Askar SQA85 に ZWO NEW EAF は取り付けられる?|結論・必要な部品・取り付け手順・つまずき 25 項目 完全ガイド

Askar SQA85 に ZWO NEW EAF は取り付けられる?|結論・必要な部品・取り付け手順・つまずき 25 項目 完全ガイド

結論から言うと、Askar SQA85 に ZWO NEW EAF(EAFN)は取り付けられます。しかも SQA55 とは違い、専用の「AF キット」は不要です。SQA85 のフォーカサーは 2.8 インチのデュアルスピード ラック&ピニオンで、市販の電動フォーカサー(ZWO EAF など)に直接対応する設計だからです。取り付けは EAF 標準の手順、すなわち粗動ノブを外し、フォーカサーのピニオン軸にフレキシブルカップリングを直結し、モーターブラケットで EAF 本体を固定するだけ。SQA55 が必要とした「ベルト駆動の専用 AF キット」は、SQA85 には存在しないし要りません。つまり用意するのは「SQA85 本体+ZWO NEW EAF(または EAF Pro)」の 2 点だけです。以下でその根拠・必要部品・取り付け手順・つまずきやすい 25 項目を、Askar と ZWO の公式マニュアルおよび正規取扱店の製品情報に基づいて解説します。

1. まず結論|「付く。しかも AF キットは要らない」

「SQA85 に ZWO の電動フォーカサーを付けたい」への答えはイエス、そして専用 AF キットは不要です。ここが弟分の SQA55 と最も違う点です。SQA55 は回転式のフォーカサーで、粗動ハンドホイールに刻んだ MXL 歯にベルトを掛ける「ベルト駆動の専用 AF キット」が必須でした。一方 SQA85 は伝統的な 2.8 インチ デュアルスピード ラック&ピニオン フォーカサーを採用しており、市販の電動フォーカサー(ZWO EAF / QHY Q-Focuser など)の大半に直接対応します。したがって SQA85 では、EAF を粗動ピニオン軸にカップリングで直結する標準の電動化手順で装着でき、ベルトも専用キットも使いません。

出典: Highpoint Scientific: Askar SQA85(2.8" dual-speed rack & pinion focuser, compatible with most motorized focusers such as the ZWO EAF or QHY Q-Focuser)/Sharpstar/Askar: How to install ZWO EAF on Askar(粗動ノブ除去→カップリング直結→モーターブラケット)/Highpoint Scientific: Askar AF Kit for SQA55(ベルト駆動 AF キットは SQA55 専用)

2. 必要な部品|そろえるのは 2 点

部品 役割 備考
Askar SQA85 鏡筒 本体(2.8" R&P フォーカサー・ピニオン軸) 口径85mm/焦点408mm/F4.8 の5枚玉ペッツバール
ZWO NEW EAF(EAFN)または EAF Pro 電動モーター本体 フレキシブルカップリング・M4/M5 ネジ・六角レンチを同梱

SQA85 の電動化に専用 AF キットは要りません。ZWO EAF には取り付けに使うフレキシブルカップリング(4-4/4-5/4-6/4-7mm の 4 種)とネジ・六角レンチが同梱されているため、基本的には「SQA85 本体+EAF 本体」の 2 点で電動化に着手できます。EAF 本体はモーターブラケットで SQA85 のフォーカサー側(M4 ネジ穴)へ固定します。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §3 Packing List(Flexible coupling 1 set: 4-4mm/4-5mm/4-6mm/4-7mm、M5×10・M4×8 ネジ、Hex wrench)/Sharpstar/Askar 公式インストールガイド(motor bracket+standard M4 screws でフォーカサーに固定)

注意:ZWO の「標準ブラケット対応リスト」に Askar は載っていない

ZWO の EAF マニュアル §6.2.1「Supported Telescopes」に列挙された標準ブラケット対応鏡筒に Askar SQA は含まれていません(SkyWatcher・TS-Optics・Astro-Tech・Feather Touch・SharpStar・SkyRover・Explore Scientific 等)。ただしこれは「SQA85 に付かない」という意味ではありません。SQA85 は Askar 公式の手順どおり、モーターブラケットとカップリングで EAF を直付けできます。購入前にブラケットとフォーカサー側 M4 穴の位置が合うかだけ確認しておくと確実です。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §6.2.1(standard bracket 対応鏡筒に Askar SQA は非掲載)/Sharpstar/Askar 公式インストールガイド(Askar 鏡筒へのモーターブラケット直付け手順)

