ZWO ASIAIR Mini が動かない・接続できない|切り分けフロー完全版【2026 年最新版】
ZWO ASIAIR Mini が動かない・接続できない|切り分けフロー完全版【2026 年最新版】
ASIAIR Mini が「電源を入れても LED が点かない」「Wi-Fi が見つからない」「App から接続できない」「赤道儀やカメラが認識されない」「撮影中に再起動する」「運用中に Wi-Fi が切れる」「Plate Solve が失敗する」――これらは ZWO ASIAIR シリーズで起こりやすい代表的なトラブルです。原因はおおむね「電源・USB・Wi-Fi・ファームウェア・赤道儀通信・ストレージ・電波干渉・Plate Solve 入力条件」の 8 系統に分類できます。本記事では、ZWO 公式マニュアル(ASIAIR Plus User Manual V1.3 / ASIAIR User Manual / ASIAIR PRO User Manual / ASIAIR Quick Guide / How to Restore the ASIAIR OS)と USB-IF・Intel 公開技術文書の一次情報のみを根拠に、43 個の代表原因を順序立てて切り分けるフローを示します。Mini 単独のユーザーマニュアルは ZWO Guides and Manuals ページで本記事執筆時点では未掲載のため、ASIAIR シリーズ共通の動作仕様として ASIAIR Plus User Manual の対応箇所を参考情報として注釈付きで参照します。なお Mini は有線 Ethernet を持たないため、Plus が使える「Ethernet 直結+ポータブルルータ」運用ができません。本記事の §G では Mini 向けの代替策(Wi-Fi Station Mode+ポータブルルータ)を提示します。
3 分でわかる切り分けフロー
- ① まず PWR LED を確認。点灯=電源 OK/点滅 or 消灯=電源異常 → §A 電源系を点検
- ② Wi-Fi LED を確認。点灯=正常/消灯=未起動/点滅=リセット中 → §B Wi-Fi 系
- ③ Wi-Fi が見えるが App から接続できない → §C App 認識系
- ④ 赤道儀/カメラ/EAF が App で認識されない → §D USB 機材系
- ⑤ 撮影中に勝手に再起動する → §E 電力不足系
- ⑥ それでも直らない → §F ファームウェア・OS 復旧
- 運用中に Wi-Fi が切れる(一度は接続できる/撮影中に切断)→ §G Wi-Fi 切れる・干渉系。Mini は内蔵アンテナのため本体の取付向きと5GHz バンド切替が筆頭対処。Ethernet がないため、長時間運用は Wi-Fi Station Mode+ポータブルルータで根本解決する。
- Plate Solve が失敗する(No Match/Failed が連発)→ §H Plate Solve 失敗系。典型は ① 入力焦点距離の乖離、② FOV 0.4°〜33° 範囲外、③ 露光不足/ピンボケ/ナローバンド時の星不足の 3 系統。
- 困ったときの最終手段は ZWO 公式 PDF「How to Restore the ASIAIR OS」での OS 再書き込み
① まず症状を切り分ける
切り分けの基本は「どこまでは正常で、どこから異常が起きているか」を順番にチェックすることです。次の症状区分から、自分のケースに最も近いものを選んでください。
| 症状区分 | 読むセクション |
|---|---|
| 電源を入れても LED が一切光らない/PWR LED が点滅・消灯する | §A 電源系(原因 1〜5) |
| 電源は入るが Wi-Fi(SSID「ASIAIR_xxxxxx」)が見つからない | §B Wi-Fi 系(原因 6〜10) |
| Wi-Fi には接続できたが ASIAIR App から本体が見えない/"Enter Device" がグレー | §C App 認識系(原因 11〜15) |
| App は開けたが赤道儀/カメラ/EAF/EFW が認識されない | §D USB 機材系(原因 16〜22) |
| 撮影開始したが勝手に再起動・固まる・カメラ温度警告が出る | §E 電力・温度系(原因 23〜26) |
| ファームウェア更新失敗/SYS LED 点灯のまま/SD・eMMC 異常 | §F OS・ストレージ系(原因 27〜30) |
| 電源も App 接続も問題ないが、運用中に Wi-Fi が切れる/冷却カメラ ON 後に不安定 | §G Wi-Fi 切れる・干渉系(原因 31〜36) |
| Plate Solve が「No Match」「Failed」で終わる/Polar Alignment が完了しない | §H Plate Solve 失敗系(原因 37〜43) |
A. 電源系のトラブル(原因 1〜5)
原因 1|DC 入力ケーブルの極性が逆
症状:電源スイッチを入れても LED が一切点かない、または PWR LED が一瞬光って消える。
原因:市販の汎用 DC 12V プラグ(5.5×2.1mm)はセンタープラスが標準だが、安価な汎用ケーブルでまれにセンターマイナスのものが混在する。
対処:テスターで DC プラグの極性を確認し、センタープラスであることを確認する。逆極性のケーブルは使わない。ZWO 純正の DC ケーブルを使うのが安全。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §4.4 Safety Summary / §2.2 Power Cable Connection("Please strictly supply power to devices according to their specified voltage, current, and power ratings; otherwise, the devices may be damaged or fail to operate normally" / 12V 入力指定)。なお DC プラグの極性規格自体(5.5×2.1mm センタープラス)は ZWO 公式マニュアルには明示されておらず、業界一般慣習として記載しています。
原因 2|入力電圧が 12V を下回っている(バッテリー残量低下)
症状:PWR LED が点滅、または起動途中で電源が切れる、撮影中に再起動する。
原因:ASIAIR Plus User Manual §1.6 / §1.5 では PWR LED の点滅・消灯を「Voltage Too Low(電圧不足)」と定義。Plus は §4.4 で「Do not operate the device under prolonged undervoltage conditions(低電圧での長時間動作禁止)」と明記されている。
対処:使用中のポータブルバッテリーを満充電にして再試行。リチウムイオンバッテリーは公称 12V でも消耗が進むと出力電圧が落ちることがあるため、出力電圧計で実測値を確認する。AC 電源環境では純正 12V アダプタ(出力 5A 以上)の使用を検討。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §1.5 Status Indicator Light / §4.4 Safety Summary("Voltage Too Low" / "Do not operate the device under prolonged undervoltage conditions")
原因 3|入力電源の電流容量が不足
症状:本体は起動するが、冷却カメラ・EAF などを接続すると再起動/停止する。
原因:ASIAIR は本体動作分に加えて、出力ポートに接続した機材の電流もまとめて供給する。Plus User Manual §4.4 では「the input power voltage is within 12V, the current exceeds 2A, and that the total system power consumption does not exceed 10A」と明記され、Plus は最大 10A までの入力に対応している。Mini の入力電流上限値は ZWO 公式製品ページに数値として明示されていないが、冷却カメラ + 赤道儀 + EAF + ヒーターを同時に動かす運用では 12V@5A 程度の電源では足りないケースがある。
対処:機材構成の合計消費電流を見積もり、それを上回る容量の電源(12V@5A〜10A)を用意する。冷却カメラ単体で 3〜5A 必要なケースもあるため、Plus User Manual §2.1 の「All cooled cameras require a DC 12V@3A–5A power supply for proper operation」という記載を参考にする。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §4.4 Safety Summary / §2.1 Data Cable Connection / §1.6 Specifications("total system power consumption does not exceed 10A" / "DC 12V@3A-5A power supply" / Plus 入力 12V@2A-10A)。Mini の入力電流上限値は ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページ本記事執筆時点で数値として明示されていません。
