セレストロン Celestron Universal Barlow & T-Adapter 1.25" とは|1台3役の入門ガイド

セレストロン Celestron Universal Barlow & T-Adapter 1.25" とは|1台3役の入門ガイド

Celestron の Universal Barlow & T-Adapter 1.25"(型番 93640)は、1本で「2× バーロー」「プライムフォーカス用 T アダプタ」「バーロー付き T アダプタ(拡大撮影用)」の 3 通りに使い分けられる 1.25" 規格のアクセサリです。特にニュートン反射やファスト屈折で「素の T アダプタでは DSLR のピントが合わない」という壁を、内蔵バーローで実効焦点距離を伸ばして解決するという設計思想を持ちます。本記事では、公式仕様と光学原理・使い分けの実践まで、一次情報だけを根拠にゼロから解説します。

① Celestron Universal Barlow & T-Adapter 1.25" とは何か

Celestron が販売する型番 93640「Universal Barlow & T-Adapter - 1.25"」は、1.25" 規格の望遠鏡フォーカサや天頂ミラー・エクステンダーに挿入して使う小型アクセサリです。公式ページの説明では、この 1 本を 3 通りに使い分けられる点が最大の特徴として掲げられています。

  • 2× バーローとしての眼視利用
  • プライムフォーカス T アダプタとしての DSLR / ミラーレス直結撮影
  • 両者を組み合わせた「バーロー付き T アダプタ」による拡大撮影(テレエクステンド)

出典: Celestron 公式 Universal Barlow and T-Adapter - 1.25" 製品ページ / Item # 93640("can be used three ways: as a 2X Barlow for visual use, as a prime focus T-adapter, or as a 'Barlowed' T-adapter")

Celestron は同じシリーズで、素の T アダプタ(バーローなしの単純な 1.25" プライムフォーカスアダプタ、型番 93625)も販売していますが、93625 側の製品ページには「ファスト屈折や多くのニュートン反射ではプライムフォーカスモードでピントが出ないことがあるため、93640 を推奨する」と Celestron 自身が明記しています。つまり 93640 は、単に多機能というだけでなく「素の T アダプタでは焦点が合わない望遠鏡へのソリューション」という位置づけを持つ製品です。

出典: Celestron 公式 Universal T-Adapter - 1.25" 製品ページ / Item # 93625("Celestron recommends their Universal Barlow & T-Adapter (#93640)")

② 3 通りの使い方の内部構造(分解と再組立)

93640 は 2 つのパートに分解できます。

  • 下部バーロー部: 1.25" バレルと内蔵の凹(発散)レンズを含むセル。
  • 上部 T アダプタ部: 上端に T ネジ(T2 = M42 × 0.75)が切られたクロームバレル。

公式ページには「プライムフォーカス撮影時は下部を回し外してバーローを取り除き、そのままクロームバレルを 1.25" フォーカサへ挿入し、上端の T ネジで T-Ring(別売)を介して DSLR / SLR に接続する」と使い方の切替手順が明記されています。

出典: Celestron 公式 93640 製品ページ("unscrew the bottom section to remove the Barlow and slide the chrome barrel into the telescope's 1.25" focuser, with T-threads on top that screw into a T-Ring")

③ なぜ「バーロー付き」が必要か(back-focus の話)

DSLR やミラーレスを望遠鏡に直結してプライムフォーカス撮影を行うには、望遠鏡の焦点面(撮像面)が焦点管より外側の、カメラのセンサー位置に届いていなければなりません。この「フォーカサ末端から焦点面までの距離」を back focus(バックフォーカス)と呼びます。

Celestron 公式ナレッジベースはバックフォーカスを「フォーカサドローチューブの末端から、望遠鏡が結像する点(焦点面)までの距離」と定義し、機材構成が変わるとこの距離がずれ、修正できない場合は「どれだけフォーカスをいじっても永久にピントが合わない」と説明しています。

出典: Celestron 公式ナレッジ「Understanding Your Telescope's Back Focus」("the distance from the end of your focuser's drawtube to the point where your telescope forms an image—the focal plane" / "the telescope will never come to focus, no matter how much you adjust it")

