Askar SQA70 鏡筒|トラブル・困りごと完全ガイド(開封・フォーカサー・バックフォーカス・EAF・星像)
Askar SQA70 鏡筒|トラブル・困りごと完全ガイド(開封・フォーカサー・バックフォーカス・EAF・星像)
Askar SQA70 は 70mm / f4.8 のクインタプレット Petzval アストログラフで、フルフレーム 44mm のイメージサークルと「フラットナー不要・バックフォーカス精密計算不要」の自己平坦化光学系が最大の魅力です(出典は本文中に示します)。一方で、初めて開封する方が戸惑いやすいのが「同梱アダプタの数え方」「バックフォーカスの考え方」「フォーカサーの 2 軸(粗動/微動)」「ローテーターの固定」「EAF を着けたいけど SQA55 AF Kit がそのまま使えるのか」といった点です。本記事では Askar / Sharpstar 公式マニュアル(2025-03-11 版・英文 PDF)と公式製品ページの記載に基づき、ハードウェア/光学/接続/取付の 9 カテゴリで 34 の困りごとを「症状/原因/対処」フォーマットで整理しました。すべての事実に出典タグを付けています。
① 開封・初期セットアップでつまずく
原因 1|同梱物の数え方を誤解して「アダプタが足りない」と思ってしまう
症状:箱を開けたとき M48 アダプタが見当たらず「不足品ではないか」と問い合わせたくなる。
原因:M48 アダプタは出荷時に SQA70 本体のリア端にすでに装着されており、別パッケージで同梱されていないため。公式の同梱物リストでは「SQA70 OTA(M48 アダプタ込み)/M42 アダプタ/M54 アダプタ/オックスフォード布袋/検品票/取扱説明書」と並んでいる。
対処:取説と検品票の同梱物表を確認し、本体リア端を覗いて M48 アダプタが既装着であることを確認する。M42 と M54 のみ別袋で入っているのが正しい状態。
出典: Askar SQA70 User's Manual page 3(「a SQA70 OTA (Includes an M48 adapter), an M42 adapter, an M54 adapter, an Oxford cloth bag, an inspection list, a manual」)
原因 2|ファインダーベースが片側にしか付いていないように見える
症状:ファインダーや ASIAIR・ミニガイド鏡を載せようとしたら、目に付くのが 1 か所だけで「もう 1 か所を別途買う必要があるのか」と悩む。
原因:SQA70 はフォーカサーの両側にファインダーベースが 2 か所、さらに鏡筒上部ハンドル側にもファインダーベースが用意されているが、出荷時の包装状態だと反対側のベースが見えにくい角度にあるため。
対処:フォーカサー左右両側を確認する。公式仕様では「On both sides of the focuser, there are two finder bases」と明記されており、ガイド鏡とファインダーを同時に載せる構成が標準想定。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ、Scopetrader 新製品発表(2025-03-07)「Dual finder bases on both sides of focuser」
原因 3|Vixen アリガタの長さが足りるか不安になる
症状:赤道儀のサドルに載せるとき、アリガタの長さが短く重心が出にくい気がする。
原因:SQA70 標準同梱の Vixen 規格アリガタは 290mm。70mm 鏡筒として標準的な長さだが、ガイド鏡やフィルターホイール・カメラを総重ねすると重心が後ろに寄り、アリガタの可動範囲が足りなくなることがある。
対処:まずは標準アリガタで重心位置を確認し、足りない場合は鏡筒バンド側面の M4 / M6 ねじ穴を使って延長アリガタや追加プレートを取り付ける。
出典: Askar SQA70 User's Manual page 2「standard Vixen-style dovetail plate measures 290mm」、High Point Scientific 製品ページ「M4 / M6 threaded holes on both sides of the tube ring」
原因 4|オックスフォード布製ポーチでの長期保管はカビが心配になる
症状:公式同梱の布袋に入れて押入れにしまっておくと、湿気でレンズに曇りが出ないか不安。
原因:同梱のオックスフォード布袋は「持ち運び・遮光・キズ防止」を目的とした布製ポーチであり、防湿庫・除湿剤の代替にはならない(公式の用途記載は梱包用カバーのみ)。
対処:長期保管は除湿剤と一緒に専用ケースに入れるか、防湿庫を併用する。布袋単体での密閉保管は避ける。
※湿度管理は望遠鏡一般の保守知識であり、公式マニュアルには明記がありません。
出典: Askar SQA70 User's Manual(同梱物として「Oxford cloth bag」のみ記載、湿度管理に関する公式言及なし。本項は望遠鏡一般の保守知見として記載)
② フォーカサーの動作・固さ・滑り
原因 5|フォーカスノブが 2 つあるのに片方しか使っていない
症状:大きいノブだけで合わせていて、いつまでも微妙にピントが詰めきれない。