3. EAFN と EAF Pro の仕様(共通のモーター性能)

項目 EAFN(スタンダード) EAF Pro
モーター ステッピング(ステップ角 7.5°・減速比 1:128) 同左
最大負荷 5kg 5kg
接続 / 給電 USB Type-C(5V 500mA) Type-C / Bluetooth・内蔵バッテリー
寸法 / 重量 41×52×70.3mm / 215g 41×52×73.4mm / 258g
動作温度 -20℃〜40℃ -10℃〜40℃

SQA85 の OTA 重量は約 3.64kg(鏡筒バンド・アリガタ込みの総重量 4.62kg)ですが、EAF が負担するのはフォーカサーを回す回転トルクであって鏡筒全体を持ち上げる力ではありません。ラック&ピニオンをカップリング直結で回すため、EAF の定格 5kg に対して十分に余裕があります。EAFN と EAF Pro のモーター性能は共通で、差はバッテリー内蔵・Bluetooth・本体ボタンの有無だけです。

出典: ZWO EAFN / EAF Pro 製品ページ(モーター・最大負荷・接続・寸法・重量)/ZWO EAF Manual V1.0 §5 Specifications(動作温度 EAF -20〜40℃/EAF Pro -10〜40℃)/Agena Astro: SQA85(OTA 3.64kg・総重量 4.62kg)

4. 取り付け手順(Askar 公式インストールガイド準拠・7 ステップ)

Askar/Sharpstar 公式の「ZWO EAF を Askar 鏡筒に取り付ける」手順は次のとおりです。順番を守ってください(SQA85 の 2.8" ラック&ピニオンに対する標準手順です)。

  1. サムスクリュー(固定ネジ)を外す:まずフォーカサーのサムスクリューを取り外します。
  2. 粗動ノブを外す:2mm 六角レンチで粗動(coarse)調整ノブを取り外し、ピニオン軸を露出させます。
  3. モーターブラケットを仮付けする:モーターブラケットを載せ、指定位置に標準の M4 ネジをねじ込みます。この段階では本締めしない(位置合わせのため仮締め)。
  4. フレキシブルカップリングを選び固定する:ピニオン軸に合う 5〜6mm 径のフレキシブルカップリングを選び、フォーカサー軸側のネジを締めます。
  5. EAF をカップリングに挿す:EAF(別売のモーター本体)をフレキシブルカップリングに差し込み、カップリング端のロックネジを締めます。
  6. EAF 取付ネジを締める:EAF 本体をブラケットへ固定するネジを締めます。
  7. 最後に M4 固定ネジを本締めする:位置が合っていることを確認し、ステップ 3 の M4 固定ネジを本締めします。

出典: Sharpstar/Askar: How to install ZWO EAF on Askar(Steps of Installing EAF on Askar SQA85)(① Remove the thumb screw / ② Remove the coarse adjustment knob with a 2mm wrench / ③ Put the motor bracket on and screw the standard M4 screws… do not lock them now / ④ Choose the 5-6mm flexible coupling and lock this screw / ⑤ Insert the EAF into the flexible coupling and lock the coupling end locking screw / ⑥ Lock the EAF mounting screws / ⑦ Finally, lock the M4 fixing screws)

ハードウェアの装着後は、EAF の Type-C ポートを PC または ASIAIR の USB に接続すると給電と通信ができます。ここから先はソフト側の初期設定(下記つまずき 20〜22)に進みます。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §Power/Data(Power and communication can be established by connecting the EAF Type-C port to the USB port of a PC or ASIAIR)