同記事は望遠鏡ごとのおおよそのバックフォーカスも次のように示しています。

望遠鏡タイプ バックフォーカス(目安) 素の T アダプタで DSLR 合焦するか
ニュートン反射(多く) 1〜2 インチ(約 25〜50 mm) 合焦しないことが多い(→ 93640 のバーロー付きモードが有効)
ファスト屈折 焦点距離に対して短い場合あり 合焦しないことがある(→ バーロー付きモードで解決可能)
Schmidt-Cassegrain(C5 / C6 / C8) 約 5 インチ(127 mm) 通常は問題なし(ただし SCT リアセル用は 93633-A 側が本命)

出典: Celestron 公式ナレッジ「Understanding Your Telescope's Back Focus」("C5, C6, C8: approximately 5 inches (127 mm)" / ニュートンの「typically only 1–2 inches」)

93640 に内蔵されたバーロー(凹レンズ)は、光線束の収束角を緩めて焦点位置を後方へ押し出す働きをするため、バックフォーカス不足のニュートン反射でも DSLR のセンサー位置まで焦点面を引き出せる、というのが「バーロー付き T アダプタ」がニュートンで重宝される仕組みです。

出典: Celestron 公式ナレッジ「Understanding Your Telescope's Back Focus」("Celestron Barlow T-adapter is especially helpful because its built-in Barlow lens pushes the focal point farther outward, creating the space needed for a camera")

④ 使い方 A: 2× バーロー単体(眼視で倍率を稼ぐ)

下部のバーロー部を残したまま、上部を T アダプタとして使わず、代わりに 1.25" アイピースを挿し込めば、そのまま 2× バーローとして機能します。Celestron 公式は「装着したアイピース本来のアイレリーフをそのまま維持したまま、任意の 1.25" アイピースの倍率を 2 倍にできる」と説明しています。

出典: Celestron 公式 93640 製品ページ("Use as a 2X Barlow to double the magnification of any 1.25" eyepiece while retaining all the eye relief of the inserted eyepiece")

バーローの働きは、光線束が焦点に収束していく手前で凹(発散)レンズを挟み、あたかも「仮想焦点」から出ているかのように光線を発散させることで、望遠鏡の実効焦点距離を延長するというものです。British Astronomical Association の解説では、バーローの拡大率 A は次の式で表されると紹介されています。

A = ( s / f ) + 1(s: アイピース〜バーロー間距離、f: バーローの焦点距離。s = f のとき A = 2)

出典: British Astronomical Association「The Barlow Lens」("A = (s/f) + 1")

倍率計算は、望遠鏡焦点距離 ÷ アイピース焦点距離 × バーロー倍率、で得られます。たとえば焦点距離 1,000 mm の望遠鏡に 10 mm アイピースなら 100× のところ、2× バーローで 200× になります。ただし Celestron は「口径 1 インチ(25.4 mm)あたり 30〜40 倍程度が実用最高倍率の目安」であり、これを超えると像は暗く不鮮明になると注意しています。

出典: Celestron 公式ナレッジ「All About Barlow Lenses」("typically 30-40x per inch of aperture" / "Dimmer views... dim and blurry images")

⑤ 使い方 B: プライムフォーカス T アダプタ単体(DSLR 直結)

下部バーローを回し外して取り除き、上部のクロームバレルだけの状態にすると、そのまま「プライムフォーカス T アダプタ」として使えます。バレルを 1.25" フォーカサに差し込み、上端の T ネジ(T2 = M42 × 0.75)に、カメラマウントごとに用意された T-Ring(別売)を介して DSLR / ミラーレスを装着します。

出典: Celestron 公式 93640 製品ページ("slide the chrome barrel into the telescope's 1.25" focuser, with T-threads on top that screw into a T-Ring (sold separately) designed to attach to your DSLR or SLR camera")

プライムフォーカス撮影とは「カメラ本体からレンズを外し、望遠鏡側もアイピースを外して、望遠鏡そのものを望遠レンズとして使う」撮影方式のことです。この場合、望遠鏡の焦点距離がそのままカメラの焦点距離になります。たとえば 130 mm 口径・F/8・焦点距離 1,040 mm の屈折なら、そのまま「1,040 mm F/8 の望遠レンズ」として扱えます。

