O・B 型) Freestarcharts, Constellation Guide

出典: Wikipedia — NGC 457(Infobox・Physical characteristics)/SEDS NGC/IC — NGC 457(Data table)/Freestarcharts — NGC 457(Physical Properties セクション)

「ふくろうの目」を形作る 2 星は、実は星団メンバーとは限らない

ふくろうの目に見える 2 星、Phi Cassiopeiae(φ Cas、5.0 等、スペクトル型 F0)と HD 7902(7 等)は、視野内で最も目立つ 2 星ですが、星団メンバーかどうかは現時点で未確定です出典: Wikipedia — NGC 457("It is not yet clear if Phi Cassiopeiae is a member of the cluster" と明記)。視線速度・偏光・固有運動が測定できないほど遅い点・スペクトルは Phi Cas が星団メンバーであることを支持しますが、もしメンバーなら Rigel を超える光度の超巨星になるため、判定は保留されているのが現状です。

実測的には、二つの「目」は 135 秒角離れた広い連星として双眼鏡でも軽く分離できます出典: Freestarcharts — NGC 457(Binocular Views: "the two brightest stars form a lovely double star separated by 135 arc seconds")

② カシオペヤ座 W からの見つけ方(星ホップ)

カシオペヤ座の 5 星の W アステリズム(Schedar / Caph / Tsih / Ruchbah / Segin)は北天でもっとも見つけやすい形の一つで、これが NGC 457 探しの起点になります出典: Wikipedia — Cassiopeia (constellation)(W アステリズム構成星)

  1. まず「W」の 5 星のうち、東寄りの明るい星 Ruchbah(δ Cas、+2.7 等の食連星)を特定する。W の中央から東に 2 つ隣の星。
  2. Ruchbah から 南南東に 2 度視線を落とすと、そこに小さな「ぼんやりした光の塊」が見える出典: Freestarcharts — NGC 457("two degrees south-southeast of eclipsing binary star system Ruchbah (δ Cas)")/Astronomy Now — NGC 457("just two degrees south-south-east of Ruchbah")
  3. 視等級 6.4 等なので、暗い空なら肉眼でもぼんやり感じる。10×50 双眼鏡なら明確に星の集まりとして認識できる出典: Astronomy Now — NGC 457(10×50 双眼鏡での見え方)

視野内には Phi Cas と HD 7902 の 2 つの目立つ星が並び、そこから南西〜北東方向に星の連なりが伸びる、ふくろうを正面から見たような姿が現れます出典: Astronomy.com — Deep-Sky Dreams: The Owl Cluster("a distinct body of stars, with feet, and 'wings' of bright stars")

③ 双眼鏡と小型望遠鏡での見え方

NGC 457 は「小さな双眼鏡でも楽しめる」代表的なディープスカイ天体で、街明かりのある空でも捉えられます出典: Constellation Guide — Owl Cluster("can be observed in binoculars and small telescopes")。口径ごとの見え方の目安は次のとおりです。

口径・機材 見え方 出典
7×50 / 10×50 双眼鏡 2 個の「目」が 135 秒角の連星として分離。周囲は淡いもやのように見える。 Freestarcharts, Astronomy Now
60〜80mm 屈折 白い星が約 24 個。明るいペア(Phi Cas / HD 7902)は黄色と青の対に見える。 Freestarcharts
150mm(6 インチ) 約 50 個のメンバー星を 13 分角の視野に分離。 Astronomy Now
200mm(8 インチ)反射 100 個近い星を 20 分角の視野に。オレンジ色の超巨星(Phi Cas)が目立つ。 Freestarcharts

肉眼視の追加ポイントとして、赤みがかった変光超巨星 V466 Cas が視野内に含まれ、色対比が楽しめます出典: Astronomy.com — Deep-Sky Dreams: The Owl Cluster(V466 Cas について)

ベランダ観望のワンポイント

NGC 457 は北緯 34° 以北の日本ではほぼ周極(ほとんど地平線に沈まない)ため、光害が強い都市部でも「W を見つける → δ Cas から 2° 下げる」だけで導入できます出典: Wikipedia — Cassiopeia (constellation)(北緯 34° 以北で周極)。散開星団は淡い星雲と違って点像の集合なので、光害の影響を受けにくく、街中のベランダから短時間で楽しめる好対象です。

④ ベストシーズンと南中時刻

NGC 457 の観望に最も適した季節は北半球の 8 月・9 月・10 月です出典: Freestarcharts — NGC 457("best seen from Northern Hemisphere latitudes during August, September and October")。より具体的には、W アステリズムが宵のうちに真上へ昇る 10 月中旬〜11 月初旬が「観察時間の長さ × 高度」の観点でベストです出典: Wikipedia — Cassiopeia (constellation)(21 時南中は 11 月)

