Askar FMA180 Pro 口径40mm ED6枚玉 コンパクトアストログラフ 鏡筒|使い方・撮影設定

Askar FMA180 Pro 口径40mm ED6枚玉 コンパクトアストログラフ 鏡筒|使い方・撮影設定

Askar FMA180 Pro は、口径 40mm・焦点距離 180mm・f/4.5 の空気間隔 6 枚玉アポクロマート鏡筒です。前群 3 枚+後群 3 枚(うち ED 2 枚)の光学系を 167.5mm・0.8kg にまとめ、44mm イメージサークルでフルサイズセンサーまでカバー。バックフォーカスは標準 55mm・カメラ側は M48×0.75(内側に 2 インチフィルターねじ)。ファインダーベースと 360° ローテーターを内蔵し、内部フォーカス方式で撮影中の像シフトを抑えます。本ページでは、天体写真・ガイド鏡・観望それぞれに使う場合の接続手順、カメラ選び、架台選び、電動フォーカス化(AF Kit)まで、Sharpstar 公式マニュアルと販売店公表値のみを根拠にまとめました。

① 概要|FMA180 Pro はどんな鏡筒か

Askar FMA180 Pro は、コンパクト鏡筒ながらフルサイズセンサー相当の 44mm イメージサークルを持つ、空気間隔 6 枚玉アポクロマートの天体写真用鏡筒です。口径 40mm・焦点距離 180mm・f/4.5 という仕様は、広視野の散光星雲・分子雲・銀河群を 1 フレームに収める撮影に向いた設計です。前群 3 枚+後群 3 枚のうち 2 枚に ED ガラスを配置し、色収差を抑えつつ像面湾曲・コマを補正します。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro 製品ページ「Description」「Specifications」(sextuplet air-spaced APO with two ED glasses / focal length 180mm / f/4.5 / image circle 44mm)

Pro モデルは基本モデル FMA180 に対して、ファインダーベース360° ローテーターを追加し、フォーカサーを内部フォーカス方式へ変更したのが主要な違いです。撮影中のピント合わせで鏡筒長やフランジ位置が変化しにくくなり、たわみやミラーシフト相当のズレを抑えられます。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Compared to FMA180, FMA180 pro adds a finder base and a 360° rotator. The focuser is designed as internal focusing」

② 光学・機械仕様|数値表

Sharpstar 公式ページと販売店公表値をベースに、本鏡筒の主要スペックを整理しました。組み合わせるカメラ側の接続長・フィルターサイズを検討する際の基礎データとしてご利用ください。

項目 出典
有効口径 40mm SRC-1, SRC-5
焦点距離 180mm SRC-1, SRC-5
F 値 f/4.5 SRC-1, SRC-5
光学系 空気間隔 6 枚玉 APO(前群 3+後群 3、うち ED 2 枚) SRC-1
イメージサークル 44mm(フルサイズ対応) SRC-1, SRC-6
バックフォーカス 標準 55mm SRC-1, SRC-6
カメラ側ねじ M48×0.75(内側に 2 インチフィルターねじ) SRC-1, SRC-6
全長 167.5mm SRC-1, SRC-6
重量 0.8kg(鏡筒バンド・アリガタ含む) SRC-1, SRC-5
フォーカス方式 内部フォーカス(Internal focusing) SRC-1, SRC-6
主要付属品 鏡筒本体、取扱説明書、150mm ビクセン規格アリガタ、ファインダーベース+ブラケット、360° ローテーター(本体組込) SRC-1

出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Specifications」章Astroworld Telescopes 販売店ページ「Specifications」(M48 adapter with 2" filter thread / back focus 55mm)

③ 内部フォーカス機構と 360° ローテーター

FMA180 Pro のフォーカサーは、Sharpstar 公式が「internal focusing」と明記する内部フォーカス方式です。フォーカスを動かしても鏡筒の全長やフランジバックが変化しないため、電動フォーカスとオートフォーカスを組み合わせても、赤道儀のバランスとケーブルテンションを崩しにくいのが特長です。同社は「delicate, high-quality, and compact astrograph としての性能を担保する」設計としています。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「The focuser is designed as internal focusing which promotes its stability」

