ZWO Duo Band Filter 1.25 デュオバンドフィルター|他社デュアルナローバンドとの徹底比較・選び方ガイド

ZWO Duo Band Filter 1.25 デュオバンドフィルター|他社デュアルナローバンドとの徹底比較・選び方ガイド

ZWO Duo Band Filter 1.25" は、Hα (656.3nm) と OIII (500.7nm) の輝線を同時に通し、都市部・月夜のような光害環境でも輝線星雲を色付きで撮れるようにする OSC カメラ(ワンショットカラー)向けデュアルナローバンドフィルターです。1.25"(31mm 枠)は ZWO ASI533MC / ASI585MC / ASI664MC など小・中判センサー機との相性がよく、EFW 5×1.25 / EFW 8×1.25 のフィルターホイールにそのまま入ります。本記事では ZWO 公式仕様、Baader-Planetarium 公式ホワイトペーパー、Optolong / STC / SVBony / Sightron などの一次情報のみを根拠に、ZWO Duo Band 1.25" と主要デュアル / クアッドナローバンドフィルターの帯域幅・透過率・厚み・入射角許容範囲を横並びで整理し、どんな望遠鏡・カメラ・予算のときに ZWO 1.25" を選ぶべきかを 1 本にまとめました。

① ZWO Duo Band Filter 1.25" の基本仕様

まず ZWO 公式が公開している 1.25" 版の仕様を、ZWO 直販ページと英国正規販売店 First Light Optics の販売スペックの両方から確認します。両ソースで数値は完全に一致します。

項目 仕様値
透過ライン Hα (656.3nm) / OIII (500.7nm)
バンド幅(半値幅) Hα 15nm / OIII 35nm
ピーク透過率 OIII (495.9nm・500.7nm) で 90% 超/Hα (656.3nm) で 80% 超
基板材質 Schott ガラス
ガラス厚 1.85mm
波面精度 1/4 wavefront
平行度 30 秒未満
表面品質 60/40(MIL-O-13830 準拠)
推奨入射角 8° 未満
サイズ展開 1.25" / 2"
対応機材 全 ASI カメラおよび EFW(電子フィルターホイール)

出典: ZWO 公式 Duo-Band Filters 製品ページFirst Light Optics 公開スペック(数値は両ソースで一致)

実務的な読み方は以下のとおりです。

  • Hα 15nm・OIII 35nm:一般的に「デュオバンド」で括られる Ha 7nm / OIII 7nm クラス(Optolong L-eXtreme・SVBony SV220 など)と比べるとバンド幅が広く、Optolong L-eNhance(Hβ を含む 3 バンド)に近いカテゴリに位置づけられます。狭いバンドほど光害コントラストは上がりますが、その分透過率と入射角許容度が犠牲になります。
  • OIII 側の主要透過ライン:ZWO 公式は 495.9nm と 500.7nm の 2 本を明示。OIII は禁制線ながら惑星状星雲・超新星残骸・輝線星雲の芯を担う波長で、90% 超の透過は明るい OIII 対象での SN 稼ぎに直結します。
  • 入射角 8° 未満:ZWO 公式がそのまま明記しているのが特徴です(他社の販売スペックでは省略されがち)。カメラのフィルタースレッドやフィルターホイール内で傾かないよう、しっかりねじ込むだけで守れる範囲です。

② サイズ選択:1.25" と 2"、どちらを買うべきか

ZWO Duo Band は 1.25" と 2" が用意されており、光学仕様(バンド幅・透過率・厚み・材質)は同一です。選択の分岐点はカメラのセンサーサイズと現在お使いのフィルターホイールで決まります。

条件 推奨サイズ 理由
ASI533MC / ASI585MC / ASI664MC / ASI662MC / ASI224MC など 1/2 型〜1 型センサー機 1.25" 1.25" 有効径(約 27mm)でも周辺蹴られが出にくいサイズ帯。EFW-5×1.25-25 / EFW-8×1.25-25 にそのまま収まる。
ASI2600MC Pro / ASI2600MC Air / ASI294MC Pro など APS-C 4/3 型以上のセンサー機 2" 1.25" の内径だと周辺光量落ち・ケラレが発生する可能性があるため 2" が定石。EFW-5×2-25 または EFW-7×2-25 との組み合わせ。
既に 2" フィルターホイールを使っている 2" 1.25"→2" アダプターは反射・迷光要因になりやすい。素直にサイズを揃える方が構成がシンプル。
ZWO 以外の 31mm 対応ホイール(例:31mm 汎用)を使っている 1.25" (=31mm 系) ZWO 1.25" は 31mm セル準拠で、他社 31mm 対応ホイールにもそのまま入る。

