アスカー Askar 80ED 用 1.0x フラットナー|入門・はじめての撮影機材ガイド
アスカー Askar 80ED 用 1.0x フラットナー|入門・はじめての撮影機材ガイド
Askar 80ED で本格的に天体写真を始めるなら、専用設計の 1.0x フラットナーはもっとも最初に揃えるべきアクセサリーです。本体は ED レンズを含む 2 群 2 枚のダブレット屈折で、眼視ではよく見えますが、平面センサーで撮ると視野周辺の星が「にじむ・伸びる」現象(像面湾曲)が必ず出ます。1.0x フラットナーは焦点距離 560mm・F7 を変えずにこの曲がった焦点面をフラットに整え、APS-C サイズまでの周辺星像をシャープに保つ補正レンズです。本記事では、はじめてのフラットナー導入で迷いがちな「なぜ必要か/何が変わるか/どう取り付けるか/よくある失敗」を、メーカー公式と日本国内総代理店サイトロンジャパンの一次情報のみで整理します。
① そもそも「フラットナー」とは|屈折鏡筒の像面湾曲と APS-C 撮影の落とし穴
屈折鏡筒は構造的に、軸外の光が軸上の光より対物レンズ寄りに焦点を結ぶ性質があり、焦点面が完全な平面ではなく「お椀状」にわずかに曲がっています。これを像面湾曲(field curvature)と呼びます。眼視であれば瞳が立体的にピントを追従できるため目立ちませんが、デジタルカメラのセンサーは厳密に平面のため、視野中央で合焦すると視野周辺は焦点面から外れて星像がにじみます。
出典: Starizona — Field Curvature「The focal planes of most telescopes are not flat. Off-axis light usually focuses closer to the objective than does on-axis light.」「A curved focal plane cannot coincide exactly with the detector.」
フラットナー(field flattener)は焦点面の少し手前に挿入する補正レンズで、お椀状に曲がった焦点面を平らに引き直す役割を持ちます。望遠鏡そのもの(対物レンズ)の口径比や焦点距離は変えず、像面の「形」だけを整えるのがフラットナーの仕事です。これに対してレデューサーは焦点距離も短くする補正系で、撮影レンズで言う「ワイドコンバーター」に近い性格を持ちます。
出典: Starizona — Field Curvature(屈折・ニュートン・カセグレン系の像面湾曲解説、外付けフラットナーで焦点面を平らにする原理)
② Askar 80ED 鏡筒の素性|80mm/560mm/F7 の ED ダブレット屈折
1.0x フラットナーの話に入る前に、母体となる Askar 80ED 鏡筒の素性を整理しておきます。本機はサイトロンジャパンが 2025 年 7 月 29 日に日本国内へ発売した、口径 80mm・焦点距離 560mm・F7 の ED ダブレット屈折鏡筒です。光学系は「2 群 2 枚(うち ED レンズ 1 枚使用)」というシンプルな構成で、軽量・低価格でありながら ED ガラスによる色収差軽減を得ているのが特徴です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 口径 | 80mm |
| 焦点距離 | 560mm |
| 口径比 | F7 |
| 光学系 | 2 群 2 枚(うち ED レンズ 1 枚使用) |
| 全長 | 約 405mm(フード収納時)〜約 575mm(フード装着・最大伸長時) |
| 質量 | 約 2.0kg(バンド・プレート込み) |
| 接眼部 | 50.8mm スリーブ/デュアルスピード ラック&ピニオン 10:1 微動 |
| 日本での発売日 | 2025 年 7 月 29 日 |
出典: サイトロンジャパン公式 80ED 発売のお知らせ(80ED 主仕様・発売日)/Sharpstar Optics 公式 80ED「Doublet (including one ED glass)」「Tube length: 404mm (when the dew shield is contracted) — 505mm (when the dew shield is stretched)」
ここで覚えておきたいのは「2 群 2 枚 ED ダブレット」という光学設計です。3 枚玉トリプレット APO(同社の SQA シリーズや FRA400 などの Petzval 系)と異なり、80ED 単体ではフラットフィールド設計を内蔵していません。眼視には十分な性能ですが、平面センサーで写すと視野隅が流れます。「ダブレット屈折+平面センサー=補正系が必須」これが 1.0x フラットナーの存在意義です。