出典: Celestron 公式ナレッジ「High-Resolution Planetary Photography with a Barlow and DSLR」(プライムフォーカスの概念)

ただし前章で述べた通り、ニュートン反射やファスト屈折ではこのモードでピントが合わないことがあります。その場合は使い方 C を使います。

⑥ 使い方 C: バーロー付き T アダプタ(拡大撮影・テレエクステンド)

バーロー部を装着したまま上部 T ネジに T-Ring と DSLR を付けると、「バーロー付き T アダプタ」として機能し、実効焦点距離が 2 倍になった状態でカメラ直結撮影ができます。Celestron 公式ページは「拡大率を 2 倍にしつつ、追加の内向きフォーカスストロークが得られる利点がある」と説明しています。

出典: Celestron 公式 93640 製品ページ("as a 'Barlowed' T-adapter for double the magnification and the benefit of extra inward focus travel")

実用例として、Celestron 公式ナレッジは「8 インチ Schmidt-Cassegrain(焦点距離 2,000 mm)に 2× バーローで実効 4,000 mm、3× バーローで実効 6,000 mm」と数値を挙げ、惑星撮影では現行の高感度動画カメラで秒 60 コマ級の記録を行い、RegiStax や AutoStakkert といった無償ソフトで良フレームだけをスタックする手法を紹介しています。

出典: Celestron 公式ナレッジ「High-Resolution Planetary Photography with a Barlow and DSLR」("2x Barlow yields 4,000mm" / "3x Barlow yields 6,000mm" / "up to 60 frames per second" / "RegiStax or AutoStakkert")

Celestron 公式は同記事の中で「バーローは、ニュートン反射と DSLR で惑星撮影を始めたい人にとって強力な道具である」と評しており、ニュートン反射で DSLR プライムフォーカスの合焦問題を解決するもう一つの答えとして位置づけていることが読み取れます。

出典: Celestron 公式ナレッジ「High-Resolution Planetary Photography with a Barlow and DSLR」("A Barlow is a great tool for those interested in planetary astroimaging with a Newtonian telescope and a DSLR")

⑦ スペック早見表と規格ネジ

Celestron 公式・および流通仕様書に基づく 93640 の主要スペックです。

項目
型番 93640
バーロー倍率 2×(内蔵バーロー使用時)
バレル径 1.25" (32 mm)
全長 3" (76 mm)
重量 2.3 oz (65 g)
上部ネジ T ネジ(T2 = M42 × 0.75)
下部フィルターネジ 1.25" フィルター規格 M28.5 × 0.6(1.25" アイピース内側と同規格)
US 定価(参考) $69.95
保証 Celestron 2 年保証(本製品は Celestron 標準保証の対象)/ 弊社独自の初期不良 60 日+3 年保証も別途付帯

出典: Celestron 公式 93640 製品ページ(Specifications: Weight 2.3 oz (65 g) / External Length 3" (76 mm) / Barrel Size 1.25" (32 mm) / Price / 2-Year coverage)/ JJS Technical Services 93640 スペック表(重量・全長・バレル径の追加確認)/ Celestron 公式ワランティ規定(2 年保証の対象範囲)

1.25" と T ネジのブリッジ役という位置づけ

93640 は「1.25" アイピース規格」と「T2 ネジ規格」という、天体望遠鏡アクセサリで最も汎用性の高い 2 系統をブリッジする位置に立っています。T ネジ(T2 = M42 × 0.75)は、1950 年代に写真業界で標準化された古くからの規格で、Canon EF・Nikon F・Sony E・Canon RF・富士フイルム X・マイクロフォーサーズなど、ほぼすべてのカメラマウント向けに T-Ring というブランド専用アダプタが供給されています。93640 に対応する T-Ring を選ぶだけで、手持ちの DSLR / ミラーレスをそのまま望遠鏡に直結できます。

⑧ 望遠鏡との相性(屈折・ニュートン・SCT・4SE)

Celestron の T アダプタは「93640(1.25" ユニバーサル)」以外にも複数用意されており、望遠鏡タイプで最適解が変わります。混同しないよう、代表的な組み合わせを整理します。

