ZWO AM3N vs AM5N 完全比較ガイド|ハーモニックドライブ赤道儀の選び方をペイロード・PE値・遠征運用から解説【2026年最新】
ZWO AM3N vs AM5N 完全比較ガイド|ハーモニックドライブ赤道儀の選び方をペイロード・PE値・遠征運用から解説【2026年最新】
ZWO のハーモニックドライブ(ストレインウェーブギア)赤道儀は、カウンターウェイト無しでも重い鏡筒を載せられる「次世代ポータブル赤道儀」として一気に普及しました。現行モデルは AM3N(本体4.1kg・ノーウェイト 8kg)と AM5N(本体5.5kg・ノーウェイト 15kg)の2機種で、どちらも遠征から自宅運用まで使える完成度ですが、境界線は「載せたい鏡筒の総重量」と「PE値の余裕」に集約されます。本ガイドでは ZWO 公式マニュアル・公式ブログの一次情報のみを根拠に、スペック・機械設計・搭載できる鏡筒・遠征運用での違いを整理し、迷わず選べるように完全解説します。
要点|先に結論
- AM3N(4.1kg/8-13kg):80mm-100mmクラスのAPOまで。徒歩遠征・登山・国内/海外旅行向け。Bluetooth 内蔵で iPhone 単体でも操作可能。
- AM5N(5.5kg/15-20kg):130mm級APO・C8(SCT 8インチ)クラスまで。1台で母艦運用したい人向け。PE値が公式 ±10″・PEC補正で ±5″ と AM3N 比でさらに厳しい。
- 迷ったら鏡筒+カメラ+ガイド+ASIAIRの合計重量で判断:8kg以下なら AM3N で必要十分、10kg超は AM5N が安心圏。
- 三脚は両機種とも ZWO TC40 が共用可能(最大ペイロード50kg、本体2.3kg、3/8インチボルト互換)。
- 動作温度は AM3N が低温高負荷モードで -20℃まで/AM5 系は -15℃まで。冬季の遠征運用なら AM3N に分がある。
目次
- ① ハーモニックドライブ赤道儀とは何か(共通の強み)
- ② AM3N vs AM5N スペック完全比較表
- ③ 機械設計の違い(PE値・極軸ロック・Bluetooth)
- ④ 搭載できる鏡筒の境界線
- ⑤ 使い分け:AM3N が向くシーン/AM5N が向くシーン
- ⑥ 周辺機器との組合せ(TC40三脚・ハーフピラー・ASIAIR)
- ⑦ 価格と保証
- ⑧ 関連商品(弊社取扱)
- ⑨ どこよりも安く買うなら公式 LINE|商品ページ・公式 LINE のご案内
- ⑩ よくある質問(FAQ)
- ⑪ 参考にした一次情報
① ハーモニックドライブ赤道儀とは何か(AM3N/AM5N 共通の強み)
AM3N・AM5N に共通する基本構造は、ストレインウェーブギア(Strain Wave Gear、別名ハーモニックドライブ)と同期ベルトを組み合わせた減速比 300:1 の独自トランスミッションです。従来のウォームギア赤道儀と比べて、(a) バックラッシュがほぼ無い、(b) 高トルク出力でカウンターウェイト無し運用が可能、(c) 機械的ホームポジションセンサで電源投入時に自動ゼロ復帰、(d) RA 軸に停電時自動ブレーキを内蔵、という4点が大きな差別化要因になっています。出典: ZWO AM3N User Manual V1.0 §1 Product Introduction / §2 Performance Parameters および ZWO AM5 User Manual V1.0 §1-2
両機とも ASIAIR / ASCOM / INDI に対応し、Vixen と Losmandy の両方のアリミゾを兼用するデュアルサドルプレートを備え、緯度 0°〜90° で使用可能(赤道直下〜極地までカバー)。電源は 12V DC(DC 5.5×2.1mm センタープラス)で、電圧が低下すると本体ブザーが鳴る低電圧警告機能も共通です。ここまでが「両者の差を生まない共通項」になります。出典: AM3N Manual §2-3 / AM5 Manual §2-3
② AM3N vs AM5N スペック完全比較表
両機種の公式仕様(ZWO User Manual V1.0 および ZWO 公式製品ページ)から、購入判断に効く項目を網羅的に並べました。太字はとくに差が大きい項目です。
