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夏の天の川のなかでも最も星密度が高い「Scutum Star Cloud(たて座の恒星雲)」に埋め込まれた散開星団 M11(NGC 6705、通称「野鴨星団」)は、双眼鏡でも見える身近な天体でありながら、望遠鏡で覗くと「貧弱な球状星団」と称されるほど中心が密集しています。
NGC 6888(三日月星雲、別名「ユーロ記号星雲」)は、はくちょう座の中心付近にある視等級 +7.4・視直径 18′×12′ の輝線星雲です。
オメガ星雲 M17(別名スワン星雲・白鳥星雲)は、いて座の天の川に浮かぶ、水素が電離して赤く輝く散光星雲です。
夏の天の川を「肉眼と同じくらい淡く写す」のではなく、「街灯の少ない夜空に走る一本の帯」としてしっかり写し止めるには、① 撮影日(月齢)と② 撮影地(Bortle スケール)と③ 露出時間(500 則・NPF 則)の三点が要になります。
Askar SQA55 は焦点距離 264mm・f/4.8 の 5 枚玉 Petzval 型アストログラフで、フラットナー計算不要・44mm イメージサークル・可変絞り搭載という「1 本で完結」する設計思想の機材です。
Askar FMA180 Pro は、口径 40mm・焦点距離 180mm・f/4.5 の空気間隔 6 枚玉アポクロマート鏡筒です。
ZWO の M54-M48 Adapter (型番 M54M-M48F-2) は、片側 M54×0.75 オスねじ・反対側 M48 メスねじ、厚さわずか 2mm の低背アダプターです。
夏の南の低空で最も濃く輝くのは、いて座のティーポットとその周辺の天の川中心方向。
秋の天の川は「派手さで負ける代わりに、Hα 輝線に富む深い星域が真夜中の南中軸線上を流れる」季節です。
アンタレス周辺は、赤(Antares の照らす vdB 107)、青(Rho Oph の IC 4603/4604 と Nu Sco の IC 4592=Blue Horsehead)、金(M4 球状星団)、そして無数の暗黒星雲が同一視野に並ぶ、夏の北天から狙える最もカラフルな星域です。