アスカー Askar FRA400 鏡筒|使い方・撮影設定 完全ガイド
アスカー Askar FRA400 鏡筒|使い方・撮影設定 完全ガイド
Askar FRA400 は焦点距離 400mm・口径 72mm・F5.6 の 5 枚玉アポクロマート(うち 2 枚 ED)で、フラットナーを鏡筒内に内蔵した「フラットフィールド・アストログラフ」です。本記事は、メーカー(Askar / 親会社 Sharpstar)の公式仕様書を一次情報として、接続・組立、ピント合わせ、別売 F3.9 リデューサーの使い方、カメラ別の写る範囲(画角)、ガイド鏡の選び方、運用上のつまずき所までを一気通貫でまとめます。これから FRA400 を使い始める方が「届いた当日に正しい撮影セッティングへ最短で到達できる」ことを目標にしています。
① FRA400 とは|光学設計と基本スペック
FRA400 は中国 Jiaxing Sharpstar Optical Instrument 社の天体撮影専用ブランド「Askar」の主力アストログラフです。「FRA」は Flat-field Refractive Astrograph の略で、その名の通り フラットナー(像面湾曲補正レンズ)を鏡筒内部に内蔵している点が最大の特徴です。通常の屈折鏡筒は別売のフラットナーで像面を平らにしますが、FRA400 はこれを内蔵することで「フラットナーのバックフォーカスを神経質に追い込まなくても周辺まで星像が点像に近づく」設計になっています。出典: Askar 公式 FRA400 / Description(Petzval-like quintuplet design / flat field correction built in)
光学系は 5 枚玉構成で、対物側に ED(特殊低分散)ガラスを 2 枚配置し、色収差を強く抑え込みます。f/5.6 は天体写真用の屈折としては「比較的明るい」部類で、淡い分子雲・系外銀河なども現実的な露出時間で記録できます。出典: Askar 公式 FRA400 / Description(Quintuplet design with two ED elements / f/5.6 relatively fast)
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 口径 | 72mm |
| 焦点距離 | 400mm |
| F 値 | f/5.6 |
| 光学設計 | Quintuplet dual ED air-spaced APO(5 枚玉、ED 2 枚、ペツバール型) |
| イメージサークル | 44mm(フルフレーム対応) |
| バックフォーカス | 140mm(M68×1 ローテーター端面からの距離) |
| 鏡筒全長 | 317mm |
| 鏡筒本体重量 | 2.56kg |
| 総重量(鏡筒バンド・アリガタ込み) | 2.88kg |
| 接眼部ネジ | M68×1 オスネジ、2" アダプタ・1.25" アダプタ付属 |
| 付属品 | 鏡筒バンド、ハンドル、アリガタプレート、M68-M48 コニカルアダプタ、検査票、マニュアル |
出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications / Askar 公式 FRA400 (English) / Starizona FRA 400 製品ページ(仕様再掲)
② 接続・組立|M68 ネジ・付属アダプタ・回転装置
FRA400 の接眼部は、3 インチ径ラックピニオン式フォーカサーに 360° 回転装置(ローテーター)を一体化し、その先端が M68×1 オスネジで終端しています。カメラ側の構成は、FRA400 のこの M68 ネジを基点として組み立てます。出典: Askar 公式 FRA400 / 接眼部記述(3" rack-and-gear focuser with 360-degree rotator / M68×1 thread)
付属の M68-M48 コニカルアダプタを介すると、M48 受けの一般的なカメラアダプタ・T リング・フィルタードロワーに接続できます。さらに 2" アダプタと 1.25" アダプタも標準付属しているため、購入直後から「フィルター内蔵カメラ」「DSLR/ミラーレス + T リング」「眼視用 1.25" アイピース」の 3 通りの接続にすぐ対応できます。出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications / Accessories(M68-M48 conical adapter / 2" / 1.25" adapter)
接続例(リデューサーなし・素のままで使う場合)
例えば「FRA400 直焦点でフルサイズミラーレス機を使う」場合の基本構成は以下のようになります。バックフォーカス 140mm の「枠」を、各パーツの光路長で埋めていくイメージです。
| 位置 | パーツ | 役割 |
|---|---|---|
| 起点 | FRA400 接眼部 M68×1 端面 | ここから焦点面まで合計 140mm に揃える |
| 1 段目 | M68-M48 コニカルアダプタ(付属) | M68 オスを M48 オスに変換 |
| 2 段目 | M48 延長リング(必要長を計算して選定) | 焦点面までの不足長を埋める |