③ 1.0x フラットナーの仕様総覧|3 群 3 枚(ED1 枚)/APS-C/質量約 420g
Askar 80ED 用 1.0x フラットナーは、80ED 専用に設計された補正レンズです。焦点距離も口径比も変えずに像面湾曲を補正し、APS-C サイズまでの平面センサー全域でシャープな星像を得られる設計です。コマ収差も同時に低減することがメーカー資料で言及されています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 取付時 焦点距離 | 560mm(80ED 単体と同じ) |
| 取付時 口径比 | F7(変化なし) |
| 光学系 | 3 群 3 枚構成(ED レンズ 1 枚含む) |
| 補正対象 | 像面湾曲・コマ収差 |
| イメージサークル | APS-C 対応 |
| カメラ取付ネジ | M48×0.75mm/M54×0.75mm(両対応) |
| バックフォーカス(フランジバック) | M48×0.75mm アダプター後端(ネジを除く)から 55mm |
| フィルタースレッド | 内側に M48×0.75mm フィルター対応 |
| カメラ回転機構 | 搭載 |
| 質量 | 約 420g(0.42kg) |
出典: サイトロンジャパン公式(光学 3 群 3 枚/APS-C/M48・M54/55mm BF/420g/回転機構搭載を逐語で記載)/Sharpstar Optics 80ED Imaging Accessories「Triplet design (including one ED glass)」「Back focus: 55mm (from the base of M48 male thread)」「Image Circle: APS-C」
出典: All-Star Telescope — Askar 1.0x Flattener「The rear-end thread type is M54×0.75 with M48×0.75 filter thread inside.」「corrects field curvature and coma」
④ 「1.0x」「0.85x」「0.7x」3 兄弟の違い|どれを選ぶか
Askar 80ED 用の補正アクセサリーは現在 3 種類がラインアップされています。光学系は 3 つとも「3 群 3 枚」、像面はすべて APS-C、バックフォーカスはすべて M48 後端から 55mm。違いは「焦点距離を変えるか・どれだけ変えるか」だけです。
| 補正系 | 取付時 焦点距離 | 取付時 口径比 | 質量 | 向く被写体・狙い |
|---|---|---|---|---|
| 1.0x フラットナー | 560mm | F7 | 約 420g | 月・惑星状星雲・小型銀河・分子雲の細部など、本来の焦点距離で撮りたい対象 |
| 0.85x レデューサー | 476mm | F5.9 | 約 440g | 中型の散光星雲・銀河など、画角を 1 段広げつつ露光時間を短くしたい用途 |
| 0.7x レデューサー | 392mm | F4.9 | 約 320g | 大型散光星雲・天の川広域・モザイク撮影など、明るい広視野が欲しい用途 |
出典: サイトロンジャパン公式(80ED 用 1.0x/0.85x/0.7x の焦点距離・口径比・光学系・質量・バックフォーカス・接続ネジを逐語掲載)/Sharpstar Optics 80ED Imaging Accessories
選び方の指針はシンプルです。「とりあえず最初の 1 本」なら 1.0x フラットナーで良いです。理由は、レデューサーは焦点距離が短くなる代わりに口径比が明るくなり、結果としてバックフォーカスのずれや傾き(チルト)に対する許容度が小さくなるためです。F7 はもっとも調整に寛容な部類で、はじめての補正レンズ運用に向いています。広視野志向が固まってきたら 0.85x / 0.7x へ買い足すのが堅実な順路です。
⑤ バックフォーカス 55mm の意味|M48 規格と T リング・天体カメラ
「バックフォーカス 55mm」とは、フラットナー後端の M48 ネジ面(ネジ部分を除いた段差面)から、カメラセンサー面までの距離を 55mm に合わせる必要があるという意味です。この 55mm は天体撮影業界の事実上の標準で、デジタル一眼レフに T リングを 1 個装着した状態の厚みが 55mm になることを基準として広く採用されてきました。
出典: サイトロンジャパン公式「フランジバック: M48×0.75mm アダプター後端(ネジを除く)から 55mm」/Stellarvue — Using Photographic Field Flatteners(55mm は DSLR + T リングを基準とした業界標準スペーシング)
