ZWO F-HLDR フィルターホルダーとは?|フィルタードロワー用 交換ホルダー・使い方・選び方 完全ガイド
ZWO F-HLDR フィルターホルダーとは?|フィルタードロワー用 交換ホルダー・使い方・選び方 完全ガイド
ZWO の「F-HLDR」は、ZWO 2" フィルタードロワー本体の中に収まる 交換式のフィルター保持リング(予備ホルダー)です。ドロワー本体には初期構成として 1 個のホルダーが付属していますが、追加で F-HLDR を用意しておくと フィルターを 1 枚ずつ事前装填しておけるため、撮影中のフィルター交換が「ネジ回し」から「ドロワー差し替え」に変わり、フォーカスやフレーミングを崩さずに切り替えられます。本記事では ZWO 公式の仕様に基づいて、対応ドロワー・Gen 1/Gen 2 の見分け方・M42/M54 版のバックフォーカス・1.25 インチフィルターへの対応方法・EFW との使い分けまで、初めての方に向けて整理します。
① F-HLDR とは何か|ドロワー本体との違いを整理
「F-HLDR」は、ZWO の 2 インチフィルタードロワー本体 の中に収まる「フィルター保持リング(ホルダー)」の型番です。フィルタードロワー本体を購入した時点で、ホルダーは 1 個が同梱されています。[10] そこに追加で F-HLDR を単品で買い足すと、複数のフィルターをそれぞれのホルダーに事前装着しておけるため、撮影中のフィルター交換をスムーズにできます。
出典: Astronomics ZWO Filter Drawer M42 商品ページ Package Contents("ZWO FD M42 II Filter Drawer / Magnetic 2" filter holder / M42 male-to-male adapter / M42 female-to-M48 male adapter / Hex wrench")
ドロワー本体・ホルダー・アダプターの役割
| パーツ | 役割 | 初回に必要か |
|---|---|---|
| ドロワー本体(M42/M54/Nikon/EOS) | カメラと望遠鏡の間に組み込む筒状の器体。ホルダーの差し込みスロットを備える。 | 必須(1 個) |
| F-HLDR(フィルターホルダー) | 2 インチフィルターをネジで保持し、ドロワー本体にマグネットで吸着される薄型リング。 | 1 個は本体に同梱。 2 枚目以降のフィルター用に 追加購入。 |
| 2"-1.25" アダプターリング | 1.25 インチマウント済みフィルターを F-HLDR の内側に固定する変換リング。 | 1.25" フィルターを使う場合のみ |
| M42/M54 ネジアダプター | ドロワー本体の望遠鏡側を、延長筒・アダプター側のネジ規格に合わせて接続する変換(M42 版は M48-M42F、M54 版は M54M-M48F 2mm)。 | M42/M54 版本体に同梱 |
ドロワー内の位置関係(概念図)
② 対応ドロワーと Gen 1/Gen 2 の見分け方
現行の F-HLDR(Gen 2) は、下記 4 種類のドロワー本体に対応します。[9] 逆に、Gen 1(旧型)の M42/M48・M54 ドロワーには 物理的に入りません。旧ドロワーには旧ホルダー、新ドロワーには新ホルダー、と分けて考えるのが原則です。
| ドロワー本体 | F-HLDR (Gen 2) 対応 | 備考 |
|---|---|---|
| M42/M48 Filter Drawer (Gen 2) — 型番例 FD-M42-II | ◯ | 現行主力。APS-C 以下の ASI 冷却カメラ向け。 |
| M54 Filter Drawer (Gen 2) | ◯ | フルサイズ機(ASI6200・ASI2400 シリーズ)や、M54 接続の ASI2600MC Duo 向け。 |
| Canon EOS 用 Filter Drawer(FD-EOS) | ◯ | EF マウントレンズをカメラに繋ぐ用途。 |
| Nikon F 用 Filter Drawer(FD-Nikon) | ◯ | F マウントレンズをカメラに繋ぐ用途。 |
| M42/M48 Filter Drawer (Gen 1) | ✕ | Gen 1 は旧ホルダー専用。 |
| M54 Filter Drawer (Gen 1) | ✕ | 同上。 |
