ToupTek G3M678C(Sony IMX678 搭載 USB3.0 高感度CMOS ガイド/惑星カメラ)|使い方・撮影設定 完全ガイド【2026 年最新版】

ToupTek G3M678C(Sony IMX678 搭載 USB3.0 高感度CMOS ガイド/惑星カメラ)|使い方・撮影設定 完全ガイド【2026 年最新版】

ToupTek「G3M678C」は、Sony IMX678 裏面照射 CMOS(1/1.8 型・8.3MP・2μm ピクセル)を搭載した USB3.0 接続の非冷却カメラです。惑星・月・太陽の高フレームレート撮影と、ガイドスコープ/OAG によるオートガイドのデュアル用途で使えるのが最大の特徴で、ST4 ポートも本体に内蔵します。本稿ではメーカー公式マニュアルと Sony 公式センサーフライヤーの一次情報だけを根拠に、購入直後のセットアップから、ToupSky/SharpCap/FireCapture/PHD2 での実運用、HCG/LCG モードの使い分けまで、実際に手を動かす順番でまとめます。

① G3M678C とは|Sony IMX678 搭載の USB3.0 高感度 CMOS カメラ

G3M678C は、ToupTek Astro(Hangzhou・杭州)の G3M シリーズのカラー機です。G3M シリーズは公式クイックスタートに「planetary / guide の両方に使えるデュアルファンクション・カメラ」と明記されており、USB3.0 高速転送・高感度・低ノイズを軸に、惑星撮影とガイド撮影の両方を 1 台でこなせる構成が売りです。

採用されているセンサー Sony IMX678 は、Sony の STARVIS 2 世代(back-illuminated pixel technology)に属し、防犯カメラ向けに開発された 4K CMOS です。同ピクセルサイズの STARVIS と比べて 8 dB 以上のダイナミックレンジ改善と、850 nm 近赤外での高感度を特徴とします。

出典: ToupTek G3M Quick Start §Product Introduction(「The ToupTek Astro G3M series are dual-function cameras that combine both guiding and planetary imaging functions」)/Sony IMX678-AAQR/AAQR1 Flyer(「STARVIS 2 … back-illuminated pixel technology … wide dynamic range (AD 12 bit) of more than 8 dB compared to STARVIS」)

② 主要スペック一覧(メーカー公式マニュアル準拠)

以下はすべて ToupTek 公式マニュアル V1.0(2023 年 9 月)Table 1 と Sony 公式フライヤーからの引用です。retailer の販促ページに現れる「1500+ fps」のような数値は本稿では採用せず、公式マニュアル記載の値だけを使います。

項目
センサー Sony IMX678 裏面照射 CMOS(対角 8.47 mm・1/1.8 型)
解像度 3840 × 2160(8.3 メガピクセル)
ピクセルサイズ 2 μm × 2 μm 正方
画像領域 7.7 mm × 4.3 mm
シャッター ローリングシャッター
露光時間 0.1 ms 〜 1000 s
ゲイン 1x 〜 150x(HCG/LCG 切替)
読み出しノイズ 0.42 〜 2.43 e-(ゲイン依存)
フルウェル容量 11.6 ke-(LCG)/ 2.6 ke-(HCG)
ダイナミックレンジ 74 dB
ピーク QE >83%
ADC ネイティブ 12-bit(16-bit 出力モードあり)
DDR3 バッファ 512 MB
接続 USB 3.0 / USB 2.0(本体は USB3.0 Type-B)+ ST4 オートガイダーポート
アダプタ 1.25 インチノーズピース(外側)+ C マウント(内側)/ CS アダプタ別売
保護窓 IR カットフィルタ(透過帯域 380–690 nm)
冷却 passive cooling(TEC ペルチェは非搭載)
重量/寸法 70 g/φ37 mm × H72.4 mm
バックフォーカス 17.5 mm(C アダプタ)/ 12.5 mm(CS アダプタ)
電源 USB バスパワー(外部電源不要)
対応 OS Windows XP / Vista / 7 / 8 / 10(32・64 bit)、macOS、Linux