原因 4|DC ケーブルの接触不良・断線
症状:電源スイッチを入れても無反応、ケーブルを揺らすと一瞬だけ LED が光る。
原因:細めの DC プラグ・ジャックは抜き差しを繰り返すと内部の接点が緩む。安価な DC 延長ケーブルは内部の銅線が細く、断線しやすい。
対処:別の DC ケーブルに交換して再試行。Mini 同梱品の DC 延長ケーブル(1.5m)と DC 男性ケーブル(0.5m × 2、1m × 2)を組み合わせて、別の経路で給電してみる。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.2 Power Cable Connection(電源ケーブル接続注意)/All-Star Telescope Mini 商品ページ(Mini 同梱 DC ケーブル一式)
原因 5|USB-C 給電(5V@0.5A)でフル機能を動かそうとしている
症状:USB-C ケーブルだけ繋いだら LED は光るが、すぐ落ちる/機材を認識しない。
原因:ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページでは USB-C ポートは「5V@0.5A power supply」での給電が可能と記載されているが、これは限定的な動作(PC とのファイル転送など)を想定したもので、撮影機材を多数接続する通常運用は 12V DC 入力が前提。
対処:必ず 12V DC 入力で給電する。USB-C は撮影中の本体給電用に使わない。
出典: ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページ("USB Type-C Port" / "5V@0.5A power supply")
B. Wi-Fi 系のトラブル(原因 6〜10)
原因 6|起動直後で Wi-Fi がまだ立ち上がっていない
症状:電源を入れた直後にスマホで SSID「ASIAIR_xxxxxx」を探しても見つからない。
原因:Plus User Manual §2.3 Network Connection に「Press the power switch toggle to on, and wait for 15 seconds」と記載されている通り、ASIAIR は起動から Wi-Fi ホットスポット稼働まで約 15 秒の待機が必要。
対処:電源 ON から 15〜30 秒待ってから、スマホ側で Wi-Fi 一覧をリフレッシュする。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.3 Network Connection("Step 1: Press the power switch toggle to on, and wait for 15 seconds")
原因 7|過去に SSID・パスワードを変更したまま忘れた
症状:「ASIAIR_xxxxxx」が見えない/自分が設定した SSID で 12345678 が通らない。
原因:ASIAIR Settings から SSID とパスワードを変更したまま記録を残していないと、別のスマホからは接続できない。
対処:本体の RESET ボタンを押下し、Wi-Fi LED が点滅し始めたら指を離す。Plus User Manual §1.5 / §4.3 に記載の通り、ホットスポット名・パスワード・bridge 設定が初期値に戻る(所要約 5 秒)。初期 SSID は「ASIAIR_xxxxxx」、初期パスワードは「12345678」。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §1.5 / §4.3 Wi-Fi Recovery("Press and hold the RESET button until the indicator flashes, then release. The hotspot, password, and bridge settings will be reset; reset completes in 5 seconds")
原因 8|Wi-Fi Bridge Mode を 5GHz で設定しようとしている
症状:ホーム LAN にブリッジしたが、設定後に AP に戻れない/App と接続できない。
原因:Plus User Manual §3.2.2 に「Wi-Fi bridge mode will only work in the 2.4Ghz frequency band」と明記されている。
対処:ホーム LAN 側の 2.4GHz 帯 SSID で Bridge を設定する。ホーム Wi-Fi が 5GHz 専用 AP の場合は、2.4GHz 帯対応 AP を併用するか、Bridge を使わず本体 AP モードで運用する。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §3.2.2 ASIAIR Settings("Wi-Fi bridge mode will only work in the 2.4Ghz frequency band")
原因 9|Wi-Fi LED が点滅し続けている
症状:Wi-Fi LED の点滅が止まらず、SSID も見えない。
原因:Plus User Manual §1.5 では Wi-Fi LED の点滅を「Resetting」と定義。RESET ボタンを長く押しすぎたか、リセット途中で電源を切るなどして処理が中途半端になっている可能性。
対処:電源 OFF → 30 秒待機 → 電源 ON。それでも直らない場合は、もう一度 RESET ボタンを軽く押し、5 秒以内に Wi-Fi LED が点灯(正常)になるまで待つ。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §1.5 Status Indicator Light / §4.3 Wi-Fi Recovery(Wi-Fi LED Blinking = Resetting / 5 秒以内に完了)
原因 10|スマホ側が「インターネット接続なし」と判定して切断する
症状:「ASIAIR_xxxxxx」に接続しても 5〜10 秒で切れる、自動でモバイル通信に切り替わる。
原因:スマートフォンは「接続中の Wi-Fi にインターネットがない」と判定すると、自動的にモバイル通信に切り替えるか接続を破棄する設定がデフォルト。
対処:iOS は「設定 → Wi-Fi → ASIAIR_xxxxxx の (i) → "プライベート Wi-Fi アドレス" を OFF」「自動接続 ON」「インターネット未接続でも接続を維持」(一部 OS バージョンに該当オプションあり)。Android は「Wi-Fi 設定 → 詳細設定 → "インターネットがない場合はモバイルに切り替え" を OFF」を確認。これらは ZWO のマニュアル外の OS 動作ですが、ASIAIR 接続時に頻繁に問題になる項目です。
出典: USB / Wi-Fi 業界一般のスマートフォン OS 動作仕様(iOS / Android の "Smart Network Switch" 機能。ZWO 公式マニュアルには明記なし。本記事は経験則として記載)/ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.3 Network Connection(接続後 App 起動の前提手順)
C. App 認識系のトラブル(原因 11〜15)
原因 11|ASIAIR App のバージョンが古い
症状:App は起動するが、Mini の機種が App 上で正しく認識されない/Enter Device が反応しない。
原因:Plus User Manual §4.2 によれば、ファームウェアと App はセットで配布されており、片方が古いと不整合が起こる。
対処:App Store / Google Play Store で「ASIAIR」アプリを最新版に更新してから再起動。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §4.2 Firmware Upgrade("firmware distributed together with new App versions")
原因 12|ASIAIR App の OS 動作要件を満たしていない
症状:古いスマホで App が起動できない/起動するがクラッシュする。
原因:Plus User Manual §Reading Instructions で「ASIAIR App supports Android 8.0 and above, and iOS 12 and above」と明記。推奨は Android 12+(RAM 6GB 以上)/iOS 15+。
対処:iOS 12 / Android 8 未満の端末では公式に動作対象外。新しいスマホ・タブレットを利用する。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §Reading Instructions Minimum and Recommended Specifications
原因 13|App でファームウェア更新を促されたまま実行していない
症状:「Firmware update available」の表示が出るが、撮影をすぐ始めたいので無視している。