出典: Astronomics ZWO Extra 2" Filter Holder (Gen 2)(Compatibility「Works with Gen 2 ZWO filter drawers, including: M42/M48 filter drawer (Gen 2). M54 filter drawer (Gen 2). ZWO Filter Drawers designed for Canon EOS and Nikon cameras.」、Important Note「not compatible with first-generation M42/M48 or M54 filter drawers」)/ZWO 公式 New 2" Filter Drawer(Spare filter holder=SKU「ZWO F-HLDR」の説明「New Filter Holder for M42/M54 and EOS/Nikon Filter Drawer」)
Gen 1 か Gen 2 かの判別ポイント
ZWO 公式の型番表記としては、Gen 2 のドロワーには型番末尾に「-II」(Ⅱ)が付きます(ZWO 公式 SKU: FD-M42-Ⅱ/FD-M54-Ⅱ)。[1][10] 「-II」の付かない M42/M54 ドロワーは旧型(Gen 1)の可能性があるため、手元のパッケージ表記・購入時の記録を確認してください。ZWO 公式は「the old filter holder is not applicable to the new filter drawer」と明記しており、旧新の互換性は 混ぜないこと が原則です。[1]
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer(SKU「ZWO FD-M42-Ⅱ」「ZWO FD-M54-Ⅱ」、互換性注意書き「the old filter holder is not applicable to the new filter drawer. The new filter holder is not applicable to the old filter drawer.」)
③ 装着できるフィルターの規格と 1.25 インチ対応
F-HLDR に装着できるのは、外径 50.8mm 以内(2 インチ)/枠の厚さ 7.5mm 未満/ネジ規格 M48×0.75(ネジ部の長さ 2.7mm 未満) のマウント済みフィルターです。[2][9] ZWO の 2" ナローバンド/デュオバンド/IR カット等の各種フィルターがそのまま入ります。[2]
1.25 インチフィルターを使いたい場合
すでにお持ちの 1.25" マウント済みフィルターを使いたい場合は、ZWO 別売の 2"-1.25" Filter Adapter Ring を F-HLDR の内側にねじ込むことで対応できます。仕様は 外周 M48×0.75 オス/内周 M28.5 メス。[3] ただしセンサーの大きなカメラだと 1.25" 径がケラレの原因になるため、ZWO はこのアダプターを ASI533/ASI183/ASI294/ASI1600 との組み合わせで使用することを推奨しています。[3]
出典: ZWO 公式 2"-1.25" Filter Adapter Ring(Mechanical drawing「M48X0.75」「M28.5X0.6」、「We recommend you use ASI533, ASI183, ASI294 and ASI1600 with this filter adapter ring since cameras with bigger sensors may lead to vignetting」)/ZWO 公式 New Filter Drawer for Nikon/Canon Lens("It can be used with all ZWO 2” filters" の記述、および他社製 2" フィルターの要件図「<φ50.80mm/<7.5mm/M48X0.75/ネジ部 <2.7mm」)
④ M42 版・M54 版のバックフォーカス|スペーサーとの差し替え
フィルタードロワーを光路に入れると、そのぶん光学系が伸びます。ZWO はここを「カメラ付属の標準スペーサーを外して、代わりにドロワーを差し込む」設計にしており、バックフォーカスを崩さずに組み込めます。
| ドロワー | 外径 | 厚さ(光路長) | 主なネジ規格 |
|---|---|---|---|
| M42 (Gen 2) | 70mm | 21mm | カメラ側 M42×0.75 オス/望遠鏡側 M48×0.75 メス |
| M54 (Gen 2) | 70mm | 20mm | カメラ側 M54×0.75 オス/望遠鏡側 M54×0.75 メス/フィルター端 M48×0.75 メス |