5. つまずき 25 項目|症状・原因・対処

A. 選定・買い間違い編

つまずき 1|EAF 本体だけで SQA85 に付くのか不安

症状:ブラケットやキットを追加で買うべきか分からない。
原因:SQA85 は 2.8" デュアルスピード ラック&ピニオンで、市販の電動フォーカサーに直接対応する。
対処:基本は「SQA85 本体+ZWO EAF 本体」の 2 点でよい。EAF 付属のカップリングとネジで電動化に着手できる。

出典: Highpoint Scientific: SQA85(compatible with most motorized focusers such as the ZWO EAF)/Agena Astro: SQA85

つまずき 2|SQA55 用の AF キット(ベルト駆動)を買ってしまう

症状:SQA55 AF キットを取り寄せたが SQA85 に合わない。
原因:SQA55 AF キットは SQA55 の回転式フォーカサー専用のベルト駆動アダプタ。SQA85 のラック&ピニオンには不要かつ不適合。
対処:SQA85 ではベルト駆動キットを使わず、カップリング直結の標準手順で装着する。

出典: Highpoint Scientific: Askar AF Kit for SQA55(SQA55 専用のベルト駆動 AF キット)/Sharpstar/Askar 公式インストールガイド(SQA85 はカップリング直結)

つまずき 3|「SQA85 専用 AF キット」を探して見つからない

症状:SQA85 用の AF キットが検索しても出てこない。
原因:SQA85 は R&P フォーカサーで電動フォーカサーに直接対応するため、専用 AF キットは設定されていない。
対処:専用キットを探す必要はない。EAF 標準の取り付け手順で電動化する。

出典: Sharpstar/Askar 公式インストールガイド(SQA85 への EAF 直付け手順)/Highpoint Scientific: SQA85

つまずき 4|EAFN と EAF Pro のどちらを選べばいいか分からない

症状:2 モデルの違いが分からず選べない。
原因:モーター性能(ステップ角 7.5°・減速比 1:128・最大負荷 5kg)は共通。差はバッテリー内蔵・Bluetooth・本体ボタンの有無。
対処:ASIAIR/PC 常時給電なら EAFN で十分。手元ボタンや無線でのピント合わせを使いたいなら EAF Pro。どちらも SQA85 に装着可能。

出典: ZWO EAFN / EAF Pro 製品ページ(EAF Pro はバッテリー・Bluetooth・本体ボタンを追加)

つまずき 5|他社フォーカサー(QHYCCD/iOptron/Pegasus)は使えないと思う

症状:手持ちの他社電動フォーカサーを流用できるか不明。
原因:SQA85 の R&P フォーカサーは市販電動フォーカサー全般に対応する汎用設計。
対処:QHY Q-Focuser など他社フォーカサーも装着可能。軸径に合うカップリングとブラケットの適合だけ確認する。

出典: Highpoint Scientific: SQA85(compatible with most motorized focusers such as the ZWO EAF or QHY Q-Focuser)

つまずき 6|フレキシブルカップリングのサイズ選定を間違える

症状:カップリングがピニオン軸に入らない/ガタつく。
原因:EAF にはモーター側 4mm・フォーカサー側 4/5/6/7mm の 4 種カップリングが同梱され、選択を誤っている。
対処:SQA85 では 5〜6mm 径のフレキシブルカップリングを選ぶ(ピニオン軸径に合わせる)。

出典: Sharpstar/Askar 公式インストールガイド(Choose the 5-6mm flexible coupling)/ZWO EAF Manual V1.0 §3 Packing List(Flexible coupling 4-4/4-5/4-6/4-7mm)

B. 取り付け(機械)編

つまずき 7|サムスクリューを外さずに粗動ノブを外そうとする

症状:粗動ノブが固くて外れない。
原因:先にサムスクリュー(固定ネジ)を外していない。
対処:手順①でサムスクリューを外してから粗動ノブの取り外しに移る。

出典: Sharpstar/Askar 公式インストールガイド step1(Remove the thumb screw)

つまずき 8|粗動ノブを工具なしで外そうとする

症状:粗動ノブがぐらつくだけで抜けない/傷つける。
原因:ノブは止めネジ止めで、素手では緩まない。
対処:2mm 六角レンチで粗動調整ノブを外す。

出典: Sharpstar/Askar 公式インストールガイド step2(Remove the coarse adjustment knob with a 2mm wrench)