出典: ZWO 公式 Duo-Band Filters(サイズ展開・厚み)ZWO 公式 EFW Filter Wheels 製品ページ(対応フィルターサイズ)

厚みの補足:ZWO Duo Band 1.25" は 1.85mm、ZWO LRGB フィルター 1.25" は 1.9±0.03mm と ZWO 公式に明記されています。約 0.05mm の差ですが、ZWO LRGB と混在させて EFW で切り替えて使う場合、厳密にはピント位置がわずかにずれる可能性があります。実運用では ASIAIR / N.I.N.A. のオートフォーカスでフィルター別プロファイルを持つのが確実です。

出典: ZWO 公式 LRGB Filters(1.25" は 1.9±0.03mm、2" は 1.85mm、36mm は 2mm)ZWO 公式 Duo-Band Filters(1.85mm)

③ 対応する ZWO EFW(電子フィルターホイール)ラインナップ

ZWO 公式 EFW は 6 モデルが並びます。1.25" Duo Band を刺せるのは 5×1.25 と 8×1.25 の 2 モデルです。

EFW モデル スロット数 対応フィルター 1.25" Duo Band
EFW-5×1.25-25 5 1.25" / 31mm
EFW-8×1.25-25 8 1.25" / 31mm
EFW-5×2-25 5 2" ×(2" 版を選ぶ)
EFW-7×2-25 7 2" ×(2" 版を選ぶ)
EFW-7×36-25 7 36mm ×(36mm 版はラインナップ外)
EFW-7×50 7 50mm 角 ×

出典: ZWO 公式 EFW Filter Wheels(全 6 モデルの型番・スロット数・対応フィルター)

EFW は 5V / 120mA を USB-C 給電のみで動く低消費電力設計で、ASIAIR / ASIStudio / ASCOM / ZWO SDK のいずれからも制御できます。1.25" Duo Band を LRGB や UV/IR カットと同居させる場合は EFW-8×1.25 の方がスロットに余裕が出ます。

出典: ZWO 公式 EFW Filter Wheels(USB-C / 5V-120mA / ASIAIR・ASCOM・SDK 対応)

④ 光学系の F 値と Duo Band Filter の相性(ブルーシフト理論)

デュアルナローバンド系フィルターを扱う上で必ず理解すべき物理現象が、干渉フィルターのブルーシフト(青方偏移)です。フィルター面に対して光線が斜めに入るほど、透過中心波長が短波長側にずれます。この物理を最も体系的に公開しているのが Baader-Planetarium 社の公式ホワイトペーパーです(PDF 24 ページ)。

ブルーシフトの近似式

Baader ホワイトペーパー §2.1 に掲載されている近似式は次のとおりです。

λθ = λ0 × √( 1 − ( n0·sinθ / neff )² )

λ0 は入射角 0°(垂直入射)での透過中心波長、λθ は入射角 θ での透過中心波長、n0 は入射側媒質(空気)の屈折率、neff はフィルターコーティングの実効屈折率です。式の形から明らかなように、ブルーシフトは波長と入射角の両方に比例して大きくなります。したがって OIII(500.7nm)より Hα(656.3nm)側でシフト量が大きく、また同じ光学系でも像高(画面周辺)ほど大きな入射角の光線が集まるので、フィルター周辺での透過ずれが問題になります。

出典: Baader-Planetarium GmbH「Narrow-band Filters on Astronomical Telescopes」白書 §2.1 式(1)(2022-05-03 版・PDF 24 ページ、PyPDF2 抽出)

F 値別の推奨バンド幅

同ホワイトペーパー §2.3〜§2.4 と §3 の結論を、ZWO Duo Band Filter 1.25" のポジション(Hα 15nm / OIII 35nm)と重ねて整理すると以下になります。