望遠鏡タイプ 推奨アダプタ 備考
1.25" フォーカサを持つ屈折全般(バックフォーカス十分) 93625(素の 1.25" T アダプタ)/ 93640 のどちらでも可 2× 拡大が不要なら 93625 が最小構成
ファスト屈折・多くのニュートン反射(バックフォーカス不足) 93640(本記事の主対象) 内蔵バーローで焦点位置を後方へ押し出せる(Celestron 公式が明示的に推奨)
Schmidt-Cassegrain(C5/C6/C8/C9.25/C11/C14 等・リアセル直結) 93633-A(SCT 用 T アダプタ・2"-24 SCT ネジ) 1.25" バレル系ではなくリアセル直結。US$34.95 / 2 年保証
NexStar 4SE 93635-A(NexStar 4SE 専用 T アダプタ) 標準 SCT ネジと非互換の特殊ネジのため専用品が必要

出典: Celestron 公式 93625 製品ページ(ファスト屈折・ニュートンで 93640 推奨)/ Celestron 公式 SCT 用 T-Adapter 93633-A 製品ページ(US$34.95 / 2 年保証)/ Celestron 公式 T-Adapter, NexStar 4SE 製品ページ(4SE の非互換性)

SCT の場合は 93640 を選ぶべきか

SCT(C5・C6・C8 など)はバックフォーカスが約 5 インチ(127 mm)と広く、素の T アダプタで問題なく合焦するのが一般的です。SCT リアセル用にはネジ規格が異なる 93633-A(2"-24 SCT ネジ)が本命で、1.25" 系の 93640 はサブの選択肢です。SCT でも 93640 を選ぶ理由があるとすれば「バーロー相当の 2 倍拡大が同時に欲しい」場合や「ニュートン/屈折など複数の望遠鏡で使い回したい」場合です。

出典: Celestron 公式ナレッジ「Understanding Your Telescope's Back Focus」("C5, C6, C8: approximately 5 inches (127 mm)")

⑨ よくあるつまずきと確認ポイント

症状 A|素の T アダプタ状態でピントが合わない

症状:DSLR を望遠鏡に直結してフォーカサを最内・最外まで回してもピントが出ない。
原因:望遠鏡のバックフォーカスがカメラのセンサー位置に届いていない(ニュートン反射やファスト屈折で頻発)。
対処:93640 の場合は下部バーローを付けたまま撮影する(「バーロー付き T アダプタ」モード)。内蔵バーローが焦点位置を後方へ押し出すため、多くの場合これで合焦する。

出典: Celestron 公式ナレッジ「Understanding Your Telescope's Back Focus」("pushes the focal point farther outward, creating the space needed for a camera")

症状 B|像が暗い・シャッタースピードが伸びる

症状:バーロー付きモードでライブビューやシャッターを切ると、素の T アダプタ時より明らかに暗い。
原因:2× バーローは焦点距離を 2 倍にするため、望遠鏡の F 値が 2 倍(F/5 → F/10)になり、単位面積あたりの光量が下がる。
対処:ISO 感度を上げるか、露光時間を延ばす。惑星動画では 60 fps 級の高感度動画カメラでスタック処理する手法が Celestron 公式で紹介されている。

出典: Celestron 公式ナレッジ「All About Barlow Lenses」("A 2x Barlow would convert an f/5 telescope to f/10")/ Celestron 公式ナレッジ「High-Resolution Planetary Photography with a Barlow and DSLR」("up to 60 frames per second")

症状 C|視野が狭く導入しにくい

症状:バーロー装着後に対象を導入しづらく、視野の中で対象が動きやすい。
原因:実効焦点距離が 2 倍になったため視野が半分になり、赤道儀の追尾ズレや大気による揺らぎも 2 倍相当に見える。
対処:まず素の T アダプタや低倍率アイピースで対象を中央に導入し、そのあと 93640 のバーロー付きモードへ差し替える。

出典: Celestron 公式ナレッジ「All About Barlow Lenses」(バーロー欠点として "Reduced field of view" / "Locating planets becomes more challenging")