つまずき 9|モーターブラケットの M4 ネジを最初から本締めしてしまう

症状:カップリングとブラケットの軸心が合わず、回すと渋い。
原因:手順③で M4 を本締めしてしまい、位置微調整ができなくなっている。
対処:M4 は最初は仮締め。カップリングと EAF を組んでから最後(手順⑦)に本締めする。

出典: Sharpstar/Askar 公式インストールガイド step3・step7(screw the standard M4 screws… do not lock them now / Finally, lock the M4 fixing screws)

つまずき 10|カップリングのモーターシャフト平面(D 形)にネジを合わせない

症状:モーターシャフトでカップリングがスリップする。
原因:EAF のモーターシャフトは片側が平面の D 形。ネジを平面に合わせないと空回りする。
対処:カップリングの 2 本のネジをシャフトの平面側に合わせて締める。装着後は手回しでスリップがないか確認する。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §Attention(one side is flat, the other side is round; align the two screws with the flat surface / manually rotate the motor to confirm no slippage)

つまずき 11|カップリング端のロックネジが緩くスリップする

症状:モーターは回るがピントが動かない/時々スリップする。
原因:カップリング端(フォーカサー軸側/EAF 側)のロックネジが締まっていない。
対処:手順④・⑤でカップリング両端のロックネジを確実に締める。

出典: Sharpstar/Askar 公式インストールガイド step4・step5(lock this screw / lock the coupling end locking screw)

つまずき 12|EAF 取付ネジと M4 固定ネジの締結漏れ・順序ミス

症状:EAF がぐらつく/位置が決まらない。
原因:2 系統(EAF 取付ネジ・M4 固定ネジ)のいずれかが未締結、または順序が逆。
対処:⑥ EAF 取付ネジ → ⑦ M4 固定ネジの順で本締めする。

出典: Sharpstar/Askar 公式インストールガイド step6・step7(Lock the EAF mounting screws / Finally, lock the M4 fixing screws)

つまずき 13|ブラケットが EAF 取付面と平行でない/隙間がある

症状:合焦精度が出ない/再現性が悪い。
原因:ブラケットが EAF 取付面に対して隙間なく面一・平行になっていない。
対処:ブラケットが取付面と隙間なく密着し、フォーカサー本体面と平行になるよう調整する。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §EAF Setup(Ensure that the bracket is flush with the EAF mounting surface without any gaps, and that it is parallel to the focuser body surface)

つまずき 14|鏡筒総重量で過負荷を心配する

症状:OTA 3.64kg で EAF に負担がかかるのではと不安。
原因:EAF が負担するのは鏡筒重量ではなく、フォーカサーを回す回転トルク。
対処:EAF の定格負荷は 5kg。カップリング直結でピニオンを回すため、SQA85(OTA 3.64kg)でも余裕がある。過負荷での長時間運転だけ避ける。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §Payload(rated payload 5kg, avoid prolonged overloading)/Agena Astro: SQA85(OTA 3.64kg)

C. 焦点・可動域編

つまずき 15|32mm のフォーカストラベルを超えて動かす

症状:合焦位置付近でモーターが脱調・停止する。
原因:SQA85 のフォーカサーの繰り出し量は 32mm。可動端まで動かして機械的に突っ張っている。
対処:ソフトの最大ステップでトラベル端の手前に制限し、端で突っ張らせない。

出典: Highpoint Scientific: SQA85(focusing travel of 32 mm)/ZWO EAF Manual V1.0 §Upper Limit Setting(set the maximum step count at or below the travel limit of the focuser)

つまずき 16|電動化すると微動が使えなくなると思う

症状:デュアルスピードの微動が死ぬのではと不安。
原因:電動化するのは粗動ピニオン軸。デュアルスピード機構そのものは残る。
対処:通常はソフトのオートフォーカスで十分だが、必要なら手動側の操作も併用できる。

出典: Highpoint Scientific: SQA85(dual-speed rack & pinion focuser)