| 3 段目 | カメラマウント(T リング等) | M48 → 各マウント変換 |
| 終点 | カメラ本体(フランジバック規定値) | マウント面から撮像面までは規格固定値 |
各メーカーのフランジバック規定値(Canon EF: 44mm、Sony E: 18mm、Nikon Z: 16mm 等)に、T リングとアダプタの光路長を足し、合計が 140mm になるように延長リングを選びます。出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications(Back focus 140mm / Back-end adapter M68×1, 2" / 1.25")。各カメラマウントのフランジバック規定値は本表に含まれません(カメラメーカー一般公開規格として記載)。
回転装置(ローテーター)の使い方
FRA400 の接眼部には 360° 回転装置が内蔵されています。撮影前に対象の長辺・短辺の方向に合わせてカメラを回転させ、構図を最適化できます。締付ネジを緩めて回転 → 構図を決めたら均等に締め直す、というシンプルな運用です。出典: Askar 公式 FRA400 / 360-degree rotator 記述
③ ピント合わせ|3 インチラックピニオンと微動ダイヤル
FRA400 の接眼部は 3 インチ径ラックピニオン式フォーカサーで、粗動ノブのほかに 微動ダイヤル(fine focal adjustment)が組み込まれています。粗動でおおよその位置に合わせた後、微動で 1 ピクセル単位の追い込みを行うのが基本フローです。出典: Askar 公式 FRA400 / Description(3" rack-and-gear focuser / fine focal adjustment)
標準的なピント合わせの手順
- 明るめの恒星(2〜4 等星程度)を視野中央に導入する。
- カメラのライブビューを最大拡大率にする。
- 粗動ノブで星像が最小になる位置を探す。
- 微動ダイヤルで「これ以上絞れない最小直径」に追い込む。
- 左右で星像にコマが出ていないか確認(出ていればチルト調整の前段階)。
- 気温変動・カメラ熱平衡で 30 分〜1 時間ごとにピントは僅かに動くため、長時間撮影では中盤・終盤での再合焦を推奨。
後述する電動フォーカサー(ZWO EAF など)を組み合わせれば、ASIAIR や NINA などの撮影ソフトから「自動ピント合わせ(オートフォーカス)」が可能になります。なお、電動フォーカサーの装着方法・ベルトテンション等は EAF 側のマニュアルに従ってください(本記事は FRA400 マニュアルの記載のみを根拠としています)。
④ 専用 F3.9 リデューサーの使い方
FRA400 / FRA500 共用の専用設計「F3.9 Full Frame Reducer」を使うと、合成焦点距離は 280mm、合成 F 値は f/3.9 に変わります。露出時間が大幅に短縮できるため、淡い分子雲・系外銀河を狙う際の標準装備として人気があります。出典: Sharpstar 公式 F3.9 Reducer(reduction factor 0.7× / reduced focal length 280mm / f/3.9)
リデューサー使用時のバックフォーカス
FRA400 本体(リデューサー無し)が バックフォーカス 140mmであるのに対し、リデューサー装着時は バックフォーカス 55mmに変わります。これは多くのフィルターホイール + フィルタードロワー + カメラ構成と整合する「業界標準」の値で、別売パーツでの延長リング選定がそのまま流用できます。出典: Sharpstar 公式 F3.9 Reducer(back focus is standard 55mm)
| 項目 | 仕様(リデューサー装着時) |
|---|---|
| 縮小率 | 0.7× |
| 合成焦点距離 | 280mm |
| 合成 F 値 | f/3.9 |
| バックフォーカス | 55mm(standard) |
| カメラ側ネジ | M48×0.75(2" フィルター対応) |
| 対応イメージサークル | フルフレーム対応(44mm) |
出典: Sharpstar 公式 F3.9 Reducer Specifications / Askar 公式 FRA-Reducer / Starizona 公式販売ページ(仕様再掲)
リデューサー側に内蔵された M48×0.75 ネジの意味
リデューサーのカメラ側端面には M48×0.75 オスネジが切られています。M48×0.75 は 2"(48mm)アストロフィルターと完全互換のネジ規格のため、ナローバンドフィルター・UHC フィルター・LPS フィルターをここに直接ねじ込めます。フィルターホイールを使わない単発フィルター運用で配線がスッキリします。出典: Sharpstar 公式 F3.9 Reducer Specifications(built-in M48×0.75 thread for 2" filters)
⑤ カメラ別 画角(FOV)の目安