光学系の F 値 Baader ホワイトペーパーの結論 ZWO Duo Band 1.25" の適性
f/4 より遅い(例:f/5・f/6・f/7) 「ブルーシフトはほぼ無視できる」(§2.3)。標準 6.5nm ナローバンドで中心波長の最大透過が保たれる。 ◎ ワイド帯域(Hα 15nm / OIII 35nm)は許容度がさらに高く、まず問題にならない。
f/3.4 〜 f/4 付近 Baader の分類では「Narrowband」(>f/3.4)と「Highspeed f/2」(f/2〜f/3.4)の境目(§3 表1)。 ◯ 帯域が広いので Hα 中心の透過ピークはほぼ保てるが、周辺での実効バンドの広がりは念頭に。
f/2.3 〜 f/3.4(RASA・Hyperstar 帯) Hα 3.5nm ウルトラナローバンドを中心波長のまま使うと最大透過が ~50% まで低下、中央遮蔽 50% では ~30% まで低下(§2.4 図 4b)。プリシフト版が必須。 ◯ 15nm / 35nm と広いためピークは保ちやすいが、極端に速い光学系では実効バンドの広がり・入射角 8° 超過による性能低下の可能性あり。
f/2 以下(RASA 8" f/2 など) 6.5nm 帯は Highspeed f/2 プリシフト版で ~80% 透過を確保できる(§3.1 図 5)。標準ナローバンドは推奨されない。 △ ZWO 公式は入射角 8° 未満を推奨。f/2 級光学系では最大入射角が 8° を超える可能性があるため、光学系専用に設計された高速フィルター(例:IDAS NBZ-II/Baader Highspeed など)の方が安全。

出典: Baader-Planetarium GmbH ホワイトペーパー §2.3・§2.4 図 3〜4b・§3 表 1〜2ZWO 公式 Duo-Band(推奨入射角 8° 未満)

また、Optical Mechanics の解説では「バンド幅を狭くするほど光害コントラストは上がるが、そのぶんスループット低下と f-ratio シフトの許容度低下を招く」と明記されており、Baader の結論と整合します。要するに、ZWO Duo Band 1.25" のワイド帯域は「多くの一般的な鏡筒に、破綻せず使える現実的なチューニング」だと言い換えられます。

出典: Optical Mechanics「Astrophotography Filters: Narrowband, Dual-Band & Tips」(帯域幅と F 値許容度のトレードオフ)

⑤ 他社デュアル / クアッドナローバンドとの徹底比較

ZWO Duo Band 1.25" と、市場で入手性の高い主要デュアル / クアッドナローバンドフィルターの公式仕様を横並びに整理します。数値はすべて各社公式ページの一次情報から取得しています。1.25" 版が存在するモデルのみに絞りました。

主要 7 モデル 一次情報スペック比較表

モデル タイプ 透過ライン バンド幅 ピーク透過率 厚み 基板
ZWO Duo-Band 1.25" デュオ (2 バンド) Hα 656.3nm / OIII 500.7nm Hα 15nm / OIII 35nm OIII >90% / Hα >80% 1.85mm Schott
Optolong L-eNhance トライバンド (3 バンド) Hα / Hβ / OIII Optolong 公式には帯域幅の明記なし >90% 1.85mm B270
Optolong L-eXtreme デュオ (2 バンド) Hα / OIII Hα 7nm / OIII 7nm >90% 1.85mm B270
Optolong L-Ultimate デュオ (2 バンド) Hα 656.3nm / OIII 500.7nm Hα 3nm / OIII 3nm 公式ページに明記なし 公式ページに明記なし optical glass
STC Astro Duo-NB 1.25" デュオ (2 バンド) Hα / OIII 7-12nm 域 >85% 1mm Schott B270
SVBony SV220 1.25" デュオ (2 バンド) Hα 656.3nm / OIII 500.7nm Hα 7nm / OIII 7nm Hα >94% / OIII >90% 約 1.80–1.85mm 公式ページに明記なし
Sightron Quad BP III 1.25" クアッド (4 バンド) Hα / Hβ / OIII / SII Sightron 公式には帯域幅の明記なし 公式ページに明記なし 1.5mm 溶融石英 (Fused Quartz)

出典: ZWO 公式 Duo-BandOptolong 公式 L-eNhanceOptolong 公式 L-eXtremeOptolong 公式 L-Ultimate 1.25"STC 公式 Astro Duo-NarrowbandSVBony 公式 SV220Hutech Astronomical Sightron Quad BP III(各社公式または正規販売店の公開スペック)