北緯 34° 以北の日本国内ならほぼ周極なので、真夏の短夜でも明け方近くに東〜北東の高度を確保できます。北陸・東北・北海道ほど「頭上」まで昇りやすく、南西諸島や沖縄でも十分観察可能です。

⑤ 撮影の考え方(NGC 457 は何が難しいか)

NGC 457 は星団としては典型的な「明るい星と暗い星が混在する対象」です。撮影では次の 2 点が仕上がりを左右します。

a. 明るい星の色を残す(過飽和させない)

Phi Cas は 5.0 等・HD 7902 は 7 等と、周囲のメンバー星(9〜13 等)よりも桁で明るく、単純に長時間露光すると 2 つの「目」が真っ白に飛んでしまいます。星団撮影の定石は短時間露光で色を残し、多数枚をスタックしてノイズを落とす設計です。散開星団は淡い星雲と違って高い階調が要らないので、1 コマの露光を数十秒〜数分の範囲で抑えるのが安全です。

b. 明るい星が滲む(星像肥大)

センサーに強く受光した星は隣接ピクセルへ滲み、いわゆる「星像肥大」を起こします。これは光学系のコマ・非点収差だけでなく、ADC 変換や大気減光でも助長されます。露光を短く分割し、明るい星から色情報が抜けきる前にサブフレームを打ち切るのが、後処理を楽にするコツです。

⑥ ZWO ASI585MC と組み合わせる撮影構成

NGC 457 の全景(角直径 13〜20 分角)を「余白のある構図」で収めるには、撮像面と焦点距離の組み合わせを詰める必要があります。ここではZWO ASI585MC(Sony IMX585 搭載・2.9μm 画素・8.29MP・1/1.2 型)を軸に、扱いやすい構成例を示します。

ZWO ASI585MC の主要仕様

項目
センサー Sony IMX585 CMOS(裏面照射 BSI・STARVIS 2)
光学フォーマット 1/1.2 型(撮像面 11.2 × 6.3 mm・対角 12.84 mm)
解像度 3840 × 2160(8.29 MP)
画素ピッチ 2.9 μm
量子効率(QE ピーク) 91%
フルウェル容量 40 Ke⁻(40,000 電子)
読み出しノイズ 0.7 e⁻(Gain 200・HCG モード)
ADC ビット深度 12 bit
冷却仕様(Pro 版) 2 段 TEC・環境温度 −35°C まで
インターフェイス USB 3.0(5 Gbps)+ USB 2.0 ハブ
バックフォーカス 55 mm

出典: ZWO 公式 — ASI585MC / MM Pro(Specifications ページ)/FRAMOS 公式 — Sony STARVIS 2 IMX585 (Color)(Basic Specifications)

焦点距離と写野の目安

ASI585MC の撮像面 11.2 × 6.3 mm を、焦点距離別に「写る範囲」に換算すると次のとおりです(角度 = 撮像面サイズ ÷ 焦点距離 × 57.3° 相当)。NGC 457 の全体像(≈ 20 分角 = 0.33°)を余裕を持って配置したい焦点距離域を色分けします。

焦点距離 水平画角 垂直画角 NGC 457 の写り
180 mm(例: Askar FMA180 Pro) 約 3.56° 約 2.00° 周辺の星野込みでゆったり配置(M103 とはギリギリ別視野)
275 mm(例: 61EDPH II + 0.8x) 約 2.33° 約 1.31° 星団を中央に置いた「肖像画」構図に最適
335 mm(例: 61EDPH II 素筒) 約 1.91° 約 1.08° 星団と周辺星野をタイトに切り取る
400 mm 前後 約 1.60° 約 0.90° 最も「ふくろう感」が出るサイズ感(推奨)
800 mm 以上 約 0.80° 約 0.45° 中心部の星並びを大きく描くが、フレームアウトに注意

出典: 撮像面サイズは ZWO 公式 — ASI585MC / MM Pro(Sensor size 11.2×6.3mm)/NGC 457 の角直径は Wikipedia — NGC 457(apparent size 20′)・SEDS NGC/IC — NGC 457(13′)

推奨鏡筒の考え方

NGC 457 の「ふくろう」らしい姿を出すには、焦点距離 300〜500mm・F5〜F6 前後の 3〜6 枚玉アポ屈折が扱いやすい選択です。この帯域は輸入代理店の在庫も豊富で、赤道儀のクラスも小型 GEM・ハーモニック片持ち(AM3・AM5 等)で対応できます。ASI585MC は 1/1.2 型と比較的小型なので、コマ収差の影響を受けにくく、フラットナーだけで実用画になりやすい点も有利です。

