ZWO FD-M54-Ⅱ フィルタードロワー|比較・選び方 完全ガイド【2026 年最新版】
ZWO FD-M54-Ⅱ フィルタードロワー|比較・選び方 完全ガイド【2026 年最新版】
ZWO の新型 M54 フィルタードロワー FD-M54-Ⅱ(Gen2)は、ASI2600MC Duo / ASI6200 / ASI2400 などフルフレーム系冷却 CMOS カメラと組み合わせる 2 インチマウントフィルタ用のシングルドロワーです。本ガイドでは、Gen1 との違い、兄弟モデル FD-M42-Ⅱ との使い分け、Askar / Player One / Baader の競合ドロワーとの比較、電動 EFW(フィルタホイール)との判断フロー、そして 55 mm バックフォーカスに落とし込むための構成例までを、ZWO 公式・Baader 公式・Player One 公式・Askar 公式仕様に基づいて整理します。
① FD-M54-Ⅱ の基本スペック
ZWO 公式製品ページ(New 2" Filter Drawer / M54 版)に記載されたスペックは以下のとおりです。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 型番 | FD-M54-II(ZWO-FD-M54-II) |
| 外径 × 厚み | Diameter 70 mm × Thickness 20 mm |
| カメラ側スレッド | M54×0.75 male(外ネジ) |
| フィルタ側スレッド | M48×0.75 female(内ネジ) |
| 望遠鏡側スレッド | M54×0.75 female(内ネジ) |
| 対応フィルタ | 2 インチマウント(M48 セル) |
| 対応カメラ(公式例示) | ASI2600MC Duo、ASI6200 シリーズ、ASI2400 シリーズなどのフルフレーム冷却 CMOS |
| 磁石 | ダブルマグネット(Double strong magnets) |
| テンション調整 | 側面ロックネジでガタつき調整可 |
| 遮光対策 | Anti-light-leaking design(長時間露光時の漏光対策) |
| 材質 | CNC 削り出しアルミ/ブラックアノダイズ仕上げ |
| 付属品 | フィルタドロワー本体 × 1、M54-M48F-2mm アダプタ × 1 |
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer(M54 サイズ選択)、ZWO US 公式店、OPT Telescopes 詳細ページ、Astronomics(型番・材質)(各仕様表 Spec セクション)
② FD-M54-Ⅱ を選ぶ・選ばない判断軸
選ぶべき人
症状:フルフレームまたは APS-C の M54 ネイティブ冷却 CMOS を使い、1 晩の撮影で光害カット系(IRカット/Duo Band など)を 常時 1 枚 差し込みたい。
該当機材:ZWO ASI6200MM/MC Pro、ASI2400MC Pro、ASI2600MC Duo など M54×0.75 ネイティブ機。
理由:M54 ネイティブ機は M42/M48 変換アダプタを噛ませずに済み、光路がシンプルで内径がフィルタ光束を蹴りにくい。
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer 適合機種欄(ASI2600MC Duo / ASI6200 / ASI2400 系列を明示)
選ばない方がいい人
症状:ナローバンド(Hα / OIII / SII)を 1 晩で切り替えて撮影する、あるいは LRGB モノクロ 4〜7 枚を回す。
原因:フィルタードロワーは 1 枚のフィルタしか保持できず、切替はドロワー引き出し/差し替えが必要。1 晩で複数フィルタを切替える運用は物理的に手間で、そのたびに構図やピントに触れるリスクが増える。
対処:複数フィルタを切り替える用途では ZWO EFW(電動ホイール)シリーズを検討する。EFW-7×2-25 は 2 インチ/50 mm フィルタ 7 枚まで、EFW-8×1.25-25 は 1.25 インチフィルタ 8 枚まで搭載できる。
出典: ZWO 公式 EFW Filter Wheels 現行機種一覧(EFW-5×1.25-25 / 8×1.25-25 / 5×2-25 / 7×2-25 / 7×36-25 / 7×50)
③ 兄弟モデル FD-M42-Ⅱ との違い