360° ローテーターはカメラの回転角度を自由に決めるための機構で、モザイク撮影やガイド鏡との回転位置合わせに使います。ファインダーベースは、150mm ビクセン規格アリガタから取り外して単体のファインダー鏡筒として運用することも視野に入る配置です。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Standard Configuration / Features」(tube ring・150mm Vixen-style dovetail plate・finder base and bracket・360° rotator)

④ おすすめカメラの組み合わせ

44mm イメージサークル・バックフォーカス 55mm・M48×0.75 のカメラ側ねじという 3 点は、Sharpstar 公式が公表している値で、いわゆる「M48 55mm 系」の冷却 CMOS カメラをそのまま接続できることを意味します。以下は、公式が公表する接続寸法と付属品構成から素直に導ける組み合わせの目安です。カメラ側の実測バックフォーカスとフィルターホイール・オフアクシスガイダーの厚みは、必ずお使いのカメラの公式マニュアルで確認してください。

カメラの想定センサーサイズ 44mm イメージサークルに対する使い方 相性のポイント
1 型(対角 16〜17mm)系 中央部のみ使用。イメージサークルに対して大きな余裕があり、周辺像を意識せずに使える 短焦点広角撮影の入門用に扱いやすい
4/3 型(対角 21〜22mm)系 44mm サークル内に完全収容。周辺減光の影響が少なく扱いやすい 180mm 焦点距離で M31、北アメリカ星雲などが 1 枚に収まりやすい
APS-C(対角 27〜28mm)系 44mm サークル内に収容。フルサイズよりマージンが多く、周辺像も余裕を持って使える 冷却 CMOS の主戦力サイズと相性良好
フルサイズ(対角 43mm 前後)系 44mm サークルにギリギリ収容。四隅の像質はカメラ側の実バックフォーカスとスペーサー精度に依存 Sharpstar 公式は 44mm イメージサークルを謳っており、フルサイズ運用を想定した設計

出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Image circle: 44mm / Back focus: 55mm / Rear thread: M48×0.75」Starizona 販売店ページ「44mm image circle」(センサー寸法の対角は各カメラメーカーの公表値をご確認ください)

接続の実務では、カメラ側の T2/M48 リング、フィルタードロワー、OAG(オフアクシスガイダー)などを積み上げて、センサー面までの合計光路長が 55mm になるよう調整するのが基本です。付属のフィルターねじが 2 インチであるため、2 インチクリップフィルター・2 インチデュアルバンドフィルター類は、鏡筒側にねじ込むだけで運用できます。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Rear thread: M48×0.75 with built-in 2-inch filter thread / Back focus: 55mm」

⑤ おすすめ架台の考え方

本体重量 0.8kg(鏡筒バンド・アリガタ含む)・全長 167.5mm という値は、ポータブル赤道儀から中型赤道儀まで幅広く積める重量帯です。ここに冷却 CMOS カメラ・フィルターホイール・オフアクシスガイダー・電動フォーカサー・ガイドカメラ・電源/通信ケーブルを載せることを前提に、赤道儀の「機材総重量」+「風・ケーブルテンションに対するマージン」を確保するのが実務的な判断基準です。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Total weight: 0.8kg (with tube ring and dovetail plate) / Total length: 167.5mm」

焦点距離が 180mm と短いため、赤道儀の周期誤差(PE)とガイド精度の要求は、同重量帯の 500mm〜600mm 級 APO と比べると相対的にゆるやかです。180mm では星像 1 ピクセルあたりの角度が大きいため、赤道儀のガイド RMS が同じ数値でも、星像の伸びとして目に見える程度が小さくなる、という光学系側の理屈に基づいた特性です。出典: 焦点距離とピクセルスケールの関係は光学の基本原理(Sharpstar 公式マニュアルの直接記述ではありませんが、焦点距離 180mm の公表値から必然的に導かれる特性です)

⑥ 撮影対象と焦点距離 180mm の得意領域

焦点距離 180mm という長さは、天体撮影では「広視野望遠鏡」と「望遠レンズ」の中間に位置する画角です。以下は、Sharpstar 公式が示す 44mm イメージサークルの範囲で、この焦点距離が構図上の相性が良い代表的な対象カテゴリです(撮影データの数値には触れず、構図適性のみを整理)。