読み取り方のポイント

  • バンド幅の順序:Optolong L-Ultimate (3nm) < L-eXtreme / SVBony SV220 (7nm) < STC (7-12nm) < ZWO Duo Band (Hα 15nm / OIII 35nm) の順で広くなります。狭いほど光害耐性と黒の締まりが上がり、広いほどスループットと F 値許容度が上がります。
  • ピーク透過率の見え方:ZWO は「OIII 90% 超・Hα 80% 超」と Hα 側だけやや控えめに書かれています。他社は Hα も 90% 以上と表記するモデルが多いため、単純比較すると ZWO は Hα 側で数 % 保守的な公開値です。ただし FWHM が広い分、実撮影ではトータル光量で見劣りしにくい設計です。
  • 厚みの違いに注意:STC の 1.25" は 1mm と薄く、他社(1.85mm 前後)と混在させるとバックフォーカスとピント位置が変わります。ZWO EFW で複数フィルターを使い分ける場合は基本的に同じ 1.85mm 前後で揃えるのが安全です。
  • 3 バンド系(L-eNhance)と 4 バンド系(Quad BP III)は別カテゴリ:Hβ(486.1nm)を残したい場合や、SII(672nm)も別チャンネルにマッピングして SHO 風に処理したい場合は、ZWO Duo Band(2 バンド)では役割が果たせません。用途で分けて考える必要があります。

⑥ 用途・機材別の選び方(ZWO Duo Band 1.25" を選ぶべきケース)

Baader ホワイトペーパー・Optical Mechanics 解説・各社公式スペックを踏まえたうえで、ZWO Duo Band 1.25" が「他社より合っている」ケースを整理します。

ケースA: ZWO OSC カメラ+ ASIAIR の一貫構成を組みたい

ASI533MC / ASI585MC / ASI664MC / ASI2600MC Air(1.25"/31mm 対応の Air Mini 系)を ASIAIR / ASIAIR Mini で運用しており、Studio・ASCOM も含めて ZWO エコシステム内で完結させたい方には、EFW 5×1.25 or 8×1.25 + ZWO Duo Band 1.25" の組み合わせが最短で組めます。EFW は USB-C 5V/120mA と ASIAIR 側からそのまま給電できるため、余計な電源回りを増やさずに済みます。

出典: ZWO 公式 Duo-Band(全 ASI カメラ・EFW 互換)ZWO 公式 EFW(USB-C 5V/120mA・ASIAIR/ASIStudio/ASCOM/SDK 対応)

ケースB: 都市部 (Bortle 6-8) から初めてのデュオバンド撮影に挑戦する

Optolong L-Ultimate (3nm) のような超狭帯域はコントラストは強力ですが、シーイング条件・追尾精度・光学系の F 値・入射角がすべて揃った時に威力を発揮するタイプです。始めの一本には、より広い帯域で「そもそも露光時間中の SNR が稼ぎやすい」15nm/35nm クラス、つまり ZWO Duo Band 1.25" は導入しやすいバンド幅設計といえます。
Baader ホワイトペーパー §A の理論式では、光害レベル L が十分大きいときの SNR 比の理論上限は √(FWHM_B / FWHM_A) に収束し、3.5nm と 6.5nm を比べても √(6.5/3.5) ≈ 1.36 倍。バンド幅の広狭は影響しますが、光害コントラストの差は絶対値としてそこまで極端ではありません。

出典: Baader-Planetarium ホワイトペーパー §A 式(10)(11)(SNR 比の理論上限は √(FWHM_B / FWHM_A) に収束)

ケースC: 焦点距離が短い / F 値が f/4〜f/6 の一般的なアポクロマート・小口径鏡筒を使っている

Askar FMA180 Pro (f/4.5) や Askar FRA400 (f/5.6)、SVBOny SV503 系、William Optics ZenithStar 61 (f/5.9) など、F/4 より遅い一般的な入門機・中判鏡筒を使っている場合、Baader ホワイトペーパー §2.3 によれば「ブルーシフトはほぼ無視できる」領域です。この場合、フィルター側で高速光学系対応を意識する必要が低く、ZWO Duo Band 1.25" のワイド帯域は無理なく機能します。ZWO 公式が入射角 8° 未満を推奨している点も、これらの光学系ではまず問題になりません。