| 項目 | AM3N | AM5N |
|---|---|---|
| 本体重量 | 4.1 kg | 5.5 kg |
| ペイロード(ノーウェイト) | 8 kg | 15 kg |
| ペイロード(ウェイト併用) | 13 kg | 20 kg |
| 周期誤差(PE) | < ±15″ | ±10″(PEC補正後 ±5″) |
| PE 周期 | 288 秒 | 288 秒(AM5N)/432 秒(AM5) |
| 駆動方式 | ストレインウェーブギア + 同期ベルト 300:1 | ストレインウェーブギア + 同期ベルト 300:1 |
| サドル規格 | Vixen / Losmandy 兼用 | Vixen / Losmandy 兼用 |
| 緯度範囲 | 0° – 90° | 0° – 90° |
| 方位調整範囲 | ±6° | ±10° |
| カウンターウェイト軸ねじ | M12×1.75 | M12×1.75 |
| 分解能 | 0.17″ | 0.17″ |
| 最大スリュー速度 | 6°/秒 | 6°/秒 |
| 動作温度範囲 | -20°C 〜 40°C(低温高負荷モード)/通常モード 0-40°C | -15°C 〜 40°C |
| 通信 | USB / Wi-Fi / Bluetooth(本体内蔵) | USB / Wi-Fi(Wi-Fi はハンドコントローラ経由・Bluetooth 追加) |
| 電源入力 | 12V / 3-5A(DC 5.5×2.1) | 12V ≧3A(DC 5.5×2.1) |
| 低電圧警告ブザー | 10.8V 以下 | 10V 以下(AM5) |
| 消費電力(待機/追尾/GOTO) | 0.65A / 0.8A / 1.3A(重負荷モード 1.8A) | 0.4A / 0.6A / 1.7A(AM5) |
| ガイド端子 | ST-4 | ST-4 |
| RA 軸ブレーキ | あり(停電時) | あり(停電時) |
| ホームポジションセンサ | 機械式 | 機械式 |
| ASIAIR / ASCOM / INDI | 対応 | 対応 |
| サドル上 DC/USB ポート | Type-C + 12V DC 統合 | 12V DC + USB ポート(AM5N で追加) |
| 弊社販売価格 | ¥247,000(定価¥255,600) | ¥330,000(定価¥340,800) |
出典: ZWO AM3N User Manual V1.0 §2 Performance Parameters / §3 How to Use、ZWO AM5 User Manual V1.0 §2 / §3、ZWO 公式 AM5N 製品ページ、ZWO Blog: My experience with ZWO AM5 and AM5N mounts (2024-08-01)、弊社 AM3N 商品ページ、弊社 AM5N 商品ページ
③ 機械設計の違い(PE値・極軸ロック・Bluetooth)
3-1. 周期誤差(PE)の出荷スペックは AM5N が一段厳しい
カタログ PE 値は AM3N が <±15″、AM5N が ±10″(PEC 補正後 ±5″)と AM5N のほうが一段厳しい数値で出荷されます。両機種とも個体ごとに 360° の PE テストを実施し、その結果レポートが箱に同梱されるのも共通です。AM5 から AM5N への世代更新では、ZWO 公式ブログの著者実測で AM5: Max 29.6″ → AM5N: Max 7.8″ と PE が大幅に改善した例が報告されています(あくまで著者個体の実測)。出典: AM3N Manual §2 / Preface、AM5 Manual §2、AM5N 製品ページ、ZWO Blog: My experience...(著者個体の PE 測定値)
3-2. 極軸ロック機構:AM5N は方位ロックレバー廃止+ばね方式