原因:古いファームウェアのまま新しい App を使うと、Plate Solving や GoTo の動作で予期しないエラーが出ることがある。Plus User Manual §4.2 に「次回 App を開いた時に更新を促されるので確認をタップして数分待つ」と明記。
対処:明るいうちに(屋外撮影開始前に)ファームウェア更新を完了させておく。失敗した場合は App を一度閉じてから本体を再起動して再試行。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §4.2 Firmware Upgrade("the next time you connect to the ASIAIR Plus device and open the App, you will be prompted to update; click confirm and patiently wait a few minutes for completion")
原因 14|Location Information(緯度経度)の取得に失敗している
症状:App は接続できるが、極軸合わせや GoTo がおかしな方向を指す。
原因:Plus User Manual §3.2.1 で「Please ensure the latitude and longitude information in 'Location Information' corresponds to the current geographic coordinates of the ASIAIR device. If the automatically obtained data is inaccurate, you can set it manually by clicking」と注意あり。位置情報の自動取得が失敗していると、Plate Solving のヒント情報がずれる。
対処:Device Information Page → Location Information を開き、現在地の緯度・経度・タイムゾーンが正しいか確認する。間違っていたら手動で修正。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §3.2.1 Device Information Page("Please ensure the latitude and longitude information")
原因 15|複数の ASIAIR が同じネットワークにいる
症状:App で「Switch Device」を開くと自分の機体が複数表示されたり、他の人の機体が見える。
原因:Plus User Manual §3.2.2 で「Switch Device: Display the ASIAIR box names and their serial numbers (SN). Switch Device: After configuring bridge mode, multiple devices can be switched within the home local area network」と説明されている通り、Bridge 構成では同一 LAN 上の他の ASIAIR も検出される。
対処:Switch Device 画面で SN(シリアル番号)を確認し、自分の機体を選択。観望会など複数の人が ASIAIR を持っている場面では、SSID をデフォルトの「ASIAIR_xxxxxx」のままにせず、ユニークな名前に変更しておくと混乱を避けられる。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §3.2.2 ASIAIR Settings / §3.1.1 ASIAIR Page
D. USB 機材系のトラブル(原因 16〜22)
原因 16|USB ケーブルが「給電のみ」のケーブル
症状:カメラや赤道儀の電源 LED は光るが、App 上で機材として認識されない。
原因:市販の USB ケーブルには「電源専用(D+ / D- 信号線が結線されていない)」のものが混在しており、これは給電はできるが通信できない。
対処:機材付属のデータ通信対応 USB ケーブルを使う。100 円ショップ等の汎用 USB ケーブルではデータ通信ができないものがある点に注意。
出典: USB 規格における通信線の有無は USB-IF 仕様で定められており、機材通信には信号線結線済みケーブルが必須(一般工学知識。ZWO 公式マニュアルには明示なし。本記事は経験則として記載)/ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.1 Data Cable Connection(USB ポートに接続する機材リスト)
原因 17|USB ケーブルが長すぎる(5m 超)
症状:機材接続が不安定、撮影中に切断される。
原因:USB 2.0 の規格上の最大ケーブル長は 5m。これを超えるとリピーターやアクティブハブを介さない限り信号が減衰し通信エラーが起きやすい。
対処:カメラ・赤道儀との USB ケーブルを 3m 以下に短くする。どうしても長距離が必要なら USB 2.0 アクティブリピーターを使う。
出典: USB 2.0 規格(USB-IF)の最大ケーブル長 5m および信号減衰に関する一般的知見(ZWO 公式マニュアルには明記なし。本記事は経験則として記載)
原因 18|赤道儀のボーレート設定が間違っている
症状:App で「Connect」しても赤道儀が反応しない/App でエラー表示。
原因:Plus User Manual §2.4 に「The default baud rate for EQMod mode is 9600, except for AZEQ5 and EQ6-R PRO, which use 115200. AZ-GTi uses a network connection method with a baud rate of 11880 and employs the UDP protocol」と明記されている。デフォルトと違う赤道儀で値が間違っていると接続失敗する。
対処:App の Equatorial Mount Settings でマウント機種を正しく選択し、Baud rate を確認。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.4 Equatorial Mount Connection - Serial Cable Method(baud rate 仕様)
原因 19|カメラと EAF / EFW を直接 ASIAIR に挿している(USB ハブ未経由)
症状:EAF や EFW が頻繁に切断される、撮影開始直後にエラー。
原因:Plus User Manual §2.1 に「Connect the EAF and EFW to the Primary Camera USB HUB port」と明記。ASI Cooled Camera(ASI2600 / ASI6200 / ASI071MC など)には本体に USB 内蔵ハブがあり、EAF / EFW はそこに接続するのが推奨。
対処:EAF / EFW を冷却カメラの内蔵 USB HUB ポートに繋ぎ直す。冷却カメラ本体は ASIAIR の USB 2.0(または Plus / Pro なら USB 3.0)ポートに直接接続。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.1 Data Cable Connection("Connect the EAF and EFW to the Primary Camera USB HUB port")
原因 20|DSLR / ミラーレスのカメラ設定が ASIAIR の要件を満たしていない
症状:DSLR が App 上で認識されるが、撮影開始するとエラー/Bulb モードにならない。
原因:Plus User Manual §2.6 で次の設定が必須と明記されている: 撮影モード=M、シャッターモード=Bulb、画像形式=RAW(RAW+JPEG は不可)、画質=L(最大サイズ)。さらに Power Saving / Wi-Fi / Long-exposure noise reduction / Mirror lock を必ず無効化する必要あり。
対処:カメラ側設定をチェックし、上記 4 項目を確実に無効化。Bulb で 30 秒以上の露光をしたい場合は外部シャッター解放ケーブルが必要。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.6 DSLR/Mirrorless Camera Connection("Shooting Mode: M / Shutter Mode: Bulb / Image Format: RAW / Image Quality: L (Maximum Size)" / "Power Saving Mode, Wi-Fi, noise reduction, and mirror lock functions, these features must be disabled")
原因 21|DSLR の SD カードが満杯/バッテリー切れ
症状:Scheduled Imaging が途中で止まる、シャッターを切ると撮影画像が保存されない。
