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ZWO ASI183MC(カラー・非冷却)|Sony IMX183 搭載 1インチ 2018万画素 USB3.0 CMOSカメラ
ZWO ASI183MC は、1インチサイズ Sony IMX183 裏面照射型 CMOS センサーを搭載したカラー・非冷却モデルの天体撮影/撮像用 USB3.0 カメラです。有効2018万画素(5496×3672)/2.4μm 細密ピクセル/量子効率ピーク 84%/読出ノイズ 1.6e@30dB ゲイン/12bit ADC /フルウェル 15,000e /フル解像度 19fps という仕様で、月・惑星・太陽の高解像撮影、短焦点鏡筒での散開星団・星雲・銀河の電視観望(EAA)、デジスコ・野鳥撮影 まで、1台で幅広いシーンに対応します。初期不良60日対応+3年保証でお届けします。
スペック早見表
※ メーカー公表値および国内正規流通情報に基づきます。仕様は予告なく変更される場合があります。
| ブランド | ZWO(Astronomical Imaging Cameras) |
|---|---|
| 製品名 | ZWO ASI183MC(カラー/非冷却モデル) |
| センサー | Sony IMX183CQJ-J(カラー・裏面照射型 CMOS) |
| センサーサイズ | 13.2 × 8.8 mm(対角 15.86 mm/1 インチクラス) |
| 有効画素数 | 約 2,018 万画素 |
| 解像度 | 5496 × 3672 |
| ピクセルサイズ | 2.4 μm × 2.4 μm |
| シャッター | ローリングシャッター |
| 露出時間 | 32 μ秒 〜 2,000 秒 |
| ADC | 12bit(10bit 高速モード選択可) |
| 量子効率(QE peak) | 84% |
| 読出ノイズ | 1.6e(Gain 30dB 時) |
| ダイナミックレンジ | 12 stop(Gain=0 時) |
| フルウェル容量 | 15,000e |
| フレームレート(USB3.0/12bit) | 5496×3672:19fps / 3840×2160:36fps / 1920×1080:70fps / 1280×720:103fps |
| インターフェース | USB 3.0 Type-B(USB 2.0 互換) |
| オートガイドポート | ST-4 互換(RJ-11/6極6芯モジュラー) |
| 接続規格 | 1.25"(31.7mm)/ T2(M42×0.75)/ 2"(50.8mm) |
| バックフォーカス | 本体 6.5mm(T2 アダプタ装着時 17.5mm) |
| 外径 | 62 mm(突起部除く) |
| 重量 | 約 120 g(本体・レンズ含まず) |
| 保護窓 | AR コート ウィンドウ |
| 電源 | USB バスパワー |
| 動作温度/湿度 | −5℃〜45℃ / 20%〜80% |
| 付属品 | USB3.0 ケーブル、ST-4 互換 RJ-11 ガイドケーブル、T2→1.25" スリーブアダプタ、T2→1.25" フィルターアダプタ、1.25" キャップ、2" キャップ、ドライバー/ソフトウェア CD、クイックガイド |
ASI183MC の特長
1インチサイズ Sony IMX183 裏面照射型 CMOS センサー
ASI183MC が搭載する Sony IMX183CQJ-J は、1 インチクラス(対角 15.86mm/13.2×8.8mm)のカラー裏面照射型 CMOS センサーです。裏面照射型構造により、配線層の影響を受けずに受光面で光を効率的に取り込めるため、暗い天体に対しても高い信号レベルを得られます。QE ピークは 84% と、同価格帯の天体カメラの中でも最高水準で、Hα 領域でも 60% を超える感度を維持します。微弱な発光星雲・銀河の腕構造を、短時間露光でも効率良く拾い上げられる点が大きな強みです。
2.4μm 細密ピクセル × 2018万画素 — 月・惑星・太陽で圧倒的な解像感