出典: ToupTek G3M678C User Manual V1.0 §2.1 Table 1 Camera Specifications/§2.4 DDR3 Buffer/§3.2 Table 6 Adapter/§3.3 Table 7 Interface。

解像度と最大フレームレート(USB3.0/USB2.0)

マニュアル §2.3 Table 2 の値をそのまま示します。同じセンサーでもデータ幅(8-bit/16-bit)とインターフェース(USB3.0/USB2.0)でフレームレートが大きく変わるので、惑星撮影のときは 8-bit・USB3.0 を使うのが基本です。

解像度 16-bit / USB3.0 16-bit / USB2.0 8-bit / USB3.0 8-bit / USB2.0
3840 × 2160(全画素) 23.4 FPS 2.5 FPS 47 FPS 4.8 FPS
1920 × 1080 68.1 FPS 7.9 FPS 71.4 FPS 7.9 FPS

ハードウェア ROI に対応するため、ROI を小さく取ると(例:640×480 の惑星ディスクだけ切り出す)このテーブルの値をさらに大きく上回るフレームレートが得られます。マニュアル §2.3 の記述は「the smaller the ROI size is, the higher the frame rate is」です。

出典: ToupTek G3M678C User Manual V1.0 §2.3 12bit ADC and ROI / Table 2 Frame Rate at Different Resolution。

③ 開封と組立|同梱物・端子・寸法

マニュアル §3.1 Packing List によると、G3M678C の標準同梱品は以下の 5 点です。

  • G3M678C カメラ本体(外側 1.25 インチ・内側 C マウント)
  • USB 3.0 A-B ケーブル 2.0 m(金メッキコネクタ)
  • ST4 ガイドケーブル 2.0 m
  • 1.25 インチ ノーズピース
  • ドライバ/ユーティリティ CD(φ12 cm)

オプションで CS マウントリングが追加できます。カメラ背面パネルには 2 つの端子が並び、マニュアル §3.3 Table 7 に「1: A built-in ST4 auto guider port for the easy connection of the auto guider. 2: USB3.0 interface.」と明記されています。USB ケーブル 1 本つなぐだけで動作する構造で、別途 12V 電源等は不要です(電源は USB バスパワー・マニュアル §2.7)。

取付は 1.25 インチスリーブ直挿し1.25 インチ延長筒+望遠鏡フォーカサーC マウント経由で工業レンズ/産業機器の 3 通り。ガイド用途では、ガイドスコープの 1.25 インチアイピース穴に直挿しするか、OAG(オフアクシスガイダー)の 1.25 インチスリーブに差し込みます。

G3M678C USB3.0 Type-B ST4 RJ-12 PC / Windows ToupSky / SharpCap FireCapture / PHD2 Equatorial Mount ST4 Autoguider Port Guiding PHD2 (ASCOM) or On-camera ST4 USB3.0 ST4 (option)
図 1 G3M678C の接続系統ブロック図。実線=USB3.0(撮影・ガイド両方の制御信号)、破線=ST4 ガイドケーブル(マウントへ直結する場合の別ルート)。Quick Start §InstallationManual §3.3 Table 7 の記述に基づき作図。

④ ソフトウェア準備|ToupSky / ASCOM / PHD2 / SharpCap / FireCapture

G3M678C は Windows / macOS / Linux の SDK(Native C/C++、C#/VB.NET、Python、Java、DirectShow、Twain 等)をサポートし、マニュアル §4.3.1 の対応表では PHD Guiding、Nebulosity、MaxIm DL、SharpCap、MetaGuide、FireCapture、AstroArt が動作対象として明示されています。