AM5 では極軸合わせ完了後に方位ロックレバーを締め込む構造でしたが、ZWO 公式ブログによれば「ロックレバーを締めるとアラインメントがわずかにずれる」現象が AM5 で発生していたとのことです。AM5N では方位ロックレバーが廃止され、ばね張力で押さえる方式に変更され、ロック起因のズレが起きにくくなっています。AM3N は方位調整範囲 ±6°(AM5N は ±10°)と狭めですが、軽量機材を載せる前提なら問題なく運用できる範囲です。出典: ZWO Blog: My experience with ZWO AM5 and AM5N mounts (2024-08-01)、AM3N Manual §2
3-3. 通信:AM3N は本体 Bluetooth 内蔵、AM5N はハンドコントローラ経由
AM3N は本体側に Bluetooth モジュールを内蔵しており、ハンドコントローラを使わずに iPhone / Android のアプリ(SkyAtlas)から直接 Bluetooth でコントロール可能です。一方 AM5N の Wi-Fi 機能はハンドコントローラ内のため、Wi-Fi 制御するにはハンドコントローラの接続が必須です(AM5N でも Bluetooth 対応は追加された世代差分)。徒歩遠征で「ハンドコントローラを持っていきたくない」場合は AM3N が確実に有利です。出典: AM3N Manual §2 / §3.4.6 How to Control via Bluetooth/Wi-Fi、ZWO Blog (2024-08-01)
3-4. 低温動作:AM3N は -20℃まで対応する低温高負荷モードあり
AM3N は通常モードで 0-40℃、専用ソフトウェアで「低温高負荷モード(Low Temperature Heavy Duty Mode)」を有効化すると -20℃〜40℃まで動作保証範囲が拡大します。AM5(AM5N もマニュアルベース)は -15℃〜40℃。冬季の高山遠征や寒冷地で使うなら、AM3N のほうが動作温度マージンが大きい設計になっています。出典: AM3N Manual §2 Performance Parameters / Tips §9、AM5 Manual §2 / Tips §9
3-5. 配線管理:AM3N はサドル上に Type-C+12V DC 統合、AM5N もサドルに USB+電源を追加
AM3N はサドルプレート上に Type-C ポート + 12V DC 出力が一体化されており、ASIAIR を載せたときの取り回しが整理されます。AM5N もサドルに 12V DC 出力 + USB ポートが追加され、AM5 比でケーブルマネジメントが大幅改善。両機種とも RA 軸内部にケーブルを通すような複雑な配線は要求されません。出典: ZWO 公式 AM3N 製品ページ、AM3N Manual §3.1(Type-C ポート / DC 出力ポートの説明)、ZWO Blog (2024-08-01)
④ 搭載できる鏡筒の境界線(実機材重量で判断する方法)
カタログ上のペイロードはあくまで マウントヘッドが許容する総重量であり、鏡筒単体ではなく 「鏡筒 + カメラ + フィルターホイール + ガイド系 + ASIAIR + ケーブル類」の総重量で見るのが正解です。両機の境界線を実用ベースで整理すると以下のようになります。
4-1. AM3N(ノーウェイト 8kg/ウェイト併用 13kg)の現実的な対応範囲
- FMA180 / FMA180 Pro / FRA300 / SQA55 級の超小型・小型 APO:余裕を持って搭載可能。徒歩遠征の主役。
- FRA400 / FRA500 / SQA70 / 65APO 級の中型 APO:カメラ+ガイド+ASIAIRを足してもノーウェイト圏内に収まる組合せが多い。
- 71F / 80APO / 80Phantom / FOA-60Q 級の80mm APO:周辺機材との合計で 5-7kg。ノーウェイトかつ重心位置を慎重に取れば運用可能。
- 100mm APO(FC-100DZ/TOA-130 級)以上:単体重量 5-8kg + カメラ系で 10kg を超えやすく、AM3N は推奨範囲外。AM5N にステップアップを検討。
4-2. AM5N(ノーウェイト 15kg/ウェイト併用 20kg)の現実的な対応範囲
- 100mm APO(FC-100DZ / TOA-130 / Askar 130PHQ 級)
- C8(SCT 8インチ)/RC6・RC8:直焦点 + ASIAIR で運用可能。ただし長い鏡筒は風荷重に注意。