ピクセルピッチは 2.4μm × 2.4μm と、CMOS 天体カメラのなかでも特に細かい部類です。2018 万画素という高い画素数と組み合わせることで、月の海とクレーターの境界、惑星表面の微細な縞模様、太陽(要適切な減光フィルター)の黒点や粒状斑など、シーイング限界に迫る微細構造を直接サンプリングできます。長焦点鏡筒(焦点距離 1000〜2000mm のシュミットカセグレン・MAK・APO屈折)と組み合わせれば、惑星画像のラッキーイメージング素材としても優秀です。
低ノイズ・広ダイナミックレンジ — シャドウからハイライトまで一気に
読出ノイズは Gain 30dB 時で 1.6e と、長時間露光・高ゲイン撮影でも背景ノイズを低く抑えられる水準です。ダイナミックレンジは Gain=0 時で 12 stop、フルウェル容量は 15,000e。明るい星のコアを白飛びさせず、同じ画面の中で暗い星雲のシャドウディテールも残せるため、コントラストの大きい対象(オリオン大星雲のトラペジウム周辺、月面の明暗境界線など)の階調表現に有利です。
USB 3.0 で 19fps — 高速読み出しによるラッキーイメージング適性
フル解像度(5496×3672)で USB 3.0 接続時 19fps、4K 切り出し(3840×2160)で 36fps、フル HD(1920×1080)で 70fps、HD(1280×720)で 103fps を発揮します。シーイングの良い瞬間だけを採用する ラッキーイメージング(多数フレームを撮影してスタック対象を選別)に必要な高速連写性能が確保されており、惑星撮影・月面拡大撮影・太陽撮影といった用途に向いています。USB 2.0 でも動作しますが、ハイフレーム数を活かすには USB 3.0 ポート+良質なケーブルでの運用を推奨します。
1.25" / T2 / 2" のマルチ接続 — 鏡筒・アクセサリ選びに自由度
ASI183MC は 1.25"(31.7mm)スリーブ、T2(M42×0.75)ネジ、2"(50.8mm)スリーブ の 3 規格に対応します。フィルタードロワー(M42 / M54)、フィルターホイール(EFW)、デジカメレンズアダプタ、テレコンバータなど、さまざまなアクセサリと組み合わせやすく、観望・撮影・デジスコまで構成を組み替えて使えます。バックフォーカスは本体単体で 6.5mm、T2 アダプタ装着時 17.5mm を基準に、CMOS 撮影では合計 55mm をターゲットにスペーサーを設計します。
軽量 120g・コンパクト 62mm 外径 — ガイド鏡や小型鏡筒との相性も良好
本体重量は 約 120g(レンズ含まず)、外径 62mm。短焦点ガイドスコープ・小口径アストログラフ・サブ系統での電視観望機など、軽量バランスを重視する構成にも余裕で組み込めます。AM3N/AM5N のようなハーモニックドライブ赤道儀の負荷バランスを崩さず、ASIAIR と組み合わせたコンパクトな撮影セットアップが組めます。
ST-4 互換オートガイド出力搭載 — 1台で「メイン撮像+ガイド代理」も
RJ-11 6 極 6 芯モジュラーの ST-4 互換オートガイドポートを内蔵しており、ガイドカメラとしても利用できます。ビクセン STARBOOK/STARBOOK-S、Celestron CGEM/Advanced、Sky-Watcher EQ3GOTO/EQ5GOTO/EQ8、ケンコー SkyExplorer EQ6/SE II など、ST-4 規格対応の主要赤道儀で動作します。普段はメインの撮像、必要な日はガイドカメラ、というように 1 台 2 役で運用可能です。
USB バスパワー駆動 — 結露対策と組み合わせれば運用が簡素
動作電源は USB バスパワーのみで、別途 12V 電源を用意する必要はありません(冷却モデルである ASI183MC Pro は別途 12V 給電が必要)。撮影現場ではモバイルバッテリーや ASIAIR の USB ハブから電力供給するだけでよく、配線がシンプルにまとまります。ただし非冷却モデルの特性上、長時間露光ではセンサー温度が上がりノイズが増える傾向があるため、極寒期や対象の特性に応じて短時間露光+多数枚スタックで対応するのが基本戦略です。
こんな方におすすめ
- 月・惑星・太陽の高解像撮影を始めたい方:2.4μm × 2018万画素で月面クレーターや惑星表面の微細構造を直接サンプリング
- USB バスパワーで完結する非冷却 CMOS を探している方:12V 電源を別途用意せず、ノートPC やモバイルバッテリーで運用したい方に
- 短焦点鏡筒で電視観望(EAA)を始めたい方:1 インチ+ 2.4μm の組み合わせで、焦点距離 200〜400mm の小型 APO とも好相性