カメラ別の組み立て例(55mm を満たすために)
| カメラ種類 | 必要な変換 | 考え方 |
|---|---|---|
| デジタル一眼レフ/ミラーレス | M48 用 T リング | マウント面〜センサー面が「フランジバック値」、T リングの厚みを足してちょうど 55mm になるよう選定。 |
| 天体カメラ(ZWO ASI など) | M48 アダプタ+スペーサーリング | カメラ標準のセンサー面〜マウント面距離(一般に 17.5mm や 6.5mm など機種で異なる)に、M48 へのアダプタとスペーサー(1mm/2mm/5mm 刻み)を足して 55mm に調整。 |
| フィルターホイール/OAG を挟む場合 | それぞれの厚みを含めて 55mm | フィルターホイール・オフアキガイダーの「光路長」もすべて積算し、最終的にフラットナー後端からセンサー面までが 55mm。 |
出典: Stellarvue — Using Photographic Field Flatteners(DSLR + T リング = 55mm、astroimaging camera は spacer で 55mm に合わせる必要があるという解説)
注意したいのは「フィルターを内蔵する」「OAG を入れる」と光路長が伸びるため、フィルターホイールや OAG の厚みもすべて 55mm に含めて足し算する点です。フラットナーの内側にも M48 フィルタースレッドが用意されており、薄型のクリアフィルター 1 枚を直挿しする使い方なら光路長を消費しません。
⑥ 取付手順|80ED 鏡筒 → フラットナー → カメラの組み立て
1.0x フラットナーは、80ED 鏡筒の 50.8mm 接眼アダプターを外し、本体接眼部のネジに直接ねじ込んで使うのが基本です。以下、はじめての方向けに手順を整理します。
- 50.8mm 接眼スリーブを外す。眼視で使っていた 50.8mm スリーブを取り外し、対応する撮影用ネジ部を露出させる。
- フラットナー前端を鏡筒側にねじ込む。1.0x フラットナーの前側ネジ部を 80ED 鏡筒の接眼部ネジに、ぐらつきなくしっかりねじ込む。
- 後側でカメラ取付ネジを選ぶ。M48×0.75 と M54×0.75 の両ネジが切ってあるため、お使いのカメラ/T リングに合うほうを使う。M54 を使う場合は M54 アダプタ+カメラ。M48 で使う場合は M48 から先で 55mm を確保する。
- 55mm のバックフォーカスを構築する。M48 後端からセンサー面までの距離が 55mm になるよう、T リングまたはスペーサーリングで光路長を組み立てる。
- カメラ回転機構の固定ネジをゆるめてフレーミング → 締める。1.0x フラットナーは回転機構を内蔵しているため、構図確認後に固定ネジを締めて回転を止める。
- 明るい恒星でピント合わせ → 周辺星像を確認。視野中央でピントを合わせたあと、四隅の星像を等倍で確認する。中心は丸いのに四隅が線状・三角に伸びている場合は、バックフォーカス調整やチルトの疑い。
出典: サイトロンジャパン公式(80ED 接眼部「50.8mm スリーブ」、フラットナー「M48×0.75 / M54×0.75」「カメラ回転機構搭載」)/Sharpstar Optics 80ED IA(バックフォーカス 55mm)
⑦ 入門でつまずく 5 つの落とし穴
落とし穴 1|バックフォーカスが「数 mm」ずれていて周辺星像が伸びる
フラットナーで一番多い失敗です。55mm の指定からセンサーまでの距離が数 mm 短いと、画面の四隅で星像が中心方向に伸びます。逆に長すぎると、周辺で星が円周方向に伸びる(または楕円が円の接線方向を向く)パターンになります。F7 系は比較的寛容ですが、それでも入門・中級セットアップでは「±1mm 以内」を目安に追い込むのが現実的です。
出典: Stellarvue — Using Photographic Field Flatteners(55mm からのずれで elongated stars が発生、M48 スペーサーリングが 1/2/5mm 刻みで市販される旨を解説)
落とし穴 2|APS-C を超えるサイズのセンサーで撮ってしまう
1.0x フラットナーのイメージサークルはメーカー公称で APS-C 対応です。フルサイズ機(35mm 判)に装着すると、APS-C を超える外側領域では補正範囲外となり、周辺の星像や周辺光量が落ちます。フルサイズ機を使う場合は、APS-C クロップ運用とするか、後述の通り公称サイズに合った機材選定(APS-C 機・1 型クラスの天体カメラ)に揃えるのが最短です。