| Canon EOS 用(FD-EOS) | 70mm | 26.5mm | カメラ側 M42×0.75 オス/フィルター側 M48×0.75 メス(バックフォーカス 17.5mm の ASI カメラ用) |
| Nikon F 用(FD-Nikon) | 70mm | 29mm | カメラ側 M42×0.75 オス/フィルター側 M48×0.75 メス(バックフォーカス 17.5mm の ASI カメラ用) |
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer(M42=70×21mm / M54=70×20mm / ネジ規格明記)/ZWO 公式 New Filter Drawer for Nikon/Canon Lens(Nikon "70mm diameter*29mm(thickness)"/EOS "70mm diameter*26.5mm(thickness)"/"compatible with all ASI cameras with 17.5mm back focus")
APS-C 以下の ASI 冷却カメラ + M42 ドロワーの場合
ZWO の APS-C 以下(例: ASI533/ASI294/ASI2600MC Pro 等)の冷却カメラには、標準で 21mm の M42-M42 スペーサー が付属します。ドロワー本体が 21mm 厚のため、標準スペーサーを外して代わりに M42 ドロワーを差し込むだけで、光学系のバックフォーカスは変わりません(ASI533/ASI294 など 4/3"・1" 機は、カメラ付属の 11mm リングは付けたまま)。[6][7]
フルサイズ機(ASI6200/ASI2400)+ M54 ドロワーで 55mm を組む場合
フルサイズ冷却カメラには M54-M48 21mm の延長筒が付属します。ZWO 公式の 55mm 接続ガイドでは、この 21mm 延長筒の代わりに M54 ドロワー(20mm)+ドロワー同梱の M54M-M48F-2(2mm) を入れる構成が案内されています。[7] 図中に記載された各パーツの厚さ(20mm+2mm)を足すと標準の 21mm より 1mm 長くなるため、厳密に合わせたい場合は組み合わせをご確認ください。
出典: ZWO 公式ガイド ASI2600 4 Connection methods to get 55mm back focus length(Method 4: 2" Filter Drawer 節・M42 ドロワー変更方法)/ZWO 公式ガイド ASI Camera 55mm Back Focus Solution-2025 Updated Version(「Cooled Color Camera solution (4/3", 1", and small format)」「APS-C Frame Cooled Cameras + Filter drawer」「Full-Frame Cooled Camera + Filter drawer」の接続図)
⑤ Nikon/Canon 用フィルタードロワーとの関係
ZWO は望遠鏡ではなく「一眼カメラ用レンズを ASI 冷却カメラに繋ぐ」ためのフィルタードロワー(FD-EOS/FD-Nikon)も出しています。[2] これらは望遠レンズ/単焦点レンズを鏡筒代わりに使う運用向けで、レンズマウントとフィルタードロワーを一体化した設計です。
この Nikon/Canon 用ドロワーも、F-HLDR (Gen 2) がそのまま使えます。[9] 内部のホルダー機構が M42/M54 版と共通化されているためです。バックフォーカス 17.5mm 設計となっており、対応する ASI カメラは ASI1600/ASI294/ASI183/ASI071/ASI533/ASI2600/ASI6200/ASI2400(いずれも GT シリーズを除く)と ZWO 公式が明記しています。[2] なお、フルサイズの ASI6200/ASI2400 に接続する場合は M54M-M42F アダプターが必要です。[2]
出典: ZWO 公式 New Filter Drawer for Nikon/Canon Lens("It is compatible with all ASI cameras with 17.5mm back focus distance (except ASI GT series): 1600/294/183/071/533/2600/6200/2400"、"The M54M-M42F adapter is needed when connected to full-frame camera ASI6200/2400.")