出典: Baader-Planetarium ホワイトペーパー §2.3(f/4 より遅い光学系ではブルーシフト影響が実質無視可能)ZWO 公式 Duo-Band(推奨入射角 8° 未満)

ケースD: 1.25" 31mm スレッドの EFW を既に持っている / 買う予定

ZWO EFW-5×1.25-25 / EFW-8×1.25-25 は 1.25" と 31mm セルの両方に対応します。既に他社 LRGB を 1.25"/31mm で運用している方が「もう 1 枚デュオバンドを追加したい」というケースでも、ZWO Duo Band 1.25" ならそのまま増設できます。厚み 1.85mm は ZWO LRGB 1.25"(1.9mm)とほぼ揃うため、パーフォーカルの意味でも扱いやすい選択です。

出典: ZWO 公式 EFW(EFW-5×1.25-25 / EFW-8×1.25-25 は 1.25"/31mm 対応)ZWO 公式 LRGB(1.25" は 1.9mm・2" は 1.85mm・36mm は 2mm)

ZWO Duo Band 1.25" よりも他社を検討すべきケース

  • 撮影対象に Hβ・SII が多く含まれるとき:Optolong L-eNhance(Hα / Hβ / OIII 3 バンド)や Sightron Quad BP III(4 バンド)の方が捕らえられる情報量が増えます。
  • Bortle 8 級の強い光害下で 1 コマの背景コントラストを極限まで上げたいとき:Optolong L-Ultimate (3nm) 系のウルトラナローバンドが有利。ただし f/2 級光学系ではブルーシフト対応が別途必要です。
  • RASA・Hyperstar など f/2 級光学系:ZWO Duo Band の入射角 8° 未満条件を超えやすいので、IDAS NBZ-II のような高速光学対応を明記したフィルターや、Baader Highspeed 系の方が安全です。
  • APS-C・4/3 型センサー機(ASI2600MC Pro / ASI294MC Pro など):1.25" では周辺が蹴られるため、同じ ZWO Duo Band でも 2" 版を選ぶこと。

本記事で扱った ZWO Duo Band Filter 1.25" の商品ページ、および 1.25"/31mm 系で組み合わせやすい ZWO 機材の商品ページは以下です。

⑨ ZWO Duo Band Filter 1.25 の商品ページ・公式 LINE のご案内

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最安値をご案内します。ご購入前に公式 LINE で最新価格と在庫状況をご確認ください。「デュオバンド 1.25」とメッセージをお送りいただくだけで、すぐに個別でご案内します。

  • 1.25" と 2"、Duo Band Filter サイズの選び分けを個別ご案内
  • ZWO EFW-5×1.25 / EFW-8×1.25 との同時導入もご相談ください
  • LINE 登録で特別クーポン配布中

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最終更新: 2026-07-17/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式製品ページ・Baader-Planetarium 公式ホワイトペーパー・Optolong 公式・STC Optics 公式・SVBony 公式・Hutech Astronomical 公式に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。

⑩ よくあるご質問(FAQ)

Q1. ZWO Duo Band Filter 1.25" は ASI533MC Pro でも問題なく使えますか?

ZWO 公式は「全 ASI カメラおよび EFW と互換」と明記しています。ASI533MC Pro は 1 型正方形センサー(~14.4mm 正方形)なので、1.25" の有効径でも周辺蹴られの心配は少ないカメラです。EFW-5×1.25-25 または EFW-8×1.25-25 のスロットに 1.25" ねじで固定します。

出典: ZWO 公式 Duo-Band(全 ASI カメラ・EFW 互換)ZWO 公式 EFW(EFW-5/8×1.25-25 は 1.25"/31mm 対応)

Q2. Optolong L-eXtreme (Hα 7nm / OIII 7nm) と ZWO Duo Band 1.25" (Hα 15nm / OIII 35nm) のどちらを買うべきですか?