原因:SQA70 のフォーカサーは「Coarse adjustment handwheel(粗動)」と「Fine adjustment handwheel(微動)」の2 軸デュアルスピード構成で、微動側を使うと粗動の約 1/10 速度で送られる。これを知らずに粗動だけで詰めるとピントの当たり幅をオーバーシュートしやすい。
対処:粗動でハーフライト程度まで追い込み、最後の追い込みは必ず微動側を使う。電動 EAF を後付けする際も、SQA70 のフォーカサーがデュアルスピードである前提でステップ数を設計する。
出典: Askar SQA70 User's Manual(「Coarse adjustment handwheel」「Fine adjustment handwheel」分離記載、フォーカサーは「dual-speed rack-and-pinion 2.5-inch focuser」)
原因 6|冷えるとピントノブが急に重くなる・滑る
症状:夜露の出る時間帯から、ピントノブが重く感じる、または逆にトルクが落ちて滑る感覚がある。
原因:ラック&ピニオン式フォーカサーは、低温になるとグリスの粘度が上がってトルクが増す、または機構の伸縮差で噛み合いが変わる。これは構造由来の挙動で、SQA70 のフォーカサーも 2.5 インチ ラック&ピニオンであるため同じ傾向を持つ。
対処:外気と十分馴染ませてから操作する(鏡筒の温度順応と同じ要領)。トルクが恒常的に偏る場合はフォーカサー側面の調整ネジで噛み合いを再調整するか、販売店経由でメーカー点検に出す。
※「冷えるとグリス粘度が変わる」のは精密機械一般の現象です。SQA70 の取説には温度トルクの明記はありません。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ(フォーカサー構造)、低温トルク特性は精密機械全般の知見として記載(公式マニュアル非明記)
原因 7|重いカメラを付けるとフォーカサーが垂れる(保持力不足の体感)
症状:冷却カメラ+フィルターホイール+OAG など重い構成を着けると、ドローチューブが自重で少し戻ってしまう感覚がある。
原因:SQA70 はラック&ピニオン式 2.5 インチ フォーカサーを採用しており、ドローチューブのロックネジで固定する設計。ロックネジを締めない状態だと、機械的にはピニオンの摩擦のみで荷重を保持することになり、重い構成では戻りやすくなる。
対処:ピント合わせ後に必ずドローチューブのロックネジを締めて、自重戻りを止める。EAF を後付けする場合は、EAF 取り付け後でもロックネジを操作できる向きに装着するか、ロックネジ位置と EAF アーム位置の干渉を事前に確認する。
出典: Askar SQA70 User's Manual(ドローチューブのロックネジ記載、フォーカサーは 2.5 インチ ラック&ピニオン)
原因 8|フォーカス可動量が足りない・最後まで送りきれない
症状:カメラを近づけてもピントが内側に届かない、または遠方の星でも外側に外れる。
原因:SQA70 のフォーカサー総可動量は 32mm。バックフォーカスがこの 32mm の中で吸収できないオフセットになると、いくらフォーカサーを回しても合焦点に届かない。
対処:カメラのセンサー位置から逆算して、35.5mm 厚(フィルターホイール、EFW、OAG 込み)でリア端が推奨 55mm(許容 37–68mm)に収まる構成にする。OAG・EFW を入れる場合は、それらの「セットバック寸法」を仕様表から先に合算する。
出典: Askar SQA70 User's Manual page 2「dual-speed rack-and-pinion 2.5-inch focuser with 32mm of focusing travel」、Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「Support 37-68mm range (Recommended connection length is 55mm)」
原因 9|引き出し型ドローチューブが完全に戻らない・突き当てが固い
症状:ドローチューブを最内まで戻したつもりでも止まりが甘く、毎回基準位置が違って見える。
原因:SQA70 のフォーカサーは引き出し型のドローチューブ(CNC 加工+反射防止コーティング)で、ロックネジが少しでも噛んでいると最奥まで戻りきらない。
対処:ロックネジを完全に緩めた状態で粗動を最内に送り、突き当たりまで動かしてから微動で 0.5–1 回転戻す。基準位置を作るときは、必ずロックネジを緩めた状態で揃える。
出典: Scopetrader 新製品発表「Internally CNC-machined drawtube with anti-reflective coating」、SQA70 User's Manual(ロックネジ記載)
③ バックフォーカス・スペーシングが合わない
原因 10|フラットナーを買い足そうとして混乱する
症状:「Petzval って書いてあるけど別売フラットナーを買い足さないと周辺が流れるのでは?」と不安になる。
原因:SQA70 はクインタプレット(5 枚玉)Petzval 自己平坦化の光学設計で、フィールドフラットナーは光学系内部に組み込み済み。公式マニュアルにも「Petzval self-flattened structure, eliminating the need for additional calculation of the back focus」と明記されている。
対処:SQA70 は別売フラットナー不要。バックフォーカスは推奨 55mm に合わせ込むだけでフルフレーム 44mm のイメージサークルを得られる前提で、構成を組む。