症状 D|写真の四隅がケラレる

症状:フルサイズ DSLR で撮影すると画面四隅が黒く落ちる(周辺光量落ち・ケラレ)。
原因:1.25" バレル規格自体の物理開口が有限(内径 ≒ 28 mm 前後)で、大判センサーのイメージサークルに対して口径が足りない。
対処:センサーサイズが小さいカメラ(APS-C / マイクロフォーサーズ / 天体用小型 CMOS)を選ぶか、より大きい 2" 規格の T アダプタを検討する。惑星撮影のような対象が中央に小さく写る用途では実害が出ないことも多い。

出典: Celestron 公式ナレッジ「All About Barlow Lenses」("reduced field of view" 一般論として。周辺光量落ちの物理原因は 1.25" 規格 M28.5 内径の一般的知見で、Celestron 公式マニュアルには明記なし。本記事は 1.25" 系フィルターネジの物理内径として記載)

⑩ 商品ページ・公式 LINE のご案内

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  • お手持ちの望遠鏡(屈折・ニュートン・SCT)とカメラ(Canon / Nikon / Sony / OM / 富士 / 天体用 CMOS)の組み合わせで、必要な T-Ring と接続方式をその場で個別案内
  • 「素の T アダプタで足りるか、それとも 93640 のバーロー付きが必要か」の合焦シミュレーション相談も可能
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最終更新: 2026-08-23/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は Celestron 公式製品ページ・Celestron 公式ナレッジベース・Celestron 公式ワランティ規定・British Astronomical Association の解説記事に基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。

FAQ|Celestron Universal Barlow & T-Adapter 1.25"(93640)についてよくある質問

Q1. 93640 と素の T アダプタ 93625 は、結局どちらを選べばいい?

お使いの望遠鏡が SCT や十分なバックフォーカスを持つ屈折で、2× 拡大が不要なら 93625 でシンプルに済みます。ニュートン反射やファスト屈折で「素の T アダプタでは合焦しない」問題を抱えている、または将来的に眼視で 2× バーローも使いたいなら 93640 を選ぶ、が Celestron 公式の推奨です。

Q2. Canon / Nikon / Sony ミラーレスは使える?

93640 の上部は T ネジ(T2 = M42 × 0.75)なので、各社の T-Ring(別売・Canon EF / RF / Nikon F / Z / Sony E / マイクロフォーサーズ 等)を挟めば、DSLR も現行ミラーレスも装着できます。ご自身のカメラマウントに対応した T-Ring を必ずご用意ください。

Q3. 保証はどうなる?

Celestron 標準の 2 年保証(材料・製造上の欠陥に対して)が付帯します。加えて弊社(天体ショップ)でご購入いただいた製品には、弊社独自の初期不良 60 日+3 年保証が付帯します。ご不明点は公式 LINE でお問い合わせください。

Q4. バーローを付けると F 値が変わるのはなぜ?

F 値 = 焦点距離 ÷ 口径 という定義のため、2× バーローで実効焦点距離が 2 倍になると、口径は変わらないので F 値も 2 倍になります。F/5 の望遠鏡なら F/10 相当となり、単位面積あたりの光量が下がるためシャッタースピードや ISO を上げる必要があります。

Q5. 眼視でも撮影でも使える?

使えます。眼視では下部バーローを残したまま 1.25" アイピースを挿して 2× バーローとして使い、撮影では下部を外して素の T アダプタとして、あるいは付けたまま「バーロー付き T アダプタ」として使えます。1 本で 3 モードを切り替えられるのが 93640 の設計思想です。

Q6. 惑星や月の拡大撮影に向いている?

向いています。Celestron 公式ナレッジは「バーローは、ニュートン反射と DSLR で惑星撮影を始めたい人にとって強力な道具」と評しており、実例として 8 インチ SCT(2,000 mm)に 2× バーローで実効 4,000 mm、3× で 6,000 mm という数値を挙げています。DSLR での静止画に加え、高感度な動画カメラでの動画→スタック撮影も現行の主流手法として紹介されています。

Q7. 2 インチ規格の望遠鏡フォーカサでも使える?

93640 のバレルは 1.25" 規格ですので、2 インチフォーカサに直接挿すことはできません。市販の 2" → 1.25" 変換アダプタを挟めば挿入できますが、口径が 1.25" 規格に絞られる点は変わらないため、フルサイズ DSLR ではケラレが発生しやすくなります。

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