  • 大型散光星雲:北アメリカ星雲、カリフォルニア星雲、バラ星雲、ハート星雲・胎児星雲のペアなど、視直径が 2〜4°クラスの対象
  • アンドロメダ銀河 M31 と伴銀河:M31 本体と M32・M110 を 1 フレームに収める構図に向く焦点距離
  • プレセペ星団・二重星団 h+χ など大型散開星団:視野いっぱいに星の粒立ちを見せられる
  • 天の川ワイド構図:夏の天の川中心部、白鳥座付近など、複数の散光星雲を含むワイドフィールド
  • 広域モザイク撮影:360° ローテーターで回転角度を管理しつつ、複数フレームを繋げる用途

出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Wide-field astrophotography / astrograph」の位置付け(各天体の視直径は一般公表値。撮影データの数値は本記事では扱いません)

⑦ 電動フォーカス化|FMA180 PRO AF Kit

FMA180 Pro の電動フォーカス化には、専用の FMA180 PRO AF Kit(Sharpstar 純正)が用意されています。同キットは ZWO EAF Pro および Touptek 電動フォーカサーとの組み合わせを想定した部品構成です。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 PRO AF Kit「Compatible with ZWO EAF Pro and Touptek electronic focusers」

キットに同梱される主要部品は次のとおりです。

部品 数量 用途
EAF 固定用ブラケット(ブラック) 1 EAF 本体を FMA180 Pro 側に固定する骨格
タイミングベルト 1 EAF プーリーと FMA180 Pro フォーカスノブを連結
タイミングプーリー 1 EAF のシャフト側に取り付け
ロックスクリュー(M3×2) 複数 プーリーの EAF シャフトへの固定
M6×8 六角穴付きボルト 2 ブラケット ↔ ビクセン規格アリガタの固定
M4×8 なべ小ねじ 4 ブラケット ↔ FMA180 Pro 本体、および EAF 位置微調整後の最終固定

出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 PRO AF Kit「Standard Configuration」Altair Astro 販売店ページ「Standard Configuration」

取付時に必要な工具は、Sharpstar 公式が明記する範囲で2.5mm 六角レンチと 1.2mm 六角レンチです。取付手順の要点は次のとおりです。

  1. FMA180 Pro 本体から純正 150mm ビクセン規格アリガタを取り外す
  2. M4×8 なべ小ねじ 2 本で、EAF 固定用ブラケットを FMA180 Pro 側に接続する(2.5mm レンチ使用)
  3. M3×2 のロックスクリューで、タイミングプーリーを EAF シャフトに固定する(1.2mm レンチ使用)
  4. プーリーを取り付けた EAF をブラケットにセット
  5. タイミングベルトを、FMA180 Pro のフォーカスノブ側とプーリー側に掛ける
  6. ベルトのテンションを見ながら EAF の位置を微調整し、最後に残りの M4×8 ねじ 2 本でブラケットを最終固定

出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 PRO AF Kit「Installation Guide」

なお、販売店ページでは同キットが ZWO EAF(5V 標準モデル)との組み合わせでも運用されている事例が示されています。手持ちの EAF が Pro でない場合でも、シャフト径・トルク特性が同等であれば運用可能ですが、部品差込時のベルトテンションと脱調挙動は、EAF Pro を前提とした純正キット設計であることを踏まえて微調整してください。出典: First Light Optics 販売店ページ「Askar FMA180 Pro Auto Focus Kit for ZWO EAF (5V)」

⑧ 使いこなしのポイント|撮影設定と回避すべきこと

ポイント 1|バックフォーカス 55mm を厳密に守る

Sharpstar 公式が公表する 55mm というバックフォーカスは、フルサイズ相当(44mm イメージサークル)の周辺像を担保するための光路長です。カメラ側の M48 ねじ面からセンサー面までの実測距離と、追加スペーサー、フィルタードロワーの厚みを合算し、合計 55mm ± 1mm 以内に収めるのが安全な運用範囲です。周辺像の伸び・肥大が観測される場合、まず光路長を疑ってください。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Back focus: 55mm」(許容誤差の具体的数値は同公式ページでは明示されていません。「バックフォーカスに厳密である」という運用推奨は光学設計上の一般則です)