FRA400 の写る範囲は、使うカメラの撮像素子サイズで決まります。FRA400 のイメージサークル 44mm はフルフレーム(36×24mm の対角約 43.3mm)の対角をギリギリ覆うため、APS-C 以下では「中心の良像エリア」だけを切り出して使うことになり、隅まで余裕がある画になります。出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications(Image circle 44mm)
画角は近似式 FOV [°] ≒ 2 × arctan(センサー長辺 [mm] ÷ (2 × 焦点距離 [mm])) で求められます。代表的なセンサーサイズでの撮影範囲を、リデューサー有無で示します。
| センサーサイズ | 代表カメラ例 | FRA400 直焦点(400mm) | F3.9 リデューサー併用(280mm) |
|---|---|---|---|
| フルフレーム(36×24mm) | ZWO ASI2400MC、各社フルサイズ機 | 約 5.16° × 3.44° | 約 7.36° × 4.91° |
| APS-C 4/3 派生(23.5×15.7mm 前後) | ZWO ASI2600MC Pro、各社 APS-C 機 | 約 3.37° × 2.25° | 約 4.81° × 3.21° |
| フォーサーズ(17.3×13.0mm) | ZWO ASI294MC Pro | 約 2.48° × 1.86° | 約 3.54° × 2.66° |
| 1 型(11.3×11.3mm 正方) | ZWO ASI533MC Pro | 約 1.62° × 1.62° | 約 2.31° × 2.31° |
注: 画角は本記事筆者が FOV 近似式に上記焦点距離(FRA400 公式値 400mm / リデューサー公式値 280mm)と各カメラ公表のセンサー寸法を代入して算出した参考値です。焦点距離の根拠は Sharpstar 公式 FRA400 Specifications および Sharpstar 公式 F3.9 Reducer Specifications です。各カメラのセンサー寸法は各メーカー公表値(汎用情報)。
写りやすい対象サイズの目安
FRA400 直焦点(5° 強)はアンドロメダ銀河 M31(視直径約 3°)が縦構図でほぼフレーム内に収まる広さ、リデューサー併用(7° 強)になると北アメリカ星雲 NGC7000(視直径約 2°)と隣接するペリカン星雲を一緒に切り取れるような広視野になります。
⑥ ガイド鏡の選び方
FRA400 は焦点距離 400mm(リデューサー使用時 280mm)と短焦点に分類されるため、長焦点鏡筒で使うような大型のガイド鏡(50〜60mm 以上)は不要です。一般的に「主鏡焦点距離の 1/3 〜 1/5 程度のガイド鏡焦点距離」が運用しやすいとされ、FRA400 の場合は 30mm 〜 32mm 級 / 焦点距離 100mm 〜 200mm のガイド鏡が運用バランスの良い選択になります。
軽量なガイド鏡を選ぶことで、FRA400 の最大のメリットである「鏡筒バンド込み 2.88kg」という軽量性を活かせます。出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications(Total Weight 2.88kg with tube ring & dovetail plate)。ガイド鏡焦点距離の「主鏡の 1/3 〜 1/5」目安は本記事筆者の運用上の経験則として記載しています。
⑦ 撮影対象との相性|広視野ディープスカイ向き
FRA400 は焦点距離が短く、視野が広いため、得意な対象がはっきりしています。「視野いっぱいに広がる星雲」「複数天体を一視野に収める広視野構図」です。一方、視直径の小さな系外銀河や惑星状星雲を「中心に大きく写す」用途には、長焦点鏡筒のほうが適しています。
| 向いている対象 | あまり向かない対象 |
|---|---|
| M31 アンドロメダ銀河、M45 プレアデス、北アメリカ + ペリカン、ハート + ソウル、馬頭 + 燃える木、バラ星雲、シャワー帯の流星群、天の川領域の大規模分子雲 | 小型系外銀河の単体クローズアップ、惑星状星雲(M57・M27 等)の細部、惑星本体・月面の高解像撮影 |
淡い分子雲や Hα 領域を狙う場合は、F3.9 リデューサーで f/3.9 化することで露出時間を短縮し、ライトポリューションが厳しい都市部からでもナローバンド撮影が現実的になります。出典: Sharpstar 公式 F3.9 Reducer / Description(focal ratio reduced from f/5.6 to f/3.9 / shortens exposure time)
⑧ 架台選び・運搬|2.88kg の軽量メリット
FRA400 は鏡筒バンド・アリガタを含めて 2.88kg、全長 317mm と非常にコンパクトです。これにカメラ・ガイド鏡・電動フォーカサー等を加えた撮影系の総重量は概ね 5〜7kg 程度に収まるため、ハーモニックドライブ式の小型赤道儀や、軽量〜中型クラスのドイツ式赤道儀でも十分に運用できます。出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications(Total Weight 2.88kg / Overall length 317mm)。撮影系総重量(5〜7kg)はカメラ・ガイド鏡・付属機器を加算した本記事筆者の参考概算であり、メーカー仕様には含まれません。