⑥ こういう使い方が便利|複数フィルターの事前装填
F-HLDR を追加購入するメリットは、フィルターを「その場でネジ回しで付け替える」必要がなくなることです。フィルターごとに専用の F-HLDR に装填しておけば、撮影中はドロワーからホルダーを引き抜いて、次のホルダーをカチッと差し込むだけで交換できます。マグネット吸着と側面のロックスクリューで、装着後のガタつきは抑えられます。[1]
典型的な運用パターン
- OSC カメラ + 光害地: 1 枚目に UV/IR カット、2 枚目にデュオバンド(Hα+OIII)を装填。月夜と新月で使い分け。
- OSC カメラ + 遠征: 1 枚目にデュオバンド、2 枚目に光害カットを装填。空の条件で切り替え。
- フィルターごとにピント位置が異なる場合: 各フィルター+フォーカス位置を撮影プラン側で管理し、EAF+ドロワーで運用。
使うときの注意点
- フィルターの向き:矢印マーカー付きフィルターは光の入射方向を守って装着する(メーカー指定に準拠)。ホルダー装填時に向きを確認する。
- 長時間露光の光漏れ対策:ZWO 公式は新型(Gen 2)で「anti-light-leaking design」「二重強力マグネット」「側面ロックスクリュー」を採用したと明記しており、ホルダーの完全装着+ロックスクリューの適切な締め込みが前提。[1]
- フィルター汚れ:ドロワーを引き抜くたびに一時的に開口するため、屋外での長時間放置は避け、交換作業は素早く。
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer(Key Features "anti-light-leaking design" / "Double strong magnets adopted for stronger adsorption, easier installation and pulling out" / "Lock screw on the side for you to adjust the tension of the holder to eliminate gap")
⑦ 電子フィルターホイール(EFW)との違い・選び分け
ZWO の EFW(Electronic Filter Wheel) は、5〜8 枚のフィルターをモーター駆動で自動切替する装置です。[11]フィルタードロワー+F-HLDR は「手で差し替える」方式なので、目的に応じて使い分けます。
| 項目 | フィルタードロワー + F-HLDR | EFW(電子フィルターホイール) |
|---|---|---|
| 切替方法 | 手動(ドロワーを抜き差し) | モーター駆動(ソフトから指定) |
| 同時装着枚数 | 1 枚(+予備 F-HLDR 数個を手元に) | 5 枚・7 枚・8 枚(モデルによる) |
| 光路長 | 20〜29mm(モデル差) | 実効厚 20mm(円形フィルター用モデル。50mm 角 7 枚モデルは 16mm) |
| 重量・サイズ | 軽量・コンパクト | 重く、大きめ |
| 向いている用途 | 1〜2 枚を用途で切り替える OSC 派、遠征時の軽装備志向 | LRGB/SHO のモノクロ多枚数運用、無人化撮影 |
出典: ZWO 公式 New 2" Filter Drawer(マグネット吸着+ロックスクリュー機構)/ZWO 公式 EFW Filter Wheels(Filter Wheel Slots「8 Slots/5 Slots (EFW Mini)/7 Slots/5 Slots」、Effective Thickness「20mm」、50mm Square「16mm」)
⑧ どれを買えばいい?|選び方フローチャート
まず「ドロワー本体をこれから買う」のか「F-HLDR だけを買い足す」のか、を分けて考えます。
A. ドロワー本体をこれから買う場合
-
フルサイズ ASI 機(ASI6200/ASI2400 系)や M54 接続の ASI2600MC Duo を使う?
- Yes → M54 (Gen 2) ドロワー。ホルダーは本体に 1 個同梱。予備が必要なら F-HLDR を買い足し。
-
APS-C 以下の ASI 冷却カメラ(ASI533/ASI294/ASI2600MC Pro 等)を使う?
- Yes → M42 (Gen 2) ドロワー。カメラ付属の 21mm スペーサーと差し替えるだけで光路が完成。
-
望遠鏡ではなく Nikon/Canon 一眼レンズを使う?