原因:Plus User Manual §2.6 で「the camera's storage has sufficient remaining space (refer to the 'Estimation Space' in the ASIAIR scheduled imaging settings interface; it must exceed this value) and that the battery is adequately charged」と明記。
対処:カメラ SD カードを撮影前にフォーマット、外部電源(DC カプラー等)を併用してバッテリー切れを防止。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.6 DSLR/Mirrorless Camera Connection(SD カード空き容量 / バッテリー要件)
原因 22|USB ハブで EAF / EFW を増設しすぎてバスパワーが足りない
症状:機材を増やすと「Disconnected」が頻発する。
原因:Mini は USB 2.0 ポートが 4 つあるが、各ポートのバスパワー上限を超える機材を接続すると安定動作しない。市販のセルフパワー USB ハブを噛ませる場合も、ハブ自体の電源品質が必要。
対処:機材数を減らすか、信頼できるセルフパワー USB ハブ(12V または 5V 別給電)を経由する。冷却カメラの内蔵 USB ハブを優先利用。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.1 Data Cable Connection(USB 接続推奨フロー)/USB バスパワーの上限は USB 2.0 規格で 500mA(一般工学知識。ZWO 公式マニュアルには明記なし。本記事は経験則として記載)
E. 電力・温度系のトラブル(原因 23〜26)
原因 23|冷却カメラの冷却 ON で総消費電力が瞬間的に跳ね上がる
症状:冷却を開始した瞬間に ASIAIR が再起動/App が切断される。
原因:ASI Cooled Camera は冷却開始時に Peltier 素子へ大電流を流すため、瞬間的に 3〜5A 程度を消費する。Plus User Manual §2.1 に「All cooled cameras require a DC 12V@3A–5A power supply for proper operation」と明記。電源容量に余裕がないと電圧降下が起き、本体の PWR LED が点滅(Voltage Too Low)して再起動する。
対処:冷却カメラ専用に独立した 12V 電源ラインを引く、または ASIAIR の入力電源を 10A 級に増強する。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.1 Data Cable Connection / §1.5 Status Indicator Light(冷却カメラ電力要件 / PWR LED Voltage Too Low)/ZWO 公式 ASIAIR Pro 製品ページ("USB power supply is not enough for certain large cameras like ASI6200/ASI2600/ASI533/ASI071MC cameras to work normally, so an external 12V power supply should be used")
原因 24|赤道儀を ASIAIR の DC 出力で給電している
症状:赤道儀の動作中に ASIAIR が再起動/GoTo 中に通信が切れる。
原因:ASIAIR PRO User Manual には「We do not recommend the mount power supply be connected to the ASIAIR 12V outlet port as some mounts may exceed the available current and become unreliable in operation」と明記されている(Mini 個別マニュアルが ZWO Guides and Manuals 上で本記事執筆時点で公開を確認できなかったため、Pro マニュアルの記載を参考情報として引用しています)。
対処:赤道儀の 12V 電源は ASIAIR ではなく、独立した電源ラインから直接供給する。
出典: ASIAIR PRO User Manual §Power Cable Connections("We do not recommend the mount power supply be connected to the ASIAIR 12V outlet port as some mounts may exceed the available current and become unreliable in operation"。ASIAIR Pro マニュアルからの引用、ASIAIR シリーズ共通の運用上の注意として参照)
原因 25|本体が高温になり過熱保護で再起動
症状:夏場の連続運用で何時間か後に本体が再起動する/本体が触れないほど熱い。
原因:Plus User Manual §4.4 に「If the ASIAIR Plus operates for an extended period under extreme high temperatures, its internal temperature may reach 70°C」と明記。さらに ASIAIR User Manual(初代)には「the normal working temperature not exceeding 80 degrees」と記載があり、80°C 超で温度警告と CPU パフォーマンス低下が発生する仕様。
対処:直射日光を避け、本体周辺の通気を確保(風が当たる位置に配置)。長時間運用では筐体に小型ファンを当てて強制冷却することも検討。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §4.4 Safety Summary("its internal temperature may reach 70°C. Do not touch immediately after powering off")/ASIAIR User Manual(初代、ZWO 公式)("normal working temperature not exceeding 80 degrees" / 80°C 超で警告)
原因 26|本体の通気を妨げる位置に固定している
症状:動作開始から 30 分〜1 時間で再起動が始まる。
原因:Plus User Manual §4.4 に「Ensure adequate ventilation around the ASIAIR Plus during operation」と明記。鏡筒バンドの直下や金属プレートに密着させて取り付けると、放熱が阻害される。
対処:本体周囲に最低 5cm 程度の空間を確保。アルミ筐体は放熱を兼ねているため、断熱材や厚手のテープで覆わない。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §4.4 Safety Summary("Ensure adequate ventilation around the ASIAIR Plus during operation")
F. OS・ストレージ系のトラブル(原因 27〜30)
原因 27|SYS LED が点灯のまま消えない
症状:起動から 30 秒以上経っても SYS LED が点灯し続け、点滅に切り替わらない。
原因:Plus User Manual §1.5 で SYS LED の動作を「Steady On (15-20 秒継続のあと点滅) = 正常起動。Steady On のまま継続 = ディスク故障(the disk has failed)」と定義。
対処:本体の電源を一度切り、再投入。それでも改善しない場合は、ZWO 公式 PDF「How to Restore the ASIAIR OS」の手順に従い OS 再書き込みを実施。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §1.5 Status Indicator Light("Steady On (15-20 seconds, then flashes); if it remains solid, the disk has failed")/How to Restore the ASIAIR OS (PDF, ZWO 公式)
原因 28|ファームウェア更新が途中で失敗した
症状:ファーム更新中に App が落ちた、本体電源が切れた、その後 App から本体が見えない。
原因:Plus User Manual §4.2 に「If the firmware upgrade fails, you can exit the App and restart the device to retry」と明記。一時的な失敗ならリトライで復旧する設計。
対処:App を完全終了 → 本体の電源を OFF → 30 秒待機 → 電源 ON → App 再起動。それでも復旧しない場合は ZWO 公式 PDF「How to Restore the ASIAIR OS」で OS イメージを再書き込み。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §4.2 Firmware Upgrade("If the firmware upgrade fails, you can exit the App and restart the device to retry")