- ガイドカメラ兼サブ撮像系の機材を 1 台で済ませたい方:ST-4 互換ガイド出力と高画素を 1 台で持てる柔軟性
- デジスコ・野鳥撮影など昼間の超望遠撮影にも転用したい方:T2 ネジから一眼レフ用レンズ・アイピース投影・スポッティングスコープ接続まで自由度が高い
- はじめて天体用 CMOS を導入する方:1 台で月・惑星・短焦点星雲・ガイド・電視観望をひと通り体験できる、汎用性の高い入門機を探している方に
使い方・撮影シーン
- 月面クローズアップ・モザイク撮影:シュミットカセグレン C8/C9.25、APO 屈折+バーロー等の 1500mm 以上の長焦点に組み合わせ、19fps で多数フレームを取得 → AutoStakkert! 等でラッキーイメージング → モザイク合成で月全体の超高解像画像へ
- 惑星撮影(木星・土星・火星・金星):1280×720 ROI で 100fps 以上の高速連写。ZWO ADC(大気分散補正プリズム)と組み合わせて低高度の惑星でも色収差の少ない像を確保
- 太陽撮影:適切な太陽減光フィルター(ND5.0 / Hα 太陽望遠鏡)を併用して粒状斑・黒点・プロミネンス(H-alpha)を高解像で撮影。※太陽撮影は減光フィルターを必ず使用してください。直接光を入れると目および機材の重大事故につながります。
- 短焦点 APO で電視観望(EAA):焦点距離 200〜400mm のフラットフィールドアストログラフ(Askar 60F/FMA180Pro 等)と組み合わせ、ASIAIR Plus / Mini で Live Stacking → スマホ/タブレットでリモート観望、SNS 共有用画像生成にも
- 明るい散開星団・球状星団・大型星雲:ASI183MC は非冷却のため長時間露光は得意ではありませんが、明るい対象(オリオン大星雲、プレアデス星団、二重星団 h+χ など)なら短時間露光多数枚スタックで十分な作品が作れます
- ナローバンド系撮影(フィルター併用):ZWO Duo Band Filter(Hα+OIII)、Optolong L-eXtreme などのデュアルバンドフィルターを 1.25" / 2" で挿入し、都市部・月夜でも輝線星雲を撮影可能
- デジスコ・野鳥撮影:T2 ネジ経由でスポッティングスコープ・望遠レンズに接続。日中の超望遠用途、月撮影との両立が可能
よくあるご質問(FAQ)
Q1. ASI183MC(非冷却)と ASI183MC Pro(冷却)はどう使い分けますか?
センサー(Sony IMX183)と基本仕様は共通ですが、Pro はペルチェ素子による 2 段冷却機構と 256MB DDR3 バッファを内蔵し、長時間露光時のダークノイズ・アンプグロー・USB 通信由来のグリッチに強いモデルです。30秒〜数分単位の長時間露光でディープスカイを丁寧に撮りたい場合は Pro、月・惑星・太陽の高速撮影や短時間露光中心の電視観望・デジスコ流用が中心であれば 非冷却の本機で十分能力を活かせます。本機は 12V 給電を必要とせず USB バスパワーで完結するため、機動性・配線の簡素さでもメリットがあります。
Q2. ガイドカメラとしても使えますか?
はい。RJ-11 6 極 6 芯モジュラーの ST-4 互換オートガイドポートを内蔵しており、PHD2/ASIAIR 等のガイドソフトと組み合わせてガイドカメラとして動作します。ただし 2018 万画素・1 インチセンサーはガイド専用としては大きすぎる構成のため、本来的には メイン撮像/太陽月惑星/電視観望のメイン機として使い、ガイドは ASI120MM mini や ASI220MM mini など軽量小型のモノクロガイドカメラに任せる構成が主流です。
Q3. ASIAIR(Plus/Mini/Pro)から制御できますか?
はい。ZWO 純正カメラのため、ASIAIR Plus/ASIAIR Mini/ASIAIR Pro いずれからも認識・制御できます。ASIAIR の USB 3.0 ポートに接続すれば、メインカメラ(Main Camera)として撮影制御・Live Stacking・プレビューが可能です。スマホ/タブレットからのリモート撮影に対応しているため、寒い夜の屋外操作を最小限にしたい方にも向きます。
Q4. バックフォーカスは何 mm を狙えばいいですか?