光害コントラストと背景の締まりを優先する場合は L-eXtreme、スループット(総光量)と F 値許容度・入射角許容度を優先する場合は ZWO Duo Band です。Baader-Planetarium 公式ホワイトペーパーが示すとおり、狭帯域ほど光害耐性は上がる一方で、シフト許容度は下がります。まず 1 本目のデュオバンドとして始めるなら ZWO Duo Band のワイド帯域は使い方の癖が少なく、L-eXtreme は光学系と運用がある程度固まってからの追加が向きます。

出典: Optolong 公式 L-eXtreme(Hα 7nm / OIII 7nm)ZWO 公式 Duo-Band(Hα 15nm / OIII 35nm)Baader ホワイトペーパー §2.4

Q3. RASA 8"(f/2)で使いたいのですが、ZWO Duo Band 1.25" で問題ありませんか?

ZWO 公式は入射角 8° 未満を推奨と明記しています。f/2 級光学系では最大入射角が 8° を超えるため、Duo Band の狙いどおりの透過特性から外れる可能性があります。Baader ホワイトペーパー §2.4 でも、f/2 級光学系ではプリシフト対応の高速フィルターが推奨されています。RASA 8" のような f/2 光学系では、IDAS NBZ-II のような高速光学対応を明記したフィルターや、Baader Highspeed f/2 プリシフト版など、光学系専用に設計されたフィルターを検討することを推奨します。

出典: ZWO 公式 Duo-Band(入射角 8° 未満推奨)Baader ホワイトペーパー §2.4・§3 表 1〜2

Q4. ZWO Duo Band 1.25" は ZWO LRGB 1.25" と同じ EFW スロットに混在させても、ピント位置は同じですか?

厳密には異なります。ZWO 公式仕様では、Duo Band 1.25" は 1.85mm、LRGB 1.25" は 1.9±0.03mm。差は約 0.05mm と小さいですが、シーイングとフォーカサーの分解能によっては差が乗ります。ASIAIR / N.I.N.A. のオートフォーカスをフィルター別プロファイルで動かすのが安全です。

出典: ZWO 公式 Duo-Band 1.25"(1.85mm)ZWO 公式 LRGB 1.25"(1.9±0.03mm)

Q5. STC Astro Duo-Narrowband 1.25" の方が厚みが 1mm と薄いのですが、この差は撮影に影響しますか?

STC 公式は 1.25" 版の厚みを「1mm Schott B270 光学ガラス」と明記しています。ZWO Duo Band 1.25" は 1.85mm。約 0.85mm の差は、干渉フィルターとしてはバックフォーカスに直接反映されます(フィルター挿入時のピント位置ずれは、およそ「フィルター厚み × (1 - 1/屈折率) ≒ フィルター厚み × 1/3」でシフトするのが目安)。したがって STC → ZWO に載せ替えると、実効光路長がわずかに伸び、再度ピント合わせが必要です。同 EFW 内で混在させるのは避けるのが無難です。

出典: STC Optics 公式 Astro Duo-NB(1mm Schott B270)ZWO 公式 Duo-Band(1.85mm)

Q6. 保証はどうなっていますか?

天体ショップ(株式会社天文堂)でご購入いただいた ZWO Duo Band Filter 1.25 には、ZWO 社の製品保証に加えて、弊社独自の初期不良 60 日+3 年保証を付けています。初期不良(開封時の破損・透過異常など)は 60 日以内に、それ以降の不具合は 3 年以内にご連絡ください。詳細な条件は公式 LINE または support@tenbundo.com までお問い合わせください。

Q7. Sightron Quad BP III のような 4 バンドとの違いは何ですか?

Sightron Quad BP III は Hα・Hβ・OIII・SII の 4 本の輝線を通すクアッドバンドパスで、ZWO Duo Band 1.25" が通さない Hβ (486.1nm) と SII (672nm) も落とさずに残せます。天の川方向の反射星雲+輝線星雲が混在する視野や、SHO パレット処理を OSC で試したい方は QBP III が有利です。反面、SII を残す=赤側の帯域が広めなので、Bortle 6-8 の光害下での背景コントラストという点では、より狭帯域の ZWO Duo Band や L-eXtreme に軍配が上がる場面もあります。

出典: Hutech Astronomical 公式 Sightron Quad BP III(4 バンド・厚み 1.5mm・溶融石英)ZWO 公式 Duo-Band(Hα / OIII の 2 バンド)

⑪ 参考にした一次情報

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最終更新: 2026-07-17/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式製品ページ・Baader-Planetarium 公式ホワイトペーパー・Optolong 公式・STC Optics 公式・SVBony 公式・Hutech Astronomical 公式に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。