原因 29|内蔵 eMMC / SD の容量不足で撮影が止まる
症状:長時間撮影中に「ストレージ不足」のエラーが出る、Scheduled Imaging が途中で停止。
原因:Mini の内蔵ストレージは「32GB(空き 20GB)」(ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページ)。フルサイズカメラの RAW を多数撮ると 1 晩で埋まる規模感。
対処:Plus User Manual §4.1 Image Export に従い、撮影セッション後に USB メモリへエクスポート、または USB-C ケーブルで PC へ吸い出して空き容量を確保。本格運用では Plus 256G(256GB eMMC)への切り替えを検討。
出典: ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページ("32GB (20GB free space)")/ASIAIR Plus User Manual V1.3 §4.1 Image Export(USB メモリ/Type-C 経由のエクスポート手順)
原因 30|ASIAIR Quick Guide のバックアップ推奨を実施していない
症状:ある日突然起動しなくなり、何の予兆もなく eMMC / SD が認識されない。
原因:ZWO 公式 ASIAIR Quick Guide には「backup the SD card at first use, as the SD card may get damaged during long-term use」と明記されており、長期使用でストレージが破損する可能性が公式に注意喚起されている。
対処:初回使用時に SD / eMMC のバックアップを取得しておく。OS イメージは ZWO 公式 PDF「How to Restore the ASIAIR OS」「How to Restore ASIAIR SD card」の手順で Win32 Disk Imager 等を使って書き戻し可能。
出典: ASIAIR Quick Guide (PDF, ZWO 公式)("backup the SD card at first use, as the SD card may get damaged during long-term use")/How to Restore ASIAIR SD card (PDF, ZWO 公式)/How to Restore the ASIAIR OS (PDF, ZWO 公式)
G. Wi-Fi 切れる・干渉系(原因 31〜36・2026-05-02 追加)
「電源は入る/一度は接続できる/だが 運用中に Wi-Fi が落ちる」というトラブルは、§B で扱った AP モード設定や SSID/パスワードの問題とは別のレイヤー(電波干渉・物理遮蔽・運用設計)で起きていることが多くあります。Mini は Plus と違って外付けヒンジ式アンテナを持たず、本体内蔵のデュアルバンドアンテナ(2.4GHz / 5GHz)を使用するため(David Astro Mini 商品ページ "Dual band antenna 2.4G/5G")、本体の取付向きと取付位置がそのままアンテナ放射方向になります。さらに Mini には Ethernet ポートが無い(ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページ)ため、Plus で使える「Ethernet 直結+ポータブルルータ」運用ができません。本カテゴリは Mini 固有の制約を踏まえ、ASIAIR Plus User Manual・ZWO 公式ガイド・USB-IF 公開技術文書を根拠に整理します。
原因 31|2.4GHz のまま運用していて USB 3.0 周辺機器のノイズに干渉されている
症状:撮影 PC の外付け SSD・USB 3.0 ハブ・USB 3.0 SSD などを近接配置すると「No ASIAIR Detected」が頻発する/露光中だけ切断される。
原因:USB 3.0 のデータ通信は 2.4–2.5GHz 帯にブロードバンドノイズを放射する(Intel 公式技術文書)。Mini 本体の USB ポートは USB 2.0 のみだが、運用環境内に置かれた他の USB 3.0 機器(PC・SSD・ハブ)から放射されるノイズは Mini の Wi-Fi 受信に影響する。Mini はアンテナが内蔵のため、本体周辺のノイズ環境がダイレクトに感度を左右する。
対処:① ASIAIR の Wi-Fi バンドを 5GHz に切り替える(5GHz は USB 3.0 ノイズ帯の外)。Mini もデュアルバンド対応のため切替可能。② 撮影 PC や外付け SSD は Mini から物理的に離す(Intel 公式測定では USB 3.0 機器とアンテナの距離 3 feet(約 90cm)以内で顕著な信号遅延が確認されている)。
出典: Intel "USB 3.0 RFI Impact on 2.4 GHz Wireless Devices"(USB-IF 公開技術文書)(USB 3.0 のブロードバンドノイズが 2.4–2.5GHz 帯にかかる旨は AccessAgility 要約を経由して引用:"the noise is broadband noise; it cannot be filtered out because it falls within the operating band of the wireless device")/ David Astro Mini 商品ページ("Dual band antenna 2.4G/5G")/ASIAIR Plus User Manual V1.3 §3.2.2 ASIAIR Settings(5GHz バンド切替設定の存在)
原因 32|冷却カメラの USB ケーブルや外付け SSD が Mini 本体に密着している
症状:冷却カメラを Mini に接続した直後から接続が不安定になる。Mini をカメラ筐体や赤道儀の金属部に押し付けて固定しているとさらに頻発。
原因:Mini と冷却カメラ間の通信は USB 2.0 だが、近接配置された 金属物・通電中のケーブルはアンテナ近傍環境を悪化させる。Mini は外付けアンテナを持たないため、本体周囲 30cm 以内の物体配置がそのまま電波環境になる。
対処:① Mini と冷却カメラ・USB ハブ・SSD の間に 最低 30cm 以上の間隔を取る。② Mini を金属プレートに直接ボルト止めせず、樹脂スペーサーや結束バンド固定で金属面から数 mm 浮かせる。③ ケーブル類は Mini 本体上面(アンテナ放射方向)を横切らないように這わせる。
出典: Intel "USB 3.0 RFI Impact on 2.4 GHz Wireless Devices"("The noise can be coupled out through any USB 3.0 connectors, peripheral devices, or cables")/David Astro Mini 商品ページ(内蔵アンテナ仕様)。Mini 本体周囲の必要離隔距離は ZWO 公式マニュアルに数値記載なし。本記事は Intel 公式測定(USB 3.0 機器 vs アンテナ 3 feet 以内で顕著な影響)からの推定として記載。
原因 33|Mini の本体取付向きでアンテナ放射方向が遮られている
症状:操作端末から 2〜3m 離れると Wi-Fi が切れる。Mini 本体を回すと感度が変わる。
原因:Mini は 内蔵デュアルバンドアンテナを本体内に持つ(David Astro Mini 商品ページ "Dual band antenna 2.4G/5G" / "20m WiFi coverage")。Plus のような外付けヒンジ式アンテナと違い、本体の取付向きがそのままアンテナ放射方向になる。鏡筒バンドの金属面に密着させたり、本体を垂直に立てて金属プレートで挟むと放射効率が大きく落ちる。
対処:① 本体の長辺を操作端末方向に向ける。② 本体上面(ロゴ面)が空に向くように水平配置する(金属遮蔽を避ける)。③ 鏡筒バンドの金属プレートと Mini 本体の間に最低 5mm の隙間を確保する(樹脂スペーサー or マジックテープ厚で吸収)。④ 公称カバー距離は 20m(David Astro 商品ページ)だが、これは見通しの場合。屋外遠征で 5m 以上離れる運用なら原因 36 のポータブルルータ運用を併用する。
出典: David Astro Mini 商品ページ("Dual band antenna 2.4G/5G" / "20m WiFi coverage"。販売店表記。ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページにはアンテナ形状・カバー距離の詳細記載なし)/本体の向きと放射方向の関係は IEEE 802.11 PCB 内蔵アンテナの一般工学知識として記載(ZWO 公式マニュアルには明記なし)。
原因 34|鏡筒・赤道儀・人体がアンテナと操作端末の間に入って遮蔽されている
症状:マウントを子午線フリップした瞬間、または操作端末を腰に下げて移動した瞬間に切れる。
原因:2.4GHz と 5GHz は直進性が強く、特に 5GHz は金属(鏡筒・赤道儀ヘッド・三脚)や水分量の多い物体(人体)で減衰が顕著。マウントの旋回でアンテナと操作端末の間に鏡筒が入ると遮蔽される。Mini は内蔵アンテナのため Plus 以上にこの遮蔽が効きやすい。