- C9.25 / C11 級:合計 13-15kg を超えるとカウンターウェイトを使ってバランス取り。20kg を超えない範囲で構成すること。
出典: ペイロード上限値は ZWO AM3N Manual §2 / AM5N 製品ページ 記載値。鏡筒の単体重量は各メーカー公表値の一般的な範囲を示しており、構成や付属品で前後します。具体的な搭載可否は弊社 LINE でご相談ください。
⑤ 使い分け:AM3N が向くシーン/AM5N が向くシーン
5-1. AM3N が向く人
- 徒歩・登山・公共交通機関での遠征が多く、機材総重量を 1g でも削りたい
- 海外遠征(南半球)でスーツケース搭載しやすい軽量機材を組みたい
- 主力鏡筒が 80-100mm クラスの APO までで、当面 130mm 以上に手を出す予定がない
- iPhone 1台でセットアップを完結したい(本体 Bluetooth で完結)
- 冬季の高山遠征で -15℃以下の環境にも対応させたい(低温高負荷モード)
5-2. AM5N が向く人
- 「これ一台で母艦」として、複数の鏡筒を載せ替えながら長く使いたい
- 主力が 100-130mm APO や C8 / RC8 級で、将来的に C9.25 / C11 にも対応させたい
- PE 値の余裕(カタログ ±10″)と PEC 補正で、長焦点・長時間露光の歩留まりを上げたい
- 方位調整範囲 ±10° が活きる、極軸合わせ精度を追い込みたいシーン
- 1.4kg 重い/3万円高い差額が、母艦運用で十分回収できると判断できる
⑥ 周辺機器との組合せ(TC40三脚・ハーフピラー・ASIAIR)
6-1. ZWO TC40 カーボン三脚(AM3N/AM5N/AM7 互換)
ZWO 純正のカーボン三脚 TC40(本体 2.3kg、最大ペイロード 50kg、3/8インチ ボルト互換)は、AM3N・AM5N・AM5・AM7 のすべてに共用できる最もスタンダードな選択肢です。脚パイプは2段(40mm 上段 / 36mm 下段)、収納時 約50cm、伸ばすと 47-80cm の高さに調整可能。徒歩遠征でも背負える重量と剛性のバランスがとれています。出典: 弊社 TC40 商品ページ(ZWO 公式仕様準拠)
6-2. PE160 / PE200 ハーフピラー
三脚と AM3N / AM5N の間に挟む PE160(軽量・短)または PE200(標準・長)のハーフピラーを追加すると、子午線越えの際に鏡筒が三脚脚に当たるのを防げます。長焦点鏡筒や子午線フリップを多用する撮影では PE200 が定番。徒歩遠征のパッキングを優先するなら PE160 が無難です。出典: 弊社取扱の PE160 / PE200 商品ページ(ZWO 純正アクセサリー、AM5N 用ハーフピラーとして商品ページに明記)
6-3. ASIAIR Plus 256G との組合せ
両機種とも ASIAIR Plus 256G でフルコントロール可能(赤道儀本体・カメラ・EAF・フィルターホイール・ガイドカメラを ASIAIR から一括制御)。AM3N のサドル上 Type-C 端子 / AM5N のサドル上 USB 端子に ASIAIR を直結し、12V DC 出力で ASIAIR 自身に給電する運用が定番です。出典: AM3N Manual §3.4.5 How to Control via ASIAIR、AM5 Manual §3.5 How to Use ASIAIR to Control the Equatorial Mount
⑦ 価格と保証
2026年4月現在の弊社販売価格は AM3N が ¥247,000(定価 ¥255,600)、AM5N が ¥330,000(定価 ¥340,800)です。差額は約 8.3 万円。本体重量で 1.4kg 重く、ペイロードでノーウェイト 7kg・ウェイト併用 7kg 拡大、PE値で公式 5″ 厳しい数値での出荷、と考えると、「将来 130mm 級まで載せる予定があるなら最初から AM5N」「80-100mm までで完結させるなら AM3N」がコストパフォーマンスの境界線です。