最低限そろえるもの

  1. ToupSky(ToupTek 純正) — カメラの動作確認とファーストライト用。Windows x86 は XP SP3 以降(SSE2 対応 CPU)、x64 は Win7 以降。メモリ 2GB 以上、USB3.0/2.0 ポート必須。マニュアル §4.1.5 の要件記載どおりです。
  2. ASCOM Platform — SharpCap や PHD2 から共通ドライバとして呼び出されるフリーの土台。ascom-standards.org からダウンロード(マニュアル §4.3.2 の記載どおり)。
  3. ToupTek Astro Equipment Driver — ToupTek 公式サイトの「Downloads」から入手。ToupSky/SharpCap/FireCapture/PHD2/NINA 用のネイティブドライバと ASCOM ドライバを一括で入れます。
  4. 用途別ソフト — 惑星は SharpCap または FireCapture、ガイドは PHD2、後処理は AutoStakkert・RegiStax・WinJUPOS が公式ブログで案内されています。

インストール順序(ToupTek 推奨)

クイックスタート §Software Acquisition と ToupTek 公式ブログ「PHD2 Guiding Tutorial」から抜粋すると、順番は次の通りです。

  1. ASCOM Platform をインストール
  2. ToupTek Astro Equipment Driver(20240402 以降の版)をインストール。これで PHD2/SharpCap/NINA/FireCapture のネイティブドライバが自動更新されます。
  3. ToupSky を追加インストール(純正コントロールソフトとして)
  4. 用途別ソフト(SharpCap/FireCapture/PHD2)を後入れ

出典: ToupTek G3M Quick Start §Software AcquisitionToupTek PHD2 Guiding Tutorial(「install ASCOM Platform first, then the ToupTek native camera driver, and finally the ASCOM ToupTek Camera Driver」)/Manual §4.3

⑤ 惑星撮影の使い方|露光・ゲイン・ROI・記録形式

キャプチャの流れ(ToupTek 公式ブログの手順)

  1. ソフトを起動(ToupSky/SharpCap/FireCapture のいずれか)
  2. USB 3.0 ケーブルを挿す(USB2.0 端子に誤挿しするとフレームレートが 10 分の 1 以下に落ちる:§2.3 Table 2)
  3. ヒストグラムのピークが 約 75% になるようゲインと露光を追い込む
  4. ROI で惑星ディスクだけを切り出し、フレームレートを上げる
  5. 1 シーケンス 3 分以内(木星)で SER/AVI 動画として録画
  6. AutoStakkert で上位数%のフレームだけをスタック → RegiStax でシャープニング → WinJUPOS で回転補正

対象別の推奨設定

ToupTek 公式ブログ「Helpful Guide for Planetary Imaging」に記載されている推奨値のみを示します。個別の観測条件で最適解は変わるため、必ず現地でヒストグラム 75% を目安に調整してください。

対象 推奨ゲイン 録画長の目安 備考
木星(Jupiter) 30 〜 120(ヒストピーク 75% を目安) 1 シーケンス 3 分以内 自転が速いので長時間の連続録画は WinJUPOS で回転補正が必要になる
土星(Saturn) 木星よりわずかに高めまで許容 木星よりやや長め可 木星よりも暗いためゲインを上げる余地がある
火星(Mars) ヒストピーク 75% を目安に露光短め 木星より短め 大気分散補正には ADC の併用が有効
月・太陽(減光フィルタ必須) LCG モードで低めに 短時間で十分 LCG のフルウェル 11.6 ke- を活かして白飛びを抑える

出典: ToupTek 公式ブログ「Helpful Guide for Planetary Imaging」(「For Jupiter, set the gain between 30-120, aiming for a histogram peak around 75%」「For fast-rotating targets like Jupiter, keep each capture sequence under 3 minutes」)/Manual §2.6 Conversion Gain Switch