対処:Mini を鏡筒のサイドプレートではなく 赤道儀のフォーク/ヘッドの上面(旋回後も視線が抜ける位置)に取り付ける。または家庭内運用なら原因 36 のとおりポータブルルータを介在させる。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §2.3 Network Connection(AP モードの近距離前提)/ Wi-Fi 電波の遮蔽減衰特性は IEEE 802.11 一般知見として記載(ZWO 公式マニュアル非掲載)
原因 35|遠征地・撮影会で隣接 ASIAIR 同士が同一チャンネルで衝突している
症状:普段は問題ないのに、撮影会・観望会など複数台の ASIAIR が並ぶ場面で接続が切れる/反応が遅い。
原因:ASIAIR の AP モードは既定 SSID(ASIAIR-XXXXXX)でホットスポットを立てる。隣接機材が同じ 2.4GHz チャンネルを掴むと衝突しやすい。Mini の内蔵アンテナは Plus の外付けアンテナより指向性が弱く、隣接機材の電波を拾いやすい傾向がある。
対処:ASIAIR Settings の Wi-Fi 設定で 5GHz バンドに切り替える(5GHz はチャンネル数が多く混雑が少ない)。それでもダメな場合は原因 36 の外付けポータブルルータ運用に切り替えて、自分専用の SSID/チャンネルで運用する。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §3.2.2 ASIAIR Settings("switch Wi-Fi hotspot band between 2.4Ghz and 5Ghz")/ ZWO 公式ガイド「Four ways to connect the ASIAIR PRO to network」(4 番目の Portable Router 運用)
原因 36|長時間連続露光で「Wi-Fi Station Mode+ポータブルルータ」を使っていない(Mini は Ethernet 直結不可)
症状:1〜2 時間の連続露光中、忘れた頃に切断され、撮影プランが中断する。
原因:Wi-Fi は遠征地の電波環境で安定性が変わる。Plus は RJ45 を持つため「Ethernet 直結+ポータブルルータ」が使えるが、Mini には Ethernet ポートが無い(ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページ)ため、その手は使えない。Mini で同等の安定性を得る代替策が Wi-Fi Station Mode+ポータブルルータ運用。ZWO 公式ガイド「Four ways to connect」は AP モード以外に Station Mode(=ホーム/ポータブルルータの SSID に ASIAIR を子機として接続)を明示している。
対処:① USB 給電のポータブルルータ(GL-iNet 等)を立てる。② ASIAIR Settings で Wi-Fi Station Mode(または Wi-Fi Bridge Mode)に切り替え、自分のルータの SSID に Mini を接続させる。Mini もデュアルバンド対応だが Bridge Mode は 2.4GHz 帯のみ動作する仕様(Plus User Manual §3.2.2)のため、ルータ側の 2.4GHz SSID を指定する。③ 操作端末(iPad/iPhone)も同じルータの SSID に Wi-Fi 接続する。これで「Mini の AP に直接接続するモード」より安定する(ルータ側の高出力アンテナを経由するため)。なお、Mini に USB-Ethernet アダプタを繋いでも公式サポートはない(本記事 §FAQ Q7 参照)ため、Ethernet 直結ではなく Wi-Fi 経由のルータ介在が現実解。
出典: ZWO 公式ガイド「Four ways to connect the ASIAIR PRO to network (UPDATED)」(4 種の接続方式と特徴。Station Mode の説明)/ASIAIR Plus User Manual V1.3 §3.2.2 ASIAIR Settings("Wi-Fi bridge mode will only work in the 2.4Ghz frequency band")/ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページ(Mini の I/O ポート一覧。Ethernet 非搭載)
H. Plate Solve 失敗系(原因 37〜43・2026-05-02 追加)
「Wi-Fi も電源も問題ない/カメラからは画像が来ている/なのに Plate Solve だけが終わらない・No Match」というトラブルは、ASIAIR が内部的に呼び出している星表マッチングの入力条件(焦点距離・FOV・露光・ピント・追尾精度)と直接関係します。Plate Solve の挙動は ASIAIR App のロジックに依存し、Mini と Plus で App 側の処理は共通のため、本カテゴリの原因はおおむね Plus 256G 版トラブルシュート記事と同じ枠組みになります。本カテゴリは ASIAIR User Manual §4.5 Focus / §4.6 Plate Solving / §4.7 Setting up the equatorial mount を根拠に、典型 7 原因を整理します。
原因 37|入力した焦点距離が実焦点距離と乖離している
症状:Plate Solve を押すと数秒〜数分待たされた後「No Match」または「Failed」で終わる。レデューサー/エクステンダー使用時に集中して発生。
原因:ASIAIR は Main Camera Settings に入力された焦点距離を起点に FOV(視野角)を計算する。入力値が実焦点距離と大きく違うと候補画角が外れ、星表との一致が見つからない。
対処:レデューサー(×0.7 等)/バーロー・エクステンダー(×2 等)を使うときは、レデューサー/バーロー後の合成焦点距離を入力する。例:500mm 鏡筒 + ×0.7 レデューサー → 350mm。初回どうしても不明な場合は、焦点距離を 0 に設定すれば ASIAIR 側でブラインドソルブが走り、解析後に実焦点距離が表示される(時間はかかる)。次回からその数値を入力する。
出典: ASIAIR User Manual §4.6 Plate Solving("After the analysis is successful, you will get … the real focal length of the main mirror. … Enter the true focal length into the main camera settings interface, and the accurate focal length allows for faster resolution")/同 §4.2 Connecting the device("Make sure that you enter the accurate focal length of your telescope")
原因 38|FOV が 0.4° 未満/33° 超で対応範囲外
症状:2000mm 超の長焦点鏡筒や、極短焦点 + 大型センサーで全く解析が走らない。
原因:ASIAIR User Manual §4.6 は「plate solving supports the image field of view from 0.4 degrees to 33 degrees. If this range is beyond the resolution, it cannot be resolved」と明示。長焦点 × 小型センサー(例 2000mm × IMX715 1.45μm)では FOV が 0.4° を割る場合がある。
対処:① ガイドカメラ(広い FOV)側でプレートソルブして同期 → メインカメラに切り替える。② レデューサーを入れて合成焦点距離を短縮し FOV を 0.4° 以上に確保する。③ Bin1 ではなく Bin4(ASIAIR User Manual 推奨)を使い、低解像度・広視野で取得する。
出典: ASIAIR User Manual §4.6 Plate Solving("plate solving supports the image field of view from 0.4 degrees to 33 degrees")
原因 39|露光が短すぎて星が写っていない(光害地・ナローバンド時に多発)
症状:都市部の光害地で「No Match」連発、田舎では成功する。
原因:Plate Solve 用画像に星が少ないと、星表マッチングできる候補が見つからない。ナローバンドフィルターを挿しているとさらに星が減る。
対処:マニュアル推奨は 1〜2 秒露光・BIN4。これで星が足りないときは 露光を 5〜10 秒に延長し、ナローバンド時はさらに延ばす。マニュアルが「Too few of stars in narrow-band photography will also affect. Please try to extend the exposure time properly.」と明示。