保証は両機種とも 初期不良 60 日間 + 弊社独自の 3 年保証付き。国内発送・国内サポート対応です。出典: 弊社 AM3N 商品ページ、弊社 AM5N 商品ページ
⑧ 関連商品(弊社取扱)
- ZWO AM3N ハーモニックドライブ赤道儀 ― 本記事の主役(軽量遠征向け)
- ZWO AM5N ハーモニックドライブ赤道儀 ― 本記事の主役(母艦運用向け)
- ZWO TC40 カーボン三脚 ― AM3N/AM5N 共用の純正カーボン三脚
- ZWO PE200 ハーフピラー ― 子午線越え時のクリアランス確保(長焦点向け)
- ZWO PE160 ハーフピラー ― 軽量パッキング優先の徒歩遠征向け
- ZWO ASIAIR Plus 256G ― 両機種のスマート天体撮影母艦
⑨ どこよりも安く買うなら公式 LINE|商品ページ・公式 LINE のご案内
どこよりも安く買うなら公式 LINE
最安値をご案内します。ご購入前に公式 LINE で最新価格と在庫状況をご確認ください。「AM3N」または「AM5N」とメッセージをお送りいただくだけで、すぐに個別でご案内します。
- 主力鏡筒(80-100mm APO・130mm APO・C8 等)から逆算した AM3N/AM5N の選び分け相談を即日回答
- TC40 三脚・PE160/PE200 ハーフピラー・ASIAIR Plus との組合せ運用相談もお気軽に
- LINE 登録で特別クーポン配布中
初めてのお客様へ
LINE 登録が難しい方向けに、メールで対応いたします。support@tenbundo.com までお気軽にご連絡ください。
最終更新: 2026-04-29/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式マニュアル・公式製品ページ・公式ブログ に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。
⑩ よくある質問(FAQ)
Q1. AM3N と AM5N、初心者がいきなり買っても運用できますか?
A. どちらも ASIAIR と組み合わせれば、極軸合わせ・GOTO・オートガイドまでスマホ/タブレット主導で完結します。マウント単体で見ればハーモニックドライブのバックラッシュレス特性により、機械的な扱いはむしろウォームギア赤道儀より易しい部類です。最初の一台にも十分推奨できます。出典: AM3N Manual §3.4.5 How to Use ASIAIR、AM5 Manual §3.5 How to Use ASIAIR
Q2. AM3N でカウンターウェイトは必須ですか?
A. 鏡筒系の総重量が 8kg 以下であればカウンターウェイト無しで運用できます。8kg を超える、もしくは長焦点で重心が極端に偏る構成では、5kg 以下のカウンターウェイトを 20-30cm の腕長で取り付けることが推奨されています(マニュアル §2 / Tips)。出典: AM3N Manual §2 Performance Parameters / Tips §2
Q3. AM5N と AM5(旧型)はどちらを買うべき?
A. 現行で新品購入できるのは AM5N が中心です。AM5N は方位ロック方式変更・PE値の出荷スペック改善・サドル上 USB+電源追加・Bluetooth 追加といった実用面の改良を受けています。AM5 中古を狙う合理性は限定的です。出典: ZWO Blog: My experience with ZWO AM5 and AM5N mounts (2024-08-01)
Q4. ハンドコントローラ無しで使えますか?
A. AM3N は本体に Bluetooth モジュールを内蔵しているため、ハンドコントローラを接続しなくても SkyAtlas APP から Bluetooth 経由でコントロール可能です。AM5N は Wi-Fi 機能がハンドコントローラ内のため、Wi-Fi 制御をするにはハンドコントローラの接続が必要です。ASIAIR や PC(USB / ASCOM)経由の制御はハンドコントローラ無しでも可能です。出典: AM3N Manual §3.4.6 Bluetooth/Wi-Fi 制御、ZWO Blog (2024-08-01)
Q5. 12V のポータブル電源で何時間動きますか?