出典: サイトロンジャパン公式(イメージサークル: APS-C 対応)/ScopeTrader — Askar 80ED test(より小さなセンサーは中心部に収まり周辺問題を回避しやすい旨の実測報告)
落とし穴 3|M48 と M54 を誤って混在して接続する
後端は M48 / M54 が両対応です。ただし「M48 で組んでいるつもりが間にある変換アダプタが M54 ベース」だったり、その逆だったり、ネジ径の食い違いで「光軸はそのまま、寸法だけ規格外」という状態が起きがちです。設計図上の積算は必ず実物のネジ径を 1 段ずつ確認してから固定するのが安全です。
出典: Sharpstar Optics 80ED IA「Rear thread: M54×0.75 with M48×0.75 filter thread inside.」
落とし穴 4|回転機構を締め忘れ、構図が露光中にずれる
1.0x フラットナーは内蔵のカメラ回転機構で構図方向を 360° 自由に決められますが、固定ネジを十分に締めないと、ガイドの追尾中・冷却ファンの振動・三脚操作の衝撃などで微小にズレることがあります。プレートソルブやスタックで気づくケースが多いので、回転位置を決めたら必ず固定ネジを締めてから本撮影に入るのが鉄則です。
出典: サイトロンジャパン公式「カメラ回転機構搭載」(製品仕様の機能記載に基づく一般運用上の留意点)
落とし穴 5|フィルターを忘れて光路長計算をやり直す
フラットナーの内側 M48 にクリア/UV/IR カットフィルターを 1 枚仕込む程度なら光路長は消費しませんが、フィルターホイールを後段に挟む場合はホイール自体の厚みすべてが 55mm の中に入る必要があります。あとから「ナローバンドも撮りたいのでフィルターホイール追加」と計画変更すると、せっかく追い込んだスペーサー構成を組み直すことになります。最初に「将来挟むかもしれない光路要素」までざっと積算しておくと、再調整の手間を減らせます。
出典: サイトロンジャパン公式(M48 フィルタースレッド内蔵)/Stellarvue — Using Photographic Field Flatteners(光路長は全段積算する旨)
⑧ どんなセンサーで力を出せるか|APS-C 機・小型天体カメラとの相性
1.0x フラットナーのイメージサークルが APS-C 対応であることから、ベストマッチは APS-C のデジタル一眼/ミラーレス、もしくは APS-C 級〜それ以下のセンサーを持つ天体カメラです。具体的には、ZWO ASI2600 系(IMX571・APS-C 級)、ASI585 系(IMX585・1/1.2 型)、ASI533 系(IMX533・1 型)あたりが、80ED の像面サイズに対して中心〜周辺まで余裕を持って収まる構成です。
出典: ScopeTrader — Askar 80ED tested with ASI2600MC and ASI585MC(ASI2600MC は中心〜周辺で星像が小さくフラット、ASI585MC のような小型センサーはイメージサークル中心部に収まり周辺問題を回避しやすいという実測レポート)
逆にフルサイズ機(IMX455 / IMX410 等)を選ぶ場合は、APS-C 外側がイメージサークル外になることを前提に、撮像時に APS-C 相当へクロップする運用が現実的です。「センサーを最大限に活かしたい」目的でフルサイズ機を使うなら、別系列の Petzval 系フラットフィールドアストログラフ(同社 SQA シリーズや FRA シリーズ等)の方が母体として向いています。
⑨ 関連商品|Askar 80ED 用 1.0x フラットナー
本記事で扱った Askar 80ED 用 1.0x フラットナーは、天体ショップ(株式会社天文堂)でも取り扱っています。在庫・最新価格・お取り寄せのご相談は商品ページまたは公式 LINE からどうぞ。商品到着後の動作確認・取付サポートに使える、弊社独自の初期不良 60 日+3 年保証を付帯しています。
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最終更新: 2026-06-29/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報はメーカー公式(Sharpstar Optics 80ED Imaging Accessories ページ)および日本国内総代理店(株式会社サイトロンジャパン)の公開仕様、ならびに業界専門解説(Starizona・Stellarvue)と第三者実機テスト(ScopeTrader)に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。
⑪ よくある質問(FAQ)
Q1. 眼視だけなら 1.0x フラットナーは不要ですか?