記録形式とビット深度

マニュアル §4.1.2 の記載どおり、8-bit は Windows の基本フォーマットで最速、12-bit は画質が上がる代わりに FPS が下がります。惑星撮影はヒストグラムを 75% に追い込んで 8-bit で高速録画する方が Lucky Imaging の成功率が上がるのが定石です。一方、月面のように広ダイナミックレンジを丁寧に残したい場面では 12-bit(あるいは 16-bit 出力)を使い、FPS を犠牲にする選択肢もあります。

⑥ オートガイドの使い方|PHD2 + ST4 or ASCOM

接続パターンは 2 つ

  1. ST4 パターン: G3M678C の ST4 端子とマウント側のオートガイダーポートを付属 ST4 ケーブルで直結。PHD2 の Mount = On-camera を選ぶとカメラが直接マウントに補正パルスを送ります。(ToupTek PHD2 Tutorial の記載:「If using ST4 guiding, select On-camera under Mount」
  2. ASCOM パターン: マウントを EQMOD などで PC に接続し、PHD2 は ASCOM 経由でマウントに補正パルスを送ります。ST4 ケーブルは省略できます。

PHD2 の初期セットアップ手順

  1. PHD2 を起動し、New Profile Wizard を開く(PHD2 公式マニュアル推奨)
  2. ガイドカメラのドロップダウンで 「ToupTek Camera」を選択
  3. ピクセルサイズに 2.0 μm を入力(G3M678C は 2μm 正方)
  4. ガイド鏡の焦点距離を実測値で入力(60〜80 mm 口径のガイド鏡なら 240〜500 mm が一般的とされる)
  5. マウントを選択(ST4 なら「On-camera」、ASCOM ならマウント用ドライバ)
  6. コネクトアイコンでカメラとマウントを接続
  7. 露光時間 1〜3 秒で Loop 開始、Auto-Select Star で自動ガイド星選択
  8. キャリブレーションを実行(赤緯 0°〜20°、地平線上 60° 以上で最も精密)

出典: ToupTek PHD2 Guiding Tutorial(Guide Camera → ToupTek Camera / Mount → On-camera)/PHD2 v2.6.14 User Guide § Basic Use(New Profile Wizard、ピクセルサイズは仕様値をそのまま入力、露光 1–3 秒推奨、Auto-Select Star、キャリブレーションは赤緯 0–20°/地平線上 60° 以上)。

OAG で使う場合の注意

クイックスタート §Product Introduction の Note に、「The long type of the G3M camera is compatible with more OAGs (Off-Axis Guiders), providing a larger focusing range. Unless there are specific requirements, the longer type is more recommended.」と記されています。OAG でピント合わせに苦労したくない場合はロングタイプ(バックフォーカス 12.5 mm、CS アダプタ付き)を選ぶのが公式推奨です。当ショップで扱う版はご案内の際に必ずお伝えします。

⑦ HCG/LCG モードの使い分け

マニュアル §2.6 で 「G3M678C support HCG、LCG mode switch」と明示されている通り、本機は 2 種類のコンバージョンゲインを持ちます。用途によって使い分けます。

モード 読み出しノイズ フルウェル 向いている対象
HCG(High Conversion Gain) 0.42 e-(最良点) 2.6 ke- 暗い対象・惑星面の微細ディテール・月の陰影部・オートガイド用のガイド星拾い
LCG(Low Conversion Gain) 2.43 e-(最良点) 11.6 ke- 明るい対象・太陽面・月の高輝度部・木星や金星のように白飛びしやすいシーン

マニュアル §2.8 の性能解析表(Table 3・Table 4)を読むと、LCG では Rel Gain 0dB 時にフルウェル 11.7 ke-/ノイズ 2.55 e-、HCG では同じ 0dB 時にフルウェル 2.6 ke-/ノイズ 0.54 e- となっています。白飛びしやすい対象は LCG、暗くて S/N が欲しい対象は HCGという判断で概ね外しません。

出典: ToupTek G3M678C User Manual V1.0 §2.6 Conversion Gain Switch/§2.8 Table 3 (LCG)/Table 4 (HCG)。