- Yes → FD-Nikon(29mm)または FD-EOS(26.5mm)。
B. F-HLDR を追加購入する場合
- 手持ちのドロワーが Gen 2(型番末尾に -II が付く)か確認。Gen 1 なら F-HLDR (Gen 2) は入りません。
- 装着するフィルターが 2 インチなのか 1.25 インチなのか確認。1.25" の場合は同時に 2"-1.25" アダプターリング(外周 M48×0.75 オス/内周 M28.5 メス)を用意。[3]
- センサーサイズが APS-C〜フルサイズの場合、1.25" フィルターはケラレの原因になり得ることを認識(ZWO 公式は ASI533/ASI183/ASI294/ASI1600 との組み合わせを推奨)。[3]
C. すでに M42 ドロワー(M42 版)を持っていて、フルサイズ機に載せ換えたい場合
ZWO の FD-Adapter-M54 は、M42 ドロワー本体の M42 側アダプターを外して M54 側アダプターに換装するためのパーツです。[4] ネジ止め方式(2mm 六角レンチ同梱)で、M42 版ドロワー本体をそのまま流用しつつ M54 化できます。ただし換装作業に不安がある場合は、最初から M54 版のドロワーを購入した方が確実です。
D. 55mm バックフォーカスを組む場合(EFW との併用など)
M54 系の光路構築で M48 に落とし込みたい場合は、独立した「M54-M48 Adapter for EFW 2" & M54 Filter Drawer」(厚さ 2mm・縁ローレット加工)を使います。[5] M54 ドロワー本体にも「M54-M48F-2mm」として 1 個同梱されています。[1]
出典: ZWO 公式 FD-Adapter-M54(M42 ドロワーの M42 側を M54 に換装するアダプター・2mm 六角レンチ同梱)/ZWO 公式 M54-M48 Adapter for EFW 2" & M54 Filter Drawer("The thickness of this adapter is 2mm, and the edge is knurled")
⑨ 関連商品
本記事で解説した F-HLDR(ZWO 2" フィルタードロワー用 交換フィルターホルダー Gen 2)は、下記の商品ページで詳細仕様をご確認いただけます。あわせて使う関連パーツも掲載します。
- ZWO F-HLDR — 2" フィルタードロワー用 交換フィルターホルダー(Gen 2):本記事の主役。M42 (Gen 2)/M54 (Gen 2)/FD-EOS/FD-Nikon 用の予備ホルダー。
- 2"-1.25" Filter Adapter Ring:F-HLDR 内で 1.25" フィルターを使うための変換リング。
- ZWO M42/M54 フィルタードロワー本体(Gen 2):F-HLDR を装着する側の器体。
⑩ 商品ページ・公式 LINE のご案内
本記事で扱った商品ページはこちら
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最安値をご案内します。ご購入前に公式 LINE で最新価格と在庫状況をご確認ください。「F-HLDR」または「フィルターホルダー」とメッセージをお送りいただくだけで、すぐに個別でご案内します。
- 手持ちのドロワーが Gen 1/Gen 2 どちらか分からない場合、型番・購入時期からの判別サポートを個別でご案内します
- ASI 冷却カメラの機種+使いたいフィルター(2" / 1.25")をお伝えいただければ、必要な F-HLDR 個数・アダプター構成をまとめて回答します
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最終更新: 2026-10-23/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内の技術情報は ZWO 公式製品ページ・公式ガイドを中心に、一部は販売店(Astronomics)の製品情報に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。保証は初期不良60日対応+3年保証でご対応します。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. F-HLDR は「フィルタードロワー本体」とは違うのですか?
違います。F-HLDR は、ドロワー本体の中に収まるフィルター保持リング(薄型ホルダー)です。ドロワー本体を購入すると 1 個は同梱されており、F-HLDR は「予備」「複数フィルター事前装填用」として単品購入するパーツです。[9][10]
Q2. 手持ちのドロワーが Gen 1 か Gen 2 か分かりません。
ZWO の Gen 2 ドロワー本体は型番末尾に「-II」(Ⅱ)が付きます(ZWO 公式 SKU: FD-M42-Ⅱ/FD-M54-Ⅱ)。「-II」の付かない M42/M54 ドロワーは旧型(Gen 1)の可能性があるため、パッケージ表記・購入時の記録を確認してください。ZWO 公式は「the old filter holder is not applicable to the new filter drawer」と明記しており、旧新の物理的な互換はありません。[1]
Q3. 1.25 インチのフィルターは F-HLDR に付けられますか?
付けられます。ZWO 純正の「2"-1.25" Filter Adapter Ring」(外周 M48×0.75 オス/内周 M28.5 メス)を F-HLDR の内側にねじ込めば、1.25" マウント済みフィルターを保持できます。ただしフルサイズや APS-C の大きなセンサーではケラレが出る可能性があるため、ZWO は ASI533/ASI183/ASI294/ASI1600 との組み合わせを推奨しています。[3]
Q4. フィルタードロワーを追加すると光学系が伸びて焦点が合わなくなりませんか?