つまずき 17|ゼロ位置を全繰り込み位置に設定していない

症状:ソフト上の位置基準が定まらず GOTO がずれる。
原因:ゼロ位置(基準)を決めていない。
対処:標準ブラケット(カップリング直結)構成では、フォーカサーを完全に繰り込んだ位置をゼロ位置に設定するのが推奨。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §Zero Position Setting(For standard bracket installation, set the zero position at the fully retracted position of the focuser)

つまずき 18|バックフォーカスの再計算が必要だと思い込む

症状:EAF 化に合わせてバックフォーカスをやり直す必要があるか不安。
原因:EAF 化は焦点機構の駆動方法を変えるだけで、光学系のバックフォーカス条件は変わらない。
対処:SQA85 はペッツバール設計で推奨バックフォーカス 40〜70mm・イメージサークル 44mm。従来どおりの構成でよい。

出典: Agena Astro: SQA85(recommended sensor distance 40–70mm, 44mm image circle, self-flatted Petzval design)

つまずき 19|フォーカススケール(目盛)を活用しない

症状:毎回ピント位置を一から探して時間がかかる。
原因:SQA85 のフォーカサーには高精度の目盛が刻まれているのに使っていない。
対処:目盛でおおよその合焦位置を把握し、EAF のゼロ位置と組み合わせて再現性を上げる。

出典: Highpoint Scientific: SQA85(high precision focus scale to make it easy to return to a prior focus position)

D. ソフト・電源編

つまずき 20|初回にゼロ位置・最大ステップを設定しない

症状:初回運用でフォーカサーが端に当たり脱調・破損しかける。
原因:EAF のステッピングモーターにはトルクがあり、可動域を教えないと端を突破しようとする。
対処:初回動作時に必ずゼロ位置と最大ステップを設定する。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §Initial Setup of EAF(set the zero position and maximum steps to prevent damage to the focuser)

つまずき 21|バックラッシュを測定・設定しない

症状:オートフォーカスの合焦位置が毎回ずれる/V カーブが左右非対称になる。
原因:ラック&ピニオンにも遊び(バックラッシュ)があり、補正されていない。
対処:使用前にバックラッシュを測定して入力し、ゼロ位置・最大ステップとあわせて設定する。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §Pre-Usage Parameter Setup / Backlash(measure the backlash value and input it into the software to compensate)

つまずき 22|Reverse(反転)を使った後にゼロ位置を再設定しない

症状:方向反転後に動作がおかしくなる。
原因:Reverse 機能を有効にすると基準がずれる。
対処:Reverse を使ったら必ずゼロ位置を再設定する。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §Pre-Usage Parameter Setup(If the "Reverse" function is activated, reset the zero position)

つまずき 23|給電・接続の不備(Type-C)

症状:EAF が認識されない/動かない。
原因:EAF は Type-C で給電・通信する。ケーブルやポートの問題。
対処:EAF の Type-C を PC または ASIAIR の USB に接続する(EAFN は 5V 500mA)。純正 Type-C to Type-A ケーブルを使い、接続を確実にする。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §Power/Data・§3 Packing List(Type-C to PC or ASIAIR / 2m USB2.0 Type-C to Type-A cable)/ZWO 製品ページ(5V 500mA)

つまずき 24|脱調時のブザーを無視する

症状:「ビープ」音が鳴る。
原因:脱調など異常時にブザーが警告する。可動端突っ張り・軸ずれ・過負荷が典型。
対処:音が鳴ったら可動域・カップリングのスリップ・負荷を見直す。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §Abnormal Alarm(the buzzer will emit a "beep-beep" warning sound when stalling)

つまずき 25|極端な温度環境で使う

症状:低温/高温で動作が不安定。
原因:動作温度域を外れている(EAFN -20〜40℃、EAF Pro -10〜40℃)。
対処:動作温度域内で運用する。EAF Pro のバッテリーは放電 -10〜40℃で低温に弱いため、厳寒期は Type-C 外部給電が無難。

出典: ZWO EAF Manual V1.0 §Specifications / Battery Operating Temperature(EAF -20–40℃, EAF Pro -10–40℃, discharging -10–40℃)