ZWO の Gen2 フィルタードロワーは、カメラ側スレッド規格で 2 モデルに分かれます。同じ「New 2" Filter Drawer」ページからサイズ(M42 / M54)を選ぶ形で購入します。
| 項目 | FD-M54-Ⅱ | FD-M42-Ⅱ |
|---|---|---|
| 厚み | 20 mm | 21 mm(T2 延長リング相当を兼ねるスペーサー設計) |
| カメラ側スレッド | M54×0.75 オス | M42×0.75 オス |
| フィルタ側 | M48×0.75 メス(2" マウント) | M48×0.75 メス(2" マウント) |
| 望遠鏡側 | M54×0.75 メス | M48×0.75 メス |
| 向き先 | M54 ネイティブ機(ASI6200 / 2400 / 2600 Duo など) | M42 ネイティブ機(ASI2600 Pro 標準、ASI533 系など) |
| M54 アダプタ付替 | 最初から M54 | オプションの ZWO 純正 M54 アダプタで M54 化可能 |
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer(M42 版・M54 版のサイズ切替と各スレッド構成)、ZWO 公式 M54 adapter for filter drawer("This M54 adapter is for the new M42 filter drawer" / 対応: ASI6200/2400、ASI2600 Air/Duo)
選び方の指針
ASI2600 Pro(無印)や ASI533 系は工場出荷時 M42×0.75 ネイティブなので FD-M42-Ⅱ が接続順が最短。フルフレームの ASI6200 / ASI2400、および内蔵ガイドセンサ搭載の ASI2600 Duo は M54×0.75 ネイティブなので FD-M54-Ⅱ が最短です。M54 版は 20 mm、M42 版は 21 mm と厚みが 1 mm 違う点も 55 mm バックフォーカス構成の計算で効いてきます(後述)。
④ 競合フィルタードロワーとの比較
「M48 セル 2 インチフィルタを保持するシングルドロワー」というカテゴリで、ZWO 以外にも Askar / Player One / Baader が製品を出しています。設計思想がそれぞれ異なるため、混乱しがちなポイントを整理します。
| 機種 | 厚み | 対応フィルタ | スレッド構成 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ZWO FD-M54-Ⅱ | 20 mm | 2" マウント(M48 セル) | M54 オス / M48 メス / M54 メス | ASI フルフレーム機と光路一致、遮光改良、磁石+テンションネジ |
| ZWO FD-M42-Ⅱ | 21 mm | 2" マウント(M48 セル) | M42 オス / M48 メス / M48 メス | M42 ネイティブ機向け。21 mm 厚が T2 延長を兼ねる |
| Askar 5-in-1 M54 FD | 18 mm | 1.25" / 2" マウント、31 / 36 / 50 mm 素通し | 両面で M42 / M48 / M54 変換 | サイズ違いのフィルタを混在使用、汎用性重視 |
| Player One FD-MAX | 21 mm(延長長) | 2" マウント(M48×0.75 メス) | M2.5 ネジ穴 6 個で FHD-OAG MAX / Player One 冷却カメラと直結 | Player One 純正エコシステム(Poseidon / Zeus / Artemis / Ares / Uranus PRO / Apollo PRO)向け 3 点金属ビードネジロック |
| Baader UFC 2"(M48 Slider) | UFC ベース 13 mm + T2 アダプタ 2 mm + 2" UNF アダプタ 1 mm(標準構成) | 2" マウント(M48) | S70 ダブテールで側面 6 本のクランプネジ(60° ピッチ) | UFC-S70 剛性スペーサー(5 / 15 / 40 mm)+ VARI-LOCK(15-20 mm 可変)で back focus を細かく合わせられる。標準構成後の残りバックフォーカス 104 mm |