遠征時には、伸縮式のフード(dew shield)を縮めると鏡筒全長が短くなり、機材ケースに納めやすくなります。撮影現場ではフードを伸ばして使い、夜露・迷光対策に活用します。出典: Askar 公式 FRA400 / Description(retractable dew shield)
⑨ 運用上のつまずきと回避策
つまずき 1|M68 と M48 を間違えてアダプタを買ってしまう
FRA400 の接眼部終端は M68×1 です。社外のフィルターホイールや T リングは M48 が主流のため、「M68 → M48」変換アダプタが必須です。これは FRA400 標準付属の M68-M48 コニカルアダプタで対応できます。社外アダプタを別購入する場合は「M48 → M48 延長リング」だけでは接続できない(M68 → M48 変換が先に必要)ことに注意してください。出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications(Back-end adapter M68×1 / M68-M48 conical adapter 付属)
つまずき 2|バックフォーカス 140mm / 55mm の使い分けを混同する
「FRA400 単体使用時 = 140mm」「F3.9 リデューサー装着時 = 55mm」と、リデューサーの有無でバックフォーカスが変わります。延長リングを購入したのに焦点が出ない場合、まずこの「単体 140 / リデューサー時 55」のどちらの規格で組んでいるかを再確認してください。出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications(Back focus 140mm)/ Sharpstar 公式 F3.9 Reducer Specifications(standard 55mm)
つまずき 3|回転装置のネジを締め忘れて撮影中に構図が回る
360° 回転装置は構図合わせのために設けられた機能ですが、撮影開始前に締付ネジを均等に確実に締めておかないと、長時間ガイド中にカメラがゆっくり自重で回転してしまう場合があります。撮影前のチェック項目に「回転装置ネジ確認」を入れておくと事故が減ります。出典: Askar 公式 FRA400 / 360-degree rotator 記述。締付運用は本記事筆者の運用ノウハウとして補足しています。
つまずき 4|フードを縮めたまま撮影してしまう
伸縮式フードは収納時のために短くできる構造ですが、撮影時に縮めたままだと迷光(街灯・月光・隣の機材の LED 等)が侵入しやすくなります。撮影開始前にフードが完全に伸びていることを確認してください。出典: Askar 公式 FRA400 / Description(retractable dew shield)
つまずき 5|微動ダイヤルを使わずに粗動だけでピントを追い込む
3 インチラックピニオン式は粗動だけでもピントは合いますが、撮影用途では 必ず微動ダイヤルで最終追い込みを行ってください。1〜2 ピクセルの差で星像のシャープネスが大きく変わります。出典: Askar 公式 FRA400 / Description(fine focal adjustment)
⑩ 関連商品
本記事で扱った Askar FRA400 鏡筒、および撮影セッティングに必要な周辺機材は、天体ショップの商品ページからご確認いただけます。在庫状況・最新価格・付属品構成の最終確認は商品ページをご参照ください。
- Askar FRA400 鏡筒(商品ページ) — 本記事の主役。鏡筒バンド・アリガタ・M68-M48 アダプタ等が標準付属する完成品セット。
⑪ 関連記事
FRA400 と組み合わせて使われることが多い関連機材についても、ナレッジ記事を順次拡充しています。最新のナレッジ記事一覧は 天体ショップ ナレッジ からご確認ください。
⑫ 商品ページ・公式 LINE のご案内
本記事で扱った商品ページはこちら
どこよりも安く買うなら公式 LINE
最安値はご相談ください。ご購入前に公式 LINE で最新価格と在庫状況を個別ご案内します。「FRA400」とメッセージをお送りいただくだけで、すぐに最新の在庫・価格と推奨周辺機材の組み合わせをご返信します。
- FRA400 と F3.9 リデューサー、フィルターホイール、カメラまで含めた「最短で撮影開始できる」構成のご相談
- お手持ちの赤道儀・カメラとの相性チェック(FRA400 接続用アダプタの選定支援)
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LINE 登録が難しい方向けに、メールで対応いたします。support@tenbundo.com までお気軽にご連絡ください。
最終更新: 2026-06-27/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は Askar 公式(askarlens.com)および親会社 Sharpstar 公式(sharpstar-optics.com)の製品ページ・仕様表に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。
⑬ FAQ
Q1. FRA400 にフラットナーは別途必要ですか?