ポイント 2|2 インチフィルターねじの活用

カメラ側 M48×0.75 の内側に 2 インチフィルターねじが切ってあるため、2 インチクリップフィルター・2 インチデュアルバンドフィルター・2 インチナローバンドフィルターを、フィルタードロワーやフィルターホイールを使わずに直接ねじ込めます。冷却 CMOS+フィルタードロワーの構成でバックフォーカスがきつい場合の逃げ道として有効です。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Rear thread: M48×0.75 with built-in 2-inch filter thread」

ポイント 3|360° ローテーターの締め忘れに注意

ローテーターは撮影対象ごとに構図回転で使うため、露光開始前に締結ねじが完全に締まっていることを目視・触感で確認してください。ゆるんだ状態で露光を始めると、赤道儀のガイド誤差ではなく、カメラ側の回転ズレとして像が流れます。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Standard Configuration: 360° rotator」(回転ゆるみは可動部を持つ機械の一般的な注意点で、締結確認は光学機器の運用推奨事項です)

ポイント 4|内部フォーカスの利点を活かす配線

内部フォーカス方式なので、フォーカシング中に鏡筒の全長が変化しません。カメラ側ケーブル(USB・電源・冷却)は、フォーカスノブの回転可動範囲を邪魔しない取り回しで束ねてください。ケーブルクランプをアリガタ側に固定し、ノブ側にテンションが掛からない引き回しにすると、フォーカス動作でケーブル引き込みが発生せず、ガイド流れの原因を潰せます。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「internal focusing」設計(内部フォーカスの利点である鏡筒長不変性を活用したケーブル配線は一般的な運用推奨です)

ポイント 5|ファインダーベースはガイド鏡ブラケットとしても

ファインダーベースはビクセン規格のミニ/マイクロファインダー台座と互換の位置に設けられており、小型のガイド鏡やミニアクセサリーを載せる台座として使えます。フルサイズ撮影で OAG を使わない構成の場合、ファインダーベースに小型ガイド鏡を載せて、独立したガイド系を組む選択肢が取れます。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「finder base and bracket」

ポイント 6|視覚観望に使う場合の接続

本鏡筒は「visual observation」と「astrophotography」の両用途で設計されています。視覚観望に使う場合は、カメラ側 M48 ねじにご使用の 1.25 インチ/2 インチ視覚用アダプター(別途手配)を取り付け、天頂プリズム+アイピースの構成で運用します。基本モデル FMA180 と異なり、Pro は 360° ローテーターと内部フォーカスを持つため、対空双眼のように「見ながら角度を決められる」使いやすさがあります。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「specially optimized for astrophotography, in addition to visual observations」

⑨ FMA180(無印)との違い

FMA180 Pro を選ぶ前に、基本モデル FMA180 との違いを整理します。以下は Sharpstar 公式ページに掲載されている両モデルのスペックを並べたものです。

項目 FMA180 Pro FMA180(無印)
対物光学系 6 枚玉 APO(前 3+後 3、ED 2 枚) 3 枚玉 ED APO(対物のみ)+ 3 枚玉レデューサー(別部品)で 6 枚構成
合成焦点距離 / F 値 180mm / f/4.5(固定) 対物単体で 220mm / f/5.5、レデューサー併用で 180mm / f/4.5
レデューサー 本体一体(取り外し不可) 別部品として同梱(取り外し可)
全長 167.5mm 145mm
重量 0.8kg(鏡筒バンド・アリガタ込) 395g(本体)
フォーカサー 内部フォーカス(Pro で新設) 従来型(Pro より簡素)
360° ローテーター あり(本体組込) なし
ファインダーベース あり(本体組込) なし
カメラ側ねじ M48×0.75(内側 2 インチフィルターねじ) M42×0.75(撮影用)/1.25 インチ(観望用)

出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 ProSharpstar Optics 公式・FMA180(基本モデル)Askar 公式・FMA180