出典: ZWO 公式(FD-M54-Ⅱ / FD-M42-Ⅱ 各サイズ)、Starizona(Askar 5-in-1 M54-FD 仕様)、Player One 公式 Filter Drawer MAX("extension length 21mm" / "Aluminum 6061-T6" / "3-point lock")、Baader 公式 UFC 2" (M48) Filter Slider("remaining backfocus of 104mm" / "6 clamp screws in 60° spacings" / "5/15/40 mm" / "VARI-LOCK spacer ... from 15 to 20 mm")
使い分けの考え方
ZWO ASI 冷却カメラ主軸なら FD-M54-Ⅱ か FD-M42-Ⅱ が最短で、公式の 55 mm バックフォーカス構成図(後述)にそのまま乗ります。Player One 冷却カメラ主軸なら FD-MAX が M2.5 ネジで直結でき、剛性・回転位置の一貫性が確保しやすい設計です。1.25" と 2" のフィルタを混在させたい、あるいは 31 / 36 / 50 mm 素通しフィルタを使いたいなら Askar 5-in-1、屈折・シュミカセ問わずベース汎用性を追求したいなら Baader UFC の S70 ダブテール系という位置づけです。
⑤ フィルタードロワー vs 電動 EFW(フィルタホイール)
どちらを選ぶかの判断フロー
症状:「1 台の光学系にフィルタ機構を組み込みたいが、ドロワーとホイールでどちらが自分に合うか分からない」。
原因:両者は「1 枚保持で手動切替」か「複数枚保持で電動切替」かの設計思想が異なる。撮影スタイルとフィルタ枚数で正解が変わる。
対処:下表の判断基準で決める。
| 判断項目 | FD-M54-Ⅱ(ドロワー)が向く | EFW(電動ホイール)が向く |
|---|---|---|
| カメラの種類 | カラー CMOS(OSC) | モノクロ CMOS(LRGB / ナローバンド) |
| 1 晩あたりのフィルタ切替回数 | 0 〜 1 回(1 枚固定) | 2 回以上/自動シーケンス |
| ASIAIR 自動化 | プレート・シーケンス制御は不要 | Auto-Run シーケンスでフィルタ自動切替 |
| 光路長・重量 | 20 mm 厚(軽量・短尺) | 機種により差(EFW シリーズは USB-C 給電で外部電源不要) |
| 初期投資 | 低(フィルタ 1 枚から始められる) | 中〜高(ホイール本体+複数フィルタ) |
| 位置再現性 | 磁石+テンションネジで機械保持 | モーターの位置インデックスで自動位置決め |
出典: ZWO 公式 FD-M54-Ⅱ 仕様(磁石・ロックネジ)、ZWO 公式 EFW Filter Wheels("draw only 120 mA at 5 V and run entirely from a single USB connection—no external power supply needed" / USB-C 接続 / ASIAIR・ASIStudio・ASCOM・ZWO SDK 対応)
典型的な選択パターン
OSC + Duo Band 常用:ASI2600MC Duo に Duo Band フィルタ 1 枚を差し込む運用なら FD-M54-Ⅱ で十分。ホイールを噛ませても切り替える対象がないため、光路が短く軽い方が有利です。
OSC + 光害地/自宅ベランダと遠征を切り替え:光害カットとクリアの 2 枚を使い分けるだけなら、ドロワーで運用中に一度手動交換するか、EFW-5×2-25(5 ポジション 2 インチ)を検討。
モノクロ CMOS で LRGB / ナローバンド SHO:フィルタ 4〜7 枚を撮影シーケンス内で自動切替する運用が前提になるため、EFW-7×2-25 のような 7 ポジション以上のホイールが本命です。
⑥ Gen1 → Gen2 の改良ポイントと互換性
改良された 3 点
症状:初代の M54 フィルタードロワーで「長時間露光時にフレーム端が薄く明るく写る」「ドロワーが緩くて重力方向でわずかにガタつく」「ホルダーの吸着が弱く抜き差しに神経を使う」。
原因:Gen1 は遮光構造・磁石・テンションネジの機械設計が現行品に対して弱かった。
対処:Gen2(-Ⅱ)で以下 3 点が改良された。
- 遮光構造の改良:Anti-light-leaking design が施され、長時間露光時の漏光が減った。
- ダブルマグネットの吸着強化:ホルダーの脱着が容易かつ確実に。
- 側面ロックネジ:ドロワーとホルダー間の隙間を潰す方向にテンションを掛けられる。