出典: ASIAIR User Manual §4.6 Plate Solving("We recommend using 1s or 2s exposure, BIN4" / "Too few of stars in narrow-band photography will also affect. Please try to extend the exposure time properly")
原因 40|ピントが大きく外れていて星が円盤状になっている
症状:露光時間も焦点距離も正しいのに「No Match」。
原因:大ボケ状態の星は星表のポイントソース(点光源)と一致しないため、検出点として星と認識されない。
対処:Plate Solve の前に Focus 機能でおおまかにピントを合わせる(マニュアル §4.5 Focus)。ASIAIR は最大 BIN・1 秒露光で星のフィッティングを行う。EAF 装着時は AutoFocus を 1 回走らせると確実。
出典: ASIAIR User Manual §4.5 Focus("using the maximum BIN value and 1s exposure to focus the star")
原因 41|雲がかかっていて検出点が不足している
症状:同じセッションでも時間帯によって失敗・成功が入れ替わる。
原因:マニュアル §4.6 が「if there is a cloud in the sky may affect the analysis speed and results」と明示している。薄雲下では画像内の星数が一気に減る。
対処:露光を延ばす/雲が抜けるまで待つ。それでも当たらないときは原因 39 の延長と組み合わせる。
出典: ASIAIR User Manual §4.6 Plate Solving("if there is a cloud in the sky may affect the analysis speed and results")
原因 42|SyncScan ハンドコントローラ経由の Synta 赤道儀で 3-Star Calibration を省略している
症状:EQ6-R や HEQ5 を SyncScan ハンドコントローラ経由で繋ぐと、Plate Solve 後の Sync が小さな範囲でしか効かない。次の対象を導入したらまた外す。
原因:マニュアル §4.7 が「Synta's equatorial mount is an exception … its sync command can only be valid in a small range」と明示。SyncScan の Sync は局所範囲のみ。
対処:① 撮影開始前に 3-Star Calibration を必ず実施する。② または EQMOD(EQDir ケーブル経由)に切り替えて ASIAIR から直接マウントを制御する(マニュアル §4.7 推奨)。
出典: ASIAIR User Manual §4.7 Setting up the equatorial mount("Synta's equatorial mount is an exception if you connect the Synta's Equatorial Mount via SyncScan, be sure to accurately do polar axis calibration in advance and 3-star calibration, because its sync command can only be valid in a small range, so we recommend using EQMOD to control Synta's equatorial instead of the SyncScan hand controller")
原因 43|Polar Alignment 用 Plate Solve が低高度・障害物方向で失敗する
症状:ASIAIR の Polar Alignment(PA)で「Plate Solve 失敗」が連発し、極軸補正が完了しない。
原因:PA は赤緯付近の星空で 2 枚以上の Plate Solve を必要とするため、低高度(建物・樹木の影響を受ける角度)や雲がある方向では検出点不足になる。Mini はストレージが 32GB(空き 20GB)と限られるため、PA 用キャッシュ画像で容量を圧迫している場合も間接的に失敗の遠因になる(原因 29 の容量管理を併せて確認)。
対処:① 視界が開けた方向に向け、② 原因 37〜39 の対処(焦点距離正値・1〜5 秒・BIN4)を全て満たした上で再実行する。それでも当たらない場合は手動極望での粗合わせ後に再度 PA を走らせる。
出典: ASIAIR User Manual §4.6 Plate Solving(FOV 0.4°〜33° 制約と露光・BIN 推奨)。PA 単独章節は本マニュアルに独立記載がないため、§4.6 の Plate Solve 制約が PA にも継承される旨記載/ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページ("32GB (20GB free space)")
⑦ それでも直らないときの最終手段
43 個の原因を一通り試しても症状が改善しない場合、考えられるのは次の 3 つです。
- OS の完全再書き込み — ZWO 公式 PDF「How to Restore the ASIAIR OS」の手順に従い、Win32 Disk Imager と ZWO 配布の OS イメージで eMMC / SD を初期化。撮影データは消えるので事前に必ずエクスポート。
- ハードウェア故障 — Plus User Manual §4.6 After-Sales Service Information に「2 年間の無償保証」「2 年経過後は実費でメンテナンス対応」と記載されている。天体ショップでお買い上げのお客様は弊社独自の初期不良 60 日 + 3 年保証もご利用いただけます。
- 運用環境の問題 — 電源の質・通信ケーブル長・温度・電波干渉・撮影環境(光害・薄雲)など、ASIAIR 本体ではなく周辺の問題に起因することも多い。本記事の §A〜§H を順に試して再現条件を絞り込むのが結局は近道です。
困ったら公式 LINE で症状を伝えていただければ、お使いの構成に合わせて切り分け手順をご案内します。
出典: ASIAIR Plus User Manual V1.3 §4.6 After-Sales Service Information("two-year warranty service")/How to Restore the ASIAIR OS (PDF, ZWO 公式)
⑧ 関連商品|本記事で扱った ASIAIR シリーズ
天体ショップ(株式会社天文堂)が現在取り扱っている ASIAIR コントローラーは次の 2 機種です。トラブルが解決せずハードウェア故障の疑いが強い場合や、より大容量・有線 LAN 対応モデルへの移行をご検討の場合は、それぞれの商品ページをご覧ください。
- ZWO ASIAIR Mini エアーミニ — 本記事の主役。遠征向きの最小モデル。
- ZWO ASIAIR Plus 256G — 第 3 世代のフラッグシップ。Gigabit Ethernet・USB 3.0・eMMC 256GB・Bluetooth 対応。
どちらも初期不良 60 日保証 + 弊社独自の 3 年保証付きでお届けします。
⑨ 商品ページ・公式 LINE のご案内
どこよりも安く買うなら公式 LINE
最安値をご案内します。ご購入前に公式 LINE で最新価格と在庫状況をご確認ください。「ASIAIR Mini トラブル相談」とメッセージをお送りいただくだけで、すぐに個別でご案内します。
- 本記事の切り分けフローを試しても直らない症状を、お使いの構成・LED 状態・エラー文言から個別に診断
- ハードウェア故障が疑われる場合の保証手続きとお預かり修理の流れをご案内
- LINE 登録で特別クーポン配布中
初めてのお客様へ
LINE 登録が難しい方向けに、メールで対応いたします。support@tenbundo.com までお気軽にご連絡ください。
最終更新: 2026-05-02(カテゴリ G Wi-Fi 切れる・干渉系 6 原因 / カテゴリ H Plate Solve 失敗系 7 原因 を追加・原因合計 43)/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式マニュアル(ASIAIR Plus User Manual V1.3 / ASIAIR User Manual / ASIAIR PRO User Manual / ASIAIR Quick Guide / How to Restore the ASIAIR OS / How to Restore ASIAIR SD card)と ZWO 公式製品ページ・ZWO 公式ガイド「Four ways to connect」・Intel USB-IF 公開技術文書に基づいて記載しています。Mini 単独の公式マニュアルが ZWO Guides and Manuals ページに公開されていない項目(LED 個別仕様・動作温度数値・内蔵アンテナ仕様など)は、Plus User Manual および販売店資料(David Astro)の対応項目を参考情報として注釈付きで紹介しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。
⑩ よくあるご質問(FAQ)
Q1. RESET ボタンを押しても Wi-Fi が初期化されません。何が問題?