基本的には カメラ付属の標準スペーサーと差し替える設計です。M42 ドロワー(Gen 2)は 21mm 厚で、ASI APS-C 以下の冷却カメラ付属の 21mm スペーサーと同じ光路長。M54 ドロワー(Gen 2)は 20mm 厚で、フルサイズ機ではカメラ付属の M54-M48 21mm の代わりに M54 ドロワー+同梱の M54M-M48F-2(2mm)を入れる構成が ZWO 公式ガイドで案内されています。[6][7]
Q5. F-HLDR を何個買うと便利ですか?
使い分けるフィルターの枚数分だけ用意すると、撮影中のネジ回し作業がなくなります。UV/IR カット+デュオバンドの 2 枚運用なら、本体同梱ホルダー + 追加 F-HLDR 1 個で計 2 個。ナローバンド(Hα・OIII・SII)まで含めるなら、EFW(電子フィルターホイール)を検討する目安になります。
Q6. 保証はありますか?
天体ショップでご購入いただいた F-HLDR および ZWO 純正フィルタードロワー本体は、初期不良60日対応+3年保証でご対応します。詳しくは公式 LINE・メール(support@tenbundo.com)までお気軽にご連絡ください。
Q7. Nikon/Canon レンズ用ドロワーの F-HLDR は他と共通ですか?
共通です。ZWO 公式の Extra 2" Filter Holder (Gen 2) は M42 (Gen 2)・M54 (Gen 2)・Canon EOS 用・Nikon 用の 4 種類のドロワーに対応すると明記されています。[9]
参考にした一次情報
- ZWO 公式 New 2" Filter Drawer(M42/M54)製品ページ:https://www.zwoastro.com/product/zwo-new-2″-filter-drawer/
- ZWO 公式 New Filter Drawer for Nikon/Canon Lens 製品ページ:https://www.zwoastro.com/product/zwo-new-filter-drawer/
- ZWO 公式 2"-1.25" Filter Adapter Ring 製品ページ:https://www.zwoastro.com/product/zwo-t2-1-25″-filter-adapter/
- ZWO 公式 FD-Adapter-M54 製品ページ:https://www.zwoastro.com/product/zwo-fd-adapter-m54/
- ZWO 公式 M54-M48 Adapter for EFW 2" & M54 Filter Drawer 製品ページ:https://www.zwoastro.com/product/zwo-new-m54-m48-adapter-for-efw2-and-m54-filter-drawer/
- ZWO 公式ガイド ASI2600 Guide: 4 Connection methods to get 55mm back focus length:https://www.zwoastro.com/2024/09/26/asi2600-guide-4-connection-methods-to-get-55mm-back-focus-length-2/
- ZWO 公式ガイド ASI Camera 55mm Back Focus Solution 2025 Updated Version:https://www.zwoastro.com/2024/09/26/the-best-solution-of-55mm-back-focal-length/
- ZWO USA 公式 New 2" Filter Drawer:https://us.zwoastro.com/products/zwo-new-2-filter-drawer
- Astronomics 商品ページ ZWO Extra 2" Filter Holder (Gen 2) — F-HLDR 互換性の詳細記述:https://astronomics.com/products/zwo-extra-2-filter-holder-generation-2-for-zwo-nikon-eos-and-gen-2-m54-and-m42-filter-drawers
- Astronomics 商品ページ ZWO Filter Drawer M42 — Gen 2 パッケージ内容の詳細記述:https://astronomics.com/products/zwo-filter-drawer-m42
- ZWO 公式 EFW Filter Wheels 製品ページ:https://www.zwoastro.com/product/efw-filter-wheels/
本記事で扱った商品ページはこちら
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最終更新: 2026-10-23/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内の技術情報は ZWO 公式製品ページ・公式ガイドを中心に、一部は販売店(Astronomics)の製品情報に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。保証は初期不良60日対応+3年保証でご対応します。