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer("Anti-light-leaking design that can effectively solve the light leaking issue under long exposure" / "Double strong magnets adopted for stronger adsorption" / "Lock screw on the side for you to adjust the tension of the holder to eliminate gap")
Gen1 とフィルタホルダーの互換性
症状:「以前 Gen1 用に買った ZWO の予備フィルタホルダーが、Gen2 ドロワーに入らない/噛み合わない」。
原因:ZWO 公式ページに "the old filter holder is not applicable to the new filter drawer. The new filter holder is not applicable to the old filter drawer" と明記されており、Gen1/Gen2 はホルダーが相互非互換。
対処:Gen2 ドロワーには Gen2 用ホルダーを追加購入する。既存 Gen1 ドロワーをそのまま使い続ける場合は、Gen1 用ホルダーの入手性が下がる可能性を織り込む。
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer(互換性欄)
⑦ 55 mm バックフォーカス構成のまとめ
2 インチフィルタと ASI 冷却カメラを組み合わせる場合、望遠鏡側の要求バックフォーカスは 55 mm(55 mm ± メーカー指定)になるケースがほとんどです。ZWO は 2024-09 に公式ガイド「ASI2600 Guide: 4 Connection methods to get 55mm back focus length」と「ASI Camera 55mm Back Focus Solution 2025 Updated Version」を公開しており、フィルタドロワー・EFW・OAG-L それぞれの構成例が図示されています。
ASI2600 の基本データ
- センサー〜ネイティブフランジ間距離:17.5 mm
- ネイティブスレッド:M42×0.75(オス)
- パッケージ同梱の延長リング:21 mm + 16.5 mm(17.5 + 21 + 16.5 = 55.0 mm)
出典: ZWO 公式 ASI2600 Manual EN v1.3("female flange to the sensor is 17.5mm" / M42×0.75 threaded adapter / 21 mm + 16.5 mm extender)
FD-M54-Ⅱ を使う場合の構成の考え方
ZWO 公式 55mm ガイドでは、M54 フィルタードロワー使用時の代表構成として「M54M-M48F アダプタ + M48-M48 16.5 mm スペーサー + M54 フィルタドロワー 20 mm」を挙げており、この構成で 56 mm(ドロワー厚 20 mm + スペーサー 16.5 mm + アダプタ厚を含めた合計)に到達します。要求 55 mm に対して 1 mm オーバーとなる点は、多くの光学系で許容範囲内ですが、厳密に 55.0 mm を狙うなら望遠鏡側でスペーサーを 1 mm 削って調整します。
出典: ZWO 公式 ASI Camera 55mm Back Focus Solution 2025(M54 フィルタドロワー使用時の構成図) / ZWO 公式 ASI2600 Guide: 4 Connection methods to get 55mm back focus length(Solution 4「Using 2" Filter Drawer」)
M42 版(FD-M42-Ⅱ)を使う場合との厚み差
M42 版は 21 mm 厚で、これが T2 延長リング相当のスペーサーを兼ねる設計になっています。M42 ネイティブ機(ASI2600 Pro 標準・ASI533 系)に組む場合はカメラ直結でこの 21 mm が延長として働くため、追加の T2 延長を減らせます。M54 版は 20 mm と 1 mm 薄い分、M54 ネイティブ機に組んだときにスペーサー計算の余地が広がります。
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer(M42 版 21 mm / M54 版 20 mm)