結論として、フルサイズセンサーで撮影する電動フォーカスとオートフォーカスを本格運用するモザイクや構図回転を頻繁に行うという 3 つのいずれかを重視する場合は、Pro を選ぶ理由が明確です。逆に、対物のみ/レデューサー着脱式の柔軟性を優先する、あるいは軽さ最優先(395g)の運用を狙う場合は基本モデルが選択肢に入ります。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Compared to FMA180, FMA180 pro adds a finder base and a 360° rotator. The focuser is designed as internal focusing」

⑩ 関連商品|商品ページ・公式 LINE のご案内

本記事で扱った Askar FMA180 Pro は、天体ショップの商品ページから在庫状況・付属内容・価格の最新情報をご確認いただけます。ご購入前の構成相談は公式 LINE でも承っております。

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最終更新: 2026-07-14/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は Sharpstar Optics(Askar 製造元)公式マニュアル・製品ページと、Starizona/Astroworld Telescopes/Altair Astro/First Light Optics 各正規販売店の公表値に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。

Askar FMA180 Pro に関連する Askar/Sharpstar 系鏡筒の商品ページは、天体ショップからご覧いただけます。焦点距離・重量・イメージサークルの違いを踏まえて、用途に合わせてご検討ください。

⑫ よくあるご質問(FAQ)

Q1. バックフォーカスは何 mm ですか?

A. Sharpstar 公式仕様で標準 55mm です。カメラ側 M48×0.75 のねじ面から、センサー面までの合計光路長を 55mm に合わせる運用が基本になります。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Back focus: 55mm」

Q2. カメラ側のねじ規格は?

A. M48×0.75 のオスねじで、内側には 2 インチフィルターねじが切られています。M48 対応の冷却 CMOS カメラの純正スペーサーで合わせやすい規格です。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Rear thread: M48×0.75 with built-in 2-inch filter thread」

Q3. フルサイズセンサーで四隅まで使えますか?

A. Sharpstar 公式が示すイメージサークルは 44mm で、フルサイズセンサーの対角(約 43mm)を包含します。ただし四隅の像質は、カメラ側の実バックフォーカスとスペーサー精度に依存するため、初回はテストフレームで四隅の星像を確認することを推奨します。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Image circle: 44mm」

Q4. 電動フォーカスに対応していますか?

A. 対応しています。Sharpstar 純正の「FMA180 PRO AF Kit」を追加することで、ZWO EAF Pro および Touptek 電動フォーカサーを装着できます。付属ブラケット+タイミングベルト方式で、取付には 2.5mm と 1.2mm の六角レンチが必要です。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 PRO AF Kit「Compatible with ZWO EAF Pro and Touptek electronic focusers」

Q5. FMA180(無印)と FMA180 Pro のどちらを選ぶべきですか?

A. フルサイズセンサーでの撮影、電動フォーカスの本格運用、モザイク・構図回転を重視する場合は Pro が有力です。対物とレデューサーの着脱で焦点距離を 220mm / 180mm と使い分けたい、あるいは 395g の軽量性を最優先する場合は基本モデルが選択肢に入ります。出典: Sharpstar 公式・FMA180 ProSharpstar 公式・FMA180

Q6. どんな架台と組み合わせられますか?

A. 本体重量 0.8kg・全長 167.5mm と軽量コンパクトなため、ポータブル赤道儀から中型赤道儀まで幅広く積載できます。冷却 CMOS カメラ・フィルターホイール・OAG・電動フォーカサー・ガイドカメラなどの付属機材を含めた「機材総重量」と、風・ケーブルテンションに対するマージンで架台側の余裕を確保してください。出典: Sharpstar Optics 公式・FMA180 Pro「Total weight: 0.8kg / Total length: 167.5mm」

Q7. 保証はどうなっていますか?

A. 天体ショップでご購入いただいた場合、弊社独自の初期不良 60 日と 3 年保証が付帯します。詳細は商品ページをご覧ください。

⑬ 参考にした一次情報

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最終更新: 2026-07-14/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は Sharpstar Optics(Askar 製造元)公式マニュアル・製品ページと、Starizona/Astroworld Telescopes/Altair Astro/First Light Optics 各正規販売店の公表値に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。