はい、眼視のみで使う場合は不要です。Askar 80ED は付属する 50.8mm スリーブで一般的なアイピースをそのまま使えます。フラットナーは、平面センサー(カメラ)で撮影する際にだけ必要になる補正レンズです。
Q2. フラットナーを付けると焦点距離は変わりますか?
変わりません。1.0x フラットナーは焦点距離 560mm・口径比 F7 を維持したまま、像面湾曲とコマ収差を補正するための補正レンズです。焦点距離を短くしたい場合は 0.85x(→ 476mm / F5.9)または 0.7x(→ 392mm / F4.9)のレデューサーを選びます。
Q3. バックフォーカスはどこから 55mm を測るのですか?
サイトロンジャパン公式仕様によれば「M48×0.75mm アダプター後端(ネジを除く)から 55mm」です。フラットナー後端で M48 ネジが切られている段差面(カメラ側に向いた面)からセンサー面までの直線距離が 55mm になるよう、T リングやスペーサーリングで調整します。
Q4. M48 と M54、どちらで接続すべきですか?
後端は M48×0.75 と M54×0.75 のどちらでも接続できる設計です。一般的な DSLR / ミラーレス用 T リングは M48 が広く流通しているため、デジカメ用途は M48 側を、よりフラットな大判センサーで光路長の自由度が欲しい場合は M54 側を選びます。両規格を変換アダプタで橋渡しする際は、間に挟むパーツの実ネジ径を 1 段ずつ確認するのが安全です。
Q5. フィルターは前に付けますか、後ろに付けますか?
フラットナー内側に M48×0.75 のフィルタースレッドが用意されており、薄型のクリアフィルター/UV/IR カットフィルター 1 枚を内部にそのまま装着できます。フィルターホイール(多色ナローバンド運用など)を使う場合は、ホイールの厚みもバックフォーカス 55mm の積算に含めて再計算する必要があります。
Q6. APS-C より大きいフルサイズ機で使えますか?
仕様上のイメージサークルは APS-C 対応です。フルサイズ機を装着すること自体は物理的に可能ですが、APS-C を超える外側領域は補正範囲外となり、周辺星像と周辺光量が低下します。フルサイズ機を最大限に活かしたい場合は、内蔵フラットフィールド設計の Petzval 系(同社 SQA シリーズ・FRA シリーズ等)の選択も検討してください。
Q7. 保証はどうなりますか?
天体ショップ(株式会社天文堂)でご購入の場合、弊社独自の初期不良 60 日+3 年保証を付帯します。動作確認・取付サポート・万一の初期不良対応をワンストップでお受けします。
参考にした一次情報
- サイトロンジャパン公式 — Askar 80ED 鏡筒発売のお知らせ(日本国内総代理店の公式仕様)
- Sharpstar Optics 公式 — 80ED(メーカー本国・本体仕様)
- Sharpstar Optics 公式 — 80ED Imaging Accessories(メーカー本国・補正レンズ 3 種仕様)
- アストロアーツ — Askar「80ED 鏡筒」とアクセサリー 3 種が新発売(業界紙の発売告知)
- シュミット — Askar 80ED 用 1.0x フラットナー商品ページ(日本代理店直営の販売仕様)
- ネイチャーショップ KYOEI 大阪 — Askar 80ED 鏡筒(日本代理店直営の販売仕様)
- All-Star Telescope — Askar 1.0x Flattener for 80ED(海外正規取扱の補完情報)
- Starizona — Field Curvature(像面湾曲の業界専門解説)
- Stellarvue — Using Photographic Field Flatteners(フラットナー使用と 55mm バックフォーカスの専門解説)
- ScopeTrader — Askar 80ED Tested with ASI2600MC / ASI585MC(第三者実機テストレポート)
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最終更新: 2026-06-29/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報はメーカー公式(Sharpstar Optics 80ED Imaging Accessories ページ)および日本国内総代理店(株式会社サイトロンジャパン)の公開仕様、ならびに業界専門解説(Starizona・Stellarvue)と第三者実機テスト(ScopeTrader)に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。