OAG-L と組み合わせる場合の注意
ZWO の OAG-L(大型オフアクシスガイダー)と FD-M54-Ⅱ を同じ光路に組む場合、ドロワーのカメラ側は M54 オスのため、OAG-L 側の受けとの整合を取るためのアダプタ選定が必要です。ZWO は「M54 adapter for OAG-L and ASI DSO Cameras」という 70 mm 径・M54 アダプタを別売しており、ドロワーを外して OAG-L に 2" フィルタを直接差し込む代替構成も用意されています。
出典: ZWO 公式 M54-M48 adapter for EFW2 & M54 Filter Drawer、ZWO 公式 M54 adapter for OAG-L and ASI DSO Cameras
⑧ 関連商品
本記事で扱った FD-M54-Ⅱ に加え、フルフレーム機のフィルタ運用でよく組み合わせる関連機材を一覧化します。在庫状況と最新価格は公式 LINE で個別ご案内します。
- ZWO FD-M54-Ⅱ 2" フィルタードロワー(M54 版) — 本記事メインの Gen2 フィルタードロワー。ASI6200 / ASI2400 / ASI2600 Duo など M54 ネイティブ機向け。
- ZWO FD-M42-Ⅱ 2" フィルタードロワー(M42 版)— ASI2600 Pro 無印や ASI533 系など M42 ネイティブ機向け。厚み 21 mm で T2 延長を兼ねる設計。
- ZWO EFW シリーズ(7×2-25 / 5×2-25 / 7×36-25 / 8×1.25-25 / mini / 7×50)— 複数フィルタを電動で切替えたいモノクロ/ナローバンド運用向け。
- ZWO ASI2600MC Duo / ASI6200 / ASI2400 系冷却 CMOS — FD-M54-Ⅱ の想定される接続対象カメラ。
⑨ FD-M54-Ⅱ を「安く・失敗せず」買うなら|商品ページ・公式 LINE のご案内
本記事で扱った商品ページはこちら
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- M54 版(FD-M54-Ⅱ)/ M42 版(FD-M42-Ⅱ)どちらが自分のカメラに合うかを、機種名を教えていただければ即日で回答
- ASI2600MC Duo / ASI6200 / ASI2400 との 55 mm バックフォーカス構成もお気軽にご相談ください
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最終更新: 2026-07-20/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式製品ページ・ZWO 公式マニュアル・ZWO 公式 55mm Back Focus ガイド・Baader Planetarium 公式・Player One Astronomy 公式・Askar 公式仕様引用(Starizona)に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。
⑩ よくある質問(FAQ)
Q1. FD-M54-Ⅱ に 1.25 インチのフィルタは付きますか?
いいえ。FD-M54-Ⅱ のフィルタホルダーは 2 インチマウント(M48 セル)専用です。1.25 インチマウントのフィルタを使いたい場合は、Askar 5-in-1 M54 FD のようなマルチサイズ対応ドロワー、または 1.25 インチ対応の EFW(EFW-8×1.25-25 など)を選んでください。
出典: ZWO 公式(対応フィルタ:2 インチマウント)、Starizona(Askar 5-in-1:1.25" / 2" / 31 / 36 / 50 mm 対応)、ZWO EFW(EFW-8×1.25-25)
Q2. Gen1 の M54 フィルタドロワーを持っています。ホルダーだけ Gen2 に流用できますか?
いいえ。ZWO 公式ページに「Gen1 のフィルタホルダーは Gen2 ドロワーに使えない/Gen2 のフィルタホルダーは Gen1 ドロワーに使えない」と明記されており、双方向で非互換です。Gen2 ドロワーを新規購入した場合は、追加ホルダーも Gen2 用を選んでください。
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer
Q3. FD-M54-Ⅱ と FD-M42-Ⅱ、私の ASI2600MC Pro(無印)にはどちらが向きますか?