⑧ IR 感度を活かす|850 nm / 890 nm フィルタとの組み合わせ

IMX678 は近赤外での感度が高く、ToupTek 公式製品ページも「exceptional infrared sensitivity … with a remarkable G sensitivity of 3637 mv at 1/30 s and high QE value at 850 nm」と謳っています。この特性を活かすと、木星や土星を 850 nm IR パスフィルタ890 nm メタンバンドフィルタと組み合わせて、可視光では見えない大気の縞やメタン吸収帯を捉える撮影ができます。

ただし本機の付属保護窓は IR カットフィルタ(380–690 nm 透過)です。近赤外撮影を本気で狙う場合は、IR カットを外すか、IR パスフィルタを光路上流に置いて長波長側の光を通す構成にする必要があります(メーカー公式マニュアル §2.1 Table 1 に保護窓の透過帯域が明記されています)。

出典: ToupTek 公式製品ページ G3M678C(IR sensitivity・850 nm QE の記載)/Manual §2.1 Table 1(Protect Windows: IR-cut filter, Spectral Range 380–690 nm)。

⑨ よくあるトラブルと対処(クイックスタート FAQ 準拠)

ToupTek クイックスタート §FAQs に載っているトラブルシュートのうち、G3M678C にそのまま当てはまるものを整理します。伝聞や個人ブログ由来の情報は除き、公式 FAQ の記述だけを引用します。

SharpCap・NINA でカメラが認識されない

対処:NINA や SharpCap を更新した後に発生する「packet loss(ネイティブドライバ喪失)」が原因のことが多い。公式サイトの Downloads から ToupTek Astro Equipment Driver(ASCOM 込み)を再インストールする。

出典: G3M Quick Start §FAQ Q1

ドライバ再インストール後もソフトに映らない

対処:Windows のデバイスマネージャで USB デバイスに「?」や「!」が付いていないかを確認。付いていればアンインストール → USB を差し直す。USB HUB 経由で挿している場合は別ポートに変える。

出典: G3M Quick Start §FAQ Q2

フレームレートが極端に低い

対処:(1) AstroStation 側で撮影している場合はハードウェア性能の上限で最大 FPS が出ないことがある。(2) PC 直結で FPS が出ない場合はまずノートの省電力設定をすべて無効にする。電源プランを「高パフォーマンス」または「究極のパフォーマンス」にして、USB セレクティブサスペンドを OFF にするのが定石。

出典: G3M Quick Start §FAQ Q3

PHD2 でカメラに接続できない

対処:PHD2 が 2.6.13 より古ければ ToupTek Astro Equipment Driver を最新版にして再試行。新しい版なら ToupSky や NINA が同じカメラを掴んでいないかを確認する(占有解除してから PHD2 で再接続)。それでも駄目なら PHD2 の「Guide Camera」欄で G3M678C が実際に選ばれているかを再確認。

出典: G3M Quick Start §FAQ Q4

ガイド星キャリブレーションが失敗し続ける

対処:ガイド焦点距離を正確に入力したうえで露光 0.5〜2 秒、ゲインは像の明るさに応じて調整。OnStep 系マウントは「Guide Rate = 0.5×」に落とすと成功しやすい。PHD2 の Advanced 側で「Guide Stop When Equatorial Mount Goto」を外してから再キャリブレーションする方法も公式 FAQ に案内されている。

出典: G3M Quick Start §FAQ Q6

PHD2 の露光プレビューが真っ黒/雪ノイズしか出ない

対処:PHD2 の内部ストレッチアルゴリズムの都合で、ガイドスコープのピントが合いきるまではプレビューが乱れることがあるのは仕様。焦点合わせを進めていくと自然に正常表示に戻る。

出典: G3M Quick Start §FAQ Q5

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⑪ 商品ページ・公式 LINE のご案内

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最終更新: 2026-07-02/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ToupTek G3M678C 公式マニュアル V1.0、G3M シリーズ Quick Start、Sony IMX678 公式フライヤー、PHD2 公式マニュアルに基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。

⑫ よくあるご質問

Q1. G3M678C は冷却カメラですか?