⑦ 露出設計(星の色を残すための考え方)

NGC 457 のような散開星団は、ダイナミックレンジ設計が難所です。Phi Cas と一般メンバーの間には 4 等級以上の光度差があり、これは光量比にして約 40 倍。フルウェル 40 Ke⁻ の ASI585MC で Phi Cas を飽和させないように狙うと、暗いメンバー星の SN が伸びません。この矛盾を解消するのが「短時間サブ × 多数枚スタック」です。

実用的な露出パラメータ

  • 1 サブフレームの露光: 5〜60 秒(明るい星を過飽和させない範囲)。空が明るい市街地では短め、暗い遠征地では長め。
  • ゲイン: HCG モードに入る Gain 200 前後を基準に。読み出しノイズが 0.7 e⁻ まで下がるため、短時間露光でも SN を稼げる出典: ZWO 公式 — ASI585MC / MM Pro(Read Noise 0.7e @ Gain 200 HCG)
  • 枚数: 数百枚〜1,000 枚以上のスタックを想定。ASI585MC はアンプグローが実質ゼロと ZWO が公式に明記しているため、フラット・ダーク処理が簡潔になる出典: ZWO 公式 — ASI585MC / MM Pro("zero amp glow regardless of exposure length or gain")
  • ADC / ダイナミックレンジ: 本機は 12bit ADC。センサー側の IMX585 は Clear-HDR で 88dB 相当のダイナミックレンジを持つ出典: FRAMOS 公式 — Sony STARVIS 2 IMX585(Dynamic range 88dB)
  • 撮影モード: 静止画(fits)でスタックが基本。電視観望なら Live Stack(ライブスタック)に切り替えて、10〜30 分でその場での鑑賞に振れる。

電視観望として楽しむ

ASI585MC は 47fps のフレームレート・USB 3.0・512MB DDR3 バッファを持ち、ZWO 側は「ディープスカイと惑星・月・太陽の両用」と位置づけています出典: ZWO 公式 — ASI585MC / MM Pro(Applications: deep sky + solar/lunar/planetary)。ベランダで ASIAIR を立ち上げ、ふくろう星団の「二つの目」がライブスタックで浮かび上がってくる過程は、初めての散開星団電視観望として非常に印象的です。

⑧ 光害地・月夜での撮影(フィルターの選び方)

散開星団は水素・酸素などの輝線を発しない対象なので、Hα と OIII だけを通すデュアルナローバンドフィルター(Duo Band / L-eXtreme 型)は不向きです。星団の主な放射は青〜赤の連続光であり、狭帯域を当てるとほとんどの星が暗く沈んでしまいます。

都市部で NGC 457 を撮る場合の第一候補はブロードバンド光害カットフィルターです。代表例が Optolong L-Pro で、公式仕様には次のように明記されています。

  • 水銀灯(Hg 435 / 578 nm)・ナトリウム灯(Na 589 nm)を選択的にカットしつつ、380〜750 nm の広い帯域を通す出典: Optolong 公式 — L-Pro filter(Cut wavelengths と Pass bands)
  • 公式が挙げる対象天体に「星団(clusters)」「銀河」「反射星雲」「彗星」が含まれる出典: Optolong 公式 — L-Pro filter(Target Usage)
  • Bortle スケールで「郊外〜光害地」の範囲を想定した設計出典: Optolong 公式 — L-Pro filter("sub-rural area with heavy light pollution")
  • 多層 IAD(イオンアシスト蒸着)コート・非セメント基板で長波長域の透過率と耐久性を確保出典: Optolong 公式 — L-Pro filter(Coating technology)

Bortle 4 以下の暗い空に遠征できる場合はフィルターなし(フィルターなし)が最もクリアな星の色を残せます。月夜・都市部のみ L-Pro を検討する、という使い分けが基本設計です。

⑨ カシオペヤ座で NGC 457 と一緒に楽しむ天体

同じ視野を回す夜のうちに、隣接する散開星団を「連続で見る/撮る」構成にすると効率的です。カシオペヤ座には NGC 457 と条件の近い散開星団がいくつもあります。

天体 等級 距離 見どころ
M103(NGC 581) 7.4 等 約 9,400 光年 Ruchbah のすぐ北。角直径 6 分角の三角形の星の並び。Pierre Méchain が 1781 年発見。
NGC 663 約 8,200 光年 Ruchbah 南東側。若く濃密な散開星団。
M52(NGC 7654) 約 4,600 光年 W の西端 Caph(β Cas)から辿る。近くにバブル星雲(NGC 7635)。