本機のバックフォーカスは 本体単体で 6.5mm、T2 アダプタ装着時 17.5mm です。CMOS 撮影で標準的な「フルバックフォーカス 55mm」をターゲットに、T2 アダプタを付けた状態から手前にスペーサー(5mm/10mm/16.5mm 等)・フィルタードロワー・フィルターホイール・OAG(オフアキシスガイダー)を組み合わせて合計 55mm に揃えます。各鏡筒のフラットナー/レデューサーが要求するバックフォーカス値はメーカー公表値を必ず確認してください。
Q5. フィルターはどう取り付けますか?
もっとも手軽なのは付属の T2→1.25" フィルターアダプタを使う方法で、1.25"(31.7mm)の光害カットフィルター・デュアルナローバンドフィルター(ZWO Duo Band 1.25" 等)をねじ込むだけで装着できます。2" フィルターを使う場合は ZWO FD-M42-II/FD-M54-II などのフィルタードロワーを介すか、フィルターホイール(EFW 5×1.25" や EFW Mini 等)を組み合わせれば、撮影中の挿し替えも容易です。
Q6. パソコンなしで運用できますか?
ASIAIR シリーズ(Plus/Mini/Pro)と組み合わせれば、PC なし/スマホ・タブレットだけでの運用が可能です。ASIAIR が撮像制御・Live Stacking・GOTO・オートガイド・オートフォーカス(EAF 併用時)を一括で受け持ち、Wi-Fi 経由で iOS/Android アプリから操作します。冬場の屋外でノートPC を扱いたくない方や、遠征先で電源・荷物を最小化したい方に向きます。
Q7. Windows / Mac / Linux いずれでも使えますか?
ZWO は Windows/macOS/Linux 用 ASCOM・Native ドライバを公式配布しています。撮影ソフトとしては ASICap/ASIStudio/FireCapture/SharpCap/N.I.N.A./APT/PHD2/PixInsight など、主要な天体撮影アプリケーションに対応します。Mac/Linux 環境でも INDI 経由で多くの機能を利用できます。最新ドライバ・SDK は ZWO 公式サイトで配布されています。
Q8. ROI(部分読み出し)は可能ですか?
はい。ASI183MC は 任意の領域を切り出して読み出す ROI(Region of Interest)に対応します。惑星撮影では 1280×720 や 800×600 などに切り出すことで読み出し時間を短縮し、フレームレートを劇的に向上させられます。月面拡大撮影・木星・土星のクローズアップ・ラッキーイメージングではこの ROI 機能が必須となります。
Q9. 結露対策はどうすればよいですか?
非冷却モデルとはいえ、夜間の急激な温度低下では保護窓(AR ウィンドウ)に結露が発生する場合があります。汎用のレンズヒーター(USB 給電タイプ)を保護窓周辺に巻く、シリカゲルを撮像光路まわりに配置する、撮影前に外気温に十分馴染ませる、などが基本の対策です。Pro モデルではカメラ前面の結露対策ヒーターが標準装備ですが、本機は別途用意してください。
Q10. 初期不良・故障時はどこに連絡すればよいですか?
到着後 60 日以内の初期不良は support@tenbundo.com または公式 LINE までご連絡ください。新品交換または返金で対応いたします。60 日以降は、3 年保証の範囲内で修理・交換対応いたします。詳細は 保証ポリシー をご覧ください。
Q11. 納期・発送について
在庫がある場合、平日 11 時までのご注文で当日発送、翌日〜翌々日お届けが目安です(離島・北海道・沖縄・一部地域を除く)。取り寄せとなる場合は公式 LINE で納期をご案内します。
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- お客様都合による返品・使用方法不明による返却はお受けできません。
- 使用には別途、赤道儀または経緯台、鏡筒・カメラレンズ、PC または ASIAIR、各種アダプタ・スペーサーが必要です。
- 太陽撮影には必ず適切な減光フィルター(ND5.0 や専用 Hα 太陽望遠鏡)を併用してください。直接光を入れる運用はカメラ・接眼系・観測者の目に重大な損傷を与えます。
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