不要です。FRA400 は 5 枚玉ペツバール型でフラットナーを鏡筒内に内蔵しているため、別途のフラットナーは購入しなくてもフルフレームの周辺まで像面がフラットになります。出典: Askar 公式 FRA400 / Description(quintuplet design with built-in flat field correction)
Q2. F3.9 リデューサーは必須ですか?
必須ではありません。FRA400 単体(焦点距離 400mm / f/5.6)でも撮影は十分に可能です。F3.9 リデューサー(合成焦点距離 280mm / f/3.9)は「もっと広い画角を撮りたい」「露出時間をさらに短くしたい」場合のオプションです。出典: Sharpstar 公式 F3.9 Reducer(0.7× / 280mm / f/3.9)
Q3. バックフォーカスは何 mm に合わせればいいですか?
リデューサーなしで使う場合は 140mm、F3.9 リデューサーを使う場合は 55mm に合わせます。フィルターホイール・OAG・カメラ本体のフランジバックを合算し、不足分を M48 延長リングで埋めるのが基本フローです。出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications / Sharpstar 公式 F3.9 Reducer Specifications
Q4. 接眼部のネジは何ですか?
M68×1 オスネジです。社外のフィルターホイール・T リングへの接続には、付属の M68-M48 コニカルアダプタを使ってください。出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications(Back-end adapter M68×1)
Q5. リデューサー側に直接付けられるフィルターのサイズは?
F3.9 リデューサーのカメラ側ネジは M48×0.75 で、2"(48mm)アストロフィルターと完全互換です。ナローバンドフィルターや UHC フィルターを単発でねじ込めます。出典: Sharpstar 公式 F3.9 Reducer Specifications(M48×0.75 thread)
Q6. 鏡筒の重さは何 kg ですか?
鏡筒本体は 2.56kg、鏡筒バンド・アリガタプレートまで含めた状態で 2.88kg です。出典: Sharpstar 公式 FRA400 Specifications
Q7. ガイド鏡はどのサイズを選べばいいですか?
FRA400 の焦点距離(400mm、リデューサー時 280mm)には、30mm 〜 32mm 級・焦点距離 100mm 〜 200mm のガイド鏡で十分です。50mm 以上の大型ガイド鏡は不要で、軽量化のためにも避けたほうが運用しやすい構成になります。出典: 主鏡焦点距離との比から導いた本記事筆者の運用上の経験則です。FRA400 公式マニュアルにはガイド鏡選定の指定はありません。
⑭ 参考にした一次情報
- Sharpstar 公式 FRA400 製品ページ(仕様表)
- Askar 公式 FRA400 製品ページ(English)
- Sharpstar 公式 F3.9 Full Frame Reducer for FRA400/FRA500 製品ページ
- Askar 公式 FRA-Reducer 製品ページ
- Sharpstar 公式 FRA400 User's Manual ダウンロードページ
- Sharpstar 公式 ダウンロード一覧
- Starizona FRA 400 製品ページ(仕様再掲)
- Starizona F3.9 Reducer 製品ページ(仕様再掲)
本記事で扱った商品ページはこちら
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最終更新: 2026-06-27/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は Askar 公式(askarlens.com)および親会社 Sharpstar 公式(sharpstar-optics.com)の製品ページ・仕様表に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。