いいえ。ToupTek 公式マニュアル §2.1 Table 1 に 「Cooling: Passive cooling」と明記されており、TEC ペルチェ冷却は搭載していません。長時間露光の深宇宙撮影を主目的にする場合は、別途冷却 CMOS(例:ATR3 シリーズ/ASI2600 シリーズ等)が必要になります。G3M678C は惑星/月/太陽の Lucky Imagingオートガイドに最適化されたカメラです。

Q2. USB2.0 のポートに挿しても動きますか?

動作しますが、マニュアル §2.3 Table 2 のとおり、フルサイズ 8-bit で 4.8 FPS まで落ちます(USB3.0 なら 47 FPS)。必ず PC 側の USB3.0 ポートに直結してください。USB HUB は電源供給不足の原因になりやすく、公式 FAQ でも別ポートへの差し替えが案内されています。

Q3. 電源アダプタは別途必要ですか?

不要です。マニュアル §2.7 に 「The camera operates via a USB 3.0 interface. Upon establishing a connection with the host system using the USB 3.0 cable, the device is primed for operation.」とあり、USB バスパワーのみで動作します。

Q4. ST4 ポートは何に使いますか?

マウントのオートガイダーポートに直結して、PHD2 の Mount = On-camera 構成で使います。マウント制御が EQMOD 経由で PC に来ている場合は、ASCOM ガイドが選べるので ST4 ケーブルを省略できます。マニュアル §3.3 Table 7 と ToupTek PHD2 Tutorial の記載どおりです。

Q5. モノクロ機 G3M678M と何が違いますか?

センサーは同じ Sony IMX678 系ですが、保護窓が異なります。カラー機(G3M678C)はIR カットフィルタ(380–690 nm)、モノクロ機(G3M678M)はAR コート(380–1100 nm)で、モノクロ機はナローバンドフィルタや近赤外撮影と組み合わせやすい構成です。カラーワンショット重視なら G3M678C、フィルタホイール前提のナローバンドやモノクロ惑星撮影を狙うなら G3M678M です。(Quick Start §Product Introduction)

Q6. ロングタイプとショートタイプはどちらを選ぶべきですか?

クイックスタート §Product Introduction Note に 「Unless there are specific requirements, the longer type is more recommended」とあります。特にオフアクシスガイダー(OAG)でピント合わせに余裕が欲しい場合は、ロングタイプ(バックフォーカス 12.5 mm・CS アダプタ)を選ぶと成功率が上がります。当ショップで扱う版は在庫状況によって変わるため、ご購入前に公式 LINE でご確認ください。

Q7. 保証はどうなっていますか?

ToupTek 公式のアフターサービスポリシー(Quick Start §After-sales Service Policy)に基づき、ToupTek 公式の 2 年間無償修理保証が付きます。加えて、天体ショップ(株式会社天文堂)では独自に初期不良 60 日+独自の 3 年保証をお付けしています。輸送破損は受領後 3 日以内、DOA は 30 日以内に外装写真と受領証明をお送りください(水濡れ・外力破損・無許可分解・改造は保証対象外)。

Q8. 惑星撮影と深宇宙撮影は 1 台で両立できますか?

深宇宙の長時間露光には冷却が必要で、G3M678C は passive cooling のためダークノイズが積もります。目安として惑星/月/太陽の Lucky Imaging とオートガイドは G3M678C 1 台で完結、深宇宙は別カメラ(冷却 CMOS)を追加という運用が公式仕様上の合理的な役割分担です。

参考にした一次情報

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最終更新: 2026-07-02/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ToupTek G3M678C 公式マニュアル V1.0、G3M シリーズ Quick Start、Sony IMX678 公式フライヤー、PHD2 公式マニュアルに基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。