出典: Wikipedia — Messier 103(距離・等級・角直径・発見)/Wikipedia — Cassiopeia (constellation)(NGC 663 の距離・M52 の距離)

⑩ 関連商品|NGC 457 撮影で使いやすい機材

本記事の推奨構成の中核は ZWO ASI585MC(Sony IMX585・2.9μm・8.29MP)です。冷却付きの Pro 版、3-in-1 スマート一体型の Air 版、モノクロの MM/MM Pro 版もあり、用途と設置環境に応じて選び分けられます。焦点距離帯の合う鏡筒(Askar FMA180 Pro、Sharpstar 61EDPH II 等)や、光害地向けの Optolong L-Pro フィルターを組み合わせると、ふくろう星団を含む秋の散開星団巡りが 1 台で完結します。詳しいスペックと在庫は商品ページでご確認ください。

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最終更新: 2026-08-31/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は Wikipedia(NGC 457/Cassiopeia/Messier 103)、SEDS NGC/IC Project、Freestarcharts、Constellation Guide、Astronomy Now、Astronomy.com、ZWO 公式製品ページ、FRAMOS 公式 Sony IMX585 データシート、Optolong 公式 L-Pro 製品情報に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。

⑬ よくある質問(FAQ)

Q1. NGC 457 は肉眼で見えますか?

視等級 6.4 等なので、Bortle 3 以下の暗い空・視力の良い方であれば「ぼんやりした光点」として肉眼視できることがあります。ただし都市部では 10×50 双眼鏡以上が現実的です出典: Astronomy Now — NGC 457("can be seen by eagle-eyed individuals at pristine observing locations")

Q2. Phi Cassiopeiae は本当に星団のメンバーですか?

現時点で判定は保留されています。視線速度・偏光・固有運動・スペクトル型からはメンバーであることを支持しますが、もしメンバーなら Rigel を超える光度の超巨星となるため疑問視する立場もあり、決着はついていません出典: Wikipedia — NGC 457("It is not yet clear if Phi Cassiopeiae is a member of the cluster")

Q3. NGC 457 の観望におすすめの月・時間帯は?

ベストは 8〜10 月、特に W が宵のうちに真上へ昇る 10 月中旬。北緯 34° 以北の日本国内ではほぼ周極なので、通年観測可能です出典: Freestarcharts — NGC 457(Best observing months)/Wikipedia — Cassiopeia (constellation)(周極緯度)

Q4. どの焦点距離で撮るのが正解?

ASI585MC を使う場合、400 mm 前後で撮ると「ふくろう」らしいサイズ感で写野に収まります。180〜300mm ならゆったり周辺星野込み、500〜800mm なら中心部の詳細を大きく描く、と目的で使い分けます。

Q5. Duo-Band(デュアルナローバンド)フィルターは使えますか?

散開星団は輝線星雲ではないため、Hα と OIII だけを通すデュアルナローバンドは不向きです。都市部で撮るなら Optolong L-Pro などブロードバンド光害カットを選んでください出典: Optolong 公式 — L-Pro filter(Target Usage に星団を明記)

Q6. 電視観望で楽しむには?

ASI585MC + ASIAIR + 300〜500mm 級のアポ屈折で、10〜30 分の Live Stack を組めばベランダから鑑賞できます。散開星団は淡い星雲より露光時間が短くて済むため、電視観望の入門対象として最適です。

Q7. Pro 版(冷却)と無印 / Air 版の違いは?

ASI585MC Pro は 2 段 TEC で環境温度から −35°C まで冷却でき、長時間露光での熱ノイズを大きく減らせます。数十秒〜数分単位の露光を数百枚重ねる撮影主体なら Pro、電視観望と短時間の記録が主なら無印 / Air 版で十分です出典: ZWO 公式 — ASI585MC / MM Pro(Cooling 仕様)

Q8. NGC 457 の周りに一緒に撮れる天体はありますか?

ルクバー(δ Cas)周辺にはカシオペヤ座の散開星団 M103(NGC 581)、NGC 663、少し離れて M52 があり、同じ夜に「散開星団巡り」が組めます出典: Wikipedia — Cassiopeia (constellation)(deep-sky objects)

Q9. 天体ショップの保証はどうなっていますか?

ZWO ASI585MC を含む ZWO 製品には、弊社独自の初期不良 60 日+3 年保証を付帯しています。ZWO 社の製品保証とは別に、当店で購入されたお客様向けの独立した保証プログラムです。詳細は商品ページの保証欄をご覧ください。

⑭ 参考にした一次情報

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