RESET ボタンの押下時間が短すぎる可能性があります。Plus User Manual §1.5 / §4.3 では「Press and hold the RESET button until the indicator flashes, then release. Reset completes in 5 seconds」と明記されているため、Wi-Fi LED が点滅し始めるまで押し続け、点滅を確認したら指を離してください。所要は約 5 秒です。
Q2. ASIAIR Mini で 12V@3A の電源を使っていますが、冷却カメラを ON にすると再起動します。
典型的な電力不足症状です。Plus User Manual §2.1 では冷却カメラ単体で 12V@3A〜5A の供給が必要と明記されています。本体動作分(数百 mA〜1A)+ 冷却カメラ(3〜5A)+ 赤道儀 + EAF + ヒーターを足すと、12V@3A は明らかに不足です。12V@5A〜10A 程度の電源に交換してください。
Q3. App から本体は見えますが、赤道儀だけ繋がりません。
まず Equatorial Mount Settings で赤道儀の機種が正しく選択されているか、ボーレート(EQMod デフォルト 9600、AZEQ5 / EQ6-R PRO は 115200、AZ-GTi は 11880 UDP)が合っているかを確認します(Plus User Manual §2.4)。次にハンドコントローラーの USB ケーブルがデータ通信対応か確認、最後に EQ-Direct ケーブル(EQDir)への切り替えを試します。
Q4. 撮影を始めると 1 時間ほどで本体が再起動します。原因は?
(1) 入力電圧が下がっている(バッテリー消耗)、(2) 入力電流の容量不足、(3) 本体の過熱(70°C 超え)、の 3 つが代表的な原因です。本記事 §A 原因 2-3 / §E 原因 25-26 を参照してください。電源は 12V@5A 以上の余裕がある電源に交換し、本体周辺の通気を確保するのが基本対策です。
Q5. ファームウェア更新中に App が落ちて、本体が App から見えなくなりました。
Plus User Manual §4.2 Firmware Upgrade の指示に従い、まず App を完全終了 → 本体の電源を OFF → 30 秒待機 → 電源 ON → App を再起動します。それでも復旧しない場合は ZWO 公式 PDF「How to Restore the ASIAIR OS」の手順で OS を再書き込みする必要があります。撮影データは消えますので、事前にバックアップを取っていなかった場合はその点ご注意ください。
Q6. SYS LED が点灯したまま 1 分以上消えません。
Plus User Manual §1.5 では「Steady On のまま継続 = ディスク故障」と定義されています。電源を入れ直しても改善しない場合は、eMMC / SD のハードウェア異常の可能性があります。ZWO 公式 PDF「How to Restore the ASIAIR OS」で OS を再書き込みすることで復旧することがあります。再書き込みでも症状が変わらない場合は、本体修理が必要です。
Q7. ASIAIR Mini に USB-Ethernet アダプタを繋げば有線 LAN が使えますか?
ZWO 公式は ASIAIR Mini 製品ページ・FAQ 上で USB-Ethernet アダプタの動作サポートを明記していません。Mini は仕様上 Ethernet ポートを持たない設計になっているため、安定した有線 LAN を求めるなら Plus 256G または Plus(32GB 版)への変更を検討するのが確実です。
Q8. App で「Storage full」と出ます。
Mini の内蔵 eMMC は 32GB(空き 20GB)です。ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページに明記されている通り、容量制限により長時間撮影や大判画像で空きが尽きやすい環境です。Plus User Manual §4.1 の手順で USB メモリへエクスポート、または USB-C 経由で PC に吸い出して空き容量を確保してください。日常運用では Plus 256G(256GB)の方が圧倒的に余裕があります。
Q9. ASIAIR Plus と同じ手順で Mini も大丈夫ですか?
App の操作手順・初期接続フロー・赤道儀・カメラ設定はおおむね共通です。違いは Mini に Ethernet ポートが無いこと、USB 3.0 が無いこと、外付けヒンジ式アンテナではなく内蔵アンテナであること、本体ストレージが 32GB であること、Plus にあった Bluetooth が Mini には公式表記されていないこと、などです。本記事の §A〜§F・§H の原因分類は Plus にも応用できます。§G の Wi-Fi 切れ対策は Mini 固有の制約(内蔵アンテナ・Ethernet 非搭載)を反映しているため、Plus では §G の対処の代わりに「外付けアンテナを垂直に立てる」「Ethernet 直結+ポータブルルータ」という Plus 専用の対処を併用してください(Plus 256G トラブルシュート記事を参照)。
Q10. ZWO 公式に Mini 単独のマニュアルはありますか?
本記事執筆時点(2026 年 4 月)で、ZWO 公式 Guides and Manuals ページ(https://www.zwoastro.com/guides-and-manuals/)に掲載されているのは「ASIAIR Plus User Manual」「ASIAIR Plus Quick Guide」「ASIAIR PRO User Manual」「ASIAIR Quick Guide(初代)」の 4 点であり、Mini 単独のユーザーマニュアル PDF は本ページ上では確認できませんでした。Mini の動作仕様の多くは ASIAIR Plus User Manual と共通しているため、本記事では Plus User Manual を主出典として参考情報を注釈付きで参照しています。
⑪ 関連記事
- ZWO ASIAIR Plus 256G トラブルシュート完全版 — Plus 256G 個別の切り分けフロー(本記事と組み合わせて利用可)
- ZWO EAF が動かない・認識しない・ピントが合わない|切り分けフロー完全版 — ASIAIR と組み合わせる EAF の代表的な不具合切り分け
- ZWO 惑星カメラ 選び方完全版|ASI715MC vs ASI662MC vs ASI585MC — ASIAIR と組み合わせる惑星カメラの選び方
⑫ 参考にした一次情報
- ASIAIR Plus User Manual V1.3 (PDF, ZWO 公式)
- ASIAIR Plus Quick Guide (PDF, ZWO 公式)
- ASIAIR Quick Guide (PDF, ZWO 公式)
- ASIAIR PRO User Manual (PDF, ZWO 公式)
- ZWO 公式 ASIAIR Mini 製品ページ
- ZWO 公式 ASIAIR Pro 製品ページ
- ZWO 公式 Guides and Manuals 一覧
- How to Restore ASIAIR SD card (PDF, ZWO 公式)
- How to Restore the ASIAIR OS (PDF, ZWO 公式)
- ASIAIR User Manual(初代、ZWO 公式)(CPU 温度警告 80°C の記載)
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最終更新: 2026-05-02(カテゴリ G Wi-Fi 切れる・干渉系 6 原因 / カテゴリ H Plate Solve 失敗系 7 原因 を追加・原因合計 43)/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式マニュアル(ASIAIR Plus User Manual V1.3 / ASIAIR User Manual / ASIAIR PRO User Manual / ASIAIR Quick Guide / How to Restore the ASIAIR OS / How to Restore ASIAIR SD card)と ZWO 公式製品ページ・ZWO 公式ガイド「Four ways to connect」・Intel USB-IF 公開技術文書に基づいて記載しています。Mini 単独の公式マニュアルが ZWO Guides and Manuals ページに公開されていない項目(LED 個別仕様・動作温度数値・内蔵アンテナ仕様など)は、Plus User Manual および販売店資料(David Astro)の対応項目を参考情報として注釈付きで紹介しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。