6. 関連商品

SQA85 の電動化に必要なのは、SQA55 と違って「本体+EAF」の 2 点だけです(専用 AF キットは不要)。いずれも天体ショップで取り扱いがあります。

  • Askar SQA85 鏡筒(口径85mm F4.8 5枚玉ペッツバール・2.8" デュアルスピード R&P フォーカサー)
  • ZWO NEW EAF(EAFN)(電動フォーカサー本体・フレキシブルカップリング同梱)

7. 商品ページ・公式 LINE のご案内

どこよりも安く買うなら公式 LINE

最安値をご案内します。ご購入前に公式 LINE で最新価格と在庫状況をご確認ください。「SQA85 EAF」とメッセージをお送りいただくだけで、すぐに個別でご案内します。

  • SQA85 の電動化に必要な「SQA85 本体+EAF 本体」の組み合わせをまとめてご案内
  • EAFN と EAF Pro の選び分け、ASIAIR・12V 電源との構成相談もお気軽に
  • 商品ページの表示価格より、LINEならさらに安くご案内
  • 初期不良60日+3年保証・国内発送はLINE購入でも同じ
  • 型番を送るだけ。聞くだけでも大丈夫です

LINE で価格・在庫を確認する →

初めてのお客様へ

LINE 登録が難しい方向けに、メールで対応いたします。support@tenbundo.com までお気軽にご連絡ください。

最終更新: 2026-09-01/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は Askar 公式マニュアル・ZWO 公式マニュアル/製品ページ、および正規取扱店の製品情報に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。

8. よくある質問(FAQ)

Q. Askar SQA85 に ZWO NEW EAF は付きますか?

A. 付きます。SQA85 は 2.8 インチのデュアルスピード ラック&ピニオン フォーカサーで、ZWO EAF など市販の電動フォーカサーに直接対応します。粗動ノブを外し、ピニオン軸にフレキシブルカップリングを直結して電動化します。

Q. SQA55 のように専用 AF キットは必要ですか?

A. 不要です。SQA55 は回転式フォーカサー用のベルト駆動 AF キットが必須でしたが、SQA85 はラック&ピニオンなので EAF を直付けでき、専用 AF キットは存在しません。

Q. ZWO の標準ブラケット対応リストに Askar が無いのに付くのですか?

A. 付きます。ZWO の §6.2.1 対応リストに Askar SQA は載っていませんが、Askar 公式の手順どおりモーターブラケットとカップリングで EAF を装着できます。購入前にブラケットとフォーカサーの M4 穴の適合だけ確認すると確実です。

Q. EAFN と EAF Pro はどちらを選べばいいですか?

A. モーター性能(ステップ角 7.5°・減速比 1:128・最大負荷 5kg)は共通です。ASIAIR/PC で常時給電するなら EAFN、手元ボタンや無線でも操作したいなら EAF Pro が向きます。どちらも SQA85 に装着できます。

Q. カップリングはどのサイズを選びますか?

A. SQA85 では 5〜6mm 径のフレキシブルカップリングを選びます。EAF には 4-4/4-5/4-6/4-7mm の 4 種が同梱されているので、ピニオン軸径に合うものを使います。

Q. 電動化するとバックフォーカスの再計算は必要ですか?

A. 不要です。EAF 化は焦点機構の駆動方法を変えるだけで、光学的なバックフォーカス条件(推奨 40〜70mm、イメージサークル 44mm)は変わりません。

9. 参考にした一次情報

どこよりも安く買うなら公式 LINE

最安値をご案内します。ご購入前に公式 LINE で最新価格と在庫状況をご確認ください。「SQA85 EAF」とメッセージをお送りいただくだけで、すぐに個別でご案内します。

  • SQA85 の電動化に必要な「SQA85 本体+EAF 本体」の組み合わせをまとめてご案内
  • EAFN と EAF Pro の選び分け、ASIAIR・12V 電源との構成相談もお気軽に

LINE で価格・在庫を確認する →

初めてのお客様へ

LINE 登録が難しい方向けに、メールで対応いたします。support@tenbundo.com までお気軽にご連絡ください。

最終更新: 2026-09-01/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は Askar 公式マニュアル・ZWO 公式マニュアル/製品ページ、および正規取扱店の製品情報に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。