ASI2600MC Pro 無印(Duo でない標準版)はカメラ側フランジが M42×0.75 ネイティブなので、原則 FD-M42-Ⅱ が接続順が最短です。ただし、ASI2600MC Duo をお使いなら M54 ネイティブなので FD-M54-Ⅱ を選んでください。どちらのカメラをお使いか、そして望遠鏡側の要求バックフォーカスをご相談いただければ、当店で最短構成を組んでご案内します。
出典: ZWO ASI2600 Manual EN v1.3(M42×0.75 native)、ZWO 公式(ASI2600MC Duo / ASI6200 / ASI2400 対応)
Q4. FD-M54-Ⅱ は EFW とどちらを買うべきですか?
カラー CMOS(OSC)+ Duo Band など 1 種類のフィルタで運用が完結する場合は FD-M54-Ⅱ が短光路・軽量で最適です。モノクロ CMOS で LRGB や SHO ナローバンドを 1 晩に切り替える運用が前提なら、EFW(電動フィルタホイール)が本命です。ASIAIR の自動シーケンスでフィルタ切替を組み込むなら EFW 一択になります。
出典: ZWO 公式 EFW Filter Wheels(ASIAIR / ASIStudio / ASCOM / ZWO SDK 対応)
Q5. FD-M54-Ⅱ の付属アダプタ「M54-M48F-2mm」は何のためのものですか?
ドロワーの M54×0.75 メス(望遠鏡側)を M48×0.75 メスに変換する 2 mm 厚のアダプタです。望遠鏡側インターフェースが M48 の場合や、光路合わせで 2 mm のスペーサーを噛ませたい場合に使えます。
出典: ZWO 公式(Contents: "M54-M48F-2mm")
Q6. OAG-L と一緒に組めますか?
組めます。ただしドロワーのカメラ側が M54×0.75 オスなので、OAG-L のセンサーティルトプレート側と適合するスレッドで合わせる必要があります。ZWO は 70 mm 径・M54 の「M54 adapter for OAG-L and ASI DSO Cameras」を別売しており、ドロワーの代わりにこのアダプタに直接 2 インチフィルタを保持させる構成もあります。詳細な組み方は当店 LINE でご相談ください。
出典: ZWO 公式 M54 adapter for OAG-L and ASI DSO Cameras
Q7. 天体ショップ独自の保証はありますか?
あります。ZWO 社の製品保証に加えて、当店では 弊社独自の初期不良 60 日+ 3 年保証を国内で対応しています。故障発生時は当店窓口までご連絡ください。
⑪ 参考にした一次情報
- ZWO 公式 New 2" Filter Drawer 製品ページ(M42 版 / M54 版のサイズ切替)
- ZWO US 公式店 New 2" Filter Drawer
- ZWO 公式 M54 adapter for filter drawer
- ZWO 公式 M54-M48 adapter for EFW2 & M54 Filter Drawer
- ZWO 公式 M54 adapter for OAG-L and ASI DSO Cameras
- ZWO 公式 EFW Filter Wheels(現行機種一覧・電気仕様)
- ZWO 公式 ASI Camera 55mm Back Focus Solution 2025 Updated Version
- ZWO 公式 ASI2600 Guide: 4 Connection methods to get 55mm back focus length
- ZWO 公式 ASI2600 Manual EN v1.3(PDF)
- Astronomics(型番 ZWO-FD-M54-II / 材質 CNC-machined aluminum with black anodized finish)
- OPT Telescopes(詳細仕様表引用)
- Player One Astronomy 公式 Filter Drawer MAX
- Baader Planetarium 公式 UFC 2" (M48) Filter Slider
- Starizona(Askar 5-in-1 M54 Filter Drawer 仕様引用)
本記事で扱った商品ページはこちら
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最終更新: 2026-07-20/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式製品ページ・ZWO 公式マニュアル・ZWO 公式 55mm Back Focus ガイド・Baader Planetarium 公式・Player One Astronomy 公式・Askar 公式仕様引用(Starizona)に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。