A. 公式仕様の消費電力は AM3N が待機 0.65A/追尾 0.8A/GOTO 1.3A(重負荷モード 1.8A)。AM5 で待機 0.4A/追尾 0.6A/GOTO 1.7A です。容量計算は実機の運用シナリオに依存するため、ポータブル電源の Wh と必要稼働時間から逆算してください(例: 12V × 0.8A = 9.6W で連続追尾、500Wh のポータブル電源なら理論上 50 時間超)。出典: AM3N Manual §2、AM5 Manual §2
Q6. 経緯台(Alt-Az)モードは使えますか?
A. 両機種とも EQ(赤道儀)/Alt-Az(経緯台)モードを切替できます。AM3N/AM5 とも、ハンドコントローラの Cancel ボタンを押しながら電源 ON でモード切替(インジケータ赤=EQ/緑=Alt-Az)。眼視で水平垂直に動かしたい場合は経緯台モードが便利です。出典: AM3N Manual §3.4.3 EQ/Alt-Az 切替、AM5 Manual §3.3.3
Q7. ファームウェアの更新はどうやりますか?
A. 3 つの方法があります。(1) SkyAtlas APP からハンドコントローラ Wi-Fi 経由で更新、(2) PC に USB 接続して ASCOM プラットフォーム経由で更新、(3) ASIStudio から USB 接続でローカル更新。最新ファーム(2026年4月時点で 1.8.8)は ZWO 公式ソフトウェアページから入手します。出典: AM3N Manual §3.4.7 ファーム更新、ZWO 公式 Software ページ
Q8. 移動中の自動車内(夏場の高温)で保管しても大丈夫ですか?
A. 動作温度範囲は AM3N が通常モード 0-40℃、AM5(AM5N も同マニュアル準拠)が -15℃〜40℃ です。夏場の車内は 50℃を超えることがあるため、動作させる前に外気に馴染ませてからご使用ください。長期間使用しない場合はオリジナルパッケージで保管することがマニュアルで推奨されています。出典: AM3N Manual Tips §9、AM5 Manual Tips §9
Q9. AM3N/AM5N で双方向ガイド(オートガイド)はどう接続しますか?
A. 両機種とも本体側面に ST-4 ガイド端子を備えており、ガイドカメラから直接ガイドパルスを受けることができます。ASIAIR 経由ならパルスガイド(USB → マウント本体)でも構成可能で、ST-4 ケーブルを物理的に引かない構成も選べます。出典: AM3N Manual §2 / §3.1(Auto guide port)、AM5 Manual §2 / §3.1(ST4 Guide Interface)
Q10. 三脚は ZWO TC40 以外でも使えますか?
A. はい。ベース部の取付ねじは 3/8 インチ ボルト互換で、iOptron / Celestron / Sky-Watcher 等の他社三脚にも装着可能です。ただし剛性・水平精度・収納性のバランスを考えると、純正の TC40 が最も無難な選択肢です。出典: 弊社 TC40 商品ページ(互換性記載)
⑪ 参考にした一次情報
- ZWO 公式 AM3N 製品ページ
- ZWO 公式 AM5N 製品ページ
- ZWO AM3N User Manual V1.0(PDF)
- ZWO AM5 User Manual V1.0(PDF)
- ZWO Blog: My experience with ZWO AM5 and AM5N mounts (2024-08-01)
- ZWO Blog: Small and Lightweight - The Fresh Face of the ASI Mount series (2023-08-18)
- ZWO 公式 Software & Manuals ページ
- 弊社 ZWO AM3N 商品ページ
- 弊社 ZWO AM5N 商品ページ
- 弊社 ZWO TC40 三脚 商品ページ
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- 主力鏡筒(80-100mm APO・130mm APO・C8 等)から逆算した AM3N/AM5N の選び分け相談を即日回答
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最終更新: 2026-04-29/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は ZWO 公式マニュアル・公式製品ページ・公式ブログ に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。