出典: Askar SQA70 User's Manual page 2「Petzval self-flattened structure, eliminating the need for additional calculation of the back focus」、Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「full frame(44mm)」
原因 11|バックフォーカス推奨 55mm をどう測ればよいか分からない
症状:「55mm 推奨」と書いてあるが、起点(鏡筒側のどこから測るか)が分からない。
原因:SQA70 の「バックフォーカス」は、本体リア端(M48 アダプタの後端の基準面)からカメラのセンサー面までの距離を指す。アダプタを M42 / M48 / M54 のどれに付け替えても、起点はリア端基準。
対処:(1) カメラの仕様表で「フランジバック / バックフォーカス」を確認、(2) 間に入る T リング、フィルターホイール、OAG、延長筒の厚みを合計、(3) 合計を 55mm に合わせるよう延長スペーサーで調整する。SQA70 は許容 37–68mm の幅があるので、ピッタリ 55mm でなくてもこの範囲なら合焦点に届く。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「Support 37-68mm range (Recommended connection length is 55mm)」、SQA70 User's Manual page 2
原因 12|M42 / M48 / M54 のどれを使うか迷う
症状:同梱アダプタが 3 種類あって、どれを使えばよいか分からない。
原因:SQA70 のリア端には、すべてねじピッチ ×0.75の M42 / M48 / M54 という 3 種のアダプタが用意されている(公式表記:「M42/M48(with M48×0.75 filter thread)/M54 adapters」)。カメラ・フィルターホイール側のねじ径に合わせて選ぶのが基本。
対処:(1) フルフレーム冷却カメラ → 一般に M54 推奨(M48 だとケラレるおそれ)、(2) APS-C / 4/3 → M48 で十分、(3) DSLR・ミラーレス(T リング併用) → M48 / M42 のどちらか T リング側に合わせる。アダプタは滑り止め加工(toothed and ribbed)が施されており、工具なしで付け替えできる。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「M42/M48(with M48×0.75 filter thread)/M54 adapters」、High Point Scientific 製品ページ「toothed and ribbed」
原因 13|BF が許容範囲内でも周辺がわずかに流れる
症状:BF を 55mm 付近で組んだのに、コーナーで星が少し伸びる気がする。
原因:SQA70 はフルフレーム 44mm イメージサークル想定で設計されているが、BF は 55mm の±数 mm の範囲で星像が最良になる仕様。許容範囲 37–68mm はあくまで「合焦点に届く幅」であって、「コーナー星像が常に最良になる幅」ではない。
対処:カメラ・フィルター・OAG の厚みを再計測し、目標を 55mm にピン留めする。延長スペーサーは 1mm / 0.5mm 単位のシム(パーフェクトスペーサー類)で詰める。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「Support 37-68mm range (Recommended connection length is 55mm)」、SQA70 User's Manual page 2
④ 360° ローテーター操作・固定
原因 14|構図を回転させたあと、フォーカスがズレているように見える
症状:ローテーターを回して構図を変えたら、再オートフォーカスで合焦点が変わっていた。
原因:SQA70 のローテーターはフォーカサーの後ろに位置する 360° 機構で、ロックネジが甘いとカメラ回転中にわずかにチルトが入ることがある。また、回転前と後で BF 系の取り回しが微妙に変わると、ピント位置も移動して感じられる。
対処:(1) 構図を決めたあとはローテーターの大型ロックネジを必ず締める(公式は「enlarged locking screw for easy locking even under high tension loads」と表記)、(2) 構図変更後は必ずオートフォーカスを再実行する。
出典: Askar SQA70 User's Manual、Scopetrader 新製品発表「360° high-precision rotator with a precision scale」「enlarged locking screw」
原因 15|「次回も同じ構図」が再現できない
症状:前夜と同じ天体を撮るのに、構図が微妙にズレてしまう。
原因:SQA70 のローテーターには目盛(scale)が刻まれている。これを使って「前回の角度」を記録しておかないと、再現性のある構図が出せない。
対処:撮影終了時にローテーターの目盛位置をメモ(または ASIAIR / NINA の「PlateSolve & Rotate」を使って角度を保存)。次回起動時はその目盛位置に合わせてから本撮影に入る。
出典: Askar SQA70 User's Manual page 2「360° high-precision rotator with a precision scale」
原因 16|カメラを回転させると BF が変わったように感じる
症状:ローテーターを回した瞬間、ピントが甘くなる。
原因:ローテーターのロックネジが甘い、または BF 系のねじ接続(M48 / M54 アダプタ)が緩いと、回転トルクで光路長が変わることがある。
対処:(1) BF 接続部(M48 / M54 各ねじ)を均等トルクで締め直す、(2) ローテーターのロックネジを締める、(3) ロックネジを締めても回転で動く場合は、回転前にカメラ重量を一旦支えてからゆっくり回す。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ(ねじピッチ ×0.75)、SQA70 User's Manual(ローテーター・ロックネジ記載)
⑤ EAF(電動オートフォーカサー)取り付け・動作
原因 17|純正 SQA55 AF Kit を SQA70 にそのまま付けて良いか分からない
症状:「SQA70 にも SQA55 AF Kit を流用できる」と読んだことがあるが、公式の対応表記が見つからない。
原因:Sharpstar 公式の SQA55 AF Kit 製品ページには「specially designed for the SQA55(SQA55 専用に設計)」と明記されており、SQA70 への公式対応は記載されていない。フォーカサーノブ径や取付ねじピッチが鏡筒モデルごとに異なる可能性があるため、公式は「SQA70 対応」を約束していない。
対処:SQA70 への EAF 装着は、(1) 公式マニュアル page 1 に記載のあるオプション EAF 装着手順(M4 ねじでブラケット固定)に従う、(2) ZWO EAF / EAF Pro の汎用ブラケットを別途準備する、(3) 純正 SQA55 AF Kit を試す場合は自己責任かつ販売店に SQA70 対応確認をしたうえで導入する。
出典: Sharpstar 公式 SQA55 AF Kit 製品ページ「specially designed for the SQA55」、SQA70 User's Manual page 1(オプション EAF 取り付け手順)
原因 18|EAF ブラケットの取り付けねじが分からない
症状:EAF を装着しようとしたが、SQA70 のフォーカサー側面にどのねじでブラケットを固定するか確証が持てない。
原因:SQA70 公式マニュアル page 1 には「optional EAF (Electronic Auto Focuser), including removal procedures and motor bracket mounting with M4 screws」と記載されており、EAF ブラケットは M4 ねじでフォーカサー側に固定する仕様。
対処:EAF 側に付属する M4 ねじ(または ZWO 純正の汎用ブラケットに同梱される M4 ねじ)を使い、公式マニュアルの手順どおりに既存ノブ→ブラケット→モータの順で組む。
出典: Askar SQA70 User's Manual page 1「motor bracket mounting with M4 screws」
原因 19|EAF を着けたらフォーカサーが手で回らなくなった
症状:EAF を装着してから、手動ノブで微調整しようとしてもガッチリ固定されている。
原因:EAF は基本的にフォーカサーシャフトに直結(または減速プーリ経由)するため、装着後は手動と電動の切替がモータ側のクラッチ/離脱機構次第になる。SQA70 のフォーカサー側にクラッチは無く、EAF 側の「手動切替」「カップリング外し」を使うか、いったん EAF を外して手動運用するのが基本。
対処:EAF 側マニュアルの「手動運用への切替手順」に従う。ZWO EAF Pro 系であれば、カップリングを緩めるとフォーカサー側ノブを単独で回せる。
出典: Askar SQA70 User's Manual page 1(EAF 取り付け手順)/SQA70 取説には「手動と電動の切替」項目はなく、本項は EAF 一般運用の知見として記載
原因 20|ベルト駆動 AF キットでベルトが届かない・テンションが緩い
症状:純正 SQA55 AF Kit を流用しようとしたら、付属ベルトが届かない/テンションがゆるい。
原因:純正 SQA55 AF Kit は 4 本の MXL タイミングベルト(長さ違い)と 2 個の MXL プーリー、テンショナープーリーを同梱する設計だが、ベルト長は SQA55 のフォーカサーノブ径を前提に選定されている。SQA70 はノブ径やプーリ位置が異なる可能性があり、最長のベルトでも届かない/テンショナーで吸収しきれない場合がある。
対処:(1) 同サイズ MXL ベルトを長さ違いで別途準備、(2) テンショナープーリの位置を再調整、(3) SQA70 公式は SQA55 AF Kit を SQA70 対応とは謳っていないため、不確実性を許容できない場合は ZWO EAF Pro の直接駆動ブラケットを使う。
出典: Sharpstar 公式 SQA55 AF Kit 製品ページ「4 MXL synchronous belts of different lengths, 2 MXL synchronous pulleys, a tensioner pulley」(SQA70 対応の明記なし)
原因 21|EAF のステップ数とフォーカス可動量が合っていない
症状:EAF を装着して NINA / ASIAIR でオートフォーカスを走らせたが、ステップ数と移動量の関係が掴めない。
原因:SQA70 のフォーカサー総可動量は 32mm。EAF のステップ密度はカメラ側で設定するため、可動量を 32mm として上限を制限する設定をしておかないと、合焦点を行き過ぎてラックの端まで送り続けてしまう。
対処:EAF の「Max Step」設定で、可動量 32mm に相当するステップ数を上限にする。ZWO EAF Pro / EAFN ならステップ/μm の感度から逆算して 32mm(= 32000μm)の上限を計算する。
出典: Askar SQA70 User's Manual page 2「32mm of focusing travel」
⑥ チューブリング・アリガタ・マウンティング
原因 22|重心が後ろに寄って、赤道儀のバランスが取れない
症状:フルフレーム冷却カメラとフィルターホイール、OAG を搭載すると、鏡筒バンド範囲内ではバランスが取れない。
原因:SQA70 の OTA 単体重量は 2.68kg、鏡筒バンド・アリガタ込みで 3.5kg と軽量だが、リア側に重量物を集中させる構成では重心が後ろに大きく動く。標準同梱の 290mm Vixen アリガタの長さに依存して可動範囲が決まるため、サドル位置のスライドだけでは追いつかないことがある。
対処:(1) 鏡筒バンド側面のM4 / M6 ねじ穴を活用して延長プレート(より長い Vixen アリガタ)を取り付ける、(2) 鏡筒バンドの位置自体を前後にずらす、(3) ガイド鏡を前寄りに移して重心を前にバランスさせる。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「OTA Weight 2.68kg / Gross Weight 3.5kg」、High Point Scientific 製品ページ「M4 / M6 threaded holes on both sides of the tube ring」
原因 23|ハンドル上のファインダーベースに何を載せて良いか分からない
症状:鏡筒バンドのハンドル上にもベースのような溝がある。これは何用?
原因:SQA70 はチューブリングの上部ハンドル内側にマルチ機能ファインダーベースを備えており、ファインダーだけでなく、ガイド鏡やキャリーハンドル系の追加アクセサリを載せる用途を想定している。
対処:ASIAIR のような小型コンピュータや、追加のガイド鏡(ミニガイド鏡)をハンドル上ベースに固定すると、ケーブル取り回しがすっきりする。Vixen 規格のシューを共有しているので、ZWO ミニガイド鏡用シューもそのまま使える。
出典: High Point Scientific 製品ページ「The handle on the top of the tube ring is slotted with a multi-functional finder base」
原因 24|鏡筒バンドのねじ穴に何を留めるか迷う
症状:鏡筒バンド側面に複数の M4 / M6 ねじ穴がある。
原因:SQA70 のチューブリング両側には M4 と M6 のねじ穴が各 4 か所あり、延長アリガタ、サブプレート、ASIAIR ブラケット、ケーブルガイド、追加ファインダーシューなどの装着用に用意されている。
対処:(1) 延長 Vixen / Losmandy アリガタを下側に追加、(2) ASIAIR / 配線ボックスを側面に固定、(3) ガイド鏡用クランプを上下どちらかに取り付ける、といった構成自由度を活用する。
出典: High Point Scientific 製品ページ「4 M4 and M6 threaded holes on both sides of the tube ring」
⑦ デューフード・結露・温度順応
原因 25|夜露が出る時間帯にレンズが結露する
症状:湿度の高い夜、前玉に夜露が付き、画像が一気に甘くなる。
原因:SQA70 はリトラクタブル(引き出し型)のデューフードを備えているが、長さ自体は収納時 332mm / 伸張時 372mmで、強い放射冷却下では結露を完全には防げない。フードは「夜露の到達を遅らせる」役割で、結露を完全に防止する装置ではない。
対処:(1) フードを必ず伸張位置にする(収納のまま運用しない)、(2) フードヒーターバンドを巻く(一般的な結露対策。SQA70 の取説には記載なし)、(3) ヒーターの目安は前玉付近で外気温 + 2–3℃ を維持する設定。
※フードヒーターは望遠鏡一般の結露対策で、SQA70 の公式マニュアルにはヒーター推奨記載はありません。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「332mm(dew shield retracted)/372mm(extended)」、フードヒーターは望遠鏡一般の保守知見
原因 26|温度馴染みが終わらず星像が膨らむ
症状:セットアップ直後の最初の数枚で、星像が膨張気味になる。
原因:5 枚玉構成の SQA70 はガラス枚数が多いため、室内温度から外気温に馴染むまでに時間がかかる(厳冬期はとくに)。これは光学系一般の現象で、SQA70 に固有の不具合ではない。
対処:外気に出してから20–30 分以上放置してから本撮影に入る。フードは伸張位置にしておく。
※温度順応時間は望遠鏡一般の知識であり、SQA70 の取説には明記されていません。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「Quintuplet petzval APO」(5 枚玉の構成根拠)/温度順応時間は望遠鏡一般の保守知見
原因 27|デューフードがロックされず勝手に縮む
症状:俯角の構図にすると、デューフードがズルッと縮んでしまう。
原因:SQA70 のリトラクタブルフードはロックネジ付き設計だが、ネジを締め忘れると鏡筒の自重と振動でフードが滑り落ちる。
対処:フードを伸張位置に合わせたら、必ずロックネジを締める。冷えで樹脂部分が収縮するとロックが甘くなることがあるので、撮影中に時々確認する。
出典: Askar SQA70 User's Manual(デューフードのロックネジ記載)
⑧ 星像が悪い・色がにじむ・周辺が流れる
原因 28|光軸(チルト)が出ていて片側だけ星が伸びる
症状:画面の片側だけ星が伸びている/流れている。
原因:SQA70 自体は Petzval 自己平坦化で光学系が組み込み済みのため、像面湾曲は補正されている。それでも周辺が片側だけ流れる場合は、カメラ側センサーのチルト、または BF 接続部(M48 / M54 アダプタやフィルターホイール)のねじ込み甘さに起因することが多い。
対処:(1) BF 接続部のねじを均等トルクで再度締め込む、(2) Askar 純正の Focal Plane Adjuster(M54 系のチルト調整リング)など、回転=光路長一定のチルト調整器を導入する、(3) ASTAP / NINA の「3 点法」「Aberration Inspector」で偏りを定量化してから調整する。
出典: Askar SQA70 User's Manual page 2「Petzval self-flattened structure」、High Point Scientific 製品ページ(Askar Focal Plane Adjuster の役割記載)
原因 29|色収差(青ハロー・赤フリンジ)が出ている
症状:明るい星の周りに薄く青や赤のにじみがある。
原因:SQA70 は ED ガラス 2 枚を含む 5 枚玉 Petzval で色収差を相当低く抑えた光学系(公式表記:縦色収差カーブが「very small spacing and even coincide」)。それでも非常に明るい恒星(0 等級級)では微小な残存色収差が見えることがある。BF が許容範囲を外れているとさらに目立つ。
対処:(1) BF を推奨 55mm に合わせる、(2) フィルター(UV/IR カット)を必ず入れる、(3) 露出を少し短くして輝度クリップを抑える。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ(クインタプレット ED 2 枚の構成)、High Point Scientific 製品ページ(縦色収差カーブの記載)
原因 30|フルフレーム機でケラレ(周辺減光)が大きい
症状:フルフレーム冷却カメラを着けたら、コーナー部分の明るさが目に見えて落ちる。
原因:SQA70 の公式イメージサークルはフルフレーム 44mm。一方で BF 系の途中に口径の小さいアダプタ(M42 アダプタ)が入ると、フルフレームのコーナー光束をケラル可能性がある。
対処:フルフレームの場合は必ずM54 系で組み、間にも小径アダプタを挟まない。BF 距離を 55mm 近くに揃え、フィルターホイールも M54 ベースのものを使う。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「full frame(44mm)」「M42/M48(with M48×0.75 filter thread)/M54 adapters」
原因 31|内面反射でゴーストが出る
症状:明るい星の付近に薄いゴーストや反射光が見える。
原因:SQA70 のドローチューブは内側 CNC 加工+反射防止コーティングを施した設計(公式仕様)だが、リア側に接続したフィルターホイールやアダプタ内面が安価で反射しやすい場合、明るい星周辺で内面反射が発生することがある。
対処:(1) BF 系のアダプタ/延長筒の内側に植毛紙やつや消し処理を行う、(2) フィルターホイール内側のつや消し状態を確認、(3) 1 枚絞り解析で「ゴーストの方向」を見て、原因のアダプタを特定する。
出典: Scopetrader 新製品発表「Internally CNC-machined drawtube with anti-reflective coating」
⑨ カメラ・ガイド鏡・アクセサリ接続
原因 32|ガイド鏡をどこに載せるか迷う
症状:SQA70 にガイド鏡を載せたいが、推奨ベースが分からない。
原因:SQA70 はフォーカサーの左右両側にファインダーベース(Vixen 規格)が 2 か所、さらに鏡筒上部ハンドル内側にもマルチ機能ベースを備える。
対処:(1) ASIAIR + ミニガイド鏡なら、フォーカサー両側のどちらかに ZWO ミニガイド鏡用シューを装着、(2) ハンドル上ベースに ASIAIR 本体を載せ、ガイド鏡を別ベースに、(3) フィルターホイール側の取り回しを優先する場合は反対側ベースを選ぶ。Vixen 規格のシューはどのベースでも使える。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「On both sides of the focuser, there are two finder bases」、High Point Scientific 製品ページ「multi-functional finder base on the handle」
原因 33|OAG(オフアキシスガイダー)が入りにくい
症状:OAG を入れたいが、BF 計算が複雑で詰まらない。
原因:SQA70 の BF は推奨 55mm(許容 37–68mm)と幅が広めに取られているため、OAG(一般に 17mm 厚前後)+フィルターホイール(一般に 20mm 厚前後)+カメラセンサーのフランジバック(一般に 12.5mm 前後)の合算が 55mm 近くに収まる構成は多くのカメラで可能。
対処:(1) OAG(17.5mm)+ EFW(20mm)+カメラ(17.5mm = ZWO 冷却カメラ標準)の組合せで合計 55mm になるよう延長スペーサーを足し引きする、(2) BF 上限 68mm までは合焦点に届くので、初回は余裕を持って組んで実測しながら詰める。
出典: Sharpstar 公式 SQA70 製品ページ「Support 37-68mm range (Recommended connection length is 55mm)」(OAG/EFW/カメラの厚みは各メーカー仕様による)
原因 34|2 インチ アイピース(眼視)の使い方
症状:眼視観望もしたいが、リア端のアダプタにどうやって 2 インチ アイピースホルダを取り付けるか分からない。
原因:SQA70 は本来「アストログラフ(撮影用)」として設計されているが、リア端アダプタが M42 / M48 / M54 と汎用ねじになっているため、2 インチ アイピースホルダ(M48 接続のもの)を介して眼視も可能。
対処:(1) M48→2 インチ スリーブ変換アダプタを介して 2 インチ ダイアゴナル・アイピースホルダを取り付ける、(2) 眼視時はフード伸張+温度馴染みを十分にとる、(3) 太陽は絶対に望遠鏡で直視しない(公式安全警告:「DO NOT LOOK AT SUN THROUGH TELESCOPE. IT WILL CAUSE IRREVERSIBLE DAMAGE TO YOUR EYES」)。
出典: Askar SQA70 User's Manual page 1(安全警告/アダプタ M48×0.75)
⑩ 基本スペック早見表(公式マニュアル準拠)
本記事中で参照した SQA70 の基本仕様を、Sharpstar / Askar 公式(SRC-1 / SRC-4)に基づいてまとめます。
| 項目 | 値 | 出典 |
|---|---|---|
| アパチャー | 70mm | SRC-1 / SRC-4 |
| 焦点距離 | 336mm | SRC-1 / SRC-4 |
| F 値 | f/4.8 | SRC-1 / SRC-4 |
| 光学設計 | クインタプレット(5 枚玉)エアスペースド Petzval APO(うち ED 2 枚) | SRC-1 / SRC-4 |
| イメージサークル | フルフレーム 44mm | SRC-1 |
| バックフォーカス | 推奨 55mm、許容 37–68mm | SRC-1 |
| フォーカサー | 2.5 インチ ラック&ピニオン デュアルスピード(粗動/微動分離) | SRC-4 |
| フォーカス可動量 | 32mm | SRC-4 |
| ローテーター | 360°(目盛付・大型ロックネジ) | SRC-4 / SRC-6 |
| リア端アダプタ | M42×0.75 / M48×0.75(M48 フィルター内ねじ付)/ M54×0.75 の 3 種同梱 | SRC-1 |
| フード収納時 全長 | 332mm | SRC-1 |
| フード伸張時 全長 | 372mm | SRC-1 |
| OTA 重量 | 2.68kg | SRC-1 |
| 総重量(リング・アリガタ込み) | 3.5kg | SRC-1 |
| Vixen アリガタ長 | 290mm(標準同梱) | SRC-4 |
| ファインダーベース | フォーカサー両側 2 か所+ハンドル上 1 か所 | SRC-1 / SRC-9 |
| 同梱物 | SQA70 OTA(M48 アダプタ付)、M42 アダプタ、M54 アダプタ、オックスフォード布袋、検品票、取扱説明書 | SRC-4 |
⑪ 関連商品|商品ページ・公式 LINE のご案内
本記事で扱った Askar SQA70 と、組み合わせ例で言及した電動フォーカサーの商品ページです。在庫・価格は変動するため、最新情報は公式 LINE でご案内します。
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最終更新: 2026-06-25/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は Sharpstar / Askar 公式マニュアル(SQA70 User's Manual 2025-03-11 英文版)および Sharpstar 公式製品ページに基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。
FAQ|よくあるご質問
Q1. SQA70 にフィールドフラットナーは必要ですか?
A. 不要です。SQA70 はクインタプレット Petzval 自己平坦化構造で、別売フラットナーなしでフルフレーム 44mm のイメージサークルを得られます。バックフォーカスの精密計算も基本的に不要で、推奨 55mm(許容 37–68mm)の範囲で組めば合焦点に届きます(公式マニュアル page 2 参照)。
Q2. 純正の SQA55 AF Kit を SQA70 にそのまま装着できますか?
A. 公式には SQA55 AF Kit は「SQA55 専用」として案内されており、SQA70 への公式対応表記はありません。試したい場合は自己責任で、ベルト長や取付ねじ位置を実機で確認のうえご検討ください。SQA70 公式マニュアルには「オプション EAF を M4 ねじでブラケット固定する」手順は記載されています。
Q3. ZWO の EAF(Pro / EAFN)を SQA70 に取り付けできますか?
A. SQA70 公式マニュアルは「オプション EAF」の取り付け手順(M4 ねじでブラケット固定)を記載していますが、特定の ZWO 製品名は明記していません。実装上は ZWO EAF Pro / EAFN を流用する例はありますが、ブラケット形状やシャフトカップリングを別途準備する必要があります。
Q4. バックフォーカス 55mm はどこから測りますか?
A. SQA70 本体リア端(M48 アダプタが既装着の状態でのリア端基準面)からカメラのセンサー面までの距離が 55mm(許容 37–68mm)です。間に入るフィルターホイール、OAG、T リング、延長スペーサーの厚みを合算して 55mm に近づけます。
Q5. フルフレーム冷却カメラを使うときに、M42 / M48 / M54 のどれを選べばよいですか?
A. フルフレーム(イメージサークル 44mm)の場合はM54系で組むのが安全です。光路の途中で M42 のような小径アダプタが入ると、コーナー光束をケラル可能性があります。M48 / M42 は APS-C / 4/3 / DSLR・ミラーレスでの利用が中心です。
Q6. デューフードのロックが効かず勝手に縮みます。
A. SQA70 のリトラクタブルフードはロックネジ付きです。伸張位置に合わせたあと、必ずロックネジを締めてください。冷えると樹脂部分が収縮してロックが甘くなる場合があるので、撮影中は時々確認することをおすすめします。
Q7. SQA70 を長期保管するときの注意点は?
A. SQA70 公式同梱のオックスフォード布袋は持ち運び・遮光用で、防湿庫の代替にはなりません。長期保管時は除湿剤と一緒に専用ケースに入れるか、防湿庫の併用をご検討ください(公式マニュアルには湿度管理の明記はなく、本項は望遠鏡一般の保守知識として記載しています)。
Q8. SQA70 で太陽撮影はできますか?
A. 専用の太陽フィルター(適切な減光フィルター)を前玉側に装着しない限り、絶対に太陽方向に向けないでください。SQA70 公式マニュアルは page 1 で「DO NOT LOOK AT SUN THROUGH TELESCOPE. IT WILL CAUSE IRREVERSIBLE DAMAGE TO YOUR EYES」と明記しており、不可逆な眼の損傷リスクがあります。
参考にした一次情報
- Askar/Sharpstar 公式 製品ページ SQA70(仕様、アダプタ、ローテーター、ファインダーベース、BF 範囲、重量、イメージサークル)
- Askar/Sharpstar 公式 ダウンロードページ — SQA70 User's Manual(2025-03-11 公開、英文版 PDF)
- Askar SQA70 User's Manual(英文版・全 7 ページ)(同梱物、フォーカサー構成、Petzval 自己平坦化、EAF オプション取付手順、安全警告)
- Sharpstar 公式 SQA55 AF Kit 製品ページ(「SQA55 専用」表記、ベルト・プーリ同梱物、ZWO EAF Pro / Touptek 対応)
- Scopetrader 新製品発表(2025-03-07 launch)(リトラクタブル設計、CNC ドローチューブ、両側ファインダーベース)
- Agena Astro SQA70 製品仕様(米国販売店)(フォーカサー詳細、BF 範囲)
- High Point Scientific SQA70 製品仕様(米国販売店)(チューブリングねじ穴 M4 / M6、ハンドル上ベース、滑り止め加工アダプタ)
- Altair Astro SQA70 製品仕様(英国販売店)(重量、フード長、BF 範囲)
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最終更新: 2026-06-25/執筆: 天体ショップ スタッフ/記事内のすべての技術情報は Sharpstar / Askar 公式マニュアル(SQA70 User's Manual 2025-03-11 英文版)および Sharpstar 公式製品ページに基づいて記載しています。弊社内部統計や実績数値は記載していません。一次情報で裏